映画『ジュエルペット スウィーツダンスプリンセス』のキャスト3名にインタビュー! 齊藤彩夏さん、平野綾さん、ささきのぞみさんの好きなお菓子も聞けちゃうよ!!
2012年8月11日(土)より公開となる映画『ジュエルペット スウィーツダンスプリンセス』。『ジュエルペット』は、2008年よりテレビ東京ほかにて放送が開始された人気アニメシリーズで、現在は第4シリーズ『ジュエルペット きら☆デコッ!』が絶賛放映中だ。
シリーズ初となる映画『ジュエルペット スウィーツダンスプリンセス』では、主人公のルビーやガーネットなど、お馴染みのジュエルペットたちがお菓子の国「スウィーツランド」で大冒険! プリンセスの誕生日をお祝いしようとしたジュエルペットのもとに謎のスウィーツペット「グミミン」が現れたことから、豪華52種類のキャラたちが活躍する物語が展開される。
今回は、ジュエルペットを演じる齊藤彩夏さん(ルビー役)、ささきのぞみさん(サフィー役)、平野綾さん(ガーネット役)のお三方にインタビューを遂行! 『ジュエルペット』初映画化の感想やお気に入りのシーンなどについて伺ってきた。
――『ジュエルペット』が映画になると知ったときの感想をお願いします。
齊藤彩夏さん(ルビー役/以下、齊藤):今まで長い間テレビアニメシリーズを続けてきましたが、『ジュエルペット きら☆デコッ!』はまだ始まったばかりなので、一気に飛び越えちゃった感じがして劇場版になったことがとてつもなく嬉しかったです。
ささきのぞみさん(サフィー役/以下、ささき):映画館でみなさんに『ジュエルペット』を楽しんでいただけることを凄く嬉しく思っています。いつもテレビの前で見てくださっている方たちが、映画館という同じ空間に集まることを公開前から早くも想像してニヤニヤしていたぐらいです(笑)。
平野綾さん(ガーネット役/以下、平野):テレビシリーズはもう4年目に突入していて、毎週、このメンバーで顔を合わせてみんなでお芝居をしてたのが、ようやくひとつの形になったんだなということを実感しています。スタッフもキャストも、みんなやる気を持って映画に臨めたので本当に嬉しかったです。
――続いて、テレビシリーズと違う部分がありましたら教えていただけますでしょうか?
齊藤:お話の展開や会話のリズムは、テレビシリーズと比べてテンポが早くなっています。普段の台本ではふたりが同時に喋る2段のセリフをよく見かけるのですが、映画ではそれが3段だったりしたので、よりみんなでキャッキャッと喋っている感じがしました。あと、言葉遊びもいろいろあって、お子さんでも見やすくなっていると思います。
ささき:いつも元気なキャラたちが、いつも以上に元気だったなという印象がありますね。スウィーツランドにみんなで飛んで行って、ゲートを開けたり気球に乗ったりするのが凄く冒険っぽくて、いつもと違う楽しさがあると思います。これほどたくさんのペットが一緒に冒険するというのは、普段のテレビシリーズでは見られない壮大さで凄く面白いです。
あと、ガーネットとサフィーは、普段は凄く仲の良いコンビなんですけど、映画では珍しくライバル心をぶつけ合っていて、「あ、こんなところもあるんだね」なんて言いながら演じていました。そういった桜井監督ならではの演出には、みなさんびっくりしたり面白がってくださるんじゃないかなと思います。
平野:毎年、キャラの設定や性格、口調なんかが少しずつ変わってきてるんですよ。それを上手くミックスさせているのが今回の劇場版だと思います。今回、ガーネットはツッコミ役なので、いきなりハリセンを持って「なんでやねん!」と登場するシーンは3期っぽいなとか、やり取りの中でも「あ、そういえば昔こんなセリフ言ってたな」と前のシリーズを思い出すことがあるんじゃないでしょうか。
あとスウィーツペットは一般公募でファンの子供たちがキャラを考えてくれていて、それをサンリオさんが絵にしてくれているので、今までのテレビシリーズにはない特別感がありますね。ジュエルペットとは違う、スウィーツペットの良さが劇場版で凄く出てると思いました。
ささき:(スウィーツペット)美味しそうだよね。
齊藤:見てたら絶対お菓子とか食べたくなっちゃう(笑)。
――スウィーツペットとしてお菓子をモチーフにしたキャラがたくさん出てきますが、みなさんは好きなお菓子などはございますか?
齊藤:私はプリンでございます。でも、プリンキーさんを食べちゃうのはちょっと複雑ですね。
ささき:私はお菓子だとなんでも好きなんですけど、強いて言えばアイスクリームが好きですね。冷たいお菓子が特に好きなので、アイスは大好きです。
平野:今回のスウィーツペットで言うなら、唯一パンで攻めているメロリーナが凄く好きです。周りはみんなエクレアやマカロンなど可愛いお菓子なのに、ひとりだけ主食にもなり得るパン(笑)。多分、1番有能だと思うんですよね。
ささき:もっと素敵なケーキの名前を言ってくれる気がしていたので、とても意外でした!
平野:1番食べ応えのあるやつを選んだの(笑)。
――では、ご自身が気に入っているシーンを紹介していただけますか?
齊藤:どこも見所だらけなので全部見てほしいんですけど、特にと言われれば謎のスウィーツペット「グミミン」とルビーがお友だちになるところが好きです。芦田愛菜さん演じるマーナ姫のお歌を一緒に歌って踊ったりするんですけど、そのシーンは凄く心があたたかくなると思います。
あと、第1シリーズ~第3シリーズまでのヒロインたちがオープニングに出てくるんです。そこは、「あ、りんこちゃんいたね!」とか、見ていていろいろと思い出す集大成的な感じが出ていると思うので、お気に入りのシーンです。
ささき:私も全部って言いたいんですけど、1番好きなのは最後のダンスのところです。あと、みんなで空を飛んでスウィーツランドに行くシーンが凄く好きなんですよ。凄くいい匂いが漂ってきてお腹が空いてくるようなシーンで、そこが凄くお気に入りです。上空からスウィーツランドを見ながら、「あそこは~の川よ」とか「~の山よ」とかサフィーが解説をするんです。小さい頃に絵本で読んで空想したお菓子の世界が目の前に広がっているので、本当に旅をしているような気持ちで見ていただけます。
平野:私も彩夏ちゃんと同じで、みんなが寝静まった中でルビーとグミミンがふたりで外に出て一緒に歌を歌うところが凄く好きです。グミミンは記憶がなくて思い出せないことも多いけど、でもこれから友達になろう、今から仲良くなろうっていうふたりのシーンがあるからこそラストシーンでも感情移入できるので。静かなシーンで歌ったりするは凄く大変だと思うので、そこで感情込めて歌っていたふたりが凄いなと思いました。
――最後に、これから映画をご覧になる方に向けてメッセージをお願いします。
平野:お子さんに楽しんでいただける要素満載で凄く楽しい作品になっていますので、是非、一緒に歌って踊ってほしいです。学校で流行らせてもらえたら嬉しいなと思いました。『ジュエルペット』が人と人とを繋ぐ作品になればいいなと思っていますので、劇場に来てくださった方々と友だちになっていただくのもいいし、みんな仲良くなっていただけたらなと思います。
ささき:作品の中でのルビーやガーネット、サフィーたちも仲良しなんですけど、実際の私たちもとっても仲良くいつも過ごさせていただいているので、そういう雰囲気が映画を通して伝わるといいなと思います。「お友だちっていいな」とか「仲良くすることっていいな」ということをお子さんにも大人にも感じていただきたいですね。映画を見た方全員に無邪気な気持ちで楽しんでいただけたらと思っておりますので、夏の暑さを乗り切るべく、夏休みは映画館に行ってみんなで歌って踊って楽しんでください!
齊藤:この4年間やってきた『ジュエルペット』というシリーズの集大成を堪能していただければと思います。ジュエルペットやスウィーツランドの物凄く可愛い世界を満喫してほしいですね。スタッフや関係者、キャストの愛が物凄く詰まっていて、「可愛さビーム」がいっぱい出ている映画だと思うので、是非、劇場でご覧下さい。よろしくお願いします!
――ありがとうございました!
◆『映画ジュエルペット スウィーツダンスプリンセス』
8月11日(土)より全国ロードショー!!
同時上映『おねがいマイメロディ 友&愛』
【ストーリー】
物語の舞台はジュエルランドの隣にあるお菓子の国《スウィーツランド》―。
ジュエルペットのルビーたちは、プリンセスのお誕生日をダンスでお祝いしようと大はりきり。
ところが、お誕生日パーティの準備中に空からナゾのグミがふってきた!
中からあらわれたのは、スウィーツペットの男の子。そしてその正体は……!?
【スタッフ】
監督:桜井弘明
脚本:山田隆司
配給:東宝映像事業部
アニメーション制作:スタジオコメット
(C)’08,’12 SANRIO/SEGA TOYS
サンリオ・セガトイズ/ウィーヴ・映画ジュエルペット製作委員会