水炊きでキャストの絆も深まった!?　「1000☆PARTY!! 2015 ～thousand and one～」レポート

　2015年10月10日（土）、ティファ有明にてパチスロなどでお馴染みの株式会社オーイズミの公式キャラクター・1000ちゃん初の単独イベント「1000☆PARTY!! 2015 ～thousand and one～」が行われ、キャストから1000ちゃん役・新田恵海さん、ミリオ役・渕上舞さん、プリマ役・洲崎綾さんも登場し、バラエティコーナーやライブを行いました。これから、このイベントの模様をお届けいたします！

■3人の息のあった掛け合いは“水炊き”のおかげ!?

　まずイベントはトークパートへ。司会を務める声優の白石稔さんの軽快なトークに続いて、新田さん、渕上さん、洲崎さんが登場。今回、1000ちゃんの単独イベントとしては初ということで「こんなに大きな会場でイベントができるなんて夢のようです」と新田さんは感慨深い様子でコメント。これには会場からも温かい拍手が送られていました。イベントが行われる前には出演者3人で水炊きを食べに行ったというエピソードも明かされ、3人共サバサバとした性格だったためかなり意気投合したと話され、そんな仲の良さも伺わせる掛け合いも見せました。

　　まずは最初のコーナーとして、オーイズミの会社概要を解説。パチスロ台の制作のほか、くいもの屋「わん」 を始めとした飲食店経営、酒蔵の経営やソーラーパネルの開発など、本格的な事業説明にキャストたちからも「会社の説明会みたい」とツッコミが入る一幕もありました。

　続いて、キャストが演じる3人のキャラクターを改めて紹介。新キャラクターであるプリマの紹介では、博多弁に非常によく似ているというプリマの故郷ラーカゲーア星の方言を喋るにあたり、出身地が石川県という洲崎さんは全然博多弁が喋れず、渕上さんにアドバイスも貰いながら演じたというエピソードも明かされました。

　そんなキャラクター紹介コーナーもひと通り終え、続いては「ディファ有明全員参加型ビンゴ大会」へ！　イベントも序盤でビンゴ大会というのも珍しいが、このコーナーでは新田さん、渕上さん、洲崎さんのマネージャーが予め考えた5つの中から3つずつ選び、1枚のビンゴカードにそれぞれ配置。その質問を観客に投げかけ、質問に該当する人が1人以上10人未満だと成功となり、ビンゴを狙うという協力型ゲームとなっていました。

　その質問をビンゴカードに配置していき、いよいよ質問を観客に投げかけていったのですが、「鳥に空中から糞を直撃された事が有る人」「今日の出演者の中で白石稔さんを一番推している人」「過去に発明したもので特許を持っている人」という3問は10人以上いたため失敗。ビンゴカードの真ん中がダメになってしまったため、ビンゴするにはかなり厳しい状況に。その後「今日誕生日の人」「ディファ有明のディファの意味を知っている方」「今年結婚した人」という3問は成功したものの、ビンゴにはならずこのコーナーは終了……と思いきや、ラストチャンスとして余っていた質問と失敗した質問を入れ替えられることに！　しかし、タダで入れ替えられる訳ではなく、用意されたペナルティカードからで決めた「1度舞台を暗転し、ライトを照らした所で観客全員がキュンとするセリフを披露」というペナルティを何故か白石さんを含む4人が受けてチャレンジ再開。
　
　最後は「今二千円札を持っている人」という質問で見事成功！　ビンゴを達成した3人には賞品として1000ちゃんの大好物である唐揚げがプレゼントされました。

　続いてのコーナーは「キーワードクイズ」。このコーナーでは解答者には分からない様にキーワードを出題し、残りのふたりはヒントを出して解答者を正解に導くという協力ゲームとなっています。ここでキャストふたり以上が成功すると、3人がそれぞれ考案したグッズを開発して販売するというなんとも太っ腹な賞品が授与されるということで、キャストたちも気合の入った様子でした。

　1問目は洲崎さんが解答者となり、お題は「ノーベル物理学賞」。新田さんと渕上さんの導きで「ノーベル平和賞」まではたどり着いたのだが、なかなか「物理学賞」という単語が出てこず、ひとつ目は失敗に終わりました。続いて渕上さんに出されたお題はオーイズミの本社がある「本厚木」。新田さんの「神奈川県」という大ヒントにピンときたのか、あっさりと正解しクリア。そして新田さんには「唐揚げ」という1000ちゃんにまつわるお題が出されました。こちらも「おじさんが好きそう」（洲崎さん）、「茶色」（渕上さん）というふたりのヒントに新田さんはあっさりと正解。見事グッズの決定権を獲得した所で、トークパートは幕を閉じました。

■ライブでは3人の全力パフォーマンスに大盛り上がり！

　休憩を挟み、ココからはライブパートへ！　心が踊るようなハイテンポなイントロで登場したのは新田さん！　登場時は「おっ昼だー☆」と会場のファンとコールアンドレスポンスすると「1000☆CHANC!!」、「流れ星☆彡StarLight」を立て続けに披露。青を基調としたフリフリなスカートの衣装で、弾けるような笑顔と可愛いダンスで会場を一気にライブ会場へと変えました。
　歌唱後のMCでは「株式会社オーイズミ宣伝担当のOZS－1000こと1000ちゃんです！　……の声帯をやらせていただいてます新田恵海です！」とキャラクターボイスを交えて挨拶をし会場を沸かせると、続いては「ランチタイム　Rapsody」を歌唱。先ほどの2曲とはまた違う落ち着いた曲調に、ファンたちも青いペンライトをゆらゆらと揺らして聞き入っていた。

　続いて登場したのは渕上さん！　登場した瞬間会場はミリオカラーである赤色のペンライトへと変わり、「MILLION ROCK」を熱唱！　観客の掛け声を受けながら、チェックのスカートがとてもロックな渕上さんは力強いパフォーマンスで会場を盛り上げました。間奏では「さぁみんな！　その赤い光をもっと僕に見せろ！」と煽り、これには観客も目一杯ペンライトを振って答えていました。
　MCでは元気で賑やかなキャラクターを演じることが少なかったと語った渕上さんは、「ミリオは自分の中での新しい引き出しを見つけられたキャラクターになりました」とミリオに対する思い入れを語りました。そんな渕上さんの2曲目は「サクラ＊咲＊CRASH」。ミドルテンポで気持ちも上がるような楽曲を全力で歌い上げました。曲終盤の「好きなんです」というセリフには、大歓声があがりました。

　そして、最後に登場したのは洲崎さんは白と黒の衣装で「Primium・Song」を披露。メルヘンで可愛らしい楽曲と、洲崎さんの優しい歌声が会場を包み込んでくれるようなライブとなりました。歌唱後のMCでは久しぶりにひとりだけのステージで歌を歌ったということで、緊張していた事を明かした洲崎さん。ほかにも、ライブの2日前に新田さん、渕上さん、洲崎さんの3人で行った水炊き屋で出てきた野菜のゼリー寄せを"野菜の全員寄せ"と勘違いしていたという洲崎さんは「良いお店では野菜にも人みたいな扱いをするんだな」と感心していた所、新田さんに訂正されたというオトボケエピソードが語られました。そんな新田さんを「インテリジェンスにあふれている」と大絶賛していた洲崎さんは、この会食で意気投合したようです。

　そんなインテリジェンスな新田さんが再びステージに登場。セクシーなダンスと共に「銀色＊粉雪＊SnowDays」しっとりと歌い上げたと思えば、「さぁマスター1000ブレードをオレンジ色に変えて下さい！　皆でハイテンションでいっちゃいますよ！」と一面オレンジの会場に届けた「ウルトラ　オレンジ　ハイテンション」で再び会場のボルテージを上げました。サビでは観客の合いの手が入る場面があり、会場の一体感を高めたステージとなりました。

　ここで、新田さんの呼び込みで舞台袖から洲崎さんが登場。今回洲崎さんが着ていた衣装は、プリマの名前にもなっているプリマスロックという白と黒のニワトリをイメージしているということで、新田さんからは「じゃあこれはニワトリコス？」とツッコミが入る場面もあり、本作で初共演とは思えないふたりの笑いの絶えない掛け合いが印象的でした。
　そんな後は、ふたりのデュエットで「涙色◆アバンチュール」を披露。ふたりの息のあったダンスも特徴的だったこのステージでは、途中ふたりの声が重なりハーモニーを奏でる場面もあり、観客はパフォーマンスに釘付けでした！

　「こら～！　1000ちゃん！　僕を置いて行くなんてズルいじゃないか！」と言うセリフでドタバタと登場した渕上さんと新田さんは「夏☆DASH!!」を披露。眩しい太陽が似合う夏らしいこの楽曲では、観客の声援にもまた一段階力が入った様に盛り上がりました！　サビの終わりには「夏☆DASH!!」と会場全体で叫び、大盛り上がりの楽曲となりました。
　最後は洲崎さんも加わり、3人で「PARTY×PARTY!!」を披露！　この日1番の盛り上がりを見せたこの楽曲では、息のあったパフォーマンスで会場を大いに沸かせて、3人はステージを後にしました。

　その後、鳴り止まないアンコールを受けて再び3人が登場。「今回のイベントの模様がanimero LIVE!にて12月に放送決定」、「1000ちゃん2ndアルバム「1000☆PARTY!!」リリース決定」、そして「パチスロ1000ちゃん（仮）制作決定」という嬉しい告知コーナーもあり、今後の展開にもまだまだ目が離せない1000ちゃんの初の単独イベントは再び披露された「PARTY×PARTY!!」で幕を閉じました。