拳で愛を語る恋愛AVG『喧嘩番長 乙女』出演キャストインタビュー【箕輪斗々丸役・KENNさん編】
会話を交わして高感度アップ……そんな普通の恋愛ゲームに飽きた乙女ゲーマーに贈る恋も友情も楽しめる、甘いだけじゃない新感覚の乙女ゲーム。それが『喧嘩番長 乙女』です。女子力を磨いて愛を育むもよし、拳と漢気でマブダチになるもよし、男の落とし方はアナタ次第! KENNさん、蒼井翔太さん、細谷佳正さん、柿原徹也さん、前野智昭さんなど豪華声優が主演することでも話題となっている本作。2016年5月19日の発売前に、出演キャストのインタビューを連続掲載いたします!!
記念すべき第1回目のキャストは、箕輪斗々丸役のKENNさん! インタビューでは、演じるキャラクターやキャストの学生時代など本作の魅力とともに盛りだくさんでお届け!! 今後も出演キャストひとりひとりをピックアップしていくので、ぜひご期待ください!
━━学生時代のヤンチャなエピソードは?
中学校のころ、少しヤンチャな先輩の家でよく一緒にゲームをやったりしていたんですが、当時の自分は"平和なヤツ"というカテゴリーに入っていたので、そういう先輩たちと遊んでいても、自分がいるときはケンカとかの話題にならなかったんですよ。先輩の怖い面が見えないから、普通に"カッコいいお兄ちゃん"って感じで仲良くさせてもらっていて。その先輩の家で初めて、エレキギターにも出会いました。先輩がダベりながら軽く弾いていた姿がすごくカッコよくて、「俺は将来、ギタリストになりたい!」と高校の時に改めて思うきっかけになり、後にバイトしてお金を貯めてギターを買うに至る、と。そのくらい先輩から影響は受けたんですが、一方でケンカの思い出というと、中学時代に教室で同級生とつかみ合いになって机が倒れたり……それも周囲からすぐに止められてケンカ終了……それくらいですね。その後、彼とはすごく仲良くなって、いまだに連絡を取り合っていますよ。ケンカのキッカケは……相当些細なことだったんでしょうね、全く覚えてません(笑)。
━━当時の学生服に対しての印象はいかがでしたか?
中学~高校時代はずっとブレザーだったので、学ランはちょっとうらやましかったですね。僕の通っていた学校の周辺では、あまり学ランの学生を見かけなかったので、漫画やドラマなんかで学ランを見ると、自分の中にリアリティがない分、逆にカッコいいなぁ、と思ってました。高校はわりと厳しい方だったので、ブレザーの中に着るノースリーブのベストなどが、個性を表現できる唯一のポイントでした。あとは、ネクタイをちょっと緩めたり、ちょうど腰パン文化の先駆けぐらいだったので、ちょっとヤンチャな人たちはいち早く腰パンを取り入れてましたが、今と違ってローライズではなく股上が深いスラックスだったので、腰パンにするとかなりバランスが悪くて……僕はやってませんでしたけど(笑)。
━━親友から、実は女子だとカミングアウトされたら?
う~ん……どうにもできない気がします(笑)。その後の接し方が、とてもぎこちなくなってしまいそうですよね。先ほどお話した中学時代からの親友は、既婚で子供もいるから想像しにくいんですが、例えばこの『喧嘩番長 乙女』のキャストのみなさんも仲良くさせてもらっている方ばかりなので、もしその方々から「実は……」とカミングアウトされたら……一応、受け止める努力はしますけど……無下にはできないというか……少なくとも一週間くらいは悩むんじゃないですかね(苦笑)。一応、心も体も女子なんですよね? であれば、この先恋愛に発展するかどうかはわかりませんけど、「今日からオマエのこと女として扱うから」と、しっかり区切りをつけると思います。「あらためて、よろしく!」と、これまでをある意味リセットするために。
━━斗々丸という役を演じてみて
自分は結構人見知りなので、学生時代も今も、 仕事や趣味で共通の話題があると打ち解けやすいですね。どちらかというと時間をかけて仲良くなっていくタイプです。一方で斗々丸は、明るくて、仲間想いで、気は遣いつつもすぐにコミュニケーションを取ろうとする社交的なタイプ。そのあたりはちょっと勉強になりました(笑)。そんな斗々丸を演じさせていただく中で注意していたのは、ただの明るいキャラにはしたくなかったというか……。普段はとても明るい斗々丸だけど、元々は勉強もできて、誰かのために自分を犠牲にする……。でも決してそれを他人には見せない、実はそんな大人な一面も持っているという点ですね。ふとした瞬間の真面目さだったり、冷静に判断できる落ち着きだったり、そういった部分が主人公をサポートしたり、仲間をたくさん作れる理由のひとつなんだろうな、と。ただ単に突き抜けて明るいキャラというだけではなく、知的な部分もチラリと見せる演技は、自分の中で意識して取り組みました。そんな斗々丸と自分が似ている部分は……やはりゲーム好きってところでしょうね(笑)。あと、思ったことはすぐ口に出すという点も、ちょっと似ているかもしれません。
『喧嘩番長 乙女』は、新しい形の乙女ゲームということで、男クサくもありながら、乙女ゲームならではのキュンキュンできるポイントもあるので、そこを両方とも楽しんでもらえたらうれしいです。あとは『喧嘩番長』シリーズの特徴でもある“メンチ~タンカ~ケンカ”というシステム面の様式美も、ぜひ楽しんでもらいたいですね。
<箕輪 斗々丸(みのわ ととまる)>
【キャラクター設定】
気のいい同級生ヤンキー。主人公の同級生。入学早々クラスをシメようとイキがっていたところ、主人公に対し"鬼ヶ島の威を借りた小物だ"と突っかかっり、返り討ちにあった。それ以降、主人公に一目を置き、親友となる。裏表なく人と接する気のいい性格で、心の繋がりを大切にし、友達を見返りなく助けようとする。ただ、誰よりも主人公と一緒に行動しているのに、女だとまったく気づかないくらい鈍感でもある
身長:174cm
体重:63㎏
年齢:15歳
クラス:1年菫組
性格:純粋、情にあつい
特技:空手
■ストーリー概要
児童養護施設で親の顔も知らずに暮らしてきた天涯孤独の主人公(ひなこ)。そんな彼女のもとに、一人の少年が現われた。名前は「ひかる」。生き別れた主人公の、双子の弟だという。そしてひかるは、主人公にひとつの提案をする。
「ボクの代わりに高校へ行ってもらえない?」
突拍子もない話に、驚く主人公。しかも、ひかるの言う学校は男子校。それも、県下一のヤンキー校として名高い、私立獅子吼学園(ししくがくえん)だった……。
■作品概要
タイトル:喧嘩番長 乙女 (よみ:けんかばんちょう おとめ)
対応ハード:PS VITA
発売:スパイク・チュンソフト
ジャンル:拳で愛を語る恋愛アドベンチャー
価格:5,980円(税込6,458円)
発売日:2016年5月19日発売予定
CERO:B
<スタッフ>
ディレクター:伊東愛
イラストレーター:黒蜜きなこ
開発:レッド・エンタテインメント
音楽:MAGES.
プロデューサー:渡辺一弘
>>「喧嘩番長 乙女」公式サイト
>>「喧嘩番長 乙女」公式ツイッター