コミックドラマCD『RealTime-LOG』に出演した、梶裕貴さんと茅野愛衣さんの収録後インタビューをお届け！

　ビーズログで連載されていたイラストレーター・藤丸豆ノ介先生のオリジナルイラスト企画『RealTime-LOG』が、コミック付きドラマCDに!!　人気声優さんたちが、そんな本作の甘酸っぱい青春ラブストーリーを演じます。

　今回は、“素直になれない恋のはじまり！”をテーマにした『RealTime-LOG #01』にて、中村耕太を演じた梶裕貴さんと水森こはるを演じた茅野愛衣さんから収録後にインタビューを行いました。

──収録を終えての感想をお願いします。

中村耕太役：梶裕貴さん（以下、梶）：台本を読ませて頂き、独特の空気感のある作品だと思いました。リアリティのある会話シーンもあればコミカルなギャグシーンもあったりして、演じていて色々な楽しさのある作品だなと感じました。登場キャラクターも多く、女性向けでありながら多くの方々に楽しんでいただける、新しい試みが詰まった作品だなと感じました。

水森こはる役：茅野愛衣さん（以下、茅野）：収録の待ち時間の時に、キャストのみんなで「なんかニヤニヤしちゃう甘酸っぱいお話ですね」という話をしていました！　10代の甘酸っぱい感じは、ちょっとおじさんの目線で楽しんじゃいますね（笑）。こはるちゃんとして、存分に青春をさせて頂きました。

──演じていておもしろかったシーンをお聞かせください。

梶：恋愛モノということもあり、耕太とこはるの距離感や周りの温度、景色を想像しながらお芝居するのが楽しかったです。あとは……色々なタイプのおじさんが出てきます（笑）。味のあるおじさんばかりなので、収録していてすごく楽しかったです。彼らの存在があるからこそ、若者たちの青春がより際立ってくるのかなと思いながら収録をさせて頂きました。個人的には、食堂のシーンが演じていて楽しかったです。

茅野：私も食堂のシーンがとくに楽しかったです。とくに、常連のおじさんたちに向かって「お肉より魚を食べてください！」と、こはるちゃんが怒っちゃうシーンが好きですね。ほかにも好きなシーンがいっぱいありますが、ひとつ挙げるとしたら彼女のいろいろな表情が見られるところが楽しかった食堂のシーンだと思います。早い段階から耕太くんには見透かされていますが、こはるちゃんはけっこう気が強いところがありますね。

――ご自身が演じられたキャラクター、そしてお相手となるキャラクターの印象を教えてください。

梶：耕太は年頃の男の子らしく、ちょっと突っ張っていつつも、すぐにボロが出てしまうようなかわいらしい子でした。賑やかな性格ではありませんが、人を思いやれる優しい子です。食堂の面々をはじめ、色々な人にかわいがって貰っている人なのだろうと感じました。こはるは、すごくふわふわとした天然な女の子。大多数の男子が好きであろう、女の子らしい女の子というか……（笑）。でもそのなかにも芯の強さがあって、2人の距離が縮まっていくにつれて、どんどんと砕けていく様子がかわいらしいなと思いました。

茅野：こはるちゃんは……かわいいです。

梶：シンプル！（笑）。

一同：（笑）。

茅野：作品内でも耕太はこはるちゃんの性格をよく見ているんですが、そのまんまだなと思いました。裏がなくて見ていて気持ちがいいですよね。梶さんが「男の子はこういう女の子が好き」とおっしゃっていましたが、女の子から見ても好かれるんじゃないかなと思います。私自身も友達になりたいなと思いますし、よしよししたいです。（耕太とこはるは）似たもの同士なところもあるような気がしていて、ピュアな部分も含めて似ているかなと。（恋愛面において）耕太くんはわりと夢見がちなところもあるような気がします。これからも恥ずかしいことをガンガンやってくれることを期待しています（笑）！

梶：（耕太は）けっこうロマンチストだよね。

茅野：ナチュラルに壁ドンとかやりそうですよね。素でやってしまった後に、少女マンガとかを読んで「うわー！」ってなりそうと想像してしまいました（笑）。

▲中村耕太役：梶裕貴さん

――「本作は高校生たちのキラキラした青春が描かれる物語ですが、ご自身が学生時代に楽しかったこと、またはやってみたかったことをお聞かせください。

茅野：女子高だったので、こういう恋愛に憧れていました。

梶：いっしょに登下校とか？

茅野：そういうのがしたかったです！

一同：（笑）。

茅野：私が知っている女子高のメンバーは妄想が好きで、私も（妄想が）激しい方なのかもしれません。お揃いのストラップとか、いっしょに花火大会に行くとか……そういうベタなのを求めていました。そのころの夢を、いまはこのお仕事で叶えて頂いています。

梶：僕は文化祭が印象に残っています。普段の授業や部活ではないところで、男子と女子が協力してひとつのものを作っていく感じがすごく楽しかったですね。大人になってからではなかなか体験できないなと。その年齢ならではの感性によるところもあるとは思うんですが、準備期間を含めて、お祭りのような楽しい空気感が普段よりもお互いの心を開かせているような気がして。恋愛という側面だけではなく、人と人の距離感が縮まる感じが素敵だなと思います。とくに文化祭って夏から秋にかけての暑い時期に行われるので、そこがまた青春だなと（笑）。またやりたいと思ってもなかなかできることではないので、そこも含めていい思い出だなと思います。

──発売を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

梶：僕たちもドキドキしながら作品の世界観を楽しませて頂きました。これから全4巻が発売されるということで……まずは、耕太とこはるのピュアで等身大な恋愛物語を楽しんでいただければと思います。ぜひ皆さんの青春と照らし合わせながらお聴きください。宜しくお願いします。

茅野：青春時代を覗き見してしまったような不思議な気持ちになって頂けるのではないかなと思います。男性も耕太くん目線で聴いてみるのもいいと思いますし、もちろん、こはるちゃん目線で耕太くんにときめくのもありな作品です。今回はこはるちゃんのお兄ちゃんも出てきますが、お兄ちゃんの恋愛も妹としては気になるので、私も『#01』~『#04』までを楽しませて頂こうと思います。皆さんもぜひいろんな恋模様を楽しんでください。

▲水森こはる役：茅野愛衣さん

■商品情報
コミックドラマCD『RealTime-LOG』
発売日：
RealTime-LOG #01　8月20日予定（梶裕貴、茅野愛衣）
RealTime-LOG #02　9月20日予定（立花慎之介、日笠陽子）
RealTime-LOG #03　10月20日予定（前野智昭、伊藤静）
RealTime-LOG #04　11月20日予定（日野聡、早見沙織）
価格：各2800円［税抜］
発売元：株式会社KADOKAWA