5年ぶりに全員で咲かせる一輪の花!水樹奈々さん、水沢史絵さん、桑島法子さん、久川綾さん『ハートキャッチプリキュア!』Blu-ray BOX発売記念インタビュー
2010~11年に放送された「プリキュア」シリーズ第7作目、『ハートキャッチプリキュア!』。放送終了から丸5年がたった今年、Blu-ray BOX(全2巻)の発売が決定しました! 11月2日にvol.1、12月7日にvol.2が順次リリースされます。
vol.1の映像特典となるのが、水樹奈々さん(花咲つぼみ/キュアブロッサム役)、水沢史絵さん(来海えりか/キュアマリン役)、桑島法子さん(明堂院いつき/キュアサンシャイン役)、久川綾さん(月影ゆり/キュアムーンライト役)のメインキャスト4人による「声優スペシャル座談会」。それぞれが選ぶ「思い出の1話」を見ながらトークする内容で、その収録が東映アニメーションでこのほど行われました。今回の記事では、収録を終えたばかりの4人にインタビューを実施! 放送終了から5年を経て、ますます募るという『ハートキャッチプリキュア!』への想いを、たっぷり語っていただきました。
■ 5年ぶりの再会でもチームワークはバッチリ!
――4人で顔を合わせるのは久々だったと思いますが、収録の中で「ハート……キャッチ!」のかけ声がバシッと合っていましたね。
花咲つぼみ/キュアブロッサム役・水樹奈々さん(以下、水樹):そこは一発です!
来海えりか/キュアマリン役・水沢史絵さん(以下、水沢):素晴らしかった~! 一発で決まりましたね!
――こうして4人集まるのは『映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち』(2012年)以来となるのでしょうか?
月影ゆり/キュアムーンライト役・久川綾さん(以下、久川):あの時は4人とも声ありでしたけど、別録りだったのかな?
明堂院いつき/キュアサンシャイン役・桑島法子さん(以下、桑島):そうだった! その前の年は確か一緒に録りましたよね?
水樹:そうです! 『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花』(2011年、以下『プリキュアオールスターズDX3』)は4人そろって収録でした!
久川:それぞれ個々にスタジオで会うことはありますけど、4人そろうというのは本当に久しぶりです。
――今日4人で再会した瞬間には、どんなことをお話しされましたか?
久川:久しぶり~! 元気~!? からの……
水沢:やっぱり衣装の色(をキャラのイメージカラーに)合わせて来たね~! って。
久川:収録のスタッフさんから「衣装の色は気にしなくていいです」とうかがっていたんですけど、紫のワンピースを買おうとネットで検索したりして(笑)。
水沢:私は割と青いの持ってた!(笑)。
水樹:私も、まだ着てないピンクの服あったかな!? って探しました(笑)。
久川:今日はひとりずつメイクルームに来たんですけど、私が入ったら(水沢)史絵ちゃんがいて……
水沢&久川:あっ! あ~~!
久川:合わせてる~、と(笑)。次にほうちゃん(桑島さん)が入ってきて……
水沢&桑島&久川:あ~!
久川:やっぱり!? って。最後に(水樹)奈々ちゃんが来て……
水樹&水沢&桑島&久川:あ~~~。
一同:(笑)
水樹:靴もお花つきのピンクで、ネイルも花柄にしたので、もう……つぼみです!(笑)
久川:みんなやっぱり、想いは同じなんだなって感じました。
桑島:示し合わせてないのにね~。すごい!
■ プリキュア4人が選んだ思い出の1話
――座談会収録では、みなさんそれぞれが『ハートキャッチプリキュア!』全49話の中から「思い出の1話」を選んでいました。1話に絞り込むのは大変だったのではないでしょうか?
水樹:全話に思い入れがあるので、ほんっとうに「苦しみ」でした(笑)
一同:(笑)
久川:悩んだ~!
桑島:悩み抜きました……。
――水樹さんは第49話(最終話)「みんなの心をひとつに!私は最強のプリキュア!!」、水沢さんは第39話「えりかピンチ!マリンタクトが奪われました!!」、桑島さんは第30話「ポプリが家出!いつき、ボロボロです!!」、久川さんは第37話「強くなります!試練はプリキュア対プリキュア!!」というチョイスでした。みなさんそれぞれ、どんな基準で選んでいったのでしょうか?
水沢:きっと他のみんなが、シリーズ全体の視点でマジメな回を選んでくれると思ったので、私はちょいとふざけた回にしました! 奈々ちゃんなら、ブロッサムなら、最終話とか第1話をきっと抑えてくれる! と思って(笑)。
水樹:最終話選んで良かった~(笑)。
桑島:私も、シリアスな良い回はみなさんが選んでくれるはずだと思って、いつきらしい回を選びました(笑)。
水沢:おんなじ!
桑島:迷いはじめると本当に選べなくなって、最後は直感で第30話にしたんです。結局、ポプリ(演:菊池こころ)がかわいいから! という理由なんですけど(笑)。この回を選ぶのが「いつきらしい」のかもしれないなと思いました。
久川:私は、みんな自分が初めて変身した回には思い入れがあるはずだと思ったので、それとは違った視点で選ぼうと思いました。キュアムーンライトの初変身回(第33話「キュアムーンライト、ついに復活ですっ!!」)を家で見返したら……もう私……マジ泣きしちゃったんですよ。
一同:(笑)
久川:何本か候補をピックアップして見ていったんですけど、やっぱりコロン(演:石田彰)を失うシーンにはボロ泣きしちゃって……。この状態で見ながらトークするのは難しいな……と思いました。
水沢:みんなで泣きながら見ちゃう(笑)。
久川:しんみりしちゃうよね(笑)。結局、プリキュア4人がそれぞれ背負っているもの、ネガティブな自分と向き合う第37話を選びました。昔のアニメでこういう話をやると、「弱い自分とはさようなら! これからの私はこう生きるのよ!」といった展開になりそうですけど、この回では「弱い私も、私。背負って共に生きていく!」って受け入れるんですよね。まず、脚本として素晴らしい! すごく力強いメッセージだと思いました。
それぞれ1話ずつ選びましたけど、結果としてシリアスあり、箸休め回ありで、すっごくバランスの良い4話になりましたね! 何も言わなくてもわかってしまうんです、私たち(笑)。
■ 初めてプリキュアに変身する回は特別
――久川さんは、初めて変身する第33話と迷ったということですが、水樹さん、水沢さん、桑島さんも、他に選びたかった回はありましたか?
水樹:私は第1話「私、変わります!変わってみせます!!」です! 最初なのですっごく時間をかけて録りましたし、やっぱり初めての変身が思い出深くて……。長峯さん(長峯達也シリーズディレクター)がブースの中に来て「(キレキレのフリ付きで)一輪の、花ッ!」って再現する、熱いディレクションもありました!(笑)。
一同:(笑)
水樹:大事な口上なので、徹底的に指導をいただきました。さいしょ私は、つぼみは内気な子だから変身してもあまりに別人にならないようにと思って、「内気な子が頑張っている」感じで演じてみたんです。そうしたら長峯さんがすぐに来て、「違うんですよ!」と(笑)。「普段のつぼみはとってもシャイだけど、ブロッサムになると、凛と背筋を伸ばして胸を張って、大きな声で堂々と言葉を発せられる子にしたかったんです!」と教えていただきました。
「こんな子が……こんなふうに変身できるんだ! っていうくらい思い切ってやってほしい!」「そこはさらっと行かないでタメる!」「ここから思いっきり!」「このメリハリなんです!」「(キレキレのフリ付きで)一輪の、花ッ!」という感じで(笑)。
久川:あ~おかしい(笑)。長峯さん、よくミキサー室から出てきて熱弁するんだよね! アフレコでは私、史絵ちゃん、奈々ちゃん、ほうちゃんという並びで座っていたんですけど、目の前によくいらしてました。とにかく熱い方です!
水樹:その熱さをぜんぶ受けとめてもう一度テストで演じたら、「もっともっと!」「もっと声出していこう!」って、さらに言われた記憶があります(笑)。やっぱり、第1話は思い出深いですね。選ぶとしたらやっぱり、第1話か最終話だと思いました。
水沢:私も、えりかが初めて変身する回(第3話「2人目のプリキュアはやる気まんまんです!」)がもうひとつの候補でした! 変身シーンのセリフを発するタイミングが難しくて、同じく長峯さんの熱血演技指導を受けました(笑)。
水樹:その第3話のアフレコが終わったくらいのタイミングで、『プリキュアオールスターズDX2』の収録があったよね! そこで初めて歴代プリキュアのみなさまの変身名乗りを聞いた時は……なるほど! と思いました。声のボリュームと圧力が、他の番組ではありえないくらいにすごかったんです! 長峯さんが「もっともっと!」っておっしゃっていたことに改めて納得できましたし、脈々と受け継がれてきた「プリキュアイズム」をはじめて体感したのを覚えています。
そんな私も、テレビ番組で「プリキュアの決めゼリフやってください!」と言われて演った時には、「そんなボリュームで!?」と、ビックリされました(笑)。ピンマイクのメーターが振り切れちゃって、「もう1回お願いします……」と言われたこともあります(笑)。
一同:(笑)
――桑島さんと久川さんにも、長峯シリーズディレクターの熱血演技指導があったのでしょうか?
久川:私にはあまりなかったかもしれませんね。キュアムーンライトに関する最初の説明も、「(『エースをねらえ!』でいう)お蝶夫人みたいな感じです」とか「伝説のプリキュアです」といったことくらいでしたし(笑)。
お話が進むにつれて、ゆりが背負っているものの重さがわかってきますけど、サバーク博士(CV:楠大典)や、ダークプリキュア(CV:高山みなみ)の正体も、かなりギリギリのタイミングでうかがった気がします。肩を叩いて聞かないと教えてくれないんです(笑)。長峯さんって、熱くていつもいっぱいいっぱいで……
一同:(笑)
久川:いやいや、常に「走って」いらっしゃるような、一生懸命な方なんです!(笑)
桑島:サンシャインだと、必殺技(ゴールドフォルテバースト)の収録で身ぶり手ぶりありのディレクションをいただいたと思います。「タンバリンをこうやって、こうするんです!」「おしりにもポンッ!」って(笑)。やっぱり、あの技はおしりがポイントなんです(笑)。
水樹:やってた~!(笑)
桑島:初めての変身は20話過ぎ(第23話「キュアサンシャイン誕生ですっ!!」)だったので、どちらかというとブロッサムとマリンの変身を参考にしながら練習していく形でした。でもやっぱり印象深くって、今回選ぶ中での候補でしたね。あとは、サソリーナ(CV:高乃麗)、クモジャキー(CV:竹本英史)、コブラージャ(CV:野島裕史)の愛すべき悪役三幹部の最期(第40話「さよならサソリーナ…砂漠にも咲くこころの花です!」、第46話「クモジャキー!コブラージャ!あなたたちを忘れません!!」)もすごく印象に残っていて、選びたかった気持ちはありました! 最終話では、(クモジャキーから元に戻った)熊本さんがうち(いつきの家)に来てくれましたしね(笑)。
■ プリキュアのバトンを次の世代へ
――みなさん4人とも、初めてプリキュアに変身する回に特別な思い入れがあるとのことでした。「プリキュア」シリーズに参加するのも、ご自身にとって特別なことだったのでしょうか?
久川:決まった時はもう……信じられない思いでした。20年前に戦う美少女(『美少女戦士セーラームーン』水野亜美/セーラーマーキュリー役)をやらせていただきましたけど、そういった役は長い人生の中でも1回だろうと思っていたので。たしか犬の散歩中に連絡をいただいたんですけど、「私でいいんですか!?」って聞き返しました。20年前の自分だったら役者として高校生も演じられますけれど、20年経ってるわけですからねぇ(笑)。本当に信じられなかったです。
――放送開始当初、エンディングのクレジットでは「キュアムーンライト=?」となっていましたよね。
久川:緘口令が厳しくて、「ご・家・族・に・も、言わないでください」と念を押されていました(笑)。月影ゆり役で出て、プリキュアに変身するとは言えたのは相当後だったと思います。2月にオンエアスタートで、前の年の9月にオーディションがありましたけど、お正月に実家に帰った時はつらかったです。だって、「プリキュアやるんだよ!」って家族に言いたいじゃないですか(笑)。
一同:(笑)
桑島:私もいつき役に決まった時はとってもうれしかったです! たまに少年役はいただいてましたけど、女の子役のほうが圧倒的に多かったので。変身したら女の子だけど普段は男装、というギャップがすごく魅力的で、やってみたい! と思える役でした。
放送が終わってからも、『ハートキャッチプリキュア!』には自分の中で積み重なっていく想いがあるんです。実はプリキュアファンの方からは、「桑島法子はプリキュア愛がない」って言われてしまったことがありまして……。
水樹:え~!? そんなっ!!
水沢:そんなんじゃないんだよー!
桑島:プリキュアのムック本(東映アニメーション刊 「プリキュア10周年公式アニバーサリーブック」 2014年)が出た時に、歴代プリキュア全員がコメントを寄せたんですけど、私のだけすっごく短かいんですよ(笑)。
文字数がわからなくて、サンプルの文字数を数えてそのまんま書いちゃったんです。なんか少ないな……とは思ったんですけど、歴代プリキュア全員だからあんまり長いと誌面上の都合もあるだろうし、申し訳ないかなと思って……。でも、できあがった見本誌を開いたら……みなさんビッチリ書いてあったんですよ! もう衝撃でした!
一同:(笑)
桑島:私のコメントが一番短かったと思います。あんまり短いから、字が大きくなってるんです(笑)。それを見たプリキュアファンの方からは、「桑島法子はプリキュア愛がない」と……。
久川:(笑)
桑島:だからね、次からはちゃんと、「何文字ですか?」って確認をしよう! と思いました。悪かったなぁ……と反省してます。
水樹:法子さんっ!(笑)
水沢:かわいい(笑)
久川:(笑)
水樹:『ハートキャッチプリキュア!』への愛が、放送が終わってからも増していく、というのは私も感じます! つぼみ役に決まった時もとってもうれしかったですけど、その少し後に、もうひとつうれしかったことがあって……。私と史絵ちゃん、『プリキュアオールスターズDX2』のアフレコの時に、ブラック先輩(『ふたりはプリキュア』 美墨なぎさ/キュアブラック役 本名陽子さん)から、お手紙をいただいてたんですよ!
桑島&久川:え~!?
水樹:「これまでみんなでプリキュアを作ってきました。バトンをさらに次へつなげられるように、この世代もがんばって盛り上げてほしいです」といった熱い想いが綴られていて……。
水沢:ブラック先輩ッ!
水樹:ありがとうございます先輩! 必ず次の世代につなげます! と、身が引き締まる思いでした。
水沢:私もえりか役に決まった時は、歴代プリキュアをおさらいしちゃうくらいうれしかったですけど、ブラック先輩の熱いお手紙でさらに気合いが入りました!
水樹:そのちょっと後には、シグマ・セブン(註:水樹さんが所属する声優事務所)の新年会で、ゆかなさん(『ふたりはプリキュア』 雪城ほのか/キュアホワイト役)にもお会いしたんです! 「今度(のプリキュア)はふたりなんでしょ?」と、声をかけてくださって。
桑島&久川:へ~!
水樹:ブロッサムとマリンは、オーディションで掛け合った私と史絵ちゃんがそのまま2人とも決まった形でしたけど、『ふたりはプリキュア』の時も同じだったみたいです。ゆかなさんが、「私たちの時と一緒ね。すごく運命を感じるわ」と。
桑島:すごい……!
水沢:ホワイト先輩ッ!
水樹:『ふたりはプリキュア』のお話もたくさんうかがって、ゆかなさんからもすごく熱い想いをいただいて。「プリキュア」シリーズをはじまりから今日まで盛り上げている、ブラック先輩とホワイト先輩の想いにふれて、こんな作品に関わることができて本当に幸せだなと、改めて思いました。
放送が終わって5年たった今も同じ気持ちなんです。何年経っても愛が消えない……というか、より増してる!!
一同:(笑)
水樹:歴代のみなさんもそうなんですよ。「うちが一番!」って、どの代のプリキュアも言ってますから!
久川:でも、うち(ハートキャッチプリキュア!)が一番だよね~。
水樹:そうです! うちが一番でーす!(笑)
桑島:うちが一番!
水沢:うちの妖精が一番かわいい!
一同:(笑)
水樹:そんなことを言い合える「プリキュアファミリー」に加わることができて、本当にうれしいです。
――それでは最後に、ご自身が改めて思う『ハートキャッチプリキュア!』の魅力をふまえて、おひとりずつメッセージをいただけたらと思います。
久川:『ハートキャッチプリキュア!』は、いま見ても感じるクオリティーの高さがあるんですよね。たくさんの魅力があるんですけど……ここはやっぱり、「馬越(嘉彦)ワールド」の動きの素晴らしさと、「長峯ワールド」の熱さ!
一同:(笑)
久川:改めて今回、4人で1本ずつピックアップしましたけど、第1話からみんなで“マジ見”したいと思えるくらい、いま見ても新鮮な作品だと感じました。魅力が年数を重ねても変わらないというか、もっと増してるんじゃないの!? と思えるくらい。まったく輝きがあせていない作品です!
桑島:11月にブルーレイが出るということで、これを機に『ハートキャッチプリキュア!』を初めて見る方もいらっしゃるのかと思うと本当にうれしいです。たくさんの魅力がありますけど、私はやっぱり、大人も思わず唸ってしまうストーリーが素晴らしいと思っています。勇気をもらえたり、もしかしたら人生観が変わる場面もあるかもしれません。お子さまから大人まで、みんなで見てほしいなと思います!
水沢:「女児向けアニメだからといって侮るなかれ!」という感じです。1話1話が秀逸で、人の心の機微がすごく丁寧に演出されていますし、みなさんのお芝居でも伝わるようになっていると思います。悪い人を倒して一件落着ではなくて、解決の仕方が色々あったり、綾さんが選んだ第37話みたいに、解決しないで受け入れて終わる回もあります。小さい子も、大人になる途中の人も、もちろん大人もすごく楽しめる作品だと思いますので、ぜひぜひまた改めてご覧いただけたらと思います!
水樹:『ハートキャッチプリキュア!』の魅力は本当にたくさんあるんですけれど、やっぱり一番のポイントとしては……愛と勇気とド根性です!
一同:(笑)
水樹:そういう「昭和感」があると思うんです! つぼみの口癖でもあった「堪忍袋の緒が切れました!」というセリフなんかも、平成ではなかなか聞きませんよね(笑)。
水沢:「その手は桑名の焼き蛤です!」(第8話)もあったよね!(笑)
一同:(笑)
水樹:おばあちゃんっ子という設定があったからこそですけど、そういうところも「良いものを代々受け継いでいく」という、プリキュアシリーズの真髄とリンクするんじゃないかなと思っています。ぜひこれからも、愛と勇気とド根性の『ハートキャッチプリキュア!』を、忘れないで愛していただけたらうれしいです! この愛を、みなさんにいっぱい受けとめてほしいと思います!
――「くらえ、この愛!」(つぼみ)にも通じるメッセージ、ありがとうございます(笑)。
水樹:本当に、愛がいっぱい詰まってる作品なんですよ~!
一同:(笑)
水沢:くらえ!(笑)
水樹:くらえ! です!(笑)
[取材&文・小林真之輔]
■『ハートキャッチプリキュア!』 Blu-ray BOX 商品概要
『ハートキャッチプリキュア!』Blu-ray BOX vol.1
2016年11月2日(水)発売/第1話~第24話収録(PCXX-60014)
『ハートキャッチプリキュア!』Blu-ray BOX vol.2
2016年12月7日(水)発売/第25 話~第49話収録(PCXX-60015)
馬越嘉彦描き下ろしスリーブケース&デジパック仕様/各4Disc/各¥39,800+税
【vol.1映像特典】
・声優スペシャル座談会(出演:水樹奈々、水沢史絵、桑島法子、久川綾)
・ノンテロップオープニング
・ノンテロップエンディング
・変身&技シーン集
・エンドカード集
【vol.2封入特典】
・馬越嘉彦描き下ろし2BOX収納ケース
・全話&詳細資料解説ブックレット(全話解説、設定資料解説、スタッフインタビューほか。116ページ[予定])
【vol.1&2連動購入特典】
・イベント抽選応募券(出演[予定]:水樹奈々、水沢史絵ほか)
・馬越嘉彦イラスト色紙 応募者全員サービス応募券
※応募には実費相当の切手が必要となります。応募の詳細は商品に封入されている応募券に記載されています。
【アニメイトオリジナル法人特典】
vol.1購入特典:大判ブロマイド
vol.2購入特典:大判ブロマイド
vol.1&2連動購入特典:描き下ろしイラストブロマイドフォルダー
【Amazon.jpオリジナル法人特典】
vol.1購入特典:描き下ろしvol.1スリーブイラストB2布ポスター
vol.2購入特典:描き下ろしvol.2スリーブイラストB2布ポスター
発売元:株式会社マーベラス
販売元:株式会社ポニーキャニオン
■ 『ハートキャッチプリキュア!』 作品概要
2010年2月~2011年1月ABC・テレビ朝日系にて放送。プリキュアシリーズ通算7作目(5シリーズ目)。
<あらすじ>
中学2年生の内気な少女「花咲つぼみ」と元気なクラスメイト「来海えりか」が妖精「シプレ」と「コフレ」の力で「キュアブロッサム」と「キュアマリン」にそれぞれ変身、「砂漠の使徒」に立ち向かう。さらに生徒会長の「明堂院いつき」も妖精「ポプリ」の力で「キュアサンシャイン」に、高等部の「月影ゆり」も「キュアムーンライト」に変身、4人で砂漠の使徒を率いる「サバーク博士」と戦うことに。しかしその正体は意外な人物だった…。
<スタッフ>
原作:東堂いづみ
シリーズ構成:山田隆司
シリーズディレクター:長峯達也
キャラクターデザイン:馬越嘉彦
音楽:高梨康治
美術デザイン:増田竜太郎
製作担当:額賀康彦
アニメーション制作:東映アニメーション
<キャスト>
花咲つぼみ・キュアブロッサム:水樹奈々
来海えりか・キュアマリン:水沢史絵
明堂院いつき・キュアサンシャイン:桑島法子
月影ゆり・キュアムーンライト:久川綾
シプレ:川田妙子
コフレ:くまいもとこ
ポプリ:菊池こころほか
<「プリキュア」シリーズとは>
2004年2月より現在まで、毎週日曜あさ8時30分よりABC・テレビ朝日系にて放送されている女児を中心に大人気のアニメシリーズ。主人公の少女たちが「プリキュア」に変身し、襲ってくる巨大な力に立ち向かう。現在放送中の「魔法つかいプリキュア!」が通算13作目(11シリーズ目)。
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