ナナシスの「未来」も明らかになった『Tokyo 7th シスターズ』2ndライブより公式レポートをお届け！

　2016年8月21日(日)にパシフィコ横浜で開催された、ゲーム『Tokyo 7th シスターズ』のライブイベント「t7s 2nd Anniversary Live in PACIFICO Yokohama 16’→30’→34’ -INTO THE 2ND GEAR-」より公式レポートが到着しましたので、本稿でお届けします。

■発表内容のまとめはコチラ
>>『Tokyo 7th シスターズ』2ndライブにて発表された4つの重大最報をセットリストとあわせてお届け！

■ライブレポート
　iOS/Android向けアイドル育成リズム＆アドベンチャーゲーム『Tokyo 7th シスターズ』の2nd Live≪t7s 2nd Anniversary Live in PACIFICO Yokohama 16’→30’→34’ -INTO THE 2ND GEAR-≫が2016年8月21日(日)にパシフィコ横浜国立大ホールにて開催されました。

『Tokyo 7th シスターズ』は西暦2034年の“アイドル氷河期と呼ばれる時代”に、次世代アイドル劇場型スタジオ『スリーセブン（通称ナナスタ）』の二代目支配人となり、新たなアイドルを育てプロデュースしていくというゲームで、2016年6月29日(水)には作中楽曲を収録した2nd Album「Are You Ready 7th-TYPES??」をリリースしたばかり。今回の2nd Liveにはその中から総勢25名のキャスト・9組のユニットが出演しました。

　8月21日のパシフィコ横浜国立大ホール。その会場を埋め尽くしているのはシスターズの登場を今か今かと待っている支配人たち。期待に満たされたその空気を破ったのは御園尾マナ（CV.前田玲奈）の「てめーら～！ごきげんよう～！」の声。スピーカー越しに支配人たちとやり取りをしながら諸注意を説明し終えると、「さてさて、饗宴の始まりでございます……」の言葉と共に照明が暗転。OPムービーが流れ出し≪t7s 2nd Anniversary Live in PACIFICO Yokohama 16’→30’→34’ -INTO THE 2ND GEAR-≫の幕が開けた。

　ムービーが終わり羽生田ミト（CV.渕上舞）の言葉、「ギアを上げろ、お前ら。2nd Liveだ」が響き渡る。そうして始まった一曲目はセブンスシスターズの「SEVENTH HAVEN」。アップテンポなクラブナンバーに開幕早々会場のテンションはマックスに。その空気が冷めない内にたたみかける様に始まる2曲目「FALLING DOWN」。伝説のアイドルの貫録十分なステージングに、この後に続く楽曲への期待が否応にも高まった。

　楽曲が終わり再び流れだしたムービー。今度のムービーは全キャストとキャラクターを紹介するもの。3分ほどのそれが終わるとキャスト達の元気な声でカウントダウンが行われ、3曲目777☆SISTERS「KILL☆ER☆TUNE☆R」が始まった。続いての4曲目は「Cocoro Magical」。セブンスシスターズのクールな魅力とは打って変わり、ポップな魅力を打ち出した777☆SISTERSの2曲に、会場は大いに盛り上がった。

　ここで小休止のMCタイムが挟まる。「支配人さーん！こんばんわー！」春日部ハル（CV.篠田みなみ）の元気な挨拶とキャストたちによる改めての自己紹介が行われた。が、そのMCを遮るようにムービーが開始。動揺するキャスト達を割ってKARAKURIの空栗ヒトハ/空栗フタバ(CV.秋奈)が登場し、「さぁ、KARAKURIのShow Timeよ」の言葉でダンサーを引き連れたKARAKURIの5曲目「-Zero」が始まった。

「こんばんは、支配人のおにーさん、おねーさんたち。今日はボクたちKARAKURIのライブへようこそ」クールな言葉に愛嬌を織り交ぜステージを占有するKARAKURI。短いMCからイントロがなり始め6曲目「B.A.A.B.」へ。ダンサーたちと共にクール且つセクシーにステージをこなし、会場をKARAKURI色に染め上げ、次のユニットへとステージを渡した。

　ここからは怒涛の展開だ。777☆SISTERSより派生した4組のユニットが1曲ごとに入れ替わりステージに花を咲かせる。一番手はNI+CORAのふたり。「KARAKURIさんには悪いけど」「どっちが最凶の二人組か」「教えてあげるんだから!!」の言葉で流れ出したのは7曲目「You Can’t Win」。続くは8曲目WITCH NUMBER 4「ラバ×ラバ」、9曲目サンボンリボン「セカイのヒミツ」、10曲目SiSH「さよならレイニーレイディ」。同じ777☆SISTERS所属の、しかし違った魅力を持った4つのユニットが、それぞれ全力で歌い踊り華やかな舞台を作り上げた。

　SiSHの楽曲が終わるとサンボンリボンの3人も再び登場しそのまま6人でMCコーナーへ。ユニット紹介やこの日のための決めポーズを披露したところで次のユニット呼び込みへ。「それじゃあ私たちナナスタの新しい仲間を紹介します。せーの……Le☆S☆Ca!!」そうして舞台はLe☆S☆Caのステージへ。

　Le☆S☆Caは前回のライブには出演していない新しいユニット。期待と緊張が織り交ぜられた支配人達の視線の中で流れ出したのは11曲目Le☆S☆Ca「YELLOW」。短いMCをはさみ12曲目「Behind Moon」へ。Le☆S☆Caらしい甘酸っぱいポップスを歌い上げた彼女たちを、客席で見守る支配人たちが大きな拍手で労う心温まるひと時となった。

　続いては再びの777☆SISTERS所属の4ユニットによるメドレーコーナー。WITCH NUMBER 4「PRIZM♪RIZM」・NI+CORA「オ・モ・イアプローチ」・SiSH「AOZORA TRAIN」・サンボンリボン「たいくつりぼん」がメドレー形式で流麗に紡がれる。このライブでしか観ることの出来ない特別な演出に、会場のテンションは大きく沸くこととなった。

　後半戦。ステージには引き続きサンボンリボンが立ち、17曲目サンボンリボン「Clover×Clover」へ。晴海3姉妹による初夏を感じさせるナンバーにより、真夏の会場に爽やかな風が吹いた。続いては18曲目SiSH「お願い☆My Boy」・19曲目NI+CORA「Girls Talk!!」・20曲目WITCH NUMBER 4「SAKURA」。ナナスタ所属のアイドルの幅の広さを改めて感じさせられる4曲と、その幅の広さに喜んでついていく支配人たちに、会場の一体感がより一層高まった。

　WITCH NUBER 4とNI+CORAによるMC。そのMCを再び遮るように九条ウメ（CV.山下まみ）の声が響く。「ふっふっふ～！」4Uの乱入だ。不敵に登場したつもりが春日部ハル（CV.篠田みなみ）に「頑張って～！」と声をかけられ地団駄を踏む九条ウメ。「頑張ってじゃなーい！！とにかく、ワタシたちのRockを聴きなさい！「ワ・タ・シ」」たちの曲よ！4Uファンのみんなー、わかってるわよねー！？」その言葉に歓声で返す支配人たち。21曲目「ワタシ・愛・4U?」の始まりだ。

　怒涛の4Uタイム。「ワタシ・愛・4U?」に続き22曲目「TREAT OR TREAT?」MCをはさみ23曲目「Hello…my friend」。言葉通りの4UらしいRockなステージを繰り広げ、前のめりなノリで支配人たちを引っ張った。

　4Uがはけるとステージに登場した春日部ハル（CV.篠田みなみ）と晴海カジカ（CV.高井舞香）の二人。二人の姿に期待に沸く支配人達。その期待に応えて二人が先導し会場全体で次のユニット名と曲名を叫ぶ。「はる☆ジカ（ちいさな）！！次の曲はー！？せーのハネ☆る?」。そうして始まった24曲目「ハネ☆る?」は、女の子のキュートな側面を凝縮したようなナンバー。会場全体を巻き込んで歌詞通り「あっちこっちとびハネる」ような、賑やかなステージとなった。

　曲が終わると流れ出すイントロと、二人を囲むように現れる777☆シスターズのメンバーたち。25曲目「Snow in “I love you”」の始まりだ。開幕以来の大所帯にステージは華やかさを一層増し、会場のテンションもそれに呼応して高まり、真夏の会場に雪の結晶の様にほのかに優しい歌を降らせた。続いても777☆SISTERSのナンバー、26曲目「H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!!」。1st Live「H-A-J-I-M-A-L-I-V-E-!!」の想い出が蘇る様な、しかし明らかに1stの時よりも力強いステージングに会場は大きな歓声に包まれた。

　MCをはさまず流れ出すイントロ。777☆SISTERSのメンバーと入れ替わりステージに上がってきたのは、開幕以来のレジェンド組、セブンスシスターズの6人だ。イントロのまま歌いだしたのは27曲目セブンスシスターズ「Sparkle☆Time!!」。楽曲が終わると始まるMC。「てめーら！元気ですかー！？」七咲ニコル（CV.水瀬いのり）のお馴染みの口上に支配人達のテンションは限界を超えるかのように最高潮へあがった。ライブは終盤だが改めて自己紹介を行い、支配人達に共に「ナナシスの未来を」見守ることを願った。すると呼応するかの様にムービーが始まり、「ナナシスの未来」たる続くプロジェクトの詳細が明らかとされた。

　明らかにされた情報は4つ。1つ目は「Tokyo 7th シスターズ」初の大阪ライブ公演『t7s LIVE -INTO THE 2ND GEAR 2.5-』が2017年1月15日になんばHatchにて開催されること。2つ目は『t7s 3rd Anniversary LIVE(仮)』が2017年4月22日/23日の2DAYSで幕張メッセ -イベントホール-にて開催されること。3つ目は『The QUEEN of PURPLE』のデビューシングルが2016年10月26日に発売されること。4つ目はTokyo 7th シスターズ　アニメーション映像化プロジェクト第一弾として制作されるt7s初アニメーション・ミュージックビデオ作品、『t7s Longing for summer Again And Again（仮）』の概要についてだ。嬉しいニュースの数々に会場は大きな興奮で包まれた。

　ムービーが終わるとステージは再び暗転し、それに合わせて支配人達もニュースの興奮から曲を聴くための姿勢に移行する。馴染み深いイントロが流れ出すと、ムービー中に袖にはけていたセブンスシスターズの6人が飛び出してきてナナシスのOPテーマ28曲目「Star☆Glitter」が始まった。OPムービーが現実になったかのようなステージングに会場は大きなうねりを魅せる。間奏に入ると七咲ニコル（CV.水瀬いのり）が再びお馴染みの「てめーら！元気ですかー！？」の言葉で客席をあおり、楽曲の興奮は最高潮へ。その興奮を冷ますことなく会場全体一丸となってアウトロまで駆け抜けた。

　セブンスシスターズから777☆SISTERSへバトンが渡される。春日部ハル（CV.篠田みなみ）の「いっくぞー！パシフィコー！」のかけ声で29曲目「FUNBARE☆RUNNER」が始まった。タイトル通りランナーのような活気に満ち溢れたステージを魅せた後、再びムービーが挟まる。ぬけるような青空を映し出したそのムービーの中、ゆっくりとキャストたちがステージに現れる。ムービーが終わった時には全キャスト25名が勢ぞろいし、春日部ハル（CV.篠田みなみ）の「支配人の皆さんも一緒に青空に向かって叫んでください！」言葉から、フィナーレを結ぶ30曲目「僕らは青空になる」が始まった。

　25人による大合唱で歌い上げられる「僕らは青空になる」は、2周年を飾るライブのラストにふさわしい迫力。その迫力は支配人たちも巻き込んでいき、会場は今日一番の大合唱に包まれる。キャストの顔には笑顔があり、それを見守る支配人たちももちろん笑顔。名残惜しい時間だが、楽曲は着実に時を進め、大きな拍手と共に楽曲は締めくくられた。

　別れの挨拶をしてステージを去っていくキャストたち。夏のパシフィコ横浜国立大ホールで約3時間に及んで繰り広げられた≪t7s 2nd Anniversary Live in PACIFICO Yokohama 16’→30’→34’ -INTO THE 2ND GEAR-≫。今後のナナシスの躍進を確信させる大成功のライブは、こうして幕引きとなった。

(文：春川三咲 / 写真：スギウラヒロキ、フジオマリア、マツザキリュウジ)

■「t7s 2nd Anniversary Live in PACIFICO Yokohama 16’→30’→34’ -INTO THE 2ND GEAR-」詳細
【日時】
2016年8月21日(日)
昼の部：開場12:00　開演13:00
夜の部：開場17:3　0開演18:30

【会場】
パシフィコ横浜国立大ホール
【チケット料金】
全席指定7,800円

【出演】
篠田みなみ
高田憂希
加隈亜衣
中島唯
井澤詩織
清水彩香
道井悠
今井麻夏
大西沙織
中村桜
高井舞香
桑原由気
水瀬いのり
渕上舞
前田玲奈
黒瀬ゆうこ
川﨑芽衣子
辻あゆみ
長縄まりあ
吉岡茉祐
山下まみ
秋奈
吉井彩実
藤田茜
植田ひかる

【セットリスト】
1.SEVENTH HAVEN／セブンスシスターズ
2.FALLING DOWN／セブンスシスターズ
3.KILL☆ER☆TUNE☆R／777☆SISTERS
4.Cocoro Magical／777☆SISTERS
5.-Zero／KARAKURI
6.B.A.A.B.／KARAKURI
7.You Can’t Win／NI+CORA
8.ラバ×ラバ／WITCH NUMBER4
9.セカイのヒミツ／サンボンリボン
10.さよならレイニーレイディ／SiSH
11.YELLOW／Le☆S☆Ca
12.Behind Moon／Le☆S☆Ca
13.PRIZM♪RIZM／WITCH NUMBER4
14.オ・モ・イアプローチ／NI+CORA
15.AOZORA TRAIN／SiSH
16.たいくつりぼん／サンボンリボン
17.Clover×Clover／サンボンリボン
18.お願い☆My Boy／SiSH
19.Girls Talk!!／NI+CORA
20.SAKURA／WITCH NUMBER4
21.ワタシ・愛・4U!!／4U
22.TREAT OR TREAT?／4U
23.Hello...my friend／4U
24.ハネ☆る!!／はる☆ジカ（ちいさな）
25.Snow in “I love you”／777☆SISTERS
26.H-A-J-I-M-A-R-I-U-T-A-!! /
777☆SISTERS
27.Sparkle☆Time!!／セブンスシスターズ
28.Star☆Glitter／セブンスシスターズ
29.FUNBARE☆RUNNER／777☆SISTERS
30.僕らは青空になる／All Cast

■『Tokyo 7th シスターズ』（トーキョーセブンスシスターズ）
kz (livetune)氏、ヒゲドライバー氏やJunky氏など、新進気鋭の若手アーティストたちによって制作されたオリジナル楽曲をプレイできるリズムゲーム。CDのリリースやLive公演以外にも、コミックマーケット、マチ★アソビ等へイベント出展するなど、アイドルコンテンツが氾濫する現代に一石を投じるべく、新世代の才能により制作された本作は、多彩なメディアミックスコンテンツを目指すプロジェクト全容の第一弾です。

【概要】
配信形式：スマートフォン（iOS、Android）向けアプリ
ジャンル：アイドル育成リズム＆アドベンチャーゲーム
対応OS：iOS 6.0以降（一部機種を除く）/Android OS　4.1以降
【ゲームURL】
>>iOS版
>>Android版

【関連リンク】
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