TVアニメ第五期放送直前!『夏目友人帳』への“愛が深まる”伍(5)つのポイント
人気アニメシリーズの最新作となる『夏目友人帳 伍』がテレビ東京他にて、2016年10月4日(火)深夜1時35分より放送開始! 緑川ゆき先生による人気コミックを原作とし、2008年より四期に渡って放映されていたTVアニメ『夏目友人帳』が今秋、シリーズ第五期となって帰ってきます。
小さい頃から妖怪を見ることができた少年・夏目貴志。祖母レイコが遺した遺産「友人帳」を継いで以来、彼は自称用心棒・ニャンコ先生と共に、そこに名を縛られた妖怪たちに名を返す日々を送る。さまざまな妖や人と繋がり、絆を深めていく中、増えてしまった大切なものたち。守るために秘密を持つことに惑いながら、夏目は少しずつ、勇気を出して、次の関係へと踏み出していく。
前作「夏目友人帳 肆」の放送から約4年。ついに待望の第五期「夏目友人帳 伍」の放送が始まります。今回は放送に先駆けて、「『夏目友人帳』の魅力に迫る伍(5)のポイント」として、作品の見どころやポイントをご紹介。これを読めば、あなたも「夏目友人帳」への愛が深まるはず!
妖怪と人間の間で悩み、苦しみ、それでもどちらも大切にしていきたいと思う温かい夏目貴志。彼は人間であろうと、妖怪であろうと、誠実に心の交流をはかっていきます。主人公・夏目貴志というキャラクターを通して、情感豊かな心の目で描く物語は、人間の本質を鋭く描いているのです。
現代人が忘れかけた自然や幻想的な世界が物語へと誘う
物語の舞台は、自然豊かな田舎町。山や森があり、寺や神社も点在。田舎町ならではの風や水といった美しく、ノスタルジックな描写が観る者を幻想的な世界へと誘います。
コミカル&シリアスのバランスが秀逸! 魅力的なキャラクターたち
優しく、繊細な主人公・夏目貴志。自称用心棒・ニャンコ先生。そして、個性豊かな妖怪、ミステリアスな払い屋、夏目のクラスメイトたちといった魅力的なキャラクターが本作には多数登場します。コミカルだったり、シリアスだったり、様々なキャラクターが集う『夏目友人帳』。お気に入りのキャラクターが見つかること間違いなしです。
普通の人が見ることのできない妖怪が見えてしまうために、人間社会でうまく生きていけない夏目。それでも、さまざまな妖(あやかし)や人と繋がり、絆を深めていく彼は、少しずつ、次の関係へと踏み出していきます。本作は10代の少年たちの瑞々しい感情を描いた切なさと絆の物語でもあるのです。
登場人物たちが紡ぐ優しい時間
奥深いストーリーはもちろん、総合的な演出力が秀逸。夏目のモノローグ、登場人物たちの思いやりが感じられる描写、作品の世界観にマッチし音楽なども相まって、優しい時間が流れていきます。アニメを観終わった後は、自然と温かい涙が頬を伝うかも!
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[文/宋 莉淑(ソン・リスク)]
作品情報
【放送情報】
テレビ東京:10月4日(火) 深夜1時35分~
テレビ大阪:10月4日(火) 深夜1時35分~
テレビ愛知:10月4日(火) 深夜3時05分~
テレビせとうち:10月4日(火) 深夜1時40分~
テレビ北海道:10月4日(火) 深夜1時35分~
TVQ 九州放送:10月4日(火) 深夜2時35分~
※放送日時は変更になる場合がございます。
【スタッフ】
原作:緑川ゆき/月刊 LaLa(白泉社)連載
総監督:大森貴弘
監督:出合小都美
シリーズ構成:村井さだゆき
キャラクターデザイン:髙田晃
妖怪デザイン:山田起生
美術:渋谷幸弘
色彩設定:宮脇裕美
撮影:田村仁
編集:関一彦
音楽:吉森信
アニメーション制作:朱夏
制作:NAS
製作:「夏目友人帳」製作委員会
OPテーマ:『タカラバコ』ササノマリイ(Sony Music Associated Records)
EDテーマ:『茜さす』Aimer(SME Records)
【キャスト】
夏目貴志:神谷浩史
ニャンコ先生/斑:井上和彦
夏目レイコ:小林沙苗
名取周一:石田彰
田沼要:堀江一眞
西村悟:木村良平
北本篤史:菅沼久義
笹田純:沢城みゆき
多軌透:佐藤利奈
藤原塔子:伊藤美紀
藤原滋:伊藤栄次
的場静司:諏訪部順一
ほか
【あらすじ】
小さい頃から妖怪を見ることができた少年・夏目貴志。祖母レイコが遺した遺産「友人帳」を継いで以来、彼は自称用心棒・ニャンコ先生と共に、そこに名を縛られた妖怪たちに名を返す日々を送る。さまざまな妖や人と繋がり、絆を深めていく中、増えてしまった大切なものたち。守るために秘密を持つことに惑いながら、夏目は少しずつ、勇気を出して、次の関係へと踏み出していく。