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『双星の陰陽師』花江夏樹×潘めぐみ、アフレコを通して深まる双星感

TVアニメ『双星の陰陽師』花江夏樹さん×潘めぐみさん 双星コンビ対談! 3クール目に突入し「双星感」が増したふたりの演技・心境の変化とは

 2016年4月から放送がスタートしたTVアニメ『双星の陰陽師』(著・助野嘉昭/集英社「ジャンプSQ.」連載)も、はや3クール目。中村悠一さん(水度坂勘久郎役)、下野紘さん(鸕宮天馬役)、鳥海浩輔さん(嘶新役)ら声優陣が演じる最強の陰陽師集団“十二天将”のメンバー12人が勢揃いし、アニメオリジナルの物語を盛り上げた「列島覇乱篇」がついに終幕となりました。

 そして11月16日より新章「天地鳴動篇」が開幕となります。今回は、新たな物語の幕開けを前に、主役である焔魔堂ろくろ役・花江夏樹さん、化野紅緒役・潘めぐみさんへインタビューを実施。花江さん、潘さんのおふたりに、これまでのシーンを振り返っていただきつつ、ついに完結した“列島覇乱編”についても語っていただきました。ネタバレ含む振り返りトークとなっていますので未視聴の方はご注意を。

 

ろくろから感じる「優しさ」は花江さんだかこそのもの!
――花江さんはインタビュー初登場ということで、ろくろの第一印象を教えていただけますか?

花江夏樹さん(以下、花江):第一印象は、おバカな感じなのかなって思っていたのですが、というよりは真っ直ぐで、すごく感情がわかりやすくて、気持ちのいいキャラクターだなって思いました。あとはすごくトラウマを抱えているので、それをどう乗り越えるのかとか、悩みもあったので、演じていてもいろんな表情が見られていいなと思いました。

――そこから紅緒と出会って変わっていくのですが。

花江:紅緒がろくろを陰陽師に呼び戻してくれたので、大きな存在ですね。彼女と出会ってから、考え方も変わり決心がついたと思います。

――紅緒との掛け合いはどうでしたか?

花江: (隣の潘さんをじっと見る)

潘めぐみさん(以下、潘):見つめ合っちゃった(笑)。

花江:潘さんは、すごくこちらを気にかけてくれたというか。紅緒って最初はツンケンしてるんですけど、紅緒じゃないときの潘さんがすごく優しいので……(笑)。

潘:あはははは(笑)。

花江:そんな潘さんに迷惑をかけないように演じて……。

潘:何を言ってるんですか! こちらこそですよ。でも潘さんって、今となってはムズがゆいね!

花江: (笑顔)。でも実際、特にこう掛け合いをしようとかは考えてないですよ。潘ちゃんがこういうお人なので、リラックスした状態で演じることができますけど。

潘:嬉しいなぁ。

――にぎやかなアフレコ現場の風景が浮かびましたけど、どんな感じなんですか?

花江:最初の頃は緊張感もありましたけど、今は全然。

潘:仕事以外の、日常に寄った話もしますし和やかですよ。

花江:キャピキャピしてないし、ちょっとダンディー(笑)?

潘:ダンディー?? ほんと??

花江:なんか大人の余裕がありつつ、和やかな雰囲気というか。おしゃれなカフェ感がある。

潘:間接照明みたいな感じだ。

――女子校のノリではないんですね。

花江:女子高生っぽい人は一人いるんですけど……。

潘:確かに(笑)。でも、カフェの話とか、ここのコーヒー美味しいよ、とかいう話をしてて、面白い現場です。

――シリーズが長いと、よりチーム感が増しますよね。お互いの印象が変わったりしましたか?

花江:僕はそのまんまな感じですね。

潘:私もそのまんまな感じかなぁ。普段、掛け合いするシーンで隣にいると、ろくろの優しさをすごく感じるんですよ。この優しさって、本人がその感覚・感情を持っていないと、こうは表現できないので。本当に優しいんだなって思います。

花江: (照)

潘:あとは全身で演じているところを見て、こっちも刺激を受けるし、さえちゃんと一緒に旅をしているときは本当にいいパパで、優しいなって。ろくろに通じる部分、シンクロする部分があっての、ろくろなんだなって思いました。

――すごくいいことを言われておりますが……。

花江:そうですねぇ(笑)。やっぱり紅緒に通じる部分は潘ちゃんにもあって。紅緒も淡々としたセリフなんだけど、ふとしたときに女の子な部分が出たりするんですよ。そこはやっぱり潘ちゃんがね、普段持て余してる……。

潘:モテアマシテル! そんなふうに見えないでしょ(笑)!

花江:溢れ出てくる潘ちゃんのかわいらしさが、そこに凝縮されてるのかなって思います。

潘:このインタビュー、なんか恥ずかしい!

――日常シーンと戦闘シーンについてはいかがですか?

花江:日常シーンは、いつもバトルばかりしているので、ホッとする瞬間というか。この子たちも、もともとはこういうことをするくらいの年齢なんだなって思う瞬間ですね。あと、潘ちゃんが紅緒と似てるところが、ここにもありまして。お茶を飲んでひと息つく顔が、すごく紅緒に似てきました。

潘:あははは(笑)。

花江:目が線になる感じ、たまにやるよね?

潘:やるやる。縁側のおばあちゃんみたいな感じで、お茶を飲んでる。

花江:そういうのがあるので楽しいですね。

―― 一方でバトルシーンでは、花江さんがテストから全開だと以前のインタビューで聞いていますが。

潘:そう。我々、インタビューで話しちゃったの。

花江:何なんですかね。バトルシーンってドキドキするんです。家でもやっていきますけど、家とスタジオってちょっと違う。家だと遠慮しちゃうから、どこまでやれるのかを確認するために全力でやったほうがいいかなって。しかも相手が悠斗なので。村瀬ちゃんも迫力のあるお芝居をされるので、テストから負けないぞ!っていう気持ちでやってます。

潘:それは最近の収録でも貫かれているし、現場の「負けないぞ」っていう熱が伝わってくる。でも、そうやって本気でぶつかってる姿を見ると、こっちもテストで本気を出さないと失礼だし、一緒の方向を見て戦っているから、魂を燃やしてる感覚はありますね。

花江:戦いになるとね、セーブできないんです、逆に。そんなに喉も弱くないので、まぁいいかって。

潘:強いよね~。ろくろ自体カッコいいけど、全力で演じている姿って素直にカッコいいって思いますね。

――20話あたりの悠斗との決戦はどうでした?

花江:負けられない相手なので、普通のケガレよりも感情がこもったというか。ろくろの覚悟が戦いに出ていたんじゃないかと思うんですけど、悠斗がすごく強いので、やっぱりちょっと……嫌いですね……。

潘:あははは(笑)。

花江:悠斗は、どこか良いヤツであってほしいと思ってたんだけど……。

潘:救いはないねぇ。

花江:…どうしようもない奴なので、そこでさらに負けられない!っていう気持ちが重なったし、清弦も大変な目にあったので、いろんな人の思いを背負って戦っていました。

潘:雛月のみんなも支えてくれたしね。でも全力でぶつかっても全力で返してくれる村瀬さんがいて、悔しいくらい苛立ちをかき立たされるというか。なじられてばかりで負けてられない!って思いました。

――村瀬さんの演技がリアルなんですよね。

潘:やっぱり重なる部分はあるんですよ……(笑)。「僕じゃないよ~」って言ってくるんですけど。イヤイヤイヤイヤ!と思いつつ。あと戦う前に「足を爆ぜてあげるからね」って連絡が来て。重なりますよね!

――面白いです。

花江:こっちの気持ちを逆なでしてくる演技がすごいんです。だから、ろくろも怒れるっていうのはありますね。でも、村瀬さんはすごくいい人です(笑)!

潘:そう、本人はすごくいい人ですよ!

花江:悠斗をやってないときとのギャップがね。

――やはり悠斗との戦いで、ひと段落という感覚はありました?

花江:ひとつの山場だったのでそれはあります。

潘:悠斗戦の最後で、ろくろと2人で泣きながら会話するシーンがあるんですけど、まだ決着ついてないし、倒せていないかもしれないけれど、生きてて良かったって気持ちがすごく強くて。これでまた一緒におはぎが食べられるなって思いました。


列島覇乱編で登場した新たなキャラクター「小枝(さえ)」を通して深まる絆

――そこからアニメオリジナルの“列島覇乱編”に突入しましたが、2人の間に変化がありましたね。

花江:それはもうありましたね!

潘:あったね。

花江:さえちゃんが出現したことによって、夫婦感が増しました。さえちゃんが2人の子供みたいなポジションになったので、夫婦っぽいなって。

潘:家族だよね、あれは。さえちゃんによって変えてもらうことが、すごく多かったと思います。紅緒自身も今まで小さい子と触れ合ってこなかったと思うんです。だから最初はどう接していいかわからなかったけど、紅緒に母性が宿る瞬間っていうのをさえちゃんに生み出してもらった気がします。

――おはぎマンも大活躍で。

潘:出番増えましたね! 折り紙でおはぎマンを折ってくれたり、パラパラ漫画で描いてくれたり。

――夫婦感に関しては、見ていてもすごく伝わってきたんですけど、自然とヤキモチを妬いてるんですよね。

潘:そうなんです。異性感が出てきたというか。意識し始めたのは、ここからですね。前は無意識にしていたんですけど、今度は自覚して妬いちゃってる感じがしました。

――“列島覇乱編”が完結したんですが、印象的だったシーンを挙げていただけますか?

潘:麗穏(れおん)の回がすごく好きです。「綺麗」を見たかっただけっていうのが印象的で。婆娑羅になる一歩手前だったから、まだ救えそうな気がしたのにっていうのがあって。救えなかった気持ちが大きいです。

――グッサリ矢が刺さってましたね。

花江:容赦なかったね。

潘:十二天将がね。心に訴えかけてくる回でした。麗穏が鏡に映る自分を見るシーンとかやるせなかったし、最後にさえちゃんが折り紙をクシャッとして、気づかないふりをしていたのも心に残ってます。

花江:僕もそこ言おうとしてた(笑)。そうだな。千々石(ちぢわ)と百道(ももち)の回。双子を松岡禎丞さんが演じられているんですけど、テストで演じ分けを同時にしてたのが印象に残ってますし、そこで出てきた闇無って、悪いヤツなんだなって思いました。

――百道にとどめを刺したところですね。

潘:でも、あの二人も思いやってる感じがしたよね。

花江:麗穏もそうだけど、ケガレとか婆娑羅も人間みたいな感情を持っているところが、また考えさせられるなって。

潘:わかりあえば傷つけ合わなくて済むのにって思うよね。

――他にはありますか?

花江:師(もろ)。

潘:大原さやかさん。

花江:セクシーでいいですね。キスをして呪力を奪う。少年漫画に欠かせない要素だなと、僕は思いました。はい!

潘:それで終わり(笑)? じゃあ私はやっぱり最後のシーンにしようかな。つらかった……。

花江:やっぱり何か、どうにかなると思ったんですよねぇ。

潘:なると思った。

花江:さえちゃんが天の御柱に戻っちゃうんだと思って、どうしようって。

潘:しばらく引きずってたもんね。私も戦いが終わったら遊びに行こうって指切りしたのになって。その約束は見守ってくれることによって果たされるものというか、いつでも一緒にいるんだよってことで、それを胸に生きていかなきゃいけないのかなぁって思いました。

――台本って、どのくらいのタイミングでもらうんですか?

花江:一週間前にもらうんです。それで、あ……、いなくなったって。

潘:すばるに木を戻さなくても世界を救える方法があるって言われたから、余計にすごくそこに希望を求めてしまったんですよね。でもそれは私たちの選択であって、さえちゃん自身の選択は戻ることだったんだなって。

――台本を読むときって、やっぱりウルウルきてしまうんですか?

潘:私は家よりは現場で(咲々木)瞳ちゃんの声を聞くと、ウオオオって、来るものがありましたね。またひとつ大人になったさえの感じがあって、やだやだって言っている紅緒のほうが、あの瞬間は子供になっていた気がしますね。あのやり取りは染みました。

――さえちゃんとの思い出は?

花江:やっぱりいい子だね

潘:いい子だし無邪気でかわいいし。でも達観してる部分もあって驚かされました。予想していないものをくれる人物です。紅緒は最初距離があったけど、ろくろとさえは近かったので、羨ましかった。

花江:紅緒も最終的には呼んでもらえたからね。

――ずっとパパと紅緒って呼んでるんですよね。

潘:そう。それがママに進化するんです。

――“列島覇乱編”では十二天将も勢揃いしました。

潘:個性が強すぎるんですけど、寺島拓篤さんはまだあまりしゃべっていません(笑)。

花江:やっぱり御幣島すばる役の沢城みゆきさんの京都弁。完コピでやられてるので、方言に気を遣いながら、こんなにもすばるを表現してて、すごいなって思います。

潘:イントネーションも違うから、込めるところが変わってくるんですよね。そうなると感情をコントロールするのが大変だと思うんですけど、ミスがない。あと鸕宮天馬も、霊符を忘れても声で龍黒点をふさいじゃうところはすごかった。

――最後は勢揃いしてました。

潘:十二天将が全員揃うと、ろくろと紅緒とさえときなこっていうレギュラーメンバーがいても、一気に違うアニメになった感があるねって話してました。そこでもまた一回引き締まる思いはしました。

――敵ですが、闇無役の井上和彦さんはどうでしたか?

花江:深みがやっぱりすごいです。

潘:ガラッと変わるよね。

花江:でもお優しい方で、現場の雰囲気が良くなるんです。若手がバチバチぶつかりあって頑張っている中、温かく見守ってくれる。けど敵!っていう(笑)。

潘:闇無のシーンは、独占されるというか、場の空気に飲まれるというか。そんな感じがするのに、隣で話していると優しくて。戦うのかなぁ、私たち?

花江:どうなんだろうね。

――どうなりそうですか? 今後の見どころなどを。

花江:やっぱり僕達がパワーアップするんじゃないですかね。さえちゃんという存在をバネに、二人で絆を深めて新しい技を出しちゃったり、新たな強敵が出てきたり。

潘:意外と倒してない敵が多かったんですよ。

花江:婆娑羅も全然倒せてないので、ここから決着が付くかもしれないですね。十二天将も活躍すると思います。

――ろくろと紅緒は?

潘:個々で強くなってきている感もあります。2人で力を合わせて強くもなれば、それぞれ、いろいろな相手から受け取るものもあったりして。個々で強くなったぶん、力を合わせたらどうなるのかっていうのが見どころだと思います。最近レゾナンスしてないよね?

花江:してないね。

潘:なので久々にしたいなって思います。

――では最後に、ファンにメッセージを。

潘:アニメオリジナル展開になりましたが、信念は原作もアニメも変わらず、すべてのケガレを祓うこと。そして大切な人を守るために戦ってます。敵に感情移入してしまったり、どうしてわかり合えないのかなという想いもありつつ、2人はそれを乗り越えていきます。なので最後まで温かく見守ってください。原作と共に応援よろしくお願いします。

花江:30話以上、こんなに長く演じられることってなくて、ろくろに僕自身も感情が気持ちが近づいていってるので、この調子で強大な敵に負けないよう、潘ちゃんとよりチームワークを良くして突っ走れたらと思います。見てくださっている方々に、いろんな方に見てもらえていると思うので、良かったよと言ってもらえるように最後まで頑張りたいです。そして、アニメを見て、すごいなと思ったら、やってる人もけっこう大変なんだろうなって(笑)、感じてもらえたらいいなって思います。

潘:熱量が届けばいいね。

花江:なので、作品ともども、よろしくお願いします(笑)。

[文・撮影/塚越淳一]

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★トピックス
(1) アニメJAM2016 Rock stage 12月10日開催
【日時】
<Rock Stage>2016年12月10日(土) 開場13:00 開演14:00  
※時間は変更になる可能性がございます
【会場】幕張メッセ 国際展示場
【主催】テレビ東京・アニメJAM2016実行委員会
【企画・制作】テレビ東京/エイベックス・ピクチャーズ

【出演作品】
<Rock Stage>
「カードファイト!! ヴァンガードG」「双星の陰陽師」「美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!」「弱虫ペダル」

「双星の陰陽師」
出演:花江夏樹・潘めぐみ・村瀬歩・芹澤優・浪川大輔・石川界人


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2016年11月25日発売

★ラジオ情報
 「双星の陰陽師ラジオ~ろくろ・紅緒の一つ屋根の下~」

 出演者:花江夏樹(焔魔堂ろくろ役)・潘めぐみ(化野紅緒役)
 第7回配信中! ※毎月1回配信
 配信ページ:http://hibiki-radio.jp/description/kegare/detail


>>TVアニメ公式サイト
>>TVアニメ公式Twitter(@sousei_PR)

 
作品情報
【放送情報】
テレビ東京:毎週水曜 夕方6時25分~
テレビ大阪:毎週水曜 夕方6時25分~
テレビ愛知:毎週水曜 夕方6時25分~
テレビ北海道:毎週水曜 夕方6時25分~
テレビせとうち:毎週水曜 夕方6時25分~
TVQ九州放送:毎週水曜 夕方6時25分~

【スタッフ】
原作:助野嘉昭(集英社「ジャンプSQ.」連載)
監督:田口 智久
副監督:五十嵐 達也
シリーズ構成:荒川 稔久
キャラクターデザイン:貞方 希久子
サブキャラクターデザイン:竹田 逸子
呪装/ケガレデザイン:伊藤 秀次
色彩設計:合田 沙織
音楽:遠藤 幹雄
音響監督:髙桑 一
撮影監督:今泉 秀樹
アニメーション制作:studioぴえろ

【音楽】
OPテーマ:「Valkyrie -戦乙女-」和楽器バンド
EDテーマ:「アイズ」加治ひとみ

【キャスト】
焔魔堂 ろくろ:花江 夏樹
化野 紅緒:潘 めぐみ
音海 繭良:芹澤 優
石鏡 悠斗:村瀬 歩
きなこ:福山 潤
椥辻 亮悟:前野 智昭
土御門 有馬:浪川 大輔

<十二天将>
 白虎:天若清弦(あまわか せいげん):諏訪部順一
朱雀:斑鳩士門(いかるが しもん):石川界人
天后:御幣島すばる(みてじま すばる):沢城みゆき
騰蛇:鈩(たたら):寺島拓篤
青龍:水度坂勘久郎(みとさか かんくろう):中村悠一
玄武:雲林院憲剛(うじい けんご):小西克幸
太裳:嘶新(いななき あらた):鳥海浩輔
勾陳:五百蔵鳴海 (いおろい なるみ):高塚正也
天空:勝神コーデリア (かすかみ こーでりあ) :安野希世乃
六合:蹉跎桜 (さだ さくら) :CV.Lynn
大陰:膳所美玖 (ぜぜ みく):CV.小倉唯
貴人:鸕宮天馬 (うのみや てんま):下野紘

【ストーリー】
 現代の裏側に存在する禍野(マガノ)には異形の化け物「ケガレ」が巣食う。それを祓い清め、人々を守るのが陰陽師である。才能がありながらも陰陽師になることを拒む焔魔堂(えんまどう)ろくろは神託により陰陽師の夫婦に与えられる「双星(そうせい)」の称号を得る。

 同じく双星となった化野紅緒(あだしのべにお)は全てのケガレを祓うことを理想に掲げる少女であった。双星として戦いに巻き込まれていく中で、強くなりたいと真に願い戦い続ける紅緒を目の当たりにしたろくろは、「雛月の悲劇(ひいなつきのひげき)」以降戦うことから逃げ続けていた自分の弱さと向き合う様になる。紅緒に刺激され目を逸らし続けていた過去と向き合ったろくろは再び陰陽師として戦うことを決意し、二人は共に「双星の陰陽師」として強大なケガレへと立ち向かうー。

(C)助野嘉昭/集英社・「双星の陰陽師」製作委員会・テレビ東京
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