山寺宏一さん、坂本真綾さん、宮野真守さんら吹き替え声優陣が映画『SING/シング』完成報告会見で収録の苦労を語る!
『ミニオンズ』や『ペット』などの大ヒット映画生み出してきたユニバ ーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントの最新作映画『SING/シング』がついに3月17日より全国で公開されます。日本での公開で注目すべきは、やはり日本語吹き替え版でしょう。
2017年2月13日には日本語吹き替え版で出演している、内村光良さん、長澤まさみさん、斎藤司さん(トレンディエンジェル)、大地真央さん、山寺宏一さん、坂本真綾さん、宮野真守さんらが登壇した、完成報告会見が行われました。
本稿ではいち早く、会見の模様をレポートでお届けします。
やはり歌が大変だった! 集録の思い出を語る!
キャスト陣が登壇すると内村さんからご挨拶。「(取材陣に向かって)朝早くご苦労様です(笑)。声優に挑戦するのは初めてで、集録は毎日が修行みたいでした。本当に声優さんはすごいなと思いました」と収録の感想を語ります。
内村さん同様に、タレント陣は収録が印象に残っている様子。
「歌を歌わなければいけなくてプレッシャーがありました。パンクにロックに演じました」(長澤さん)
「僕はブタというよりかはカッパですけどね。心配していましたが、8時間の収録が2時間で終わるほど、監督にほめられました」(斎藤さん)
「吹き替えの仕事は久しぶりでした。本当に楽しかった。いい体験をさせていただきました」(大地さん)。
対する声優陣の想いは様々です。
「『怪盗グルー』の予告編から関わらせていただいていました。この作品はすごい、メインの役で出たいと思いました。最高の作品です」(山寺さん)
「声優に歌にミュージカルと、すべてがひとつになった作品に関わらせていただいたのは初めてでした。斎藤さんとのデュエットもお楽しみください」(坂本さん)
「何よりもうれしかったのは、内村さんと親友役で共演できたことです。マモー(内村さん)とマモ(宮野さん)が共演できるとは思いませんでした(笑)」(宮野)。
みなさんの挨拶が終わると、実際の吹き替え版の映像が公開され、それぞれのキャラクターの印象についてコメントしていきます。
歌の収録では、現場に英語の先生が立ち会い、厳しい指導があったとか。「先生けっこう厳しくて……(笑)。つらかったですね」と長澤さんも苦笑い。坂本さんも「私が歌ったのは英語の歌だったので、なかなかOKが出なかったんです。細かいところまで指摘されたので、発音に苦労しましたね」と振り返ります。
そんな中でも流石というべきは山寺さん。いくつかの曲は何度か収録したようですが、ラストで歌うシーンは一発OKが出たそうです。それでも謙虚に「いえいえ。シナトラとか加山雄三とか、聴きまくりましたよ」とコメント。
宮野さんが演じるエディは残念ながら歌うシーンがありませんが、なにやら奇遇な体験をしたそうです。「実は内村さんと同じジムに通っていて、トレーナーさんも同じなんです。トレーナーさんを通じて内村さんがどこを鍛えているのかを知っています(笑)」とコメントし、会場からも笑い声が上がっていました。
会見の終盤には取材陣から作品になぞらえて、「人生のターニングポイントは?」との質問が。
「18才ではじめて声優のお仕事をさせていただいて、世界が広がりました」(宮野さん)
「15才のときにアーティストデビューしたときです」(坂本さん)
「落語研究会に入ったことがきっかけで声優になったことです」(山寺さん)
と、思い出深そうに語っているみなさんが印象的でした。
最後に内村さんのコメントで会見も締めくくり。
「字幕版と吹き替え版で、二度映画館で楽しめると思います。弱いものが団結して、拍手喝采をもらえるストーリーが僕も大好きです。ぜひ劇場でお楽しみください」
『SING/シング』は3月17日より公開。ぜひ劇場でお楽しみください。
『SING/シング』
2017年3月17日(金)公開!
【ストーリー】
人生を変える、最高のステージ!
動物だけが暮らすどこか人間世界と似た世界――取り壊し寸前の劇場支配人バスター・ムーン(コアラ)は、かつての栄光を取り戻すため世界最高の歌のオーディションを開催することに。主要候補は6名。極度のアガリ症のシャイなティーンエイジャーのミーナ(ゾウ)、ギャングファミリーを抜け出し歌手を夢見るジョニー(ゴリラ)、我が道を貫くパンクロックなティーンエイジャーのアッシュ(ヤマアラシ)、25匹の子ブタ達の育児に追われる主婦のロジータ(ブタ)、貪欲で高慢な自己チューのマイク(ハツカネズミ)、常にパーティー気分の陽気なグンター(ブタ)。人生を変えるチャンスを掴むため、彼らはオーディションに参加する!
監督・脚本:ガース・ジェニングス
製作:クリス・メレダンドリ、ジャネット・ヒーリー
配給:東宝東和
出演(字幕版):マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、セス・マクファーレン、スカーレット・ヨハンソン、ジョン・C・ライリー、タロン・エガートン、トリー・ケリー他
吹替え版・演出:三間雅文
日本語吹替え版音楽プロデューサー:蔦谷好位置
日本語歌詞監修:いしわたり淳治
出演(吹替版):内村光良、長澤まさみ、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、山寺宏一、坂本真綾、田中真弓、宮野真守、谷山紀章、水樹奈々、大地真央
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