『交響詩篇エウレカセブン』が劇場3部作として映画化! 第1弾『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』は2017年公開予定
2005年4月よりTV放送され大ヒットを記録したアニメ『交響詩篇エウレカセブン』が、なんと劇場版3部作として映画化決定! 第1弾『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』が、2017年に公開予定です(配給:ショウゲート)。
この発表にあわせて、特報映像第1弾と場面カット、ティザービジュアルが解禁です。そして、主人公・レントンとヒロイン・エウレカの物語であることはTV版と同様ですが、物語の発端となる大事件「ファースト・サマー・オブ・ラブ」を初めて扱うことが判明! 全てのセリフを再構築し、新作映像と再撮影された新たな映像で構成。ストーリーも誰も知らない新たな結末に向かって進んでいくとのことです。
他にもオリジナルスタッフが再集結、ドイツのテクノユニット「ハードフロア」が新曲で参加するなど、新情報も大公開となっています。
三部作のティザービジュアル公開!
特報映像公開!
※特報映像は公式HPのほかに、3月18日より上映劇場にて順次上映開始。
TV-CMは3月19日放送のテレビアニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」枠を皮切りに、MBS、MXにて放送。
【タイトル】『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』
【公開時期】2017年全国ロードショー
【配給】ショウゲート
【ストーリー】
10年前、世界を揺るがせた大事件「ファースト・サマー・オブ・ラブ」が起こった。そこで父アドロックを失った息子のレントンは今、辺境の街ベルフォレストで塔州連合軍軍学校に通っていた。英雄と讃えられる亡き父。なにもない単調な毎日。レントンにとって自分の身の回りにあるすべてが息苦しかった。
そんなレントンの前に、世界最古のLFOニルヴァ―シュが突如姿を現す。そのコクピットから姿を現したのはエウレカだった。レントンとエウレカの、必然と偶然の間で揺れる出会い。それこそが人類と異種知性体スカブコーラルの未来の始まりだった。レントンとエウレカの旅路は、果たしてどこに行き着くのか!
注)LFO(Light Finding Operation)作中で使われる民間用の人型機械
場面カット公開!
感動のTVシリーズから12年! 新たに描かれるレントンとエウレカの物語――劇場3部作で始動
『交響詩篇エウレカセブン』は2005年放送。少年レントンが、ヒロイン・エウレカと出会い、世界を知る旅に出る――というストーリーは多くの視聴者の共感を呼び、2000年代を代表する作品となりました。2009年には劇場版『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』がわずか公開館数6館のスタートながら、興行収入1億円のヒット。2012年には続編『エウレカセブンAO』も放送され、これまでにBlu-ray&DVDはシリーズ累計85万本出荷の大ヒットシリーズとなりました。
アニメだけにとどまらない多彩なメディア展開も『エウレカセブン』の特徴で、音楽やコミックスはもちろんのこと「パチスロ 交響詩篇エウレカセブン」シリーズは累計出荷数12万台。今年に入って新機種「パチスロ エウレカセブンAO」が稼働開始するなど、現在も『エウレカセブン』の存在感は衰えることを知りません。
そして2017年。『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』がスタートします。新たに三部作として開幕するレントンとエウレカの物語に今、注目です。
<「交響詩篇エウレカセブン」主な受賞歴>
第20回デジタルコンテンツグランプリ 優秀賞
第5回東京国際アニメフェア テレビ部門優秀作品賞
Anime Expo 2006 SPJA Award 最優秀テレビ長編賞/最優秀女性キャラクター賞(エウレカ)
進化を遂げた新しいストーリー。すべての始まり「ファースト・サマー・オブ・ラブ」も描かれる!
『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』の縦軸は、主人公レントンとヒロイン・エウレカの物語。そのすべては10年前に世界を揺るがせた大事件「ファースト・サマー・オブ・ラブ」に端を発します。
TVアニメ『交響詩篇エウレカセブン』で何度か言及されながらも、正面からは描かれなかった「ファースト・サマー・オブ・ラブ」。これがついに映像化されます。“すべての始まり”が明らかになるとともに、作品も大きくエボリューション(進化、発展)します。映画3部作は、すべてのセリフを再構築し、新作映像と再撮影された新たな映像で構成。ストーリーも誰も知らない新たな結末に向かって進んでいきます。
オリジナルスタッフが再集結!
シリーズを再起動させるにあたり、総監督・京田知己氏、脚本・佐藤大氏、キャラクターデザイン・吉田健一氏のオリジナル・スタッフが12年ぶりに集結しました! リメイクでもリミックスでもない、12年のキャリアを積んだ3人が、新たな構想に基づいて取り組むまだ誰も観たことがない新しい“エウレカ”が今年始まります。
さらにドイツのテクノユニット・ハードフロアが、新曲で参加!
今回新しさを象徴するのが、ドイツのテクノユニット、Hardfloor(ハードフロア)による新曲。TV『交響詩篇エウレカセブン』では、サブタイトルに度々「アクペリエンス」という単語が登場しましたが、これはもともとHardfloorの曲名として有名な造語。『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』では、Hardfloorより新曲「Acperience 7(アクペリエンス・7)」の提供を受け音楽面もエボリューションします。
スタッフコメント公開!
●総監督:京田知己氏コメント
作りながら「この作品は本当に愛されてるのだな」と思うことが何度もありました。それに応えるべく、出来る限りの嘘を排除して、再びみなさんに愛していただけるようなものをお届けできたら……と思います。
★主な作品:TVアニメ「交響詩篇エウレカセブン」(2005年)監督/劇場アニメ「楽園追放」(2014)演出
●脚本:佐藤大氏コメント
僕らにとって『エウレカセブン』は懐かしめる作品ではありません。だからこそ、かつての『エウレカセブン』に影響を受けたという人たちを裏切らない、そして今のお客さんにとっても新鮮な新しい『エウレカセブン』を作りたいと思っています。
★主な作品:TVアニメ「カウボーイビバップ」(1998年)舞台設定、脚本/TVアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」(2002年)脚本/実写映画「CASSHERN」(2004年)脚本/TVアニメ「交響詩篇エウレカセブン」(2005年)シリーズ構成、脚本/OVA「FREEDOM」(2006年)シリーズ構成、脚本/TVアニメ「東のエデン」(2009年)脚本
●キャラクターデザイン:吉田健一氏コメント
TV『交響詩篇エウレカセブン』の時は、世の中に挑戦するつもりでデザインをしていました。アニメキャラクターの絵柄の幅を広げたいという企みがあったのです。今回、10年を経て『エウレカセブン』で作り上げた絵柄を世の中に再び送り出すことは意味のあることだろうと考えています。
★主な作品:TVアニメ「OVERMANキングゲイナー」(2002年)キャラクターデザイン、メカニカルデザイン、アニメーションディレクター/「交響詩篇エウレカセブン」(2005年)キャラクターデザイン、メインアニメーター/「エウレカセブンAO」(2012年)キーキャラクターデザイン/「ガンダム Gのレコンギスタ」(2014年)キャラクターデザイン、作画チーフ
●挿入曲:Hardfloor(ハードフロア)コメント
私たちはこれまでにも何度もインタビューでオーディエンスへ向けてのメッセージを求められてきましたが、私たちは自分たちの音楽についてのコメントは避けてきましたし、深いメッセージを込めて作曲を行ってはきませんでした。私たちは音楽自体がそれを語り、またリスナーが私たちの音楽から印象や物語、映像や意味といったものを自由に感じ取ってくれることを期待しています。「Acperience 7」を制作するにあたり、私たちはただHardfloorらしいトラックをプロデュースすることに専念しました。映画に合わせようとHardfloorらしくないトラックを制作するのではなく、Hardfloorらしくあることこそ京田総監督の求めてくれていたことだからです。
★プロフィール:ドイツ、デュッセルドルフ出身のオリバー・ボンツィオとラモン・ツェンカーの二人組。ドイツでまだアシッドハウスやテクノが産声を上げたばかりの1991年に結成。9分に及ぶ「アクペリエンス 1」をリリースし、ドイツのクラブシーンに衝撃を与え、世界中のクラブシーンに知らしめるきっかけともなった。2014年には9枚目のスタジオ・アルバム『The Art Of Acid』を発表。それ以降は様々なレーベルから数枚の12インチ盤をリリースし楽曲提供も行っている。2017年には25周年を記念した10枚目のアルバムが発表される。
>>『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』公式サイト
(C)Ralf Zenker