実写映画『阿修羅少女 ~BLOOD-C異聞~』蓮役・松村龍之介さんのインタビューが到着! ブロマイド付きアニメイト限定前売券も発売中
2011年に放送されたオリジナルアニメ「BLOOD-C」シリーズの最新作となる実写映画『阿修羅少女 ~BLOOD-C異聞~』が、2017年8月26日(土)に公開となります。
そしてこのたび、『舞台 斬劇戦国BASARA』真田幸村役や『舞台 黒子のバスケ OVER-DRIVE』笠松幸男役など、2.5次元舞台で大活躍中、本作で蓮役を務める松村龍之介さんからインタビューが到着しました!
今回が初の映画出演作品ということで、演じる上で心がけたことや舞台と映画での表現の違い、「BLOOD-C」への想いなどたっぷり語っていただいております。
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新たな一面を魅せられた初の映画出演作品
──実写化決定を知ったとき、どのようにお感じになりましたか?
松村龍之介さん(以下、松村):以前、舞台で関わらせて頂いた作品なので、今回はどのような物語になるのか、とても楽しみでした。加えて映像作品となるので、どのように魅せていくのかが凄く興味を持ちました。
──奥秀太郎監督の作品への出演は、これが5作目となりますね。奥監督とのお仕事はいかがですか?
松村:一言で楽しいです。奥さんの頭の中で構成されていること、考えていらっしゃることはどれも独創的でワクワクします。その上、役者の意図をくみ取って下さるので、助かりますし、共に作っている感じがとてもします。
──「蓮」を演じる上で心がけたことを、教えてください。
松村:気弱な人物の中にある、野心、葛藤、そして外部への羨望。心の中で渦まく感情をどう表現するのかを大切にしました。
──舞台版「BLOOD-C」にも出演していらっしゃいます。前作は2.5次元舞台、今回は実写映画と、表現媒体が変わりましたが、役を演じる上ではどのようなことが変わりましたか?
松村:単純に、表現方法が変わるというのと、初出演となる映画でしたので。いろんなことが新鮮でした。度々モニターを見ながら、撮影を重ねつつ、表現を修正していきました。
━━「BLOOD-C」はアニメシリーズに根強い人気を誇る作品です。舞台化以上に、実写化には抵抗感をもつファンもいると思いますが、それについてはどのように思いますか?
松村:どの作品においても、そう感じられる方はいらっしゃいますし、それだけ原作を愛している証拠だと思います。あくまで作品をお借りするので、僕達はそんな方々にも愛される、もしくは原作の汚点にならないよう、尊敬、尊重をしつつ、作品づくりをすべきだと感じます。
──舞台版やTVアニメ版・劇場版・小説版・漫画版等とは全く別の物語でありながら、繋げて読むことも可能なストーリー設定です。さまざまな鑑賞の仕方や解釈が楽しめると思いますが、松村さんお薦めの楽しみ方を教えてください。
松村:どの作品からお楽しみ頂いても問題ありませんが、原作の小説・漫画を読んだのち、映像作品のアニメ、劇場版を観賞し、実写版を見るのがいいかと。特に実写は続けて見て欲しいです。
──「BLOOD」シリーズにおいて流される「血」とは、何を表すものだとお考えですか?
松村:小夜という一人の少女を、シリーズにおいて存在させる「繋がり」の様なものじゃないかと思います。人々や ふるきもの、そして小夜。様々な人物をいろんな物語においてつなげる血流が、原作の世界をつくっているかと。
──松村さんが今回の映画で一番気に入っているシーンとその理由を、教えてください。
松村:小夜役の宮原華音ちゃんがネギをかじるシーン。彼女はネギが大嫌いらしく、泣きながら撮影していたのを覚えています。
──主演の青野楓さんについて。舞台版では、青野さん演じる「蘭」と敵対し斬り合う役柄でしたが、今回は深い絆で結ばれる姉弟を演じていらっしゃいます。青野さんとの共演は、いかがでしたか?
松村:舞台ではあんなにも斬り刻んでいたのに、映画では家族というか、とても不思議でした。違う役柄で共演したおかげで、彼女の女優としての新たな魅力を知れた気がします。
──豪華キャストの皆さんとの共演は、いかがでしたか?
松村:僕にとって、物凄くいい経験となりました。撮影中は、何か盗めないかと現場を観察していたのを覚えています。
──撮影は昨年夏から冬にかけて、埼玉県深谷市で行われたそうですね。ロケ現場がかなり過酷だったとうかがいましたが、松村さんにとって辛かったことは、どのようなことでしたか?
松村:残暑厳しい頃、台風が幾度なく訪れ、撮影が中断されることが多々ありました。そして冬は、衣装が薄着のため、体中震えながら、撮影に臨みました。
──カンヌ国際映画祭の印象はいかがでしたか?また、「阿修羅少女」の海外での評判は、いかがでしたか?
松村:とても素敵な雰囲気でした。多くの方が、映画を愛し、人生をかけている、そんな人達が一同に介した時の熱気に圧倒され、感動しました。上映会にいらっしゃった方々の反応は上々で良い手応えを感じました。
──日本のアニメやマンガが海外で高く評価されていますが、2.5次元舞台作品に対する海外の反応は、どのようなものでしょうか?
松村:とても関心が高い印象です。原作のキャラクターが実在しているかの様な感覚が、嬉しくもあり、楽しんでいらっしゃいました。
──日本映画界の未来を担う役者として、野望を具体的にお聞かせください。
松村:目指すからには頂点。誰にも負けません。日本が誇る、故郷が誇る、そんな役者になります。必ず、演者としてレッドカーペットを歩く、カンヌに行って決心しました。
──最後に、「BLOOD」シリーズのファンと、松村さんご自身へのファンに、それぞれ一言ずつ御願いします。
松村:〈BLOOD〉ファンの皆様、原作へのリスペクトを、舞台同様にふんだんに詰め込みました。楽しんで頂けると幸いです。〈僕自身〉初の映画出演作品。また新たな一面を皆様にお魅せすることができて、嬉しいです。今後とも、よろしくお願い致します。
──ありがとうございました。
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販売期間:2017年07月26日(水) ~2017年08月25日(金)
価格:1,500円(税込)
アニメイト限定特典:松村龍之介さんの非売品ブロマイド(1種)
前売券取扱店:池袋本店・渋谷店・横浜店・新宿店・AKIBAガールズステーション
>>販売ページ
作品概要
2017年8月26日(土)よりテアトル新宿他全国公開
【ストーリー】
戦乱の時代に陥る少し前の日本。山奥の寒村で特高警察が殺された。
特高警察の部隊長、甘粕は部隊を率いて村に捜査本部を設置。村人に対して横暴とも言える捜査を繰り返していた。
限界を迎えそうになる村人、その中で一人唇を噛みしめ辱めに耐える一人の青年。
彼の名は蓮、血の病を患い診療所で過ごす姉、蘭を大切に思う心優しき彼は、外の世界への憧れを懐きつつも、姉を見捨てることは出来ず村にとどまっていた。
特攻と村人との乱闘の中、逃げ出した蓮の前に現れる制服姿の少女―――
日本刀を携える彼女は自らを「小夜」と名乗り、蓮に「古きものを狩るためにここに来た」と告げる。
時同じくして、特高警察と村人の確執はもはや留まることを知らず、村は血で血を洗う殺戮と戦いの宴へと突き進もうとしていた。
混乱の最中、目覚める蘭。彼女の血に秘められた謎とは?そして、「古きもの」とは?
小夜の刃が煌めく時、因習と血脈で塗り固められた惨劇の幕が開く!
【出演者】
青野 楓・松村 龍之介・古田 新太・宮原 華音
手塚 とおる・八神 蓮・田中 要次・銀粉蝶・水野 美紀・坂井 真紀
郷本 直也・滝川 英治・南 圭介・結城 貴史・友常 勇気・石渡 真修
中山 孟・時光 陸・古波倉 要・宮城 紘大・吉川 麻美・白柏 寿大
【スタッフ】
監督:奥 秀太郎×原作:Production I.G・CLAMP×脚本:藤咲 淳一
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