『ヒプノシスマイク』で目指せ紅白歌手へ昇格! イケブクロ・ディビジョン「Buster Bros!!!」の三兄弟、木村昴さん、石谷春貴さん、天﨑滉平さんインタビュー
ヒップホップと二次元という異色のミックスで怒涛の話題を呼んでいる『ヒプノシスマイク』。それぞれのディビジョンの自己紹介曲とも言える4つのシングルがリリースされ、いよいよディビジョンどうしのバトルが繰り広げられます。
これまで様々な露出、展開を行ってきた『ヒプノシスマイク』ですが、声優陣のみなさんはどのような心境でこの盛り上がりを見ていたのでしょうか?
今回は、そんな疑問を抱きつつ、イケブクロ・ディビジョン「Buster Bros!!!」の三兄弟、木村昴さん(山田一郎/MC.B.B役)、石谷春貴さん(山田二郎/MC.M.B役)、天﨑滉平さん(山田三郎/MC.L.B役)の3人にインタビューを実施。
空前の大ブームで起こった3人の変化とは!?
ラップは人の心を動かす
——本日はよろしくお願いします。『ヒプノシスマイク』が、最近ブームになっているなとひしひしと感じているのですが、みなさんは作品の盛り上がりを実感した瞬間はありましたか?
天﨑滉平さん(以下、天﨑):最初はYouTubeにアップされた「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」のMVかなと。ガッと急上昇になって。あれがまず最初に反響に触れた時だったので、衝撃でした(笑)。
▲現在は86万再生を突破しているヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」MV
『ヒプノシスマイク』は、触れたことのないコンテンツだったので、本当にどうなるかが全く予想ができなかったんです。良い方に行ってすごく嬉しかったのを覚えています。「これもしかしてすごいコンテンツになるんじゃねえの……?」みたいな感じでした(笑)。ありがたいとすごく思いましたね。
石谷春貴さん(以下、石谷):僕も同業者の方からMVのことを言われることが多かったですね。「ラップのやつ見たよ!」って感じで。ラップっていう言葉が業界の中で出て来ることがほとんどないのでビックリしましたね。
なおかつMVでは、僕らも姿が出てるじゃないですか。「昴さんがガチでラッパーじゃない?」とも言われて(笑)。その後に僕が出てくるので、「お前が普通すぎて……」って言われましたよ。遠回しにディスられてるなって思いました(笑)。
木村昴さん(以下、木村):いやいや、イケブクロ・ディビジョンはね、みんなかっこいいですよ(笑)。自慢のMCたちです。
——石谷さんと天﨑さんはあれが初ラップだったんですよね?
石谷:そうですね。あれが最初の収録でした。
——初めてなのにここまでできるんだと、びっくりした覚えがあります。
木村:だからね、僕もビビってます(笑)。声優さんのすごさを再確認するとともに、こんなすぐにできちゃダメだろうと思いつつ(笑)。やっぱり声優さんは耳が良いので。あとはやりこんで来て下さる姿勢ですよね。
そういったものには僕も脱帽しました。とにかく、形がめちゃくちゃ様になっていて。だんだんやっていくうちに、1枚キャラクターというフィルターを通してラップに感情が乗ってくるから、言葉が立つんですよね。ワードが立つ歌い方、リリックを汲み取った感情の乗せ方が上手いんですよ、声優さんは。
だからそういうところを見ると、やっぱり声優さんってすごいと思いつつ、もうちょっと下手であれとも思うけど(笑)。それは冗談として、やっぱりすごいなと。
これはもしかしたらラッパーに太刀打ちできる、ひとつのコンテンツなんじゃないかなと思っています。そういう意味での反応の大きさにも、やっぱり驚くんですよね。
『ヒプノシスマイク』の楽曲を聞いて下さっている方たちも「やっとヒップホップに食いつける!」みたいな気持ちが、もしかしたらあるのかもなとは思うんです。
『HiGH&LOW』(※1)とかが話題になって、やっと一周してヤンキーがモテる時代が来たじゃないですか(笑)。一回草食系の時代が来て、それが今やっとこのゴリゴリの男もモテるみたいな時代に来た時に、ヒップホップを通らない訳がない。
「声優さんがラップをやる」という突破口があったおかげで、「ヒップホップ聞いていいんだ」という間口を広げられたような気がします。
僕が特に盛り上がりを感じたのは、第一はYouTubeの再生回数、第二はイベントでのお客さんの盛り上がり方もそうですけど、手をあげてくれた瞬間ですよね。
Twitterとか見てると、お客さん同士で「私はどこどこ推しだけど、あそこも憎めないよね」「いやいや何言ってんの、こっちでしょ」みたいな、お客さんの中でもちょっとディスり合いがあったりして(笑)。そういうのを見て、『ヒプノシスマイク』のすごさを思い知っている感じです。
※1:HiGH&LOW
ダンス&ボーカルグループ・EXILEを中心としたEXILE TRIBEによる総合エンターテインメントプロジェクト。TVドラマ、映画、漫画、アニメだけでなく、音楽リリースや体感イベントなども行われている。
——本当にMCバトルを応援している感じが、この界隈でも生まれているのを感じますね。ここまで盛り上がっている理由は、みなさんどう考えていますか?
木村:やっぱり、速水奨さん(神宮寺寂雷 役)がラップやっているからじゃないですか?(笑)
一同:(笑)。
——それは確かに(笑)。
木村:僕はもう、大いにあると思っています(笑)。あとはやっぱり、前例がないっていうところなのかな。
石谷:可能性を感じてくれているからかもしれませんね。一番最初の動画だけでも得体の知れなさが半端なかったですよね。これからの期待感があるからこそ食いついてくれるのかな、というのは思いました。
天﨑:数年前からヒップホップブームが来ていてタイミングがよかったのもあると思います。最近ヒップホップに触れて好きになられた方や、今までヒップホップに触れていなかったアニメやゲームが好きな方が楽しんでくれている気がします。
特にアニメやゲームが好きで『ヒプノシスマイク』を好きになった方は、ちょうど自分の大好きな二次元の世界だったからというのもあるでしょうね。
木村:『ヒプノシスマイク』って、ヒップホップ好きの僕らからしたら、失礼な言い方ですけど、“一か八か感”があって。
ヒップホップ好きの僕としては、それはもちろん当たって欲しい。だけど、いくら『フリースタイルダンジョン』(※2)が人気だからと言えど、ちょっとずつ数年かけて芽が出るものだと思っていたんです。ある時日の目を見たときに、「けっこう地道にやっていたんだね」と気づいてもらえて、それから昔のCDをみんなが漁り始めるみたいな。そういうビジョンを見ていたんですよ。
でも、作られているスタッフさんとお話すると、結構当てに行っているんですよ(笑)。そこがやっぱりすごいなと。だから跳ねるべくして跳ねている感も、すごく感じているんです。
ソロのバトルにならないようにする設定もいいですよね。あくまでチームは3人。二郎(山田二郎)推しの人がバトルを見ていて、例え二郎ちゃんが負けても、イケブクロ・ディビジョンとしての負けなら、そこまで気分が落ちないみたいな。女性の心理的に自分の推している子が負けるのは嫌だけど、自分の推している子がいるチームが負けるぶんには平等というか。ちゃんと女性の心理を突くように考えられているんですよね。
しかもこれって、たまたまじゃないんです。めちゃくちゃ考えられているんです。だから今の盛り上がりも、「そらこうなるか」みたいな(笑)。それにしてもお客さんの盛り上がりがすごいですよね。
※2:フリースタイルダンジョン
テレビ朝日にて放送中のバラエティ番組。曲に乗せて即興でラップをする「フリースタイル」でバトルするラッパーたちの姿が若年層に人気になっている。近年のヒップホップの盛り上がりを象徴する番組のひとつでもある。
——お客さんから直接何か言われたことはありますか?
木村:「チェケラッチョ」ですね(笑)。今まで「どうも〜」みたいだった人も急に。「ワッツアップ」って言われたこともありますよ(笑)。お客さんがヒップホップ用語を使いたがり始めていて、ちょっと嬉しいですよね。
石谷:距離が近くなったように感じますよね。
木村:危うくね、「ウェイ〜!」ってハイタッチしそうになっちゃうっていう(笑)。「曲聞いたよ」とか言ってもらえるので、すごく嬉しいことですよね。
石谷:お手紙とかも来たりするんですよ。Twitterのリプとかでも、普通にラップで返信して下さる方とかもいて。ラップ女子すごいと思いました(笑)。しかも女性だけじゃなく、男性からもお手紙が来ました。「悔しいけど頑張ります」みたいな。
ラップが好きな男性が最初は「こんなもん」って思って観たらしいんですよ。「声優が歌うんでしょう? みたいな感じで行ったらガチで、凄い驚きました」っていうお手紙で(笑)。すごい驚きましたし、嬉しかったです。
木村:僕もついにTwitterのダイレクトメッセージで「僕は即戦力になると思うので、イケブクロ・ディビジョンに入れて下さい」って来ましたよ(笑)。高校生の男の子だったんですけど、「自分も高校でずっとラップやっていて、攻めたリリックに定評があり、きっとバトルシーンでは頭角を発揮すると思います」みたいな。「自惚れんなよ!」って最初は思ったんですけど(笑)、すごく情熱的で、ちゃんとYouTubeのリンクで自分の曲を載せてくれていました。
そういうアプローチがあるんですよ。すごいじゃないですか。「見てます」「好きです」「かっこいいです」じゃなくて、「入れて下さい!」ですよ!(笑) おこがましいですけど、一つの影響力になっているんだなって思いました。
——憧れの対象になっているってことですよね。
天﨑:力があるなってすごく思うんです。動かす力というか、メールでラップで書いて下さったりとか、用語を使って下さるとか。それこそダイレクトメールで入れてくれっていう。すごく人を動かしているなっていうのは、感じました。ラップは人の心を動かす力がすごいんだなと。
ヒップホップをやる身として
——『ヒプノシスマイク』に参加する前と参加した後で、作品の印象は変わりましたか?
石谷:僕は変わっていません。一番最初に収録現場に行ったときとスタッフさんの熱量がずっと変わらずで、今も燃えているなと、バーニングしているなーっていう印象でしたね(笑)。
僕らも一番最初って、やっぱり不安があるんですよ。スタッフさんも不安があったと思いますけど、それを僕らに全然垣間見せないんです。
その熱量がずっとあるまま、約半年ぐらいマシンガンのように、「次のもの! 次のもの!」って出てくるじゃないですか。それってすごいですよね。
天﨑:それに、僕らもニコ生をレギュラーでやらせていただけるとは思っていませんでしたね。キャラクターでラップバトルをしたり、良い意味で、色んなことをさせていただいているなと思います。ダミーヘッドマイクを使わせてもらったり、新しいことを色々させていただいて楽しいなという感じです。
——ラップに対する意識は変わりましたか?
木村:僕はちょっとだけ変わった部分がありますね。普段聞いている曲もアイディア集めというか、よりヒップホップをやる身として聞くようになりました。
『ヒプノシスマイク』に関わったので、もうファンではないわけですよ。ラッパーをやる身としては、やっぱりファンじゃダメじゃないですか。だから大層な言い方ですけど、ある種のライバルとして聞いたり、先生として聞くみたいな気持ちが、より強くなりました。「ラップを教えて下さい」みたいな感じで曲を漁るようになっていますね。
そのラッパーさん達の特徴とか、よく使うフレーズとかを分析するようになって、「じゃあこの人のカッコ良さと、この人のカッコ良さを全部集めたら、めっちゃカッコ良いやつできんじゃん!」みたいな、そういう研究をするようになりました。
天﨑:僕はヒップホップの文化に触れるのが遅かったので、それこそまだ数年という感じなんですが、それまでの印象と今の印象とではだいぶ違いますね。
ヒップホップはやっぱりアンダーグラウンドで、ちょいワルというか。
木村:激ワルだけどね(笑)。
天﨑:(笑)。そういうイメージがあって、使うワードもコンプライアンスに関わるワードも多いし、やっぱり怖いのかなという印象がありました。
『ヒプノシスマイク』に参加してからは、嘘をつかないラッパーさんが好きになりましたね。本当に気持ちがあるラップが好きで。そういう物って、ディスが悪口じゃないというか、喧嘩しているようで喧嘩していないというか。
ラップバトルを観ていても、あれだけ言い合っていたのに殴り合うじゃなくて、ちゃんと握手して終わったりするんです。ちゃんとルールがあって、その中でやっているものなのかなっていう印象に変わりました。
全部がそうじゃないのかもしれないですけど、今までも怖がらずに触れてみたら良かったのになと思いました。
石谷:僕は『ヒプノシスマイク』で初めてラップに触れたんです。だから最初聞いた時に耳がついていかなかったんですよ。「え? え?」みたいな感じになって(笑)。言葉が頭に入ってこなかったんです。
それで日常にラップを入れようと思って、『フリースタイルダンジョン』で知ったラッパーさんの激しめの曲をずっと流すようにしたんです。家では落ち着いた曲を流すことが多かったんですけどね(笑)。そうしたら、いつのまにか耳が追いつくようになったんです。
僕も天﨑くんと同じように自分の主張というか、相手を下げるように見えてちゃんと上げているというか、お互いに称え合っているラップがすごい好きで。
やはり怖いイメージがあったんですよ、一番最初は。「ウェ〜イ!」みたいな感じのノリかと思っていたんですよね。でもそうではなくて。ちゃんと論理的というか、オチがついているんですよ。そこに物語ができてくるというか、ディスり合いの中に物語ができるんです。
それって、ラップ好きな人たちがヒップホップの中でチームプレイをしているように見えたんですよ。だから僕はその一員として、チームプレイを重視するハートを大事にしたいなと思っています。
ラップにすることで言葉にできることもあるんだなっていうのもわかって、ラップの見方がすごく変わりました。
——なるほど。やっぱりお二人はラップを聞くようになったんですね。
石谷:なりましたね。日常の一部になりました。
天﨑:今まで本当近づかないようにしてたんですけど(笑)。カッコいいと思えるものっていいなと思いました。本当のことを言うことがカッコいいって良いなと思います。
みんなも一緒に行きませんか?
——話は変わりまして、せっかく3人揃ったので、イケブクロ・ディビジョンのPRポイントをお願いします。
木村:え〜と……安心感(笑)。他のチームにはない、イケブクロ・ディビジョンにしかないものと言ったら安心感。絶対裏切らないですもん(笑)。絆って言っちゃうとなんか薄っぺらくなっちゃうんですけど、この3人は絶対裏切らないし、嘘をつかない。そういう意味での団結力みたいなものはポイントですよね。
ヨコハマ・ディビジョンとかね、絶対裏切るじゃないですか(笑)。
石谷:汚職してますもんね(笑)。
木村:そうそう(笑)。そこがイケブクロ・ディビジョンの見所でもあるし、強みだなと思いますね。
石谷:血のつながりって強いですよね。
——他のディビジョンに比べると団結力がダントツな感じがします。
木村:後は超新星がいますから。三郎が中学生ラッパー!(笑) ニューカマー過ぎる。強すぎ(笑)。大人と渡り合う歩く中学生はカッコいいです。将来が楽しみですよね(笑)。
天﨑:ありがとうございます!(笑)
石谷:あと名前が覚えやすいですよね。「難しい名前分からないわ、私」という方でも、絶対にイケブクロ・ディビジョンだけは覚えてもらえると思います。
木村:うちの母ちゃん爆裂天然なんですけど(笑)、今回も「名前が覚えられないわ」って言ってて。「一・二・三で覚えたらいいんだよ」って言ったら「一太郎・二太郎・三太郎」って覚えてて(笑)。惜しいんだよなあ、そっちのルールじゃないんだよって(笑)。
一同:(笑)。
——それは(笑)。『ヒプノシスマイク』で一番最初に聞くならイケブクロ・ディビジョンかなとは感じます。
石谷:音楽が攻めながらもスタンダードで、すごい安心感があるんです。入門編としてもすごい良いですよ。
木村:この3人は、チームなんですけど、個性が一番離れているんですよ。だからチームとしてバランスが良い。それぞれのチームにはチームカラーがありますけど、イケブクロはチームカラーがありながら赤・黄・青という三原色があるんです。
イケブクロ・ディビジョンであり、『ヒプノシスマイク』であるみたいな。そういう根っこがこのチームにはあるので、イケブクロ・ディビジョン聞かずして『ヒプノシスマイク』を聞くなですよね。俺らを通ってから先に行けみたいな(笑)。
——チームになって少々時間が経ちましたが、お互いの印象の変化は?
木村:めっちゃありました。超ありました。
石谷:僕はなかったです。二人とも絶対芯が固いんだろうなって、心に大木が生えているんだろうなって思ったらその通りで。それが垣間見えるんですよ。自分がやりたいことをしっかりやりたいっていう幹があるんですよね。
二人の幹が見えるようになったから、今自分も色々出せるようになったのかなって思います。
天﨑:僕も、二人の印象は変わらなかったんですけど、逆に自分がこんなにヒップホップ好きなんだと思いました。本当に触れてこなかったので、こんなに自分が好きになれるものを今までほったらかしていたんだと。なのでこの作品に関われて本当に良かったです。
木村:僕は全然変わりまして。まず第1に、めちゃくちゃラップが上手くなっていくんですよ。それは収録もそうですし、このニコ生で毎回やるフリースタイルでもそうです。
たまに「好きなんですよ」って言うけど実は聞いてなかったりする人っていますよね。でもこの二人に関してはマジで聞いてるんですよ(笑)。マジで、めっちゃ聞いているんですよね。
そうゆう表面的な好きじゃなくて、本当に好きだし、どんどんのめり込んでいってる。だからどんどん上手くなってるんです。この二人が言うヒップホップ好きには本当に嘘がなくて。どんどん探求して行ってますよ。
本当に失礼な話ですけど、僕は最初は正直、お二方に限らず全体的にヒップホップ風をやってくれるんだろうなって思ってたんです。でも全然そんなことなかったです(笑)。ガチガチのラッパーになっていくんですよ。そういう所での印象が変わって。もう比べ物にならないくらい大好きになりました。
——だからこそ半分ドキドキじゃないですか?
木村:超ドキドキです。俺だって最初はどう思われているか知らなかったですから。「こいつめんどくせー」って絶対思われるだろうなって(笑)。でも2人もついてきてくれるとか、「最近こういうの聞いてるんですよ」とか、いっぱいヒップホップの話を一緒にしてくれるんです。そういうのが嬉しいですよね。
みんなにそういうフィルターがかかっちゃっていたのは本当に申し訳なかったです。みんなマジでした(笑)。
——(笑)。まだまだお話は尽きませんが、そろそろお時間です。最後に『ヒプノシスマイク』を楽しみにしているみなさんに、メッセージを一言ずつお願いします。
天﨑:反響がすごく大きかったことが本当に嬉しかったです。それと同時に多くの人の目にそれだけ触れるということなので、より自分がちゃんとしたものを見せられるように、ちゃ積み重ねていかなければいけないなと気を引き締めています。プレッシャーとはまた違うんですけど、それがモチベーションになっています。
キャラクターと共に成長していきたいですし、イケブクロ・ディビジョンとしても3人でずっとやっていけたらと思っているので、みなさんに喜んでいただける、そして自分も楽しめるものができるように、これからも『ヒプノシスマイク』全力で頑張っていくのでよろしくお願いします。
石谷:この『ヒプノシスマイク』で、僕自身もすごくヒップホップというものが好きになりました。本当に日常の一部になりました。しかも二郎と同じ気持ちで、三郎に負けたくないですよ(笑)。お互いに負けたくないし、良いライバルとして横にいるという部分もあって。なおかつ、他のディビジョンにも負けたくないんです。そのためにはどうしても自分たちが積み重ねて行かないと、足りない部分がまだまだありすぎる。
でも好きということを原動力にしたら、どんどんこの3人で進めていけるんじゃないかと思っているので。だから聞いている方々にも応援してくださる方にも、いっぱい聞いて欲しいし、好きになって欲しいです。
それで僕たちを入り口にしてもいいから、この世界にどんどん飛び込んで欲しいです。僕自身もまだ飛び込んで潜っている最中なので、一緒に『ヒプノシスマイク』を門として、他の好きを広げていくきっかけになってくれたら嬉しいな思っています。
そのために門である僕たちがしっかりしないといけない、僕もしっかりしないといけないなというのを思います。今年始まったばかりなので、さらに僕らはスキルを磨いて、最終的にはお兄ちゃんを倒せるようになりたいなと思っています(笑)。応援よろしくお願いします。
木村:この『ヒプノシスマイク』の可能性を確信し、ヒップホップサイズのビッグマウスを叩きますが(笑)、僕は日本の音楽業界を変えるつもりなので、みなさんも一緒に変えませんか?(笑)
一同:おおー!
木村:みなさんも僕らと一緒に変えませんかっていう感じです。やはり紅白歌合戦に出たい(笑)。
石谷&天﨑:紅白!!!
木村:(笑)。どんどん登って行って、紅白みたいな。そういうの俺らもやりたい。『ヒプノシスマイク』のオールスターズで出るのもアツいですし。
まあ紅白歌合戦も通過点ですけど(笑)。とりあえず目指してみようかなという感じなので。みなさんも応援して下さい! というよりは、一緒に行きませんか? という感じなので、よろしくお願いします。
——じゃあ紅白の時はぜひ取材させて下さい(笑)。
木村:ぜひ!(笑) でも今日と同じこと言うと思います(笑)。「まさかこうなるとは想像もしてなかったです……(震え声)」って。
一同:(爆笑)。
——(笑)。楽しみにしています! ありがとうございました!
[インタビュー/石橋悠]
ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Battle season」Teaser Movie
様々な新企画が始動!
ユーザー数500万人超の音楽SNSアプリ「nana」では"ヒプノシスマイク公式アカウント"がスタート。ヒプノシスマイク公式アカウント(https://nana-music.com/users/6301580/)にて音楽クリエーターギルド月蝕會議監修の10曲のラップトラックが一挙公開! アプリで手軽にラップに挑戦する事が出来ます。
コラボ企画も続々発表! 人気アニメ・ゲーム作品とのコラボレーションカフェを展開する「アニメイトカフェ」では3月23日(金)より”「ヒプノシスマイク」×アニメイトカフェショップ新宿・京都”の実施が決定です。
ケーキやパスタなどがバイキング形式で楽しめる「スイーツパラダイス」では、6月6日(水)より新宿ミロード店(予定)にて「ヒプノシスマイク」×「スイーツパラダイス」コラボカフェ(仮)がスタートします。
「カラオケの鉄人」では、前代未聞の歌唱キャンペーン「Division Rap Karaoke Battle」の開催が決定! カラオケ歌唱回数でバトルをし「カラオケの鉄人」店舗の領土を奪い合う企画や全楽曲の原曲カラオケ配信がスタートします。
「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」、シブヤ・ディビジョン「Fling Posse-F.P.S.M-」収録の3曲の配信がスタート。その他の楽曲に関しては2月より順次開始となります。
また、池袋東口サンシャイン通り店、新宿歌舞伎町店、渋谷道玄坂店、桜木町店ではオリジナルアナザージャケット付きのコラボドリンクも販売決定。詳細はカラオケの鉄人特設サイト(http://www.karatetsu.com/animegame/hypnosismic.shtml)にて確認が出来ます。
グッズ販売も続々登場。ヒプノシスマイクの公式Twitterの企画として実施した”キラーワード選手権”の優勝記念として、グッズ製作が決定していた伊弉冉一二三だけのオリジナルグッズ「キラーワード選手権 優勝記念 伊弉冉一二三アクリルキーホルダー」やブロマイド、ステッカーをはじめとしたラインナップも登場です。
オフィシャルグッズはKING e-SHOP(https://goo.gl/Xwfpv7)にて好評発売中!
他にも音楽をコンセプトとして、アイドルやアニソンアーティストなどを中心にコラボレーション商品を展開して来たバンダイのアパレルブランド「Musikleidung」(読み:ムジークライドン)より各ディビジョンのTシャツとニットキャップの発売が決定。3月発売に向けて近日受注開始予定となります。
急展開を迎えた”ヒプノシスマイク”。まだまだ目が離せません!
CD発売情報
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【アニメイトオンライン】【キャラクターソング】ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- イケブクロ・ディビジョン「Buster Bros!!! Generation」/Buster Bros!!!
【アニメイトオンライン】【キャラクターソング】ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- ヨコハマ・ディビジョン「BAYSIDE M.T.C」/Mad Trigger Crew
【アニメイトオンライン】【キャラクターソング】ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- シンジュク・ディビジョン「麻天狼-音韻臨床-」/麻天狼(マテンロウ)
【アニメイトオンライン】【キャラクターソング】ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- シブヤ・ディビジョン「Fling Posse -F.P.S.M-」/Fling Posse
作品概要
「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」
●「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」とは
声優史上初のラップ音楽原作のCD企画。参加するのは、木村昴さん、石谷春貴さん、天﨑滉平さん、浅沼晋太郎さん、神尾晋一郎さん、駒田航さん、速水 奨さん、木島隆一さん、伊東健人さん、白井悠介さん、斉藤壮馬さん、野津山幸宏さんの全12人の男性声優。それぞれがキャラクターに扮して作中でラップを繰り広げる。12人のキャラクターはイケブクロ、ヨコハマ、シンジュク、シブヤと4つのディビジョンで構成され、1チーム3人のCDとして、4作品リリース。キャラクターデザインはIDEA FACTORY、オトメイトが担当。
原作:キングレコード EVIL LINE RECORDS
キャラクターデザイン:IDEA FACTORY、オトメイト
シナリオ:百瀬祐一郎
●前文
H歴 武力による戦争は根絶された…
争いは武力ではなく人の精神に干渉する特殊なマイクにとって変わった。
その名も【ヒプノシスマイク】
このマイクを通したリリックは人の交感神経、副交感神経等に作用し、様々な状態にすることが可能になる。
兵器ではなく言葉が力を持つことになったのだ。
そして男たちの威信をかけたバトルの名は領土テリトリーバトル。
「ヒプノシスマイク –Division Rap Battle-」公式サイト
「ヒプノシスマイク –Division Rap Battle-」公式ツイッター(@hypnosismic)