こちらでは、『ようこそ実力至上主義の教室へ』の各話あらすじとユーザーの皆さんからの感想コメントのまとめています。
あらすじは随時更新となり、こういうところが面白かったといった感想や考察をご紹介していきます。
作品ネタバレも含みますので閲覧の際はご注意ください。
『ようこそ実力至上主義の教室へ』サブタイトル一覧
第1話
「悪とは何か――弱さから生ずるすべてのものだ。」のあらすじ
第2話
「才能を隠すのにも卓越した才能がいる。」のあらすじ
第3話
「人間は取引をする唯一の動物である。骨を交換する犬はいない。」のあらすじ
第4話
「他人が真実を隠蔽することに対して、我々は怒るべきでない。
なぜなら、我々も自身から真実を隠蔽するのであるから。」のあらすじ
第5話
「地獄、それは他人である。」のあらすじ
第6話
「嘘には二種類ある。過去に関する事実上の嘘と未来に関する権利上の嘘である。」のあらすじ
第7話
「無知な友人ほど危険なものはない。賢い敵のほうがよっぽどましだ。」のあらすじ
第8話
「汝等ここに入るもの、一切の望みを捨てよ。」のあらすじ
第9話
「人間は自由の刑に処されている。」のあらすじ
第10話
「裏切者の中で最も危険なる裏切者は何かといえば、すべての人間が己れ自身の内部にかくしているところのものである。」」のあらすじ
第11話
「しかし、概して人々が運命と呼ぶものは、大半が自分の愚行にすぎない。」のあらすじ
第12話
「天才とは、狂気よりも1階層分だけ上に住んでいる者のことである。」のあらすじ
『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』サブタイトル一覧
第1話
「困難の中でこそ、平静な心を保たねばならない。」のあらすじ
第2話
「あらゆる罪の源たる、ふたつの大罪がある。焦りと怠惰だ。」のあらすじ
第3話
「最高の魂は、この上ない悪徳と極限の美徳を発揮できる。」のあらすじ
第4話
「人材は作り出す必要がある。」のあらすじ
第5話
「すべての失敗は成功への過程に過ぎない。」のあらすじ
第6話
「逆境は真実へと至る最初の道筋である。」のあらすじ
第7話
「すべてを疑うこともすべてを信じることも共に安易で、思考を放棄するに等しい。」のあらすじ
第8話
「胸の底で、傷は静かに生きている。」のあらすじ
第9話
「過ちを犯しながら、それを改めないことをこそ、真の過ちという。」のあらすじ
第10話
「人々は常にその破滅を願っている。偽りの善に欺かれるがゆえに。」のあらすじ
第11話
「自分自身を御せない者は、いつまでも奴隷のままだ。」のあらすじ
第13話
「あなたが出会う最悪の敵は、常にあなた自身だ。」のあらすじ
『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』サブタイトル一覧
第1話
「何かを選ぶことこそが、成長の最大の糧となる。」のあらすじ
第2話
「人にとって、他の人間は獰猛な狼のようなものだ。」のあらすじ
第3話
「忘れたいことほど、忘れることはできない。」のあらすじ
第4話
「あなたにできるのは自分の目的のために行動することまでで、その結果を望むようにすることはできない。」のあらすじ
第5話
「運命は勇気ある者を助ける。」のあらすじ
第6話
「悪を行うよりも、その悪に傷つけられる方が良い。」のあらすじ
第7話
「人は自らの本質と向き合うのを避けるためなら、どんな愚かな行いにも手を染めてしまう。」のあらすじ
第8話
「過去を顧みぬ者はそれを繰り返し、裁かれる。」のあらすじ
第9話
「最高の法は、最大の不正を生み出す。」のあらすじ
第10話
「不条理な結論に至る第一の原因は、解決の手段が不足していることだ。」のあらすじ
第11話
「愛にはたったひとつの決まりしかない。それは愛する者を幸福に導くことだ。」のあらすじ
第12話
「欲望のために世界を変えるのではなく、まず己を変えよ。」のあらすじ
第13話
「愛は最も良い教師である。」のあらすじ
『ようこそ実力至上主義の教室へ』各話あらすじ
『ようこそ実力至上主義の教室へ』第1話「悪とは何か――弱さから生ずるすべてのものだ。」
進学率・就職率100%と言われる進学校・東京都高度育成高等学校に入学した綾小路清隆。しかし彼が所属する1年Dクラスは、進学校とは思えないような問題児ばかりだった。さらに学校は、生徒に現金と同価値のポイントを月10万円分も与え、授業に関しては私語・居眠り・サボタージュをも黙認する放任主義。自堕落な生活を送る生徒たちだったが、違和感を抱く者もいた——他人との交流を徹底的に避け、孤独を貫く美少女・堀北鈴音だ。彼女は、生徒に大金が与えられているはずなのに、校内に『お金を持たない者への救済』が多く用意されていることに気づく。やがて1ヶ月後、綾小路、堀北、Dクラスの面々は学校のシステムの真実を知る……。
『ようこそ実力至上主義の教室へ』第2話「才能を隠すのにも卓越した才能がいる。」
AからDの各クラスは生徒の能力によって分けられ、Dクラスは『不良品』と呼ばれる生徒が集まる落ちこぼれクラスだった。彼らは入学後1ヶ月間の自堕落な生活のため、学校からの評価を徹底的に落とし、毎月もらえるはずの10万円分のポイントをすべて帳消しにされる。極貧生活を強いられ、さらに今後試験で赤点を取れば即退学という厳しいルールを告げられ、大騒ぎに陥るDクラス。そんな中、自分がDクラス配属であることに納得できない堀北は、DクラスをAクラスへ昇格させることを目指す。成り行きから彼女を手伝うことになる綾小路。最初の課題は、間もなく行われる中間試験を、赤点者を一切出さずに乗り切ることだった。
『ようこそ実力至上主義の教室へ』第3話「人間は取引をする唯一の動物である。骨を交換する犬はいない。」
成績の悪い生徒たちが多かったにも関わらず、Dクラスは学校側の予想に反し、高得点を叩き出して中間試験を終えた。その試験結果の裏には、堀北たちの必死の努力、そして綾小路の暗躍があった。しかし成績面を最も不安視された須藤が、たった1点だけ及ばず赤点となってしまう。「須藤健、お前は退学だ」——冷徹に言い渡す担任教師・茶柱。既に採点も終わり、決着がついてしまった中間試験の結果を覆すため、綾小路が繰り出した最後の一手とは……? そして中間試験の騒がしいゴタゴタの中で、綾小路はクラスのアイドル的存在である櫛田桔梗の知られざる一面を、目の当たりにしてしまうのだった。
『ようこそ実力至上主義の教室へ』第5話「地獄、それは他人である。」
事件の目撃者と思われるDクラスの生徒・佐倉愛里。彼女だけが須藤の正当防衛を裏付けられるが、佐倉はなぜか審議で証言することを拒否する。他人と友好関係を築くことにおいて右に出る者がいない櫛田でも、佐倉の閉じた心を開くことができない。結局、彼女の協力を取り付けることができないまま、審議当日を迎えてしまう綾小路たち。DクラスとCクラスが争う審議に立ち会うのは、生徒会長であり堀北鈴音の兄でもある堀北学。須藤の弁護役である堀北は、学の存在に萎縮し、まったく話すことができなくなってしまう。審議はCクラス側の有利に進み、追い込まれていくDクラス。その時、綾小路の手が堀北の脇腹に迫り……!?
『ようこそ実力至上主義の教室へ』第6話「嘘には二種類ある。過去に関する事実上の嘘と未来に関する権利上の嘘である。」
勇気を出して佐倉が証言してくれたため、CクラスとDクラスの審議は五分に持ち込まれ、後日に再審議が行われることとなった。しかし、佐倉の証言がDクラスにとって最後の切り札だったため、ここからさらに審議を優勢に傾けるためには、別の手がかりが必要となる。暴行事件が起こった現場を再び調査していく綾小路と堀北。折りふし、佐倉の周囲には怪しい人物の影がチラついていた。佐倉愛里のもう一つの顔=グラビアアイドル『雫』の熱狂的ファンである男が、校内に入り込み、彼女をストーキングしていたのだ。暴行事件の審議と、佐倉に迫るストーカーの魔手。2つの事件が錯綜する中、綾小路と堀北は起死回生の一手を打つ!
『ようこそ実力至上主義の教室へ』第7話「無知な友人ほど危険なものはない。賢い敵のほうがよっぽどましだ。」
波乱の1学期が終わり、学校は夏休みに入っていた。友人など一切不要と言い、孤独を貫く少女・堀北鈴音は、夏休み中も誰とも会うことなく、読書と勉強だけの日々を送っている。そんなある日、綾小路から「Dクラスの男女合同でプールに行こう」と誘いの電話が入った。普段であれば断るのだが、『とある事情』により誘いに乗る堀北。一方その頃、Dクラスの池を中心とした男子たちは、何やら怪しい計画を立てていた。そしてプール当日、Bクラスの一之瀬たちとも合流し、ビーチバレーなどのレジャーを楽しむ面々。その中で暗躍するDクラス男子たちだが、プールには坂柳と龍園といった他クラスのリーダーたちも訪れていて……?
『ようこそ実力至上主義の教室へ』第8話「汝等ここに入るもの、一切の望みを捨てよ。」
1年生夏休みの学校行事として行われる南の島でのバカンス。島への渡航にも超豪華客船が使われ、船内ではレストランの料理も各種レジャー施設もすべて無料で堪能できる。1学期には赤点即退学という厳しいルールや、現金代わりのポイントが0という極貧生活を強いられてきたDクラス生徒たちは、気を緩めてバカンスを楽しんでいた。そんな彼らを冷淡な視線で見つめるAクラスの葛城康平。彼は坂柳有栖とAクラス生徒の支持を二分する男であり、坂柳が体調不良で行事を欠席している今、Aクラスは葛城の統率下にある。一方、Cクラスでは独裁を敷く龍園に反発する少女・伊吹による喧嘩騒動が起こり、バカンスも一騒ぎありそうで……?
『ようこそ実力至上主義の教室へ』第9話「人間は自由の刑に処されている。」
バカンスと思われた南の島への旅行だが、その実は学校が定めた特別試験だった。生徒たちは1週間、決められたルール下で無人島生活を行うことになる。主なルールは、『各クラスに300ポイントが与えられ、そのポイントで物品を購入できる』、『島内の特定スポットを占有することでポイントを得られる』、『各クラスでリーダーを決め、他クラスのリーダーを当てればポイントが与えられる』など……。この試験の成績次第で、各クラスが保有するクラスポイントは大きく増減する。A〜Cクラスは試験内容を理解すると同時に、迅速に動き始めた。だがDクラスの生徒たちは慣れない無人島生活に困惑し、行動方針も決まらず険悪な空気が漂い出す。
『ようこそ実力至上主義の教室へ』第10話「裏切者の中で最も危険なる裏切者は何かといえば、すべての人間が己れ自身の内部にかくしているところのものである。」」
特別試験の初日が終了した。やっとDクラスの生徒たちは一つにまとまり、協力して無人島生活を続けられる態勢になる。そんな中、綾小路と堀北は他クラスがどのように試験に臨んでいるか調査し始める。高い団結力を活かし、ポイントを有効に節約しながら、無人島生活を楽しんでいる一之瀬たちBクラス。洞窟をベースキャンプに定め、その内部を決して見せようとしない葛城たちAクラス。だが、最も理解に苦しむ行動をしているのは龍園率いるCクラスだった。龍園は、試験に勝つためポイントを節約しようと努力する他クラスの生徒たちを嘲笑い、すべてのポイントを一気に浪費して豪遊していた。堀北はその行為を自滅と批判するが……?
『ようこそ実力至上主義の教室へ』第11話「しかし、概して人々が運命と呼ぶものは、大半が自分の愚行にすぎない。」
Dクラスリーダーのキーカードを保有している堀北。彼女の体調が悪化していた。それに気づいて指摘する綾小路だが、リタイアすればマイナス30ポイントのペナルティが課されるため、体調不良を隠して乗り切るという堀北。その頃、Dクラスでは女子の下着が盗まれる事件が発生し、男子と女子が対立。クラスは再びバラバラになっていく。さらに試験6日目、体調を崩していた堀北の隙を見て、何者かがリーダーのキーカードを盗み出した。直後、ベースキャンプ内で放火騒動まで起こる。下着泥棒、キーカード盗難、放火騒ぎ——誰がなぜこんなことをしているのか。生徒たちの疑心暗鬼と対立が強まり、Dクラスは混乱に陥っていく……。
『ようこそ実力至上主義の教室へ』第12話「天才とは、狂気よりも1階層分だけ上に住んでいる者のことである。」
堀北のキーカードを盗んだ犯人は伊吹澪だった。キーカードを取り返すために彼女と戦った堀北は、体調が悪化し、ついに倒れてしまう。兄に認められるために、またAクラスへ昇格するために、リタイアを拒む堀北。しかし体力的に限界と見た綾小路は、彼女を無理矢理にリタイアさせるのだった。リーダーを知られたことによる失点、リタイア2名分の失点、そしてクラスが団結できなかったために起こったポイントの浪費……Dクラスの試験結果は、惨憺たるものになると予想された。一方、Aクラスは着実にスポット占有によるポイントを集め、莫大なポイントを得ていた。そして試験最終日——生徒たちの前に、意外な人物が姿を現す。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』各話あらすじ
『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』第1話「困難の中でこそ、平静な心を保たねばならない。」
無人島での試験を終え、綾小路清隆たち 1 年 D クラスのメンバーは豪華客船で夏休みを堪能していた。ところが休息も束の間、新たな特別試験が。軽井沢恵らと同じ部屋に呼び出され説明を受ける綾小路。今度の試験はクラスの枠を超えたものだった。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』第2話「あらゆる罪の源たる、ふたつの大罪がある。焦りと怠惰だ。」
「シンキング」試験の 1 日目が終了。膠着した状況を打破するために、綾小路は平田たちと話し合いをしていたそのとき、携帯に一通のメールが届く。その内容に苛立ちを募らせる堀北。一方、綾小路は軽井沢の行動に違和感を覚え、堀北に彼女の情報を求めるが…。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』第3話「最高の魂は、この上ない悪徳と極限の美徳を発揮できる。」
Cクラスの真鍋たちに詰め寄られ、取り乱す軽井沢。綾小路はその様子を冷静に観察しようとするが、我慢できなくなった幸村が軽井沢たちの前に飛び出してしまう。綾小路は異常な怯え方をする軽井沢を見て、何かを思いついた様子で……。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』第4話「人材は作り出す必要がある。」
2学期を迎え、体育祭の準備期間が始まる。競技の結果は良くも悪くも次の筆記試験に影響するため、生徒たちは動揺を隠せない。さらに独特のチーム分け、生徒に委ねられた出場者の選出など、生徒たちにのしかかるプレッシャーも大きく……。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』第5話「すべての失敗は成功への過程に過ぎない。」
櫛田に疑念を向ける綾小路。他クラスの偵察という名目で堀北と櫛田を引き合わせる。そこで堀北は予想外の行動を見せる。体育祭当日、堀北や須藤の活躍もあり赤組は幸先のよいスタートを切るが、綾小路は結果に冷ややかな表情を向けていた。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』第6話「逆境は真実へと至る最初の道筋である。」
Dクラスの生徒たちと衝突し、怒りのままに体育祭を抜け出した須藤。そんな彼を追いかけたのは、堀北だった。須藤を呼び止め話し合いの場を設けた堀北は、須藤からの反発を受けながらも、辛抱強く彼に向き合おうとする。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』第7話「すべてを疑うこともすべてを信じることも共に安易で、思考を放棄するに等しい。」
生徒会長の引き継ぎ式が終わり、綾小路は佐藤から突然の呼び出しを受ける。そんな中、中間テストの試験結果が発表され、D クラスは退学者ゼロを達成する。だが茶柱曰く、本番は期末テストとして行われる特別試験、通称「ペーパーシャッフル」にあるという。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』第8話「胸の底で、傷は静かに生きている。」
ペーパーシャッフル対策の勉強会が開かれ、幸村を中心としたグループに参加することになった綾小路。同グループの長谷部・三宅ペアは得意科目も苦手科目もまったく同じであり、問題によっては簡単に共倒れしてしまう。だが、綾小路は試験問題の傾向を探る方法があると言い……。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』第9話「過ちを犯しながら、それを改めないことをこそ、真の過ちという。」
ペーパーシャッフルの裏で、堀北と櫛田の退学を賭けた勝負が始まった。片や勉強会に参加する綾小路の前に、龍園が現れる。龍園から送られたメールについてふっかけられるが……。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』第10話「人々は常にその破滅を願っている。偽りの善に欺かれるがゆえに。」
クリスマスを前にして、浮き足立つ生徒たち。軽井沢もその一人で、街中のクリスマスの雰囲気を楽しんでいた。だが、佐藤と一緒に放課後を過ごしていると、Cクラスの生徒に尾行されていることに気づく。さらに、綾小路も勉強会中に誰かに見張られていて……。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』第11話「自分自身を御せない者は、いつまでも奴隷のままだ。」
綾小路との協力関係が突然解消となった軽井沢は、彼との接点が完全になくなることに戸惑いを隠せないでいた。そんな中、Dクラスで今後の方針を相談しているところに、龍園たちCクラスが高圧的に現れる。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』第13話「あなたが出会う最悪の敵は、常にあなた自身だ。」
先の事件を経て、軽井沢は自身の中に大きな気持ちの変化があることに気づき始めていた。そんな中、佐藤からクリスマスに綾小路とデートするのだと相談される。軽井沢は複雑な思いを抱きつつも佐藤の相談に真剣に応えてあげようとするが……。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』各話あらすじ
『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』第1話「何かを選ぶことこそが、成長の最大の糧となる。」
3学期を迎え、DクラスからCクラスへと昇格した綾小路たちは、全学年合同で行われる特別試験「混合合宿」へと向かっていた。今まで敵同士だった別のクラスとグループを組む特別試験で、不仲は必至。だが、ボーダーラインを下回ると退学者が出るというルールで......。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』第2話「人にとって、他の人間は獰猛な狼のようなものだ。」
協力せず何かと反発する石崎や、自由に振る舞う高円寺がいる綾小路たちのグループ責任者・幸村は上手くグループをまとめられず、険悪なムードが続いていた。一方、綾小路は独自にある生徒から情報を得ようと行動を始める。そんな中、Aクラス・橋本の話をきっかけにグループに変化が生まれて――。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』第3話「忘れたいことほど、忘れることはできない。」
軽井沢と平田が別れたらしい――Cクラスがその話題で持ちきりになる中、山内がAクラスの坂柳から呼び出しを受ける。有頂天になる山内は、堀北の「罠だ」という言葉にも耳を貸すことはなかった。一方、綾小路は堀北から一之瀬の周辺に妙な噂が流れていると聞く。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』第4話「あなたにできるのは自分の目的のために行動することまでで、その結果を望むようにすることはできない。」
バレンタインデー当日。Cクラスの男子たちは、チョコレートを貰えるかどうかで盛り上がっていた。そんな中、綾小路から呼び出されたことに落ち着かない様子の軽井沢だったが、待ち合わせ場所で綾小路と話している最中、予想外の人物が現れて......。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』第5話「運命は勇気ある者を助ける。」
掲示板に噂を流したのは、坂柳に命令された橋本――。石崎や伊吹はそう信じるが証拠はなく、深く追及をすることは出来なかった。そして、坂柳を筆頭にAクラスがBクラスに乗り込んだという話が綾小路たちに届く。一之瀬の噂に関する証拠を握っていると告げる坂柳に対し、これまで噂に対して消極的だった一之瀬は……。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』第6話「悪を行うよりも、その悪に傷つけられる方が良い。」
学年末試験に全員合格したCクラス。安堵の空気が教室に流れる中、茶柱から急遽、追加の特別試験『クラス内投票』の実施を告げられる。試験の内容は、自分のクラスメイトの中から「賞賛に値する3名」と「批判に値する3名」を選んで投票し、首位と最下位を決めるというシンプルなものだが……。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』第7話「人は自らの本質と向き合うのを避けるためなら、どんな愚かな行いにも手を染めてしまう。」
『クラス内投票』が発表され、疑心暗鬼になったCクラス内は不穏な雰囲気に包まれていた。そんな折りに、綾小路は2年Aクラスの朝比奈から一之瀬が南雲生徒会長に協力を依頼したという話を聞かされる。その後綾小路は、クラスを心配する平田からも全員を助ける方法について相談を持ちかけられる。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』第8話「過去を顧みぬ者はそれを繰り返し、裁かれる。」
兄の学との対話を経て、特別試験で退学にすべき人物として山内の名を上げた堀北。山内はこれまでクラスへの貢献度が低いだけでなく、綾小路を退学にするために批判票を集めていたのだ。しかも、その裏にはAクラスのリーダー・坂柳の存在があった。だが、退学者を認められない平田が反対し、状況は混迷を極める。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』第9話「最高の法は、最大の不正を生み出す。」
『クラス内投票』の結果、Cクラスから初の退学者が出た。坂柳はこの特別試験が綾小路を退学させるために用意された舞台装置だと語る。そんな中、綾小路と坂柳の前に、理事長代理を名乗る月城が姿を見せる。月城は綾小路の父によって送り込まれた人物だった。その存在を知り、綾小路は坂柳に次の試験での勝負を持ちかける。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』第10話「不条理な結論に至る第一の原因は、解決の手段が不足していることだ。」
特別試験に向けて、さまざまな対策を考えるCクラス。しかし、どれも決め手に欠けるものばかり。堀北が考えたプランを綾小路は評価する一方で、『クラス内投票』の結果を引きずる平田は、一向にクラスに協力しようとしなかった。心配するみーちゃんにも冷たく振る舞う平田に、綾小路は声をかける。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』第11話「愛にはたったひとつの決まりしかない。それは愛する者を幸福に導くことだ。」
平田が立ち直り、クラスがまとまりを見せる中、ついに綾小路VS坂柳の1年度最終特別試験が始まった。1戦目に選ばれたのは「バスケットボール」。Cクラスは善戦していたが、それもそのはず、Aクラスは手を抜いていたのだ。さらに坂柳は、須藤が途中出場してきても精神的揺さぶりをかければ崩れると踏んでいて……。
『ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season』第13話「愛は最も良い教師である。」
春休み。綾小路は椎名から本の話がしたいと呼び出される。一方、橋本と密会をする龍園の前に現れたのはBクラスの神崎だった。クラスは敗北を喫したものの、神崎は龍園に臆することなく対面する。2年生への進級を前に、1年間という月日によって生徒同士の人間関係に変化が起きようとしていた。
『ようこそ実力至上主義の教室へ』の感想やレビュー、考察をぜひご投稿ください!
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