待望の1stライブも決定!1月21日に1stアルバム『white pulsation』をリリースするELISAさんにインタビュー!
2007年に『ef-a tale of memories.』のOPテーマ曲「euphoric field」で衝撃のデビューの果たしたシンガー、ELISAさんが1stアルバム『white pulsation』を1月21日にリリースする。
「euphoric field」と『隠の王』のED曲「HIKARI」、『ef-tale of melodies.』のOP曲是非「ebullient future」という3枚のシングル曲に加え、天門さん、Elements Gardenの上松範康さん、志倉千代丸さんなどの豪華作家陣による新曲など13曲を収録。
スケール感のある壮大な楽曲を、清らかなファルセットで歌い上げるオリジナリティのあるボーカルから評価が高かったELISAさんだったが、作家陣による意欲的な楽曲群が新たなELISAさんの魅力と可能性を引き出し、その期待に見事に応えた素晴らしい1枚に仕上がった。“white pulsation=白い鼓動”というタイトル通り、1曲1曲にELISAさんの静かで清らかな魂が脈打ち、リスナーには衝撃と感動という鼓動を導くアルバムになるだろう。
またアルバムは初回限定盤と通常盤があり、初回限定盤はDVD付きで、全シングルのPVと、昨年、初ステージに立ったRONDE ROBEのイベントで歌った「euphoric field」と「HIKARI」のライブ映像を収録している。世界観を作り込んPV映像と、生のELISAさんの一端が見えるライブ映像でELISAさんを身近に感じることができるはず。
そして3月28日には東京・原宿アストロホールにて1stライブも決定!文字通り、初めてのソロライブであり、生バンド演奏をバックに熱唱する。ミステリアスなシンガーがどんなステージを見せてくれるのか。ぜひチェックしたい。なお『white pulsation』購入者に向けての最速先行抽選予約も実施。アルバムを聴いて、ライブチケットもゲットしよう!
●物語のようなアルバム。是非、収録順で聴いてください!
――ファーストアルバムが完成して発売を待つばかりとなりました。今の心境はいかがですか?
ELISAさん:すごく夢のような気持ちで。アルバムという形になるまでにいろいろな方々にご協力いただいたので、皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。
――アルバムを出すことが決まったのはいつ頃ですか?
ELISAさん:昨年の9月頃です。私の中でアルバムは5、6年活動している方が出せるものだと思っていて、私はまだデビューして1年足らずだったので「まさか私が出せるなんて」と驚きました。デビューするまではカラオケで他の方の歌を歌う立場の自分だったのに今回、作品のテーマ曲ではなく、私のために曲を作っていただけるなんて信じられないし、本当に幸せだなと思います。
――このアルバムのコンセプトを教えていただけますか?
ELISAさん:ジャケットを教会で撮ったこととつながりますが、このアルバムでは「Prologue」から始まって、chapter.2、chapter3……と歌が続き、最後に「Epilogue」で終わる形になっています。1曲1曲が物語となっていて、この1枚が聖書や神話のように1冊の本を読むように楽しんでいただきたいという想いと、私の声もクラシック寄りなので賛美歌のようなイメージもしてもらえるかなと。
――3曲のシングル曲のほかはすべて新曲になっていますが、それぞれ存在感を放っていました
ELISAさん:そうですね。どの曲も主張していて。1曲1曲がアルバム全体を構成する第一章、第二章……となっていたので、「Prologue」と「Epilogue」で結ぶ形がうまくはまったと思います。
――「Prologue」から始まり、デビュー曲の「euphoric field」、Elements Gardenによる新曲「ENDLESS ANTHOLOGY」、6曲目の英詞曲「Shining Wind」まで荘厳でスケール感のある、ELISAさんらしい曲が続きますが、7曲目の「BUTTERFLY」から新たな一面を見せ始めた気がします。ミュージカルっぽい曲で
ELISAさん:初めてのワルツ曲で私にとってチャレンジした1曲ですし、この曲から後半戦に入っていく感じなので、インパクトはあるかもしれませんね。
――そしてサードシングル「ebullient future」を挟み、志倉千代丸さん作の9曲目、「鵬翼のプロフェシア」からは今までに聴いたことのない面が次々に飛び出して驚きました。おもしろい曲順ですね
ELISAさん:9曲目から濃いですよね(笑)。「鵬翼のプロフェシア」はまさに教会っぽいドイツ語のコーラスが入った壮大な曲で、天門さんに作っていただいた10曲目の「Liar night」はジャズテイストで大人の女性っぽい曲になっていて。実は一番難しい曲で、裏打ちのリズムをとるのにすごく苦労しました。
――11曲目の「雪花幻想曲」もElements Gardenの曲ですが無国籍風のサウンドと、ボーカルに独特の節回しが入ったりするなどイメージを覆い返すような曲でビックリしました
ELISAさん:この曲は大好きなんです。Elements Gardenさんには2曲作っていただきましたが、それぞれ別のタイプの曲にしていただくようにお願いしたら、上松さんは私には洋のイメージがあるので、和のテイストを入れたらどうなるだろうというコンセプトで作ってくださいました。このような無国籍っぽい民族音楽のテイストの曲は歌っていても楽しくて。Elements Gardenさんの曲も志倉さんの曲もサビに向けて畳み込んでいき、サビでパッと弾ける曲は歌っていて気持ちいいですね。
――ラストはミディアムテンポの「ミカエルは眠る~dans le coeur~」
ELISAさん:ここまで紡いできた物語が終わることを予感させるゆっくりした曲をここに置きました。そして「Epilogue」ではここまでの12曲を振り返ってもらえるように、クラシックの弦楽器、チェロとピアノでゆったりとしたメロディですべての曲を愛しんでもらいつつ、余韻に浸ってもらえれば。考えた曲順なのでこのまま聴いてほしいんです。
●このアルバムで新たな自分を発見することができました!
――今回参加している作家陣は豪華ですね。プレスリリースには「ELISAが呼び寄せた才能」と書かれていましたが……
ELISAさん:(笑)。名前はお聞きしたことがありましたが、まだ一緒にお仕事をしたことがない方ばかりで……。あとで調べていくうちに「本当にすごい方々なんだ」と実感して、焦りや不安もありました。「仮歌よりもうまく歌わなきゃ」って思ったり。
でも皆さんから個性的で素晴らしい曲をいただいて、新しいELISAの扉を開いてくださって、本当に感謝しています。
――プレッシャーなどはありませんでしたか?
ELISAさん:全曲素晴らしくて曲に没頭できたので、特にプレッシャーとかは感じませんでした。ひとつだけ思ったのが曲が一気に増えたのでライブが不安だなと(笑)。結構タイトなスケジュールでしたが、むしろ集中して緊張感のある中で制作することができたのでよかったかなと。
――3枚のシングルではスケール感や神聖なイメージがありましたが、今回のアルバムを聴いて、よりELISAさんに対するイメージが広がったし、更に興味が湧いてきました
ELISAさん:そう言っていただけるとうれしいです。サウンドも歌詞も大空や時空などをイメージさせる曲もありますが、恋愛など身近なテーマについても書かれています。いろいろなタイプの曲に挑戦することで、自分自身もまた違った面を発見することができました。皆さんにも「こんなELISAもあるんだ」と思ってもらえたらいいですね。
――ジャケットも今までのビジュアルのように不思議な感じですね。でもどこかシングルと違うような気もするんですが……
ELISAさん:今までのシングルのジャケットは、テーマとなっている作品や曲のイメージから派生して撮影してきましたが、今回はアルバムということで、私が希望するイメージで撮影していただいて、素のELISAを感じてもらえたらいいなと思います。シングルではちょっと深い作品のテーマ曲ということもあって無表情の写真が多くて。だから笑顔の写真が撮りたいですと(笑)。柔らかい表情の写真が撮れたかなと思っています。あと教会で撮影していますが、私のデビュー曲はアニメ『ef』のテーマ曲ですが、『ef』という作品の持つ神聖なイメージと、私のスタートという意味もリンクさせています。
――お気に入りのカットは?
ELISAさん:ブックレットの中面で、見開きで使われているパイプオルガンをバックに撮影したカットです。『ef』っぽいかな。ディレクターさんが急きょ、「ここで撮影したい」と言って。パイプオルガンの上に乗ったんですけど、グラグラしていてバランスをとるのが大変で。でも頑張った甲斐がありました(笑)。
●DVDには記念すべき初ステージの映像も収録されています
――また初回限定盤にはDVDも付いてきますがどんな内容なんですか?
ELISAさん:今までのシングル曲のPVと、RONDE ROBEのイベントで「euphoric field」と「HIKARI」を歌った模様を収録しています。RONDE ROBEのイベントは私にとって人生初めてのステージなので記録に残るのはうれしいけど、改めて見ていただくのはちょっぴり恥ずかしいかも(笑)。普段はあまり表情を見ていただく機会がない私ですが、笑顔で楽しそうに歌っていますのでぜひ見てください。
――そして念願の1stソロライブも決定しました
ELISAさん:昨年、RONDE ROBEのイベントやアニメロサマーライブなど大きなステージに立たせていただきましたが皆さん、温かく見守りながら聴いていただけたので緊張せずに歌えました。その時よりも皆さんとの距離が近く感じられるので、うれしさ半分、緊張感半分という感じです(笑)。でもたくさんの曲を、生バンドの演奏で聴いていただくのはとても楽しみです。皆さんと楽しく素敵な空間と思い出を作れるライブにしたいです。
――では皆さんへメッセージをお願いします
ELISAさん:1stアルバム『white pulsation』が完成しました。素晴らしい作家さんやスタッフさんのおかげで、素敵なアルバムになりました。今までシングルを聴いてくださった方にも、新たなELISAを感じていただけたらうれしいです。初回限定盤に付くDVDには、シングル曲のPVとライブ映像が収録されています。映像でもELISAの世界を楽しんでいただけたらと思います。そして、このアルバムの曲やライブ映像で私に興味を持ってくださった方は、ぜひファーストライブにも来てください。私にとっても、皆さんにとっても、記憶に残る素敵な1日になるよう頑張ります。ライブをきっかけに、今年は昨年以上に皆さんへ“ELISA”を発信できればいいなと思います。今年もよろしくお願いいします。
ELISA First Live 2009「feel the pulsation」
3月28日(土)東京・原宿アストロホール
17:30開場 18:00開演
スタンディング 4,700円(税込・来場者限定CD付き・ドリンク代別)
問い合わせ:ホットスタッフプロモーション03-5720-9999