怒涛の09年に現れた大型ユニット・スフィアを連続大特集!メンバーの人となりに迫るパーソナルインタビュー 第3回目は戸松遥さんが登場!!
2月15日、『ミュージックレインgirls 春のチョコまつり』にて発表になった寿美菜子さん、高垣彩陽さん、戸松遥さん、豊崎愛生さんの4人が組むユニット・スフィア。
同期であり、親友である彼女たち4人の新た可能性と共にファンと一緒に真っ白なキャンバスに大きな円を描いていく。
今回はスフィアのムードメーカー的存在の戸松遥さんにスポットを当てます。
2007年にデビューした戸松さんは、『神曲奏界ポリフォニカ』のコーティカルテ、『かんなぎ』のナギ、『ケメコデラックス!』のエムエム、『絶対可憐チルドレン』の三宮紫穂など数々のヒロインを演じ、個人名でシングルをリリースするなど、今後の活躍を期待される声優の一人。
デビューして2年、10代最後を迎える彼女は何を思い、どう歩んでいくのか・・・。
●これまでのインタビュー
⇒高垣彩陽さん編
⇒寿美菜子さん編
●プロフィール
戸松 遥(とまつ はるか)
2月4日生まれ B型 愛知県出身
趣味:オリジナルメニューの開発/ネタ探し
特技:擬音/唇がやわらかい事/いつでも寝れる事
代表作:『To LOVEる -とらぶる-』(ララ・サタリン・デビルーク) 『かんなぎ』(ナギ) 『神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS』(コーティカルテ) 『アスラクライン』(水無神操緒) 『クロスゲーム』(月島青葉)
●人前で何かをすることは好きでした
──声優さんを目指すきっかけを教えてください
戸松さん:お芝居することにはもともと興味があって、人前で何かをすることは好きだったんです。でもその時は、役者になりたいとか思ってはいなくて、なれるとも思ってなくて普通の学生生活を送っていました。中学3年生の時に友人に「遥は、普通に大学まで行って、OLになるとは思えない。特殊な世界に行ったら?」って言われて、それを本気にして、役者の道を進むことを決めました。声優という形だけに留まりたくはなくて、お芝居の経験になることはすべてやりたくて、その思いが今の事務所と同じで、オーディションを受け、所属することになりました。
──役者としてこの先、やってきたいことはありますか?
戸松さん:色々あります。まだ経験してないことも多いですし、舞台にも興味があったり、顔出しの仕事もしてみたいですね。歌も、歌うだけではなくて、振り付けもしてみたいです。でも、器用貧乏にはなりたくないです(笑)。
──演じる上で、気をつけていることはありますか?
戸松さん:お芝居をする時、色々と考えてしまうと、逆にあまりうまくいかないことが多いので、素直にキャラクターを受け入れて、感じたままに出すことを心がけています。
──今まで演じてきたキャラクターで印象に残っているのは?
戸松さん:そうですね、他のキャラクターを忘れているわけではありませんが、2期をやらせて頂いてることもあって、『ポリフォニカ』のコーティカルテが印象に残っていますね。
●今回は、初めて恋愛に関した歌を歌っています
──4月からの新番組『クロスゲーム』『神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS』『アスラクライン』等に出演されていますが、演じてみてどうですか?
戸松さん:『クロスゲーム』や『アスラクライン』は、等身大に近い役なので、原作や脚本を読むと自然に出てきやすい作品です。リラックスしながらアフレコさせて頂いてます。『ポリフォニカ』のコーティは、自分の中にコーティがしっかりとあり、4月からの作品はいい意味で考えるこむことなく、お芝居をさせてもらっています。
──『神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS』ではエンディングを歌われてますね
戸松さん:今まで、何枚か歌を出させていただいているのですが、毎回曲のパターンが違っていて、それに伴って歌い方も変わっていて、今回も変わっています(笑)今までにない可愛らしい部分を出した歌い方をしています。また今回は、初めて恋愛に関した歌を歌っています。
●時間があるときは、ベースの練習をしています!
──今年、10代最後ですが、やっておきたいことは?
戸松さん:10代最後なので、今しかやれないことしたいと思っています。若いうちにやっておけばよかったとは思いたくないので、後回しにせず、できる範囲でスグ行動に移そうと思っています。
──さっそく行動に移したことは?
戸松さん:ベースを買いました。15~16歳の頃からずっとベースに興味があって、かといって何も知らなくて、音楽を聴きながらベースの音が好きだっていう程度だったんです。
今になって楽器を買うのは、自分の中では勇気が必要だったんですが、今やらないと後悔するなと思って買いました。時間があるときに練習してます。
──上京して一年が経ちますが東京になれましたか?
戸松さん:東京の人になったなって思います。実家から通っていたころは、東京モードと実家モードがあったのが、今はそれもなく、電車も普通に乗ってます。渋谷や新宿とかが、外国のように感じてたのが、当たり前のようになりましたね。それが、嬉しくもあり、悲しくもあります。
──実家に戻ったときはどうですか?
戸松さん:自分の中でもどうなるんだろうと思っていて、お正月に戻ったら、違和感なく家族や友達と方言で普通に話して、東京に居たこともすっかり忘れていました。なので、逆に東京に戻るときが寂しかったですね。
●ホントは自分が罰ゲームやりたいんですよ(笑)
──ラジオで罰ゲームのコーナーをもっていますが
戸松さん:人が嫌がる罰ゲームは嫌いなんですが、やって楽しくなる罰ゲームが好きで、いつか自分が主催者になって、罰ゲームをするコーナーができたらいいなと思っていたので、嬉しいです。
──イベントでも言ってましたが罰ゲームをやるのも好きなんですよね?
戸松さん:ホントは自分が罰ゲームやりたいんですよ(笑)。でも、わざと負けて罰ゲームをするのは面白くないので、自然の流れで負けるのを祈りながらゲームをしていて、いつか自分が体を張って罰ゲームを出来る日がくればいいなと思っています(笑)。
──読者の方にメッセージをお願いします
戸松さん:もうすぐ4枚目のシングルが発売になり、ユニットの方も本格的に動き出し、充実した日々を送っています。体だけは壊さないように目の前のことを頑張っていきたいと思っていますので、応援、よろしくお願いします。
──最後に、次に登場するメンバーは戸松さんからみて、どんな人ですか?
戸松さん:第一印象は、ふわっふわで、いつもニコニコしていて、やわらかくて天然な子なんだろうなと思っていて、今もそのイメージは変わらないんですが、天然ではなくて、しっかりしていて周りを見ているなと。気遣いができて、すごく頼れる人だと思います。
スフィア デビューシングル「Future Stream」
2009年4月22日発売
1,800円(税込)
発売:ランティス/GloryHeaven
TVアニメ『神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS』EDテーマ
「こいのうた」/戸松遥
2009年5月13日発売
初回生産限定盤(CD+DVD):1,800円(税込)
通常盤:1,300円(税込)
発売:ミュージックレイン
販売:ソニー・ミュージックディストリビューション