『黒執事』待望のアニメ化発表!『黒執事』イベント「ファントムナイト~少年伯爵とその執事による黒き夜会~」が開催
名門貴族・ファントムハイヴ家の執事・セバスチャン。知識、教養、全てにおいて完璧な彼の華麗なる活躍を描く枢やな先生の人気コミック『黒執事』(月刊「Gファンタジー」スクウェア・エニックス刊)。その最新刊である第4巻の発売を記念して、7月25日、新宿の河田町にある小笠原伯爵邸にてファン感謝イベント「ファントムナイト~少年伯爵とその執事による黒き夜会~」が行なわれた。会場にはファントムハイヴ家の一室を再現したコーナーや、枢やな先生のイラストを展示したギャラリーなどが設けられ、さらに招待を受けた250名の紳士淑女たちの前で待望のアニメ化も発表。贅をこらした趣向で優雅なひとときを過ごした夜会は大盛況となった。
●会場は由緒ある洋館・小笠原伯爵邸
会場となった小笠原伯爵邸は、礼法の宗家としても有名な小笠原家の30代当主・小笠原長幹伯爵が住む本邸として昭和初期に建てられた由緒ある洋館。当時では珍しいスペイン様式で設計された建物は、現在ミシュランの一つ星に輝くレストランとしても知られている。
今宵、そんな格調高いお屋敷に設けられたのは、真紅の薔薇に彩られたファントムハイヴ家の一室を再現する“メモリアルフォトルーム”、セバスチャンと彼の主人であるシエル・ファントムハイヴになりきれる顔出しパネルを設けた“ポートレートルーム”、そして今回のために描かれた枢やな先生の新作イラストも展示するギャラリーなど。ラウンジやサロンの片隅にもバイオリンや楽譜、ポートレートといったファントムハイヴ家ゆかりの品が添えてあり、部屋ごとに様々な趣向をこらして招待客をもてなした。
夜会の始まりは小笠原邸をあずかる執事による乾杯の挨拶から。会場に集まった紳士淑女の皆様は入口でウェルカムドリンクを受け取り、執事に続いてグラスを掲げたあとは、メモリアルフォトルームで記念撮影をしたり、ヨーロッパの邸宅を思わせる優美なガーデンで給仕たちが運んでくる料理を楽しんだりと、気ままに邸内を散策。
宴もなかばにさしかかったころ、メインダイニングでは“ちょっとした余興”としてファントムハイヴ家コレクションの抽選会が行なわれることになり、セバスチャンが描かれたポスターや、枢やな先生サイン入り単行本、会場に飾られていたポートレートなど豪華な贈り物に招待客は大興奮。さらに抽選会の終わりにはアニメ化が公式発表され、突如会場に設置されたモニターからアニメ『黒執事』のPV映像が流れると、思わず黄色い悲鳴をあげるお嬢様たちの姿も見うけられた。
そして“ちょっとした余興”が終わると再び思い思いに優雅な時間を過ごした紳士淑女の皆様。美味しい食事と会話を楽しみながら、やがて会場に姿を現した執事の閉会の挨拶とともに会場を後にした。
TVアニメーション『黒執事』は2008年10月よりMBS、TBS系全10局にて放送予定。また、8月15日~17日に東京ビックサイトで開催される「コミックマーケット74」では、期間中にアニプレックスブースにて『黒執事』のアニメ化を記念した特製グッズセットが会場限定で販売される。
TVアニメ『黒執事』
2008年10月よりMBS、TBS系全10局にて放送予定。
<スタッフ>
原作:枢やな(連載 月刊「Gファンタジー」スクウェア・エニックス刊)
監督:篠原俊哉
シリーズ構成:岡田麿里
キャラクターデザイン:芝 美奈子
アニメーション制作:A-1 Pictures