ドラゴンボールを7つ集めた人の夢を神龍(シェンロン)が実現!その夢の内容とは?「集めろドラゴンボール!いでよ!神龍キャンペーン」イベント開催
鳥山明さん原作の不朽の名作『ドラゴンボール』の劇場版『DRAGON BALL THE MOVIES』の全17巻の単巻リリースが8月8日から始まったのを記念して8月4~10日まで「集めろドラゴンボール!いでよ!神龍キャンペーン」が行われていたが、その当選者のためのイベントが11月16日、東京・フジテレビ内マルチシアターにて開催された。
このキャンペーンは『ドラゴンボール』は「7つのドラゴンボールを集めて、神龍に願いを叶えてもらう」というのが大きなストーリーの柱になっているが、それにちなんで7つのポータルサイトに7種類のドラゴンボールのバナーが掲載され、そのサイトで敵から出されるクイズに正解するともらえるドラゴンボールを7つそろえると神龍が出現し、一人だけ何でも願いを叶えるという夢のような企画だった。
1万2千件も寄せられた応募の中から当選したのが鈴木さんで、「映画館を貸し切って劇場版『ドラゴンボール』を観たい!」というもの。この日、その夢を実現することになった。当日は鈴木さんと家族、友人の35名のみがマルチシアターに招待された。
●サプライズゲストの影山ヒロノブさんも登場
開演時間になるとまず『DRAGON BALL THE MOVIES』の予告編が流れた。その後、フジテレビアナウンサーの斉藤舞子さん、椿原慶子さんが登場し、キャンペーンやイベントの主旨などを説明した。そしてどんな願いが寄せられたか、いくつか紹介。「30歳までに結婚したいです♪イケメンと」や「かめはめ波を撃てるようになりたい!!」などが多種多様な願いがあったそう。その中から『ドラゴンボール』らしい願いをスタッフで検討して決定した。
上映前にはサプライズゲストも駆けつけた。まずは主題歌を歌う影山ヒロノブさんで「鈴木さん、おめでとうございます。素晴らしい、超素敵な企画だと思ったので鈴木さんのためだけに歌いに来ました」と、『ドラゴンボールZ』のOP曲の「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を熱唱。鈴木さん達もうれしそうな表情で手拍子したり、サビを一緒に合唱したりして盛り上がった。アナウンサーのお二人も「袖で一緒に“CHA-LA HEAD-CHA-LA”と言ってました。鈴木さんのおかげです。ありがとうございます」と喜んでいた。海外での反応について影山さんは「今年は10カ国くらい回りましたが、南米、北米、アジア、ヨーロッパ、どこに行っても『ドラゴンボール』や日本のアニメが大好きで。しかも日本語で一緒に歌ってくれるんです。どこでも“CHA-LA HEAD-CHA-LA”です」。またカラオケで歌うコツについては「みんなで元気になる曲なんで、細かいテクニックとか考えないで気持ちで、勢いでぶつかっていくような、後は何もいらない感じで大丈夫です」とアドバイスした。
影山さん達がトークしている時、「こんなめでてえ場にオラを呼ばねぇのは水臭いんじゃねぇか」という声と共に主人公の孫悟空の着ぐるみが登場。「影山さん、オラ、もう1曲聴きてぇ曲があるんだ」というリクエストに応え、影山さんは『ドラゴンボールZ』のもう一つのOP曲「WE GOTTA POWER」も歌い、悟空も一緒にノッていた。
影山さんのライブの後には2組目のゲスト、孫悟空と悟飯役の野沢雅子さんがステージへ。「鈴木さん、おめでとうございます。こんな素晴らしいイベントに参加できて最高です」とお祝いと感想を述べた。もし神龍にお願いするとしたらという質問に野沢さんは「いつもこの仕事でギネスブックに載りたいと言っているので、健康でギネスブックに載りたい」、影山さんは「亀仙人フリークなのでぱふぱふしたい(笑)。僕も歌が大好きなのでいつまでも歌が歌えるように元気でいたいです」。
●豪華なメンバーとの夢の記念撮影も!
そのやり取りをうれしそうに見つめていた鈴木さんに、野沢さんと悟空から、『ドラゴンボール』グッズがたくさん詰め込まれた大きな袋が贈られた。そこで鈴木さんへもインタビューが行われ、当選した時の感想は「嘘かなと思いました。引っかかるならそれはそれでおもしろいかなと(笑)。実際に担当者の方とお会いした時も半信半疑で。その方も怪しそうだったから(笑)。回りも誰も信じてくれませんでした」。また『ドラゴンボール』への思い入れについては「『ドラゴンボール』の前の『Dr.スランプ』から好きで、鳥山明先生の作品を追いかけてました」と語った。影山さん、野沢さんとのトークでも髪型をほめられると「スーパーサイヤ人にしようとしたけど、家族からは失敗作だと言われました」など和やかな雰囲気だった。
そして野沢さん、影山さん、悟空との記念撮影後を行い、鈴木さんの願いである、『DRAGON BALL THE MOVIES』でセレクトした作品をスクリーンで堪能して、夢の時間を満喫した。ここまで作品の中でいろいろな人に夢を見せてくれた『ドラゴンボール』。今回は実際に神龍は一人の願いごとを叶えてくれたが、これからもDVDなどの映像の中でいつまでも我々に夢を与え続けてくれることだろう。
『DRAGON BALL THE MOVIES』
各巻 2,940円(税込) 全17巻、現在8巻までリリース、12月12日に9~10巻発売。以降順次発売予定
発売元:集英社・フジテレビ・東映アニメーション・東映ビデオ
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