『VitaminZ』CD発売記念イベントが開催

最初からクライマックス! 『VitaminZ』CDシリーズ3アイテム発売で、『VitaminZ-絶頂箱(クライマックスボックス)-発売記念イベント』開催

 女性向けコミカル恋愛アドベンチャーゲーム『VitaminZ』のCDシリーズ3アイテムが2009年3月25日に発売されたことを記念して、5月10日、都内某所にて『VitaminZ-絶頂箱(クライマックスボックス)-発売記念イベント』が開催された。

 『VitaminZ』とは、ディースリー・パブリッシャーの女性向けアドベンチャーゲーム「Vitamin」シリーズの最新作。『VitaminX』から5年後の世界を舞台に、プレイヤーは新米教師としてClassZの担任となり、新たな問題児「A4」とエリート生徒「P2」、そして同僚教師となって帰ってきた「B6」たちと学園生活を繰り広げていく。

 この日2回公演で行なわれたイベントでは『VitaminZ』の主題歌「絶頂(クライマックス)HEAVEN」を歌う「天と千」こと、成宮天十郎役のKENNさんと不破千聖役の前野智昭さん、ディレクターの岩崎大介さん、サウンドプロデューサーのMark Ishikawa(マーク イシカワ)さんが出席。ここでは2回目のイベントの模様をお届けしよう。


●オープニングは「絶頂(クライマックス)HEAVEN」から!

 イベントの始まりを告げるチャイムが鳴ると、突如会場にアナウンスが入り、「お前らVitamin足りてっかー!」「俺様たちの歌を聴きたいか!」と成宮天十郎と不破千聖の声で客席を煽りだす。観客全員が立ち上がったところで、激しいギターの旋律とともにKENNさんと前野智昭さんがステージに登場! もちろん歌うのは「絶頂(クライマックス)HEAVEN」。オープニングからパワー全開のライブに観客も大興奮。歌が終わると改めて2人から挨拶があり、「今日は暑くてお客さんも熱くて、最高の気分です」とKENNさんに、「最初からクライマックスですよ」と前野さん。そしてディレクターの岩崎大介さんとサウンドプロデューサーのMark Ishikawa(マーク イシカワ)さんが登場し、トークコーナーがスタートした。

 「絶頂トークセッション」と題されたトークコーナーでは楽曲の制作秘話を披露することになり、まずはインパクトのある「絶頂HEAVEN」のタイトルから。「最初に考えたタイトルは「わがまま絶頂」だった」という岩崎さん。ほかに「絶頂天国」「絶頂LOVE」という案があり、そのタイトル候補をメールで受け取ったマークさんによると「「絶頂天国」はちょっとエッチかなと思って『「絶頂LOVE」でしょ』って返信したら、その2分後に岩崎さんから『やっぱり『絶頂天国』で』ってメールが返ってきた(笑)」。最終的にはよりキャッチな「絶頂HEAVEN」に決定したのだそうだ。


●曲のイメージは「どしゃ降りのなか短パンで歌う2人」

 また曲作りの話題になると、作詞も担当する岩崎さんは最初「どしゃ降りのなかでKENNくんと前野くんが短パンで歌っているイメージ」を描いていたと発言。「そのことをマークさんに伝えたら、すごくロックな曲があがってきた」という岩崎さんに、「『絶頂HEAVEN』ときたらロックしかないでしょ」とマークさん。さらに「最初から振り切ろうと思って、曲の始めに“ギューン”ってギターを鳴らすのは“行くぞー!”っていう気持ちを込めているんですよ」と説明した。

 そして楽曲を手にしたときの感想を聞かれ、KENNさんは「最初からテンションMAXで駆け抜けて、あっという間に聴き終わった。すごいインパクト」。前野さんは「ギターやドラムの音が迫ってくる感じがしたので、やっぱり歌うほうも激しく歌わないと声が消されてしまうなと思いました」と語る。さらに収録前にキー確認をしたという前野さんは、オフィスの会議室でいきなりマークさんに「ドミソー、はい!」と言われて「自分のキーなんて知らないですからね。口の中がパッサパサでした」と述べると、マークさんは「前野くんは気持ちによってキーが変わる。緊張していたので“好きな曲を歌ってください”とお願いしたら、サビの頭くらいでよかったのにフルコーラス歌って(笑)。そのときはすごく声が出ていました」と暴露。

 「そういうものだと思っていたんです(笑)」という前野さんだが、この経験が楽曲へと反映され「曲の2番にある“ねがうー”のところは、前野さんのギリギリの高さ。そこを余裕じゃなくてグワッと歌ってほしかった。すごく良かったです」とマークさんも仕上がりに納得の様子。またレコーディングでは『VitaminX』の「翼と一」(鈴木達央&小野大輔)のときも同じ日に収録したというマークさんが、KENNさんと前野さんにも「2人一緒で」とお願いしたと明かし「一緒にやろうという気になるし、気持ちのぶつかり合いがあった。実現できて良かったです」と語ってトークコーナーは終了となった。


●ドキドキの中間試験で「暴れん坊将軍」が判明!?

 続いてのコーナーは「ドキドキ中間試験」。チーム対抗で実際にゲームで使用された試験問題からクイズを出題し、敗者には罰ゲームが下されるという内容。今回は衣装の色合いでKENNさんとマークさん、前野さんと岩崎さんのチームに別れて勝負をすることに。「毛嫌いの毛は何の毛?」「ルネサンスを直訳すると何?」など難問に苦戦する2人だが「暴れん坊将軍は誰のこと?」という問題にKENNさんが「松平さん」、前野さんが「鈴木達央」と回答したところから「答えが面白いチーム」にポイントが入るというルールに変更され、会場に笑いを巻き起こした前野さんが1ポイント奪取。さらに前野さんがラスト問題の「お経を読むときに叩く木魚が追い払うものは?」にも「鈴木達央」と答えて勝利を手にすると、KENNさんの「鈴木さんの力だよ!」というコメントに客席も爆笑となった。

 そしてKENNさんへの罰ゲームは、ステージ中央に立ち観客の皆さんに向かって愛の告白を叫ぶというもの。ここでなぜか勝者である前野さんも罰ゲームを受けることになってしまい、

「愛しているから、一生ついてきな!」(KENNさん)
「お前だけが俺を惑わせる。愛してるぜ」(前野さん)

と言いながらキスを贈る天十郎と千聖のセリフに会場は大歓声に包まれ、2人は「恥ずかしい~」と身もだえしながら罰ゲームの感想を語っていた。


●EDテーマ「Brand New Day」を生演奏でお披露目

 イベントのラストを飾るのは、KENNさんと前野さんが歌う『VitaminZ』EDテーマ「Brand New Day」のライブ。アコースティックギターを手にしたマークさんが「スペシャルゲストを紹介します」とキーボートを担当する村井秀清さんを呼び込む。生演奏での初披露にKENNさんが「僕らもこういったことは初めて」と語ると、やがて穏やかで優しいメロディが会場を包み、KENNさんと前野さんの温かな歌声が響きわたった。客席からの拍手を受けながら「ちょっと泣きそうになりました」と告げる前野さん。すると岩崎さんがステージに登場して「マークさんだけゲストを呼んでずるい! 僕もスペシャルゲストを呼んでいいですか?」と迎えたのは、キャラクターデザインを担当した前田浩孝さん! 思いがけないゲストに会場から歓声があがると「今日は普通にお客で来ました」と前田さんが挨拶。最後は出演者全員と観客の皆さんで「ぜっちょりーっす!」と「びたみんわ!」の掛け声で記念撮影となり、イベントは幕となった。


「絶頂(クライマックス)HEAVEN」/『VitaminZ』主題歌シングル
収録アーティスト:天と千 (CV:KENN & 前野 智昭)
2009年3月25日発売
1,560円(税込)
発売元:ティームエンタテインメント

『VitaminZ オリジナルサウンドトラック』
収録アーティスト:天と千 (CV:KENN & 前野 智昭)
2009年3月25日発売
2,940円(税込)
発売元:ティームエンタテインメント

『VitaminZ マキシシングル+サウンドトラック セット-絶頂箱(クライマックス ボックス)-』<初回生産限定>
2009年3月25日発売
4,500円(税込)
発売元:ティームエンタテインメント

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