豪華メンバー競演!『秋葉開放計画 第ZERO計画~A-Gen..

ROUND TABLE、らっぷびと、アニパンクなどが出演!アキバ系ライブイベント『秋葉開放計画 第ZERO計画~A-Generation~』が開催!

 7月20日、東京・下北沢GARDENにてライブイベント『秋葉開放計画 第ZERO計画~A-Generation~』が開催された。

 『秋葉開放計画』とはアキバ発の現在活動中のアーティスト達を応援し、アキバ系アーティストの輪を広げていこう。という願いからスタートしたイベント。5回目となる本イベントだが、原点に戻る意味でサブタイトルが“第ZERO計画”、会場も6月にオープンしたばかりの新しいライブハウスでの公演となった。

 今回は数々のアニメ作品のテーマ曲を手がけているROUND TABLE。アニソンをリスペクトし、そこからインスパイアされた楽曲も数多い・らっぷびとさん、おなじみのアニソンを爆音と強烈なボーカルで送るアニパンクなど、メジャーから同人まで幅広いシーンで活躍する個性的なアーティストが集合した。


●DJ.シーザーさんのアニソンリミックスと、永瀬さんと桃知さんのMCでイベントを盛り上げる

 開場後やセットチェンジ中にはスクリーンのアニメ映像と共にDJ.シーザーさんによるリミックスされたテーマ曲がノンストップで流れ、会場はちょっとしたクラブイベントのような雰囲気だ。

 開演するとグラビアアイドルの永瀬はるかさん、アニ顔キャラの桃知みなみさんによるOPトークの後、そのまま永瀬さんのパートに。

 6月に発表された、及川眠子さん作詞による2ndシングル「ヘンかな?」、7月14日配信の3rdシングル「ナミダメ」、「このイベントのために盛り上がれる曲を作った」と語る「真夏のマーメイドたち」の3曲を歌った。

 なお各組演奏前のMCも永瀬さんと桃知さんが担当し、各アーティストのプロフィール紹介もしてくれた。


●猫招き歌劇団は担当する『うみねこのなく頃に』のED曲などを披露

 2組目の猫招き歌劇団は、大ヒット作品『ひぐらしのなく頃に』の原作者・竜騎士07さんの新作ゲーム『うみねこのなく頃に』のEP2~4へ楽曲提供している音楽集団。猫招き歌劇団名義では今回が初ライブという記念すべきステージだ。

 女性ツインボーカル、ツインキーボード、ギター、ベース、女性ドラムの7人で、全員がネコ耳をつけて登場。1曲目は『けいおん!』のED曲「Don’t say“Lazy”」をカバー。そして『うみねこのなく頃に』EP3のED曲「Active Pain」など4曲、激しいロックチューンを披露。ぶ厚いサウンドと、二人のボーカリストのデュオ、ソロボーカル、ドラムとのツインボーカルなど変幻自在のボーカルスタイルで魅了した。


●異例の「再放送」コールも飛び出すほど燃えたアニパンク

 3組目のアニパンクは97年結成後、音楽界に殴り込む旋風を巻き起こし、今年6月にNEWアルバム『アニパンク新録音盤:序』をリリースしたばかりの4人組のパンクバンド。「マクロス」を出ばやしに登場すると、「とべ!ガンダム」、「哀戦士」の『ガンダム』関連の2曲の後は、「薔薇は美しく散る」、「マジンガーZ」、「ラムのラブソング」、「The Galaxy Express 999」、「創聖のアクエリオン」、「ペガサス幻想」と『アニパンク新録音盤:序』の収録曲を、怒とうの演奏で繰り広げる。

 途中、石井明美さんをゲストに迎え、新アルバムに収録された「魂のルフラン」のデュエットなど熱いボーカルと超速プレーに会場は大興奮。観客は皆、こぶしを振り上げ、「オイ!オイ!」の大合唱が響いた。また演奏後もアンコール代わりの「再放送」コールに応え、「摩訶不思議アドベンチャー」を熱唱で締めくくる。


●ROUND TABLEは最新アルバムを中心にした選曲

 4組目のROUND TABLEはギターの北川勝利さんとキーボードの伊藤利恵子さんのユニット。Ninoさんをボーカルに迎えた『ARIA』、『ちょびっつ』のテーマ曲などのヒットでもおなじみのユニットだ。作品関係のイベント以外では「あまりAポップ系のライブに出演したことがない」という二人だが、今回はギター、ベース、ドラム、パーカッションのサポートメンバーを入れた6人編成でステージに臨み、北川さんが主にボーカルを担当し、ファンキーでポップなナンバーや軽快なギターが印象的なサーフソング、インストナンバーのセッションなど、多彩な表情を見せた。

 4月に発売されたNEWアルバム『FRIDAY I’M IN LOVE』の収録曲を中心に、アニメ『ARIA THE ANIMATION』のED曲「Rainbow」を歌うサービスも。ROUND TABLEの最新楽曲と違った魅力が見られたステージになった。


●らっぷびとはアニメとラップの融合にお客さんも歓喜

 5組目のらっぷびとさんは、『さよなら絶望先生』の「人として軸がぶれている」をラップにして、ニコニコ動画でアップすると40万アクセスを記録し、一躍話題になった。今年2月にメジャーデビュー。インディーズアルバム『RAP BEAT』、メジャーファーストアルバム『RAP MUSIC』の収録曲、シーンに躍り出るきっかけとなった「人として軸がぶれているらっぷ」、『狼と香辛料』ED曲「リンゴ日和」のラップバージョン、『ひぐらしのなく頃に』へのオマージュソング「When They Cry」、吉幾三さんとのコラボ曲などをパフォーマンス。

 「体力がないもんで。やっぱり家にこもってネット見たり、曲作ってるばかりじゃなくて外にも出ないとね」など“ヲタアピール”的トークを挟みながら、そのグルーブ感に酔いしれたオーディエンスの一体感に、らっぷびとさんも「お前ら、最高だぜ!」と感動していた。


●トリを飾るのは東方シリーズ楽曲で注目を集める石鹸屋

 この日のファイナルアクトは全員男性の4ピースバンドの石鹸屋。同人による活動がメインで、東方projectの放つゲームシリーズのバンドアレンジCDなどで人気を集め、オリジナルアルバムのリリースや、ライブの動員など今注目されている。メイド服に白の仮面を付けたギター、上半身裸のベースが一際異彩を放つが、サウンドはヘビーでハイスピードな轟音ロックで衝撃的だ。

 「下北の皆さん、終盤にかかってきました。こんなもんじゃ、物足りねぇだろう!」と3曲続けた。アンコールでは最速パンクナンバー、途中には「かもめかもめ、かごの中の鳥は~」のフレーズを会場と何度も大合唱した。この夏、コンピレーションアルバムへの参加とライブツアー、オリジナルアルバムの発売を控える石鹸屋の勢いを感じさせるステージとなった。

 アキバ系をキーワードにクロスジャンルのアーティストが一同に会した今回のイベントは約5時間にも及び、熱演と最高の盛り上がりの中で終了した。今後も様々なアーティスト達の、このイベントでしか見られない共演に期待したい。『秋葉開放計画』の開催予定などはOffice WIZARD公式サイトでチェック!

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