新キャストたちのコメディドラマはスイーツ満載!? バラエティCD『遙かなる時空の中で4 ~瑞穂の国~』より出演者コメントをお届け!
コーエーより2009年10月21日発売予定のバラエティCD『遙かなる時空の中で4 ~瑞穂の国~』。シリーズ最新作となる女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『遙かなる時空の中で4』に登場するメインキャラクターたちのドラマ2編に加え、語りや新録ヴォーカル曲などが収められた2枚組CDとなる。
そして今回、新キャストとして足往(あゆき)役に浅川悠さん、夕霧役に川村万梨阿さんを迎え、ゲームでは声が未収録だったキャラクターがCDに初登場! 「道臣(みちおみ)の一番長い日」と題されたドラマでは、カリガネの作ったお菓子をめぐり、大伴道臣や足往、夕霧に岩長姫といった中つ国のサブキャラクターたちが巻き起こす出来事をコメディタッチに描いたストーリーが収録される。
ここでお話を伺ったのは、同作に出演された鳥海浩輔さん(大伴道臣 役)、浅川悠さん(足往 役)、川村万梨阿さん(夕霧 役)、根本正勝さん(カリガネ 役)。ドラマ収録を終えての感想をはじめ、それぞれが演じるキャラクターの紹介や作品の聴きどころなどについて語っていただいた。
――収録を終えての感想をお願いします。
鳥海浩輔さん(大伴道臣 役):非常にスピーディ、かつダイナミックな収録でした(笑)。楽しかったです。
浅川悠さん(足往 役):今回、初めて足往で声を収録させていただきました。ゲームの『遙か4』ではアフレコをしていなかったのでどうなるかと思いましたが、元気な役でしたのでウキウキしながら、楽しんで演じました。
川村万梨阿さん(夕霧 役):夕霧は私としても冒険的なキャラクターで、今日はかなり緊張していました。やるだけのことはやりましたので、あとは龍神様に全てを委ねたいと思います。
根本正勝さん(カリガネ 役):初めて一緒にやらせていただく方ばかりでしたが、皆さんさすがの安定感でした。圧倒されないように、自分の仕事をまっとうしようと思いながらカリガネを演じました。個人的には道臣が「ベーキングパウダー」と言ったり、ちょっとあわてているところがすごく面白かったので、きっと聴いてくださる方も面白いのではないかと思います。
――演じられたキャラクターについて、またCDの聴きどころについて教えてください。
鳥海さん:道臣は真面目で良い人で、コツコツと物事を進めるような人だと思うのですが、今回に関してはそれが裏目に出てしまいました。そこが聴きどころですかね。普段はあまりあわてたりしない人なので、それが崩壊していく様子を聴いていただければと思います。
浅川さん:足往は素直で正直な少年なんですけれど、今回のドラマでは犬みたいというか(笑)。道臣たちのこだわりとかに関係なく、美味しいものを食べて、姫さまを喜ばせることができて、嬉しいことをして遊んでいます。しっぽを振って喜んでいる感じで演じました。
川村さん:夕霧は謎の多いキャラクターなので、これからの展開を楽しみにしていただけると嬉しいです。ゲームをクリアされた方はお分かりになるところもありますけれど、「きっとああなるんだな」と思いながら聴いていただければ。夕霧と対極にある岩長姫と対話しているところが、本当のことを知っている皆さんに面白いと思っていただければ頑張ったかいがあります。
根本さん:カリガネは口調にあらわれているように、不器用で言い切りしかできないキャラクターです。でもその言葉ひとつひとつが意外と間が抜けているというか、面白いことを真面目にいうところがあるので、そこがカリガネの良いところなのかなと思います。聴きどころは、「ガトーショコラ」という初めて耳にする言葉を戸惑いながら言うカリガネです(笑)。
――今回のキャラクターを演じるうえで、気をつけているところはありますか?
鳥海さん:この作品だからというわけではなくて、キャラクターさえ別のものにならなければ。今回の話ではあまり見せないシーンがありますが、目先の面白さにはとらわれずに、あくまで道臣として、というところだけは気をつけているつもりです。
浅川さん:足往は賑やかでムードメーカー的な存在なんですけれど、育ちが悪くならないように。良い子で元気だけどお行儀が悪いわけではないと思うので、粗雑な子にならないように演じています。あとは人懐こい感じを出すようにしていますね。
川村さん:夕霧は少し皆さんとイントネーションが違う言葉なので、京都出身の方のアドバイスを受けたりして演じました。あとは色々とキャラクターの秘密に関することに気をつけたり。すべてに気をつけていたので、今日はもうヘトヘトです(笑)。
根本さん:カリガネは非常に言い切りが多いので、言葉をなるべく投げかけるようにするというか。セリフに抑揚をつけられないタイプなので、カリガネだけ聞いていると眠くなるかもしれませんが、ほかのキャラとの空気をいい意味で壊すように、でも飽きられないように、というところに気をつけています。
――ちなみに今年でネオロマンスは15周年になります。『遙か』シリーズをふくめ、ネオロマンス作品の魅力はどこにあると思いますか?
鳥海さん:イベントなどに出演させていただくと思うのは、こちら側も見に来てくださる方も、お互いが全力で「楽しもう」「楽しませよう」という想いがリンクするというか、会場の一体感が生まれる。そういうところなのかなと。それぞれの作品に人を惹きつける魅力がありますから、丁寧につくられた作品は自然にそうなるのではないかなと思います。
浅川さん:最近では女性向けのアニメやゲームでも、ちょっとシュールだったり残酷だったりするものが多いなかで、ネオロマンスはどのシリーズでも上品にできています。往年の少女マンガそのままの世界観が幅広い世代に末永く愛されているのでは。『遙か』シリーズに関しては、やはり圧倒的な世界観ですよね。全然飽きさせないというか、セオリー化していないところがすごいなと思います。
川村さん:同じ女性として思うのは、どんなに時代が変わっても恋するときめきというか、甘酸っぱい気持ちは変わらないだろうなというところが、ずっと支持していただける理由ではないかと思います。いつまでもドキドキワクワクしていただけるように私たちも頑張って演じていきたいです。15周年、そしてこれからもずっと、ドキドキワクワクしてください。
根本さん:僕は舞台版『遙か』のステージにも立たせていただきましたが、そこでもネオロマンスを愛している人たちのパワーを感じました。こういう方たちがいて育っていく作品なんだなと感じたので、この先もこちらが良いものを出していけばそれに応えてくれる方たちがいる、という関係をずっと続けていけたらと思います。
――最後にファンの方へメッセージをお願いします。
鳥海さん:我々のお話は気楽に楽しんでいただければ。色々な楽しみかたがあると思いますが、肩の力を抜いて。今回は別の意味で甘いセリフを言っていますので、いつもとは違った感じで楽しんでいただければと思います。
浅川さん:今回はいきなりサイドストーリー的なお話ですが、足往のいちばんの特徴である元気なところをお見せできたと思います。これからも色々と演じていきたいと思いますのでよろしくお願いします。CDを楽しんでください。
川村さん:初めて『遙か4』に参加させていただきました。CDを楽しんでいただけると嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします。
根本さん:登場するキャラクターがそれぞれ個性をもったバラエティ豊かなCDになっていますので、本編とはまた違ったかたちで気軽に楽しんでもらえればと思います。
バラエティCD『遙かなる時空の中で4 ~瑞穂の国~』
2009年10月21日発売予定
価格:3,990円(税込)
初回特典:豪華BOX、ちびキャラクリアカード
<収録内容>
『遙かなる時空の中で4』のドラマとヴォーカル、語りを収録したバラエティCD2枚組が初登場。葛城忍人の新録ヴォーカルなどを収録!
<出演者>
井上和彦(風早)
石田 彰(アシュヴィン)
関 智一(サザキ)
宮田幸季(那岐)
保志総一朗(布都彦)
三木眞一郎(柊)
高橋直純(遠夜)
中原 茂(葛城忍人) ほか
>>『遙かなる時空の中で4』公式サイト
>>ネオロマンス公式サイト
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