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井上喜久子公式サイト10周年ライブで17才教と23歳教が対決!?

17才教と23歳教が対決!?“お姉ちゃんイベント”最高傑作!!『井上喜久子オフィシャルサイト@manbow 10周年記念ライブイベント 新春 お姉ちゃんの初笑い☆』開催!

 声優業界初の会員制ホームページとして誕生した井上喜久子さんのオフィシャルサイト「@manbow」が10周年を迎え、1月10日に記念のライブイベントを開催した。@manbow主催イベントは、@manbowスタッフがお姉ちゃんファン向けに作り込む内容の濃さも見所だが、10年の間にスタッフも成長し、今回ついに最高傑作とも言われる出来栄えとなった。

 なかでも観客の爆笑を呼んだのが、井上さんがキャスター「井上クリステル」として2009年の井上喜久子面白トピックを読み上げるニュースコーナー。井上さんが本物のアナウンス技術で読み上げていくニュースの内容がことごとく可笑しく、さらにCMや記者会見の映像といったものまで用意されている。ドモホルン●ンクルのパロディになっている「17才教」のCMでは、杉田智和さんがナレーションを務めていたり、「23歳教、17才教に政権交代を迫る」というニュースではたかはし智秋さんが映像で登場したりと、ひとネタのために何気にすごい顔ぶれが友情出演しているのも見逃せない。

 初笑いにして大爆笑を巻き起こし、最後には来場者全員に井上さんの手書きメッセージ入り「しあわせの紙ひこうき」も配られ、大満足のイベントとなった。


●寅年だからタイガーマスク、井上クリステルなど全編ネタだらけ!

 新春らしく、着物姿でのご挨拶の映像で厳かに始まったかと思いきや、スクリーンが上がると虎のマントをひるがえしたお姉ちゃんが「タイガーマスク」を熱唱! 寅年だからタイガーマスクというひとネタのためにも、とことん手間をかけている。

 オープニングトークの恒例、17才の挨拶でも「井上喜久子17才です。信じるか信じないかは、あなた次第(やれやれ)」という新ネタを披露。濃いファンばかりが集まる@manbow主催イベントだけに、お姉ちゃんも新ネタを試せる場として活用するため、観客的には新たなネタを一番に味わえる醍醐味もある。

 @manbow 10年の歩みを振り返るコーナーでは、懐かしいサイト限定映像なども流された。パペットを相手に腹話術状態で行う「ひとりしりとり」で、「きょ」で始まる言葉として「巨人阪神戦」と言ってしまい、どうやっても「ん」で終わる言葉に悩む姿など、過去の自分の言動にツッコミまくるお姉ちゃんの様子も笑いを誘った。

 続いては、お姉ちゃんが声優としてさらに成長するための3つのコーナー。1つ目は「声優能力検定」で、演技力検定とキャラクター愛検定という2種類の検定が行われた。演技力検定は「キャラ」と「セリフ」と書かれた箱から紙を引き、そのキャラでそのセリフを演じるというもので、「お色気」キャラで「もうっ、先生ゆるしませんよっ!」などの組み合わせで沸かせた。キャラクター愛検定は、箱から引いたキャラの絵を描くというもので、『ギャラクシーエンジェルZ』のマンボウモドキと『サクラ大戦』のロベリアに挑戦。独特の絵に観客は爆笑に包まれたが、本人的には納得の出来だったようで、「小林ゆうちゃんといつか戦ってみたいなと思います」と画力対決の抱負も語ってオチをつけた。

 2つ目は「立川志ら乃さんに落語入門」という映像の上映。お姉ちゃんが落語に挑戦した様子が流されたが、お姉ちゃんの笑いが収まらず、落語の先生が30分放置されるなど、一筋縄ではいかない内容となっていた。

 3つ目は、今回最も気合いが入っていたニュースコーナー。お姉ちゃんがニュースキャスター「井上クリステル」となり、2009年の井上喜久子面白トピックをニュース風に取り上げるのだが、ロゴやジングルまでオリジナルで用意する懲りよう。ニュースの内容も、お姉ちゃんがアメリカの入国審査に引っかかった「お姉ちゃん、アメリカで捕まる」、ライブに招待した後藤邑子さんをステージに引っ張り上げて「ハレ晴レユカイ」を躍らせた「お姉ちゃん、ゴトゥーザ様をこきつかう」などインパクトの強いものが次々に飛び出して爆笑を巻き起こしていく。さらにCMまで用意されており、ドモホルン●ンクルのパロディになっている「17才教」のCMでは、杉田智和さんがナレーションを務めていた。また「23歳教、17才教に政権交代を迫る」というニュースでも、たかはし智秋さんが映像で出演しており、笑いにかけるお姉ちゃんの意気込みと、進んで協力してくれる声優たちのノリの良さが際立った。


●弾き語り付きで朗読する自作絵本はハジケ過ぎ!

 第2部は歌のコーナー。1曲目は『ああっ女神さまっ』より「RIBBON」をステージ初披露。リゾートスタジオで合宿しながら曲作りをした想い出も語られた。

 『らんま1/2』より「家事のうた」、『奥さまは魔法少女』のエンディング曲「Jewelry」とキャラクターソングを続け、オリジナルソングでは冬の歌、春の歌が並ぶ。

 小学校高学年向けの合唱曲としてお姉ちゃんが作った「花になる日」では、歌の解説も行われた。心に悩みの種がある人は、種のままだと痛いけど、いつか咲けば花になる。大きな悩みの種なら、より大きな花が咲く。そんな、お姉ちゃんならではの応援歌の世界が語られた。

 岡崎律子さんの曲「春」でしっとりと歌のコーナーを締め、続いては井上喜久子オリジナル「絵本のような歌のおはなし」のコーナー。

 お姉ちゃん自作のおはなしを自ら読み上げていくもので、ミュージカル風に歌が多いのが特徴。ほんわかしたタッチの絵と共に、お姉ちゃんが木琴を叩きながら紡ぐ『しあわせの紙ひこうき飛ばし屋さん』の物語は、女の子とウサギのほのぼのストーリー。……と思いきや、途中からバンジージャンプ対決が始まったり、女の子のいじわるにウサギがムード歌謡風の「悲しみエレジー」を弾き語ったりと、かなりハジケた内容になっていて、観客もにこやかというよりは爆笑の連続だった。

 締めの言葉も、「@manbowというしあわせな海で泳ぐことができて……あっ、すっごいうまくないですか!? もう1回言おっ。@manbowというしあわせな海で泳ぐことができて……いいわぁ~!」と、その場で浮かんだフレーズに自ら絶賛。最後の歌が終わって幕が閉まった後も、今イベント用の映像収録で出たNG集を流すなど、最後の最後までお姉ちゃんらしいイベントで大いに初笑いさせてくれた。


TEXT:設楽英一

●セットリスト
<第1部>
M-1 タイガーマスク
コーナー(1)「@manbow10周年を振り返る」
コーナー(2)「声優バラエティーショー3部」
1「声優能力検定」
2「立川志ら乃さんに落語入門」
3「井上クリステルのニュースの時間」

<第2部>
M-2 RIBBON
M-3 家事のうた
M-4 Jewelry
M-5 すき
M-6 花になる日
M-7 春

井上喜久子オリジナル「絵本のような歌のおはなし」
M-8 ♪「眠いうた」
M-9 ♪「バンジージャンプ」
M-10 ♪たまごさんのうた
M-11 ♪悲しみエレジー
M-12 ♪おやつの時間

M-13 合い言葉はしあわせ

<アンコール>
M-14 あなたのバースデー


>>井上喜久子公式サイト「@manbow」


 

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