【マチ★アソビ】徳島が一夜限りのアキバinワンダーランドに! 川面がウルトラオレンジに染まったMOSAIC.WAVライブ!
徳島をアソビ尽くすアニメ系総合イベント“マチ★アソビvol.3”が、2010年5月2日~4日の期間で開催された。
今回は、5月3日に開催されたMOSAIC.WAVライブの模様をレポートしよう。ライブが行われたのは、今回「橋の下美術館」が行われた新町川沿いにあるしんまちボードウォークの野外円形ステージ。“雨女”?のみ~こさんに関わらず晴天に恵まれ、夕刻から日没後まで、川を背にしためったにない環境で行われた。
●MOSAIC.WAV徳島初上陸!
MOSAIC.WAVのみ~こさん、柏森進さんが登場すると会場は大歓声! 柏森さんがキーボードを鳴らしての音あわせも普通に客前で行うのがマチ★アソビ流。前日には人が引いたタイミングでリハーサルも行われていた。会場が徳島市街地なだけに、ライブには熱心なMOSAIC.WAVファンはもちろん、興味深げに見つめる通りすがりの地元の人や、ライブを終えたばかりのつきねこメンバー、ユーフォーテーブルの近藤社長…といった、様々な観客が見守る中、ライブはスタートした。
オープニングナンバーの「最強○×計画」で、会場のテンションは急上昇! 2曲目の「ないしゃおだくーにゃん」も会場の合いの手はばっちり! 地元のお客さんも、まさか“貧乳の女の子”について中国語で熱く歌っているとは思わなかっただろう。
続いては科学と疑似科学の境界に鋭く切り込んだ名曲「ギリギリ科学少女ふぉるしぃ」! 柏森さんの「よく出来た科学が魔法と~」の甘い声での台詞も新町川に響いていた。MCの第一声は柏森さんの「僕たちMOSAIC.WAV、徳島初上陸です! いっぱい徳島を知って帰りたいと思います!」。そして「Love cheat!」「ナオコサン」とコール&レスポンスが非常に盛り上がる曲を挟んでの『狂乱家族日記』OP「超妻賢母宣言」で、会場はさらなる盛り上がりを見せていた。「『狂乱家族日記』にはつきねこの方も出ていて(罪木静役の五十嵐裕美さん)縁がありますね!(み~こさん)」「東京から遠くに離れるほど曲も観光も色々やりたくなるMOSAIC.WAVです。濃いセットリストになってるので楽しんでください!(柏森さん)」。
このあたりで周囲は夕闇迫り、客席の有志が差し出したウルトラオレンジ(発光量の大きいサイリウム)が、み~こさんから前列の客席や、つきねこメンバーにも配られる。ここからはセットリストもメンバーの2人が「休む暇がない」というほどのノンストップで、夜の徳島にコールとオレンジ色が乱舞することになる。クライマックスの1曲目は「洗脳搾取虎の巻」!
徳島の愚民の皆さんに向けて!? 「洗脳・搾取・虎の巻!!」の叫びがエンドレスで響けば、会場はもうカオス。「片道きゃっちぽーる」「妄想網 Ж Superluminal」と畳み掛け、ラストは「ふぃぎゅ@メイト」で最高の盛り上がりを見せたのだった。「明日も楽しんでください! 鴨もバイバイ、ありがとうございます!(み~こさん)」とライブは終了…と思われたのだが。会場からは自然とアンコールを求める「A・K・I・B・A AKIBA-POP !!」の声が沸き起こり、2人も笑顔で再登場。
本当にアンコールは用意していなかったということで、「用意してなかったんだけど、何か聞きたい曲ある? アレンジは違うぞ(み~こさん)」とのことで、急遽柏森さんのキーボード生演奏で「SPACE! WAVE! AKIBA-POP!!」を歌うことに。夜の徳島野外で、予定になかった生演奏の「SPACE! WAVE! AKIBA-POP!!」という思い出に残る一曲で、ライブは締めくくられたのだった。
遊覧船で「橋の下美術館」を楽しんだり、ロープウェーに乗ったりとマチ★アソビを満喫していた様子のみ~こさんと柏森さん。翌日には、ライブ前は喉が渇かないよう控えていたという、念願の徳島のラーメンも食べられたそう。2人とも徳島にまた来たい! と声を揃えていたので、今後のマチ★アソビなどでの再登場にも期待したい。
セットリスト
M1.最強○×計画
M2.ないしゃおだくーにゃん
M3.ギリギリ科学少女ふぉるしぃ
M4.Love cheat!
M5.ナオコサン
M6.超妻賢母宣言
M7.洗脳搾取虎の巻
M8.片道きゃっちぽーる
M9.妄想網 Superluminal
M10.ふぃぎゅ@メイト
EN-01.SPACE! WAVE! AKIBA-POP!!
<取材・文:中里キリ>
>>MOSAIC.WAV OfficialSite
>>マチ★アソビ公式サイト