浪川大輔初監督作品『ワンダフルワールド』がいよいよ封切!初日舞台挨拶に監督・キャストが登壇!!
浪川大輔さんが初監督を務める『ワンダフルワールド』が6月19日に封切られ、浪川監督、宮野真守さん、上原歩さん、平田裕香さん、甲斐田裕子さん、藤原啓治さん、関智一さん、夢人さん(彩冷える)、テーマ曲を歌うangelaが初日舞台挨拶を行った。今回はキャストのコメントを中心にお伝えしよう!
●監督、出演者、そしてスタッフの“熱意”と“絆”が作り上げた作品――
人気声優が実写映画に出演ということで注目度も高く、TOHOの中でも一番大きなスクリーン・大きな会場であるTOHOシネマズ 六本木ヒルズ・スクリーン7で上映される初監督作品での観客動員数は今回の浪川さんがトップとのこと。
初日を迎えた浪川さんは「初日を迎えホッとしています。1年以上前から白髪が増えて本当に辛かったのですが、皆の力でやってこれて良かったです。」と安堵の表情を見せていた。
浪川さんから出演を役者陣に浪川監督から出演の依頼を聞いた感想について、宮野さんは「最初は本当にびっくりしました。僕をイメージしてストーリーを書いていると言ってくださったので、ぜひということでやらせていただきました。」と話し、浪川さんと初めて一緒に仕事をするという上原さんは「撮影期間中ほとんど一緒にいたのですが、日を増すごとに監督の顔になっていく過程を見ていた感じでした。」とコメント。
さらに藤原さんへのオファーの際「謎めいたキャラクターが欲しくて、藤原さんは謎めいているのでお願いして良いですか?」が言いづらく、声をかけるまでに3週間ぐらいかかったというエピソードを紹介。吹き替えやアニメの現場で一緒になるという甲斐田さんは「スタジオでは噛んだり読み間違えたりして頼りげの無い人なんですが(会場笑)、撮影現場に入ったときの浪川さんの監督ぶりに凄く感動しました。」と話した。
そしてアドリブが多く台本通りの台詞が少ししかなかった関さんの演技やシーンについて、「時間軸も合っていて、なぜあの時間に来たのか?というのも裏設定が有ります。」と浪川さん。ただアドリブについては台詞がどこで終わるのか?編集の際これでいいのだろうか?など凄く悩んだとか。
音楽を手がけたangelaのatsukoさんは「初めてお会いしたときは本当に大丈夫だろうか?と正直思ったところがあったので(会場笑)、今日この日を迎えられたことが夢のようです。」。KATSUさんは「オファーを頂いたのが2ヶ月前で、実質制作期間は1ヶ月くらいでした。何とか断れないかと思ったのですが(笑)、ご飯を一緒に食べたときの浪川さんの熱意に負けて、浪川さんに付き合ったら僕なりのワンダフルワールドが見つかるかなと思いました。この作品に関われて良かったです。」と、それぞれ作品に関わった感想を話した。
舞台挨拶最後に、浪川監督は「キャストとスタッフとお客さんのお力があってここまで来れました。皆の助けがあって完成できたのですが、頑張って良かったと思いました。本当に嬉しいです。今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました。」と客席へ感謝の言葉を述べて舞台挨拶は幕となった。
<取材・文:藤本 厚>
映画『ワンダフルワールド』
公開中!
<スタッフ>
監督:浪川大輔
プロデューサー:松村清秀
脚本:川添法臣
配給:株式会社エバーグリーンプロジェクト
主題歌:「Wonderful World」/angela
<キャスト>
宮野真守/上原歩/浪川大輔/平田裕香/森久保祥太郎/杉田智和/甲斐田裕子/小山剛志/夢人(彩冷える)/ヒロシ/関智一/長沢美樹/斎賀みつき/勝杏里/大浦冬華/マフィア梶田/小堀友里絵/小山力也/藤原啓治/山寺宏一/内海賢二
>>Wonderful World ― ワンダフル ワールド ―公式サイト