いよいよ佳境に突入でますます盛り上がる『会長はメイド様!』――EDテーマ「∞ループ」を歌うheidi.に新曲の魅力と話題の『heidi.真夏ノ五景』5DAYSについて聞いちゃいました☆
『会長はメイド様!』のエンディングテーマ「予感」に続き、現在、heidi.が歌う新エンディングテーマ「∞ループ」が流れています。8月25日には「∞ループ」のシングル発売も決定!! それに先駆け8月18日・19日・23日・24日・25日には、渋谷duo music exchangeを舞台に、『heidi.真夏ノ五景』と題した主催イベントも実施。先月に続き今月も、メンバーのコースケ(B)と桐(Dr)にいろいろ語ってもらいました。
●「好きなバンドとの対バン・ライブをしよう」「ジャンルの違うバンドと演ってもいいんじゃないか」ということから、『heidi.真夏ノ五景』と題した5 DAYSが決定しました
――『heidi.真夏ノ五景』と題した主催イベントを渋谷duo music exchangeを舞台に、8月18日・19日・23日・24日・25日の5日間開催します
コースケ:「初景[浴衣祭]」と題した8月18日が、ギターのナオの誕生日。うちら、メンバーの誕生日にはかならずライブを演っているんだけど。7月にワンマン・ツアーを終えたばかりだし、18日はワンマンという形だけど。「1本だけスペシャルなワンマンを演るよりは、夏なんでお祭りっぽくやろう」という話になって、「好きなバンドとの対バン・ライブをしよう」「ジャンルの違うバンドと演ってもいいんじゃないか」というアイデアから、『heidi.真夏ノ五景』と題した5DAYSが決定しました。アニメイトTVを観ている人だったら、妖精帝國さんの出る、8月23日のライブがオススメだと思う。
――メンツを観る限りでは、まさに「異種格闘技戦」って雰囲気じゃないですか?!
桐:むしろ、その刺激が欲しかったんですよ。どの出演バンドさんも濃いんで、かなり楽しいイベントになりそうです。
コースケ: いつものheidi.のライブとは、また違った楽しさを味わえるはずだから。
桐:何よりも、自分たち自身が一番楽しもうとしているからね(笑)。
●「予感」が"光"を持った楽曲だからこそ、「∞ループ」では、heidi.の魅力の一つでもある"影"となる面を出したかった
――8月25日には、シングル盤として「∞ループ」が発売になります。この曲は現在、『会長はメイド様!』のエンディングテーマとして放送中。heidi.の中でも、また"新しい色を発揮した楽曲"になっていませんか?!
コースケ: 先に、『会長はメイド様!』のエンディングテーマとして流れていた「予感」を発売していたので、前作とは違う色を持ったheidi.の姿を見せたかったんですよ。
「予感」が、光の下で輝きを放つ楽曲だとしたら、「∞ループ」は、心の中に潜む影の部分を押し出した歌。メンバー内でも、「『予感』が"光"を持った楽曲だからこそ、次の作品では、heidi.の魅力の一つでもある"影"となる面を出したい」という話をしていました。何故なら、「影となる部分もまたheidi.の魅力だからこそ」。その想いから、「予感」とのコントラストを持った「∞ループ」を持ってきたわけなんです。
――「予感」とのコントラストとして捉えたら、確かに「∞ループ」は、嬉しい裏切りを示した楽曲になりました
コースケ:歌詞的にも、しっかり『会長はメイド様!』の世界観と言うか。碓氷拓海くんの心情と重なりあう想いの描けた楽曲になったからね。
桐:今回の初回限定盤には、「∞ループ」のMusic ClipやMAKING映像も入ってるんですけど。撮影現場も、「∞ループ」の持つ影を持った感じを活かそうと、洋館の中で撮影をしました。前作「予感」のMusic Clipが青空の下で撮影していたから、映像面でも、「予感」と「∞ループ」では、上手くコントラストを描けたと思います。
●「予感」や「∞ループ」のように、「新しいけど、らしいよね」と言ってもらえるheidi.の姿を描きながら進み続けていきます
――完成したシングル盤の「∞ループ」は、どんな作品になりました??
コースケ:もちろん、制作していくうえでの姿勢は、「予感」のときと何も変わってないんですけど。より「欲が出てきた」と言うか。デビュー以降の短期間の中で成長した姿を、しっかり詰め込めた作品になりました。しかも、「初回限定盤」と「通常盤」でも、3曲目の収録曲へ異なる表情を持った「ペイン」と「デイズ」を入れたことで、そこでもコントラストを作ることが出来たからね。
桐:それぞれの2曲目に収録した「霞」だって、1曲目に持ってきてもおかしくないくらい、表情豊かな歌になりました。
コースケ:この作品や、前作の「予感」からheidi.を好きになってくれた人たちに、「格好いい!!」と思ってもらえるのは、もちろん。これまでズッとheidi.のことを好きでいてくれた人たちにも、「キタッ!!」となってもらえる2 STYLEの作品になったと思ってる。
桐:僕らは絶対に、「heidi.もメジャーに行って変わったよね」と言われたくはなかった。もちろん「∞ループ」のような、"今一番旬なheidi."の姿も出したけど。同時に「霞」や「ペイン」「デイズ」のように、「いつものheidi.らしい楽曲」たちだって詰め込んでいる。だから、どの曲を聴いても、「やっぱしheidi.だね」と言ってもらえる自信はあるし。同時に、進化した部分も打ち出せた。それくらい、良い意味で「攻めの姿勢を描き上げた」作品たちになったと思います。
コースケ:俺ら、メジャーに行ったからと言って、妙に落ち着いた感じになど成りたくはなかった。むしろ向上心と言うか、「もっと、もっと、いい楽曲を求めていきたい」気持ちのほうが、遥かに勝っているんです。
――その攻めな姿勢は、みていて強く感じます
コースケ:俺らは、ズッと同じところに止まりたくはない。だからと言って、新しいことをやりすぎて、バンドの本質を見失っちゃ元も子もない。だからこそ、何時も「一歩先と、後ろを振り返ってくこと」を同時にやりながら、自分らだからこその道を、これからも作り続けていこうと思ってる。
桐:自分たちの足元を、つねに、しっかり踏みしめながら活動してきたからこそ、ここまで芯が振れることなく演ってこれたんだと僕らは思ってる。もちろんこれからだって、土台振れることなく、「予感」や「∞ループ」のように「新しいけど、らしいよね」と言ってもらえるheidi.の姿を描きながら、僕らは進み続けていきますよ。
>>heidi. official website
>>TBSアニメーション・「会長はメイド様!」公式ホームページ