【TGS2010】『アイマス2』に寺島拓篤さんらが演じる男性ユニットが参戦!“765プロダクション 2010年度決起集会”をレポート!
家庭用ゲームを中心としたゲームの祭典“東京ゲームショウ2010"が千葉・幕張メッセで開催。今回は、メインステージで開催された『アイドルマスター2』イベント“765プロダクション 2010年度決起集会”をレポートする。
●新たな一歩を踏み出す決起集会!
今回のイベントには、萩原雪歩役の浅倉杏美さん、我那覇響役の沼倉愛美さん、四条貴音役の原由実さん、双海亜美・真美役の下田麻美さん、秋月律子役の若林直美さんが登場! PSP版『アイドルマスターSP』でライバルキャラクターとして登場し、Xbox360版には初めての登場となる元961プロの響と貴音、担当声優が長谷優里奈さんから浅倉杏美さんにバトンタッチした雪歩、『アイドルマスター2』ではプレイヤーたちのライバルユニット“竜宮小町”側として登場する亜美、律子と、それぞれに新しい一歩を踏み出す面々が集まった形だ。
会場は早朝から整理券を求めて集まったプロデューサーたちで超満員! 会場に設置された試遊台は一番人気では、との話も出るほどのスピードで人が殺到し、アイマス人気を感じさせた。ステージにはまずは浅倉杏美さん、沼倉愛美さん、原由実さんが登場し、“THE IDOLM@STER 2nd-mix”を熱唱! 「今日はありがとうございます。初めてのゲームショウなんですが、こんなに集まってくださって嬉しいです。最後まで楽しんでくださいね!(浅倉さん)」などそれぞれが挨拶し、トークがスタート。沼倉さんからは、『アイマス2』の高木順二朗社長の担当声優が大塚芳忠さんであることなどの発表もあった。そしてここで、“竜宮小町”サイドの若林さんと下田さんが乱入! “竜宮小町”は双海亜美、三浦あずさ(CV:たかはし智秋さん)、水瀬伊織(CV:釘宮理恵さん)のユニットだが、今回は不在の2人に代わって“竜宮小町”のプロデューサーに就任した律子こと若林さんが「歌って踊れるプロデューサーですから!」と参加。下田さん&若林さんの鳥取出身“がいな”コンビで竜宮小町の新曲“SMOKY THRILL”を披露。「夜更かしの猫、惑わす」というフレーズでは下田さんが「にゃー!!」とアドリブ? を入れるなど、大いに盛り上がった。下田さんが亜美、真美の両方の担当として挨拶するなど、ステージは和やかに進んだ。中盤はガミPこと坂上プロデューサー、そして『アイドルマスター2』の加藤ディレクターが登場して、『アイドルマスター2』を実機でプレイ。ライバルユニットと対戦するフェス“RISING MOON"をプレイしたのだが、加藤氏の迷プレイの結果もあり? 勝利したのはプレイヤーたちのライバル・竜宮小町! 対戦結果に従い竜宮小町のライブ映像が流れたのだが、大画面で見るアイドルたちの映像の美しさに、感激する沼倉さん、テンションが上がりまくる原さんといったように、ステージ上の5人と会場は大いに盛り上がったのだった。
●男性ユニット“ジュピター"が『アイマス2』に参戦!
そしてイベント後半では、衝撃の発表が次々と行なわれた。不意にスクリーンにPSP『アイドルマスターSP』で登場した強力なライバル事務所・961プロの黒井社長(CV:子安武人さん)が現われると、新たなライバルアイドルユニット“ジュピター"を紹介したのだ! ジュピターは天ヶ瀬冬馬、御手洗翔太、伊集院北斗の3人による男性ユニット。男性アイドルならではの低音のセクシーな歌声やパフォーマンスは、女性ファンにも見逃せないものになりそうだ。予想外の発表に驚きの色が隠せない客席だったが、ライブ映像中のバク宙シーンにはおおっというどよめきの声が起こっていた。イベントで流された新ユニット“ジュピター"のPVは、リニューアルオープンした961プロの公式サイトで確認できるので、チェックしよう。男性ユニット参戦の衝撃が目立ったが、ステージでは他にも2011年1月10日にパシフィコ横浜で新春ライブを行なうことや、CD『MASTER ARTIST 2』シリーズで3ユニットによる対決を実施、選抜された1組が新曲を担当するといった、イマドキのアイドルっぽい企画も発表されていた。パシフィコライブや『アイドルマスター2』に向けて、より盛り上がりを見せるアイマスに要注目だ。
ステージのまとめでは、それぞれが『アイドルマスター2』への期待のふくらみを語り、若林さんが「律子が夢をかなえてプロデューサーになったことがやっと言えました! 律子は一歩引いたプロデューサーという立場になりますが、逆に皆さんに近い立場になったということで、先輩としてグイグイ引っ張っていくのでついてきてください!」と気持ちを込めて語っていた。最後は全員での“The world is all one !!”ライブと、沼倉さんが音頭をとっての「アイマスですよ、アイマス!」のコールで、衝撃のステージは幕となったのだった。
<取材・文:中里キリ>
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