衝撃の“BLACK VELVET 2010 重大ニュース”発表も!選ばれた5つのニュースとは!?――『BLACK VELVET 3rd.LIVE THE DEAD SWING』をレポート!
Toshiyukiこと声優の森川智之率いるBLACK VELVETが、11月7日・吉祥寺CLUB SEATAを舞台に、『BLACK VELVET 3rd.LIVE THE DEAD SWING』を開催した。ここでは、昼に行われた第一部の模様をレポート。さっそく、当日の熱いステージ内容を、お伝えしよう。
●昂る、開演前の会場!
吉祥寺に誕生した、巨大なスタンディング形ライブハウス・吉祥寺CLUB SEATA。開演前から、大勢の観客たちが、少しでも近くでメンバーに触れ合おうと、前へ前へと身体を押し寄せてゆく。その時点で、昂る興奮抱いた感情の波が後ろにまで伝わってきた。開演が近づくにつれ、人の波が後ろまで押し寄せ、ついには身動きするのも大変なくらいの人が会場中を埋めつくしていた。
●激烈な音の波状攻撃に、興奮鳴りやまず!
喧騒抱いたデジタルビートにのせ、まっ暗闇の中、またたくストロボライトの光に導かれながらステージ上へ姿を現したメンバーたち。演奏は、ヘヴィ&グルーヴィなロックビートが炸裂した、ダーティ&ワイルドなハード系ロックンロール・ナンバー「Drive me crazy」から幕を開けた。満員の観客たちが、右手を高く天へ突き上げ、舞台上へ熱い興奮の想いを返してゆく。
「We Are BLACK VELVET!!手を上げろ~!!」。腹の奥底までズシンと響くヘヴィな音が、ハイウェイをかっ飛ばすようにどんどん加速度を上げ、身体を熱く突き刺してゆく。「bad monkeys summit」が導き出した、はやる興奮。研いだ牙を剥き出しながら、観客たちへ過激に挑みかかっていった「Wack head to the blue sky」を通した“暗黒ロック”な高揚。序盤から昂る感情を発散させないと、身体が壊れそうだ!!
●そして、観客たちは一つになって唄いあげた。
♪Dead man swing swing baby♪の合唱が会場を包み込んだ、ファンキー&ホンキートンクな「Dead man swing」。熱く激しくスウィングしてゆく演奏に乗せ、観客たちも身体を激しく揺さぶった、壮大な世界観と尖った音が交錯したシンフォニックなロックナンバー「Knockin'on the hell's door」。ダウナーな音のウネリが、頭を混沌とした異世界へ落とし込んでゆく「Coma」。2ndブロックで彼らは、濃淡さを増したロックなパレード空間へ、満員の観客たちを誘っていった。
そして演奏は、ドラムのかどしゅんとベースのprosによるソロ・コーナーへ突入!熱いセッションの後は、バンド編成に戻り、prosがヴォーカルを担当。1曲、激烈なロックビート・ナンバー「O.P.P.」をプレゼントしてくれた。
さらに、透明感あふれた演奏に乗せ優しい風を運んでくれた、愛おしいくらいに熱情的な想いを歌詞に詰め込んだミッドナンバー「revive」。中盤のブロックでは激しいだけではない、BLACK VELVETの別の表情も、濃厚な味と共に提供してくれた。
●期待煽る、嬉しい新曲も演奏!
「“エッジの効いた恰好いい曲を作ったろかい”ということで新曲を作ってきました。それではかっこいい新曲を聴いてください」
美しいエレピの演奏から物語がスタート。エッジ鋭いギター・サウンドが身体を貫いた、新曲の「Lie」。疾走感を持ちながらも、1曲の中へ何度も抑揚の波を描き出してゆくドラマチック&ハードな楽曲だ。続く新曲の「Crows in the dark」は、マイナー調なハードビートが身体をガンガンに揺さぶっていく攻撃的な楽曲。2曲とも、ライブで興奮描きだす上で最適な表情を持った歌たちなのが嬉しいじゃない。
●BLACK VELVET今年の重大ニュースとは…。
ここで“BLACK VELVET 2010 重大ニュース”を発表。選んだ5つのニュースが、「祝、ブラベル部発足!!」「死神がメンバーになった」「BLACK VELVETが雑誌でコラムを担当」「かどしゅんがチェブラーシカに似ている」(12月18日より映画公開)「物販で動画パンフレット(DVD)を制作」。“どう重大なんだ?!”というツッコミはヤメてくれ(笑)。
●そして、熱狂の終盤戦へ。。。
タフ&ワイルドなハード/ロックンロールな演奏が炸裂した「Gimmie Gimmie Gimmie」から、ふたたび熱狂の絵図を会場中へ作り始めたBLACK VELVETのメンバーたち。終盤の盛り上がりを彩るうえで相応しい曲だと、再確認。Hey!Hey!熱い叫びが飛び交った「Bring me back hell yeah!」では、70年代ハードロックな香りをプンプン漂わせながら、熱く熱く身体揺さぶるハード&スピーディな演奏をブチかましていった。途中♪Bring me back hell yeah!♪の掛け合いも登場。こういう場面が、余計に感情の炎へ、熱狂のオイルを注ぎ込んでくれるんだよな。ラスト「Bleed」では、メロディック&グランジな歌声と演奏が旋律の上でバトル。とても感動的なのに激しさを持った演奏だけに、一緒に歌いながらも、思いきり身体揺さぶり熱狂したくなる。まさに、本編の最後を飾るに相応しい一体化を生み出す楽曲だ。
●そして興奮は、アンコールの舞台へと。。。
アンコールでは、「来年ライブを演ることが決定した」という嬉しいニュースも飛び出した。まだ詳しくは決まっていないので、そこは随時ホームページをチェックしてくれ。
ステージのラストを飾ったのは、ハード&メロディック!! 1曲の中へ興奮のドラマを描き出した「roar」だ。演奏が進むにつれ、どんどんロックなグルーヴが熱く昂ってゆく。サビメロでは、合唱も飛び交う場面も。この一体化した空気が、最高にエクスタシーだっ!!
約2時間という熱狂の物語を、満員の観客たちと共に作りあげたBLACK VELVETのメンバーたち。またこの興奮を、来年一緒に味わおうじゃないかっ!!(敬称略)
<TEXT:長澤智典>
「昼の部」セットリスト
「Drive me crazy」
「bad monkeys summit」
「Wack head to the blue sky」
--MC--
「Dead man swing」
「Knockin'on the hell's door」
「Coma」
ドラムソロ~ベースソロ
--MC--
「revive」
--MC--
「Lie」(新曲)
「Crows in the dark」(新曲)
--MC--
「Gimmie Gimmie Gimmie」
「Bring me back hell yeah!」
「Bleed」
--Encore--
「roar」
「夜の部」セットリスト
「Bleed」
「bad monkeys summit」
「Wack head to the blue sky」
--MC--
「Dead man swing」
「Knockin'on the hell's door」
「Coma」
ドラムソロ~キーボードソロ
--MC--
「stellar」
--MC--
「Lie」(新曲)
「Crows in the dark」(新曲)
--MC--
「Gimmie Gimmie Gimmie」
「Drive me crazy」
「Bring me back hell yeah!」
--Encore--
「roar」
「Bleed」
>>BLACK VELVET Official Web Site