2011年も出ちゃいます！谷山紀章がパーソナリティの携帯ラジオ番組『谷山紀章のMr. Tambourine Man』からDJCD第4弾のリリースが決定！！　ロングインタビュー＆独占動画メッセージも☆

　現在放送中のアニメ『とある魔術の禁書目録II』のステイル＝マグヌス役や『咎狗の血』のグンジ役、ロックユニット・GRANRODEOでも活躍中の谷山紀章さん。そんな谷山さんがパーソナリティを務める携帯ラジオ番組『谷山紀章のMr.Tambourine Man』（配信：携帯サイト「声優アニメイト」）から、DJCD第4弾のリリースが決定！その名も『DJCD「谷山紀章のMr.Tambourine Man～四面楚歌～」』！！

　毎年恒例のDJCDには番組のダイジェストは勿論、スペシャルゲストに勝杏里さんを迎えた新規録り下ろしも収録。更に、これまで発売された3枚のDJCDのジャケットやオフショットなどが入ったミニフォトブックがセットになっているんです！

　今回、新規収録とジャケット撮影を終えた谷山さんにインタビュー。谷山さんと勝さんと言えば…という懐かしのお話から、GRANRODEOと番組の意外な？共通点など、たっぷりとお聞きしました！また、アニメイトTV独占の動画メッセージもお見逃しなく☆

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●今回“は”凄く楽しかった新規収録！

――新規収録とジャケット撮影、お疲れ様でした。まずは、DJCDの新規収録についてですが、いかがでしたか？

谷山さん（以下谷山）：昨年、今年と発売したDJCDのゲストには悪いんですけど、今回は、すっごい楽しかったですね（笑）。翼ちゃん（代永翼）としもんぬ（下野紘）は、どうしても「僕がいじる」という方程式になってしまっているので、ファンにはそれを期待されるし、僕もそのつもりでゲストとして呼んで、彼らの赤裸々な所を無理矢理喋らせましたけど（笑）、今回、ゲストの（勝）杏里君は年も近いし、昔から知ってますし、年下ですけどお互いタメ口なので、対等な感じでトーク出来たのがとっても楽しかったですね。男子校ノリみたいな感じでしたし（笑）。「これ、収録しちゃってもいいの？」というようなトークもしたので、どのくらい収録されるのか気になります。僕は全部使って欲しいですね～改めて杏里とのトークを聞きたいですし。

――今回、ゲストの勝さんとはかなり久しぶりの共演だったんですか？

谷山：そうですね。新規収録でも話していますが、『GIZOKU』で共演してからはあまり接点がなくて。でも、久々に会っても違和感なく自然に話せましたし、彼といると何か居心地がいいんですよ。いつも笑顔だし、気さくに話しかけてくれるし。改めて今回、杏里でよかったなって思います。

――ちなみに、勝さんとの一番、印象深い思い出はありますか？

谷山：『GIZOKU』の活動が終わって、暫くしてから「一緒にバンドやろうよ」という話になったのが印象的ですね。新規収録では言わなかったんですけど、杏里がドラム連れてきて、ドラムがギター連れてきて、僕がボーカルで、杏里がベースで…4人で下北沢かどこかのスタジオで2回くらい合わせたことがあるんですよ。結局、実現はしなかったんですけど、杏里と話していたら思い出が蘇りました。まぁGRANRODEOをやるずっと前の話ですけどね。
彼も音楽に明るい人ですから、楽器もやるし歌も歌えるし。だから感性があうのかなと思います。でも、2人での一番の思い出というならば、三軒茶屋の駅前広場みたいな所で弾き語りをしたことの方が印象深いかもしれません。詳しい話はCDに入っているはずなので、知りたい人は聞いて下さい（笑）。

――今後、勝さんとのバンド活動の予定はありますか？

谷山：いや～僕もGRANRODEOで活動してますし、杏里も自分のバンドで活動していますからね（笑）。でも機会があればセッション出来ればいいなと思います。

――新規収録に続けて、ジャケット撮影も行いましたが、撮影はいかがでしたか？

谷山：滞りなくテンポよく進みました。『～Tambourine Man』のCDに関しては、スタッフ全員がスタート時から一貫して同じ人たちでやってもらっているので、勝手知ったる…みたいな感じで楽でしたね。僕は短気なので、これくらいテンポよく撮影が進む方が気持ちいいです（笑）。それに、このスタジオでの撮影は今回が初めてではなかったので、あの部屋には何があって…など知っている分、イメージに合ったポーズをしたり、あとは指示されるまま撮影しました。基本的にカメラマンさんにお任せなので、僕は被写体として頑張るだけですね（笑）。仕上がりが楽しみです。

●DJCD製作は年に1回の恒例行事！

――さて、今回で4枚目のDJCDですが、これまでを振り返ってみていかがですか？

谷山：毎年やっているので「また、この季節が来たか」と（笑）。ゲストを呼んでの新規収録の後、ジャケット撮影に臨む感じが年に1回の恒例行事みたいに組み込まれているので、気付くとDJCDの収録やっているなって思います。『～Tambourine Man』に関しては1年が早かったなって思いますね。

――ラジオがスタートして5年、DJCDのリリースは4回目ですが、これまでで一番、印象に残っていることはありますか？

谷山：地続きな感じでずっと続いてきているので、「続いている」ということ自体が印象深いです。でも、敢えて何か一つ上げるなら、1回目のDJCD（「酒池肉林」）のジャケット撮影の時、渋谷の交差点の中央分離帯に立って撮影したんですけど、それが印象深いですね。
『～Tambourine Man』って、何か色々ありそうで、意外と穏便に続いてきているので、この番組が穏便に続いていることが一番面白いですし、さっきも言いましたけど、それ自体が印象的です（笑）。

――DJCDではゲストとお2人でのトークですが、通常配信はお1人で担当されています。1人で喋るコツみたいなものはありますか？

谷山：昔はラジオって、きっちりやらないといけないものだと思っていたんです。特に1人なので、1人で、しかもきっちりやるって難しいだろうなと思っていたんですけど、やっていくなかで慣れていって（笑）、特に『～Tambourine Man』に関しては、「こういうトークでリスナーさんは納得してくれるだろうな」というのが分かるので、結構、思うがまま喋っています。割と何を喋ってもどんなテンションでも、成立している部分があるので（笑）。基本、リスナーさんのお便りを元に、僕が思ったことや感じたことを喋っていればいいので（苦笑）、あまり深く考えず、思ったままをいつも喋っています。

●2010年の「思い出ベスト3」と2011年に向けた野望と抱負とは？

――2010年もあと少しですが、1年を振り返ってみて「思い出ベスト3」を挙げるとしたら？

谷山：ベスト1は、武道館です！これ以上のことはありません。ベスト2は、GRANRODEO結成5周年、ベスト3は『谷山紀章のMr.Tambourine Man』5年目、ですね。実は、GRANRODEO結成とラジオ開始がほぼ同時期なんですけど、『～Tambourine Man』のスタッフは「おめでとう！5年目！！」という雰囲気がなくて（笑）、気付いたら5年目だったって感じなんですよ。GRANRODEO結成5周年は、「やった、5周年！」という感じだったんですけど、『～Tambourine Man』の方はボーっとしているうちに、普通に5年経っていたという…10年目を迎えたら、感慨深いんでしょうけどね（笑）。だから、2010年はメモリアルイヤーだったと思います。

――それだけ、普通に過ぎる5周年もある意味珍しいです（笑）

谷山：そうですね（笑）。色々ラジオ番組やってますけど、1人で喋っているラジオはこれだけですし、自由にやらせてもらっているので、いい存在です。色々な意味で有り難い番組です（笑）。スタッフやリスナーさんが「谷山紀章に何かやらせたい」と思ってくれる限り、皆さんに飽きられない限りはずっと続けたいですね。基本、僕は受け身なので、自分から何かをしたいということを言わないでやってきたので、それを崩さないでこのまま続けていきたいです。

――さて、来年に向けた野望や抱負というのはありますか？

谷山：『～Tambourine Man』は、特に何もないです（笑）。まぁ、来年もこのまま同じように続けていくことが野望ですね。ガツガツいって「これをやろう！」というのはらしくないと思いますし。
個人的には色々な面で、今年以上にやりたいと思っています。歌も上手くなりたいですし、もっと多くの人に知ってもらいたいです。今までやってきたことの延長線上で新しいことを始めるかどうかは分かりませんけど、今、やっていることをもっともっと頑張って、声優としても歌手としても洗練させていきたいなと思います。

――ありがとうございました。では、最後にファンへのメッセージをお願いします。

谷山：また、出ちゃいました！（笑）早いもので4枚目です。ラジオのダイジェストパートは2年前のものを収録しているそうなので、僕も何を話したか忘れているんですけど、懐かしんでもらえればいいと思いますし、新録部分はゲストに勝杏里君を迎えて、面白トークを繰り広げているので、面白がってもらえればありがたいです（笑）。末永く、これからもよろしくお願い致します。

＜取材・文：奥村寿代＞

『DJCD「谷山紀章のMr.Tambourine Man～四面楚歌～」』
2011年1月26日発売予定
価格：3,675円（税込）
CD1枚組＋ミニフォトブック（フルカラー・32P）
販売店別特典：複製サイン入りフォトカード
発売・販売元：株式会社フロンティアワークス