【FF17】Fancy Frontier 開拓動漫祭で見つけたコスプレイヤーを紹介(その1)
台湾版コミックマーケット“Fancy Frontier 開拓動漫祭 17”(以下、FF17)が、2011年2月19日、20日の2日間に渡り、台湾台北市の国立台北大学体育館にて開催された。
例年であれば、FF17の会場である体育館を飛び出し、台北大学のキャンパス内にある中華庭園や歴史ある建物の外観、同大学の名物である並木道、グランドなどの運動施設を使ってダイナミックかつシチュエーションに凝ったコスプレ撮影を楽しめたのだが、生憎の天候となってしまっていたため、体育館の館内とその周辺での撮影となってしまった。
台湾でのコスプレだが、日本でのコスプレの一般社会からの印象が大きく違っていて、西洋におけるハロウィンの仮装文化に近い認知をされているようだ。そのため、日本では、イベントに参加するコスプレイヤーたちは私服姿でイベント会場を訪れ、会場が用意した更衣室でコスプレ衣装に着替えるといったスタイルとなっているが、台湾では自宅でコスプレ衣装に着替えて、上からコートなどを羽織って公共機関やタクシーなどを使って会場入りするスタイルが一般的となっている。
イベント内でのコスプレでの楽しみ方だが、こちらは日本と同じ撮影スタイルが一般的となっていて、コスプレイヤーを撮影するためにイベントに参加するカメコの姿があり、コスプレイヤーさんを激写している様子が見られた。
コスプレの撮影方法だが、コミケスタイルと呼ばれる囲み撮影が中心で、日本におけるコスプレ専門イベントで見られる列を作ってマンツーマンで撮影するスタイルは一般的ではないようだ。また、囲みが大きくなったり長くなってくるとどこからともなくカウントを取る人が現れて、5カウントを取って囲みをバラケさせるのも、日本と共通した撮影スタイル。
台湾のコスプレイヤーたちの流行りだが、日本で流行っているものとほとんど変わらず、現在は『VOCALOID』シリーズと『東方』シリーズのコスプレが流行っている。
日本でも2月上旬に行われたワンダーフェスティバル2011冬で多く見られた『Panty&Stocking with Garterbelt 』や『モンスターハンター』シリーズのコスプレをしているコスプレイヤーの姿を目撃した。それでは、FF17初日の会場で雨にも負けずカメラマンたちを笑顔で迎えてくれたキュートな台湾レディー&ジェントルメンたちの姿を紹介していこう。
<文・写真:伊藤真広>
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