ドラマCD『FLESH&BLOOD 10』が4月6日に発売!福山潤さん、諏訪部順一さん等、出演陣からのファンへのメッセージを一挙公開!!
4月6日、松岡なつき原作の人気BL小説『FLESH&BLOOD』(キャラ文庫/徳間書店刊)のドラマCD10巻がリリースされた。全国アニメイト、CDショップ、一部書店、マリン・エンタテインメント通販にて一斉発売で、価格は2,940円(税込)。発売を記念して、本作に出演している福山潤さん、諏訪部順一さん、小西克幸さん、大川透さん、三木眞一郎さん、近藤隆さん、岸尾だいすけさんからコメントとメッセージが到着したので、紹介しよう。
――長いシリーズとなりますが、キャラクターを演じている部分で心がけている部分は?
福山潤さん(海斗役):最初は現代からタイムスリップした少年ということで、親に反発するような、現代のはねっかえりな男の子だったんですけれども、最近ではその辺りが控えめになりつつあり(笑)。
ただ、やはり、憤ったりする部分に、少年の名残が残っている。理不尽な中世の人々の策略や下世話な話にカチンとなって思わず出てしまう言葉については昔の彼、もともと持っている少年の部分を出せたらと思いつつ、すがる部分は、よりすがりつつ演じています(笑)。
大川透さん(ビセンテ役):一番最初のときはビセンテは海斗からすると完全に敵側の人間で、国王の命令で海斗を連れ去るわけなので、非常に冷徹で冷静で、というところを一番に、いつもクールな態度だったのですが、だんだん心情的に海斗に惹かれるにつれ、ビセンテの人間らしい柔らかい部分が出てきた。
堅苦しい人間であるということは変わらないのですが、その中に持っている人間的な柔らかさを少しずつ加味してきています。
この二つの表情をうまくバランスをとれた状態で演じなければならないので、そのあたりをこれからも創意工夫しながら演じていきたいと思います。
近藤隆さん(ラウル役):ラウルは疑惑と策謀の中心にいるというか、それを具現化したような存在なので、今後物語が進行していって彼の本性が暴かれたときに何が残っているのかというのが一番気になりますね。その時に残っているのが彼の本質なのか、それが物語としてどう関わっていくのか、彼の行く末を見つめていくのが演者として楽しみです。
悪役を演じる上では、楽しいです。自分で演じていて「悪い奴だなー」と思うのはすごく久しぶりなので、とっても楽しいです♪
諏訪部順一さん(ジェフリー役):ジェフリー的には、思ったとおりに事態が進まない焦れた状況が続いているので、同様のストレスを自分も擬似的に感じながら演じています。
早いところスッキリしたいです(笑)。
小西克幸さん(ナイジェル役):これだけ長く続いている作品なので、キャラクターが勝手に動いてくれるので、演じている側としては大きな変化や気にしていることはあまりないかな、とは思うのですが、ナイジェル的には前回自分のせいでカイトが連れ去られてしまったので、その葛藤がまだあるだろうし、早く奪還したいという思いはあるのではないかと思います。演じている側としても早く抜けだしたいですね(笑)。
三木眞一郎さん(キット役):特にありません。台本に書かれている流れの通りです。
――ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
福山さん:第一期の3巻連続発売から始まって、その後続きが出るか未定だったこのシリーズが、いつのまにか第四期10巻をお届けできるのを本当に嬉しく思います。原作も当時からかなり進んで、展開も環境も状況もえらく変わって、今後がさらに気になるところなのですが、クライマックスに向かっていく上で重要なシーズンとなっていると思いますので、皆さんぜひともお聞きのがしなく、最後まで隅々まで聞いてください。
大川さん:第三期終了のころに、第四期がもし出るとしたらビセンテが中心になると聞いて、ずっと待っておりました(笑)。四期がついに始まると聴いたときには嬉しくて嬉しくて、
やっと俺の時代だ、見てろと(笑)。このシリーズ第四期3作は、本当に私の魅力爆発です(笑)。
近藤さん:ラウル的にはその尻馬にのっかって大満足(笑)、というところなんですけれども、一番おいしい役どころを楽しく演じさせていただいていて、ラウルの視点から、キャラたちがどのような運命をたどるのか、興味があります。
そして、気になるのは、海斗の魅力です。どうしてビセンテがそんなに海斗に惹かれていくんだろうと。急に距離が縮まっていったので、そこまでひきつける海斗って本当はどんな男なんだろうと。とても想像力をかきたてられるので、そんな海斗の魅力が今後浮き彫りにされてゆくのではないかと楽しみです。
諏訪部さん:本当に長く続いているシリーズとなっております。常連の方も、初めての方も、同様に楽しんでもらえる1枚に毎回なっておりますので、より多くの人に聴いてもらいたいと願わずにはいられません。今後ともよろしくお願いいたします。
小西さん:ここまで長いこと続けられるCDドラマのシリーズもないので、皆さんが作品を大好きで応援してくれているお陰だと思います。ここまで来たなら、物語が完結するまでやればいいじゃない(笑)と思うので、原作も現在17巻まで刊行中ということで、今後ともぜひぜひ皆さん応援してください。ギネスを目指しましょう!
三木さん:ここまで続いてリリースできるのは、CDとしてのクオリティが評価されているからだと思います。この記事を見て「こんなのあったんだ」と思われた方は、これを機に是非お手に取ってみてください。そしてずっと聴いてくださってる方にも、今までどおりのクオリティのものをお届けできると思いますので、第4期はもちろん、今までのシリーズもぜひもう一度お耳にしていただければ嬉しいです。
岸尾だいすけさん(和哉役):たまに出るので、忘れられてはいないと思うのですが……忘れないでください! 和哉は細かい表現をしているので、伝わり辛いかもしれませんが、物語すべてを楽しんでもらえるように頑張っているので、これからも楽しんでください。
<ルボー・サウンドコレクション ドラマCD『FLESH&BLOOD 10』>
2011年4月6日発売予定
価格:2,940円(税込)
初回封入特典:オリジナルしおり
全巻購入応募特典:松岡なつき書き下ろしオリジナル小説(予定)
アニメイト・マリン通販連動購入特典:スペシャルCD(予定)
※全巻購入応募特典、アニメイト・マリン通販連動購入特典の締切・申し込み方法の詳細はドラマCD「FLESH&BLOOD」特集ページでご確認下さい。
<キャスト>
海斗:福山潤
ジェフリー:諏訪部順一
ナイジェル:小西克幸
ビセンテ:大川透
キット:三木眞一郎
レオ:宮田幸季
ラウル:近藤隆
和哉:岸尾だいすけ
フェリペ二世:中田譲治
(他)
<原作・作品紹介>
異端審問の牙城・スペイン宮廷で、告発されてしまった海斗。
唯一の救いは、ビセンテが通訳として傍にいてくれること。
いつでも冷静で優しい緑の瞳が、不安に挫けそうな心を支えてくれるのだ。
フェリペ2世の計らいで、有能な弁護人がついた海斗は、審議の一時休廷に成功!!
ところが安堵したのも一瞬、情報漏洩を危惧するウォルシンガムが放った暗殺者に、海斗は毒殺されかけて!?
>>ドラマCD『FLESH&BLOOD』特集ページ