アフィリア・サーガ・イースト待望の1stコンサート開催！1stアルバム『whitism』の世界観を存分にパフォーマンスした魅惑のステージをお届けするよっ♪

　1stアルバム『whitism』の発売記念も兼ねた、アフィリア・サーガ・イースト待望の1stコンサートを、6月26日・渋谷duo music exchangeで開催。この日のチケットはSOLD OUTを記録！！

　アイドル/アニソン界の中でも台風の目になっているアフィリア・サーガ・イースト。その熱狂の模様をお届けだ！

　アフィリア・サーガ・イーストが活動を始めたのは、08年11月22日、Live 5pbに出演したことからだった。

　各店舗(池袋店・上野店)よりメンバーが集められたのは、そのイベントへ出演する10日前頃で、急遽猛特訓の日々を送りながら初ステージを踏んだことを以前にメンバーたちが語っていた記憶もある。

　その後も定期的にイベント活動を行い続けてきたが、活動当初は動員面でも厳しく、メンバーみずから寒空の中、秋葉原の路上でグループのPR活動を行っていた時期もあった。

　また衣装も「王立アフィリア魔法学院」の制服を身につけた、正統派(?!)な制服スタイルから活動を始めるが、途中から制服を脱ぎ捨てた「放課後」スタイルでの活動も行うようになり。“清楚／無邪気”の2つの表情を見せながら、メンバー個々やグループ全体としてのイメージにも、多様な親しみやすさを打ち出すようになっていった。

　楽曲面でも、志倉千代丸/桃井はる子という2大プロデューサーを迎えてのスタートであり、今でもその2人が楽曲を形作っていくうえでは中心軸になっているが、5枚目のシングルとなった「ニーハイ・エゴイスト」から、そこへつんく♂も参加。

　楽曲制作面での充実化も、グループの支持層の拡大に大きく繋がっていく要因となった。

　そしてアフィリア・サーガ・イーストは、1stアルバム『whitism』を6月1日にリリース。その発売記念を兼ねた1stワンマン・ライブを、6月26日に渋谷duo music exchangeで行った。

　結成から2年半強の時を重ねながら、ようやく辿り着いた1stワンマン・ライブという場。数百人規模の会場にも関わらす、チケットはSold Outを記録。実際に会場へ足を運んだときは、前から後ろまでギッシリの観客たちが詰めかけていた。

　しかも、終始熱狂していくものだから、会場内の温度も上昇しっぱなし。途中からしたたり堕ちる汗が止まらないくらいだった。

　きっとメンバーたちも、あの笑顔の裏では、ものすごい汗を掻いていたと想像してしまう。それくらいムンムンとした熱気が会場中を支配していた。

●放課後スタイルで、無邪気に弾けた前半戦！

　 「聖ナルwktkノ星」から幕を開けたこの日のステージ。総勢12人のメンバーたちが、多彩なフォーメーションも描きあげながらも、一体化したダンス・パフォーマンスを披露しながら観客たちを熱く熱く煽ってゆく。

　冒頭から迫力あふれる姿を魅せてくれたメンバーたち。この確かな積み重ねこそが、今のアフィリア・サーガ・イーストの(期待を持った)高い支持に繋がったことを実感。そんな嬉しい気持ちさえ胸に感じていた。それはきっとこの会場へ足を運んだ人たちの、誰もが心に抱いていた気持ちだったに違いない。

　今回のステージでは、前半部をシングル「ニーハイ・エゴイスト」時の“放課後衣装”で熱唱。楽曲面でも思いきりキュート＆ダンサブルに弾けた「ニーハイ・エゴイスト」。

　ロゼ/ミィナ/カレン/マホ/メィリがヴォーカルを担当、気持ちをガンガン上げ上げにしてゆくパワフル＆ダンサブルな「Triangle Wave」。

　ピュアな可愛さがキュンと伝わった「恋をゲームにしないで!」。ミィナ/コヒメ/クルミ/マホがヴォーカルを取った、煽りを含んだ開放的なデジタルハード・ナンバー「アキハバラブ」。

　さらには7月27日に発売する、ポップな波に心地好くライドした最新シングル「La*La*Laラボリューション」も披露。

　前半部では、メイリ/アリア/ミィナ/クルミ/マホが旅をテーマにしたトークを繰り広げながら、「遙かなる時空の旅人」を歌えば、OToGi8のメンバーとして活躍していたルイズ・ユカフィン・ミクの3人が、『オオカミさんと7人の仲間たち』のテーマ曲「赤頭巾ちゃんご用心」「エンジェル☆Chu♪Chu♪」を、キュートさ全開で歌う場面も魅せてくれた。

　前半部ではまさに「放課後」な姿が似合う、明るくチャーミングに弾けたアップチューンを中心に、思いきり無邪気に弾けてゆく姿を、アフィリア・サーガ・イーストのメンバーたちは披露していった。

●後半戦では、正統派なアフィリア制服姿で。。。

　一転、後半では、アフィリア制服に身を包んだメンバーたちが登場。

　「自己紹介ソング」ではメンバー自身のコールに呼ばれ、一人一人が自己紹介する場面も。胸をキュンとさせるハートフル・ナンバーの「術式は誰かのために」。

　美しいハーモニーを響かせたメルヘン・ナンバーの「My White Ribbon」は、正統派アフィリア・サーガ・イーストのテーマソング。

　アヤミ/カレン/コヒメ/クルミがヴォーカルを担当した「オペラファンタジア」では、優しさの中にも熱狂のスパイスを注ぎ込み、観客たちを煽っていけば。「メリディンの祈り」では、会場中をメルヘンなワンダーランドへと塗り変えていった。

　カラフルなサイリウムの光に包まれ、ふたたび熱気/熱狂沸き起こった「飛行実習」。メンバー一人一人が銃を撃つポーズで、先輩(観客)たちを狙い撃ち＆ノックアウトした「ワタシ☆LOVEな☆オトメ!」を通し、本編は興奮の渦に包まれながら終了。

　アンコールの「教育的指導!」では、♪そこそこ!浮気はゆるしません♪を歌いながら、先輩たちをそれぞれが指さしていけば。「ルミナスの泉」では歌っているなか、先輩方への想いをメッセージに変えて叫ぶメンバーの姿も。

　ラスト「放課後_ロマンス」では、会場中がウルトラオレンジの光に包まれゆく大熱狂の風景が描かれていた。

　初めてのワンマン・コンサートに関わらず、しっかり自分たちのスタイルを描きあげていったアフィリア・サーガ・イーストのメンバーたち。

　ついに、大きな上昇の気流に乗り始めただけに、ここから一気に大きなブレイク・ポイントへ近づいていきそうな予感も。その姿、ぜひ追いかけさせてくださいっ!!

＜TEXT：長澤智典＞

>>アフィリア・サーガ オフィシャルサイト