【WCF2011】ブラジルのソメンザリ兄妹が再び戴冠! ミルキィホームズやJAM Projectも盛り上げたコスプレチャンピオンシップをフォトレポート!
“世界コスプレサミット2011”が、2011年8月5日~8日の期間で開催された。今回は、8月7日に開催されたメインイベントとも言うべき“コスプレチャンピオンシップ”をフォトレポート!
世界コスプレサミットは、名古屋で夏に開催される世界のコスプレの祭典だ。9回目を迎える今回のコスプレサミットには、過去最多となる世界17ヵ国のコスプレイヤーが参加。そして、各国の国内予選を勝ち抜いた代表コスプレイヤーが世界一を目指すコスプレコンテストが“コスプレチャンピオンシップ”というわけだ。
大会では各チームがアニメ・ゲームなどのコスチュームを身にまとい、2分半のパフォーマンスを披露した。
全17ヶ国のパフォーマンスはいずれ劣らぬハイレベルな内容だったが、声優の古谷徹さん、JAM Project、ブシロード木谷社長といった錚々たるメンバーの審査の結果、優勝したのはブラジルチーム! マウリシオ・ソメンザリさんとモニカ・ソメンザリさんの兄妹は、なんと2006年WCSに続く優勝。マウリシオさんは涙をにじませながら喜びを爆発させていた。
なお、準優勝のイタリア、3位中国チームらにも豪華賞品が贈られた。入賞チーム以外にも、『XXXHOLiC』の世界観を台詞なしで表現しきったアメリカチーム、『セーラームーン』で一緒に戦うセーラー戦士たちの存在を、LEDの色と台詞だけで表現した韓国などのステージも際立っており、大会が9回目を迎えて各国代表のパフォーマンスがますます洗練されてきたことが感じられた。
各ステージの前や間には、豪華ゲストによるステージも! 夕方のステージに登場した『探偵オペラミルキィホームズ』のミルキィチームは、夏らしいセーラー衣装で登場すると「正解はひとつ!じゃない!!」や「雨上がりのミライ」といった大定番曲を4人で熱唱。
さらに三森すずこさんと橘田いずみさんが「それはTOYS☆」、徳井青空さんと佐々木未来さんが「ぎみぃみるきぃ」とデュエット曲を披露する場面もあった。会場に集まったミルキアンたちの一糸乱れぬコールと動きは、多くのコスプレファンにとっても驚きだったようだ。
そしてライブで圧倒的な存在感を見せていたのが、審査員でもあるJAM Project! まずはオープニングで「VICTORY」を披露して会場のテンションは急上昇。
嬉しいサプライズのソロコーナーでは、遠藤正明さんが「勇者王誕生!」、きただにひろしさんが「ウィーアー!」、奥井雅美さんが「輪舞~revolution~」、福山芳樹さんが「真っ赤な誓い」、影山ヒロノブさんが「CHA-LA-HEAD-CHA-LA」と、それぞれの個人名義でもトップクラスに盛り上がる人気曲を披露していた。
そしてコスプレチャンピオンシップのファイナルステージ終了後、再び全員揃って登場。「TRANSFORMERS EVO.」「Vanguard」「レスキューファイアー」「SKILL」という熱すぎる畳み掛けから、最後は震災後のJAMの想いを託したという楽曲「GOING」で締め、2011年のコスプレサミットを盛り上げていた。
<取材・撮影:中里キリ>
>>世界コスプレサミット公式サイト