ピラミッドの真実とは? ドキュメンタリー映画『ピラミッド 5000年の嘘』で「超ナレーション」を務めた森川智之さんがトークショーを開催!
ピラミッドを作ったのは誰なのか? どのようにして作られてきたのか? これまで語られてきたピラミッドの常識が「嘘」だったら? そんなピラミッドに関する謎を考古学者、物理学者、建築家など、様々な分野の専門家がピラミッドについて分析したドキュメンタリー映画『ピラミッド 5000年の嘘』が2012年2月18日より公開されている。そして2月25日には、本作でナレーションを担当した「超ナレーター」森川智之さんがトークショーを行い、本作やナレーション収録の感想が語られた。
お客さんからの日本語で「こんにちは」を意味するエジプト語「アッサラーム・アレークム!」の呼び掛けで登場した森川さん。まずは、「ナレーションを吹き込んでいる時もそうなのですが、今まで自分が思っていたピラミッドの印象をすべて根底から覆されました。1回見るだけでは物足りなくて何回も見たいなと思いました」と作品を見た感想をコメントしていた。
アニメの収録や映画の吹き替えと今回の「超ナレーション」の違いについては、「頂いた台本を見たら捲れど捲れど“他に誰が喋るんだろう?”っていうぐらい僕が喋っているんです。DVDを見て家でリハーサルをしたのですが、女性と男性が掛け合いをしているシーンがあって、“あれ? とうとう僕も女性役を…? 超ナレーションというのはそういうことか!”と(笑)。男もやって女もやって、今までにないナレーションをやるのかなとドキドキしました」とコメント。さらに、やりがいがあったと言う収録についても「ピラミッドが好きで良かったです。ピラミッドに興味がなかったら何のことだかわからないじゃないですか。こういった不思議なモノが大好きなので、ワクワクドキドキしながら1時間46分、声を枯らすことなくナレーションをさせていただきました」と述べていた。
そして本作のテーマにかけて、森川さんの「嘘と真実も目撃したい」ということで、「モリモリのウソとホント」と題しクイズを展開。森川さんに関する問題が出題され、会場のお客さんが拍手で回答。それに森川さんが「ホント・ウソ」と書かれたボードで正解を回答していった。問題の中には「本作に秘密の数字として登場する“黄金数”。その黄金数に関わるハリウッドスターの声を吹き替えたことがある?」という問題も出題。森川さんはホントのボードを掲げ「トム・クルーズの顔は黄金数で作られている完璧な顔」と紹介。ちなみに森川さん自身は黄金数ではないとコメントしており、会場の笑いを誘った。
最後に「今までのピラミッドに対する思いとは違った意味で興味を持たれた方も多いと思います。この興奮をたくさんの方に知っていただきたいので、これからも『ピラミッド5000年の嘘』を応援していただけると嬉しいです。よろしくお願いします。」とメッセージを送りトークショーは終了となった。
>>映画『ピラミッド 5000年の嘘』公式サイト