ライブ間近! 話題沸騰のアニメタルUSAインタビュー

メタル界のスーパースターがアニソン界に再び光臨! アニメタルUSAインタビュー

 2011年秋に衝撃のデビューを飾り、その名を瞬く間に世界中に轟かせたモンスターメタルバンド「アニメタルUSA」。ファーストアルバム『アニメタルUSA』でアニソン界を震撼させた彼らが、早くもニューアルバムとなる『アニメタルUSA W』をリリース!! さらに、2012年6月12日からはJAM Projectとの対バンツアー『アニメタルUSA × JAM Project 「日米 ANI-SON サミット」 JAPAN TOUR 2012』がスタートする。アニソン界に新たな旋風を巻き起こす彼らに、アルバムの聴きどころやツアーへの意気込みなどを語ってもらった。

アニメタルUSAの4人。左から、ジョン・デッテ(ドラム)、マイク・ヴェッセーラ(ボーカル)、クリス・インペリテリ(ギター)、ルディ・サーゾ(ベース)。

アニメタルUSAの4人。左から、ジョン・デッテ(ドラム)、マイク・ヴェッセーラ(ボーカル)、クリス・インペリテリ(ギター)、ルディ・サーゾ(ベース)。

■ まかさ自分たちがバレーボールの歌を歌うとはね!(笑)

――ニューアルバム『アニメタルUSA W』が遂に完成しましたが、曲選びはどのように進められたのですか。

マイク:日本のアニソンって素晴らしい曲ばかりだから、どの曲をカバーするか本当に迷ったんだ。アメリカのアニメソングは、子供向きだけれども、それと比べると、曲の構成やアレンジ、演奏などものすごくこだわって作られているね。

ルディ:たしか、候補は30から40曲くらいあったかな。

マイク:今回収録できなかった曲もたくさんあるから、またすぐにでもアルバムをリリースしたいと思ってるよ!


――今回はメドレーも多く収録されていますね。

マイク:そうなんだ。さっきも言ったように、アルバムに入れたい曲が本当にたくさんあった。話し合った結果、「より多く盛り込んで行けるようにメドレー形式のものを入れよう」というアイディアが出たんだよ。

クリス:「ヒーロー・メドレー~デビルマンのうた~レッツゴーライダーキック~戦え!仮面ライダーV3~秘密戦隊ゴレンジャー~ウルトラセブンの歌」といったユニークな楽曲のメドレーが収録されているんだけど、リスナーの人たちにアルバムの中を冒険するような感覚を覚えてもらえると思うんだ。こういった楽曲をカバーすることで、アニメタルUSAも進化を遂げることが出来たと思うよ。

――中でも「女子アニメドレー~キューティーハニー~アタックNo.1のテーマ~ムーンライト伝説~ひみつのアッコちゃん~魔法使いサリー」のカバーは意外でした!

マイク:日本のアニソンって、本当にたくさんのジャンルに細分化されていると思うんだ。ロックなものから、子守唄のような曲まである。その中で、まだ自分たちがやってないものをカバーしてみようと思った時に、「女の子向けのアニソンはどうかな」って。自分たちにとっても、このカバーはすごくチャレンジングだったよ!

ルディ:それに、女性のアニメファンにも僕たちのアルバムを楽しんでほしかったから、このラインナップに決めたんだ。

マイク:「アタックNo.1のテーマ」なんかはすごくフックがあるし、メロディーラインも素晴らしくて、頭にも残りやすいよね。でも、まさか自分たちが女子バレーボールについて歌うなんて思ってもみなかったよ(笑)!


■ 「タッチ」には、強烈なメロディーラインを感じる!

――原曲を聴いてみて、印象深かったものはありますか?

マイク:一曲に絞るのは難しいね。だから、全部!と言いたいんだけど……。あえて絞るとすれば「愛・おぼえていますか」や「ゆずれない願い」かな。「愛・おぼえていますか」は原曲がしっとりとしたバラードソングだったものを、アニメタルUSA流のパワー・バラードにアレンジしたんだよ。

ルディ:JAM Projectの楽曲が持つインパクトはすごく大きいね。「SKILL」や「MAXON」も大好きだし、曲のプロダクションも素晴らしいと思う。彼らと一緒にツアーができることが光栄だし、楽しみで仕方ないよ!


クリス:「タッチ」だな。原曲が大好きなんだ。強烈なメロディーラインがあるし、一度聴けば絶対に頭を離れないから、世界中の誰が聴いても素晴らしい楽曲だと感じると思う。僕が思う理想が全て詰まった曲と言っても過言じゃないよ。

ジョン:僕も「タッチ」はすごく印象に残った。この曲を一番最初にレコーディングして、その時に心を掴まれたような感覚になったんだ。「タッチ」は一曲目に収録されているんだけど、このアルバムの象徴のような曲になっているんじゃないかな。


――アニメファン垂涎の楽曲ラインナップですが、特に苦労された点などありますか?

クリス:正直言って、どのカバーも簡単ではなかったんだ。原曲はどれも覚えやすくてキャッチーなものだったけれど、それをメタルバンドとしてアレンジしていくのは相当難しい作業だった。オリジナルのメッセージを忠実に再現してアニメファンの期待も裏切らず、僕たちのファンであるメタルキッズも納得がいくようなアルバムに仕上げて行く必要があったからね。

――今回カバーされた楽曲の中には冒険から恋愛、スポーツまで、様々なメッセージが込められていますよね。メタルバンドとしてそう言ったメッセージが込められた曲を演奏することついては、いかがですか?

マイク:それはやっぱり、いつもやっていることと違うことをしているわけだから、すごく新鮮に感じるね。日本のファンがそれを受け止めてくれるのはとても嬉しく感じているよ。

ルディ:その新鮮味って、自分たちにとっても大事なものなんだ。それに原曲は日本のファンならみんな知っているものばかりだから、去年のLOUD PARK 11(2011年10月15日、さいたまスーパーアリーナで開催。ももいろクローバーZとの競演でも話題となった)ではオーディエンスと一緒に歌うことも出来たんだよ。嬉しかったし、早く次のステージを日本のファンと楽しみたいね。

クリス:僕たちと同じメイクをして、アニメタルUSAになりきってライブに来てもらえたら嬉しいね(笑)! 今回のライブでもぜひ待ってるよ!

「唄うマーシャルアンプ」の名を持つ、マイク・ヴェッセーラ。元ラウドネス、元イングウェイ・マルムスティーンに在席。

「唄うマーシャルアンプ」の名を持つ、マイク・ヴェッセーラ。元ラウドネス、元イングウェイ・マルムスティーンに在席。

「光より速いソロ」と呼ばれるほどの腕前を持つギター担当、クリス・インペリテリ。

「光より速いソロ」と呼ばれるほどの腕前を持つギター担当、クリス・インペリテリ。

「重力よりも重い低音」と操るベース担当、ルディ・サーゾ。元オジー・オズボーン、元ホワイトスネイク、元クワイエット・ライオネット。

「重力よりも重い低音」と操るベース担当、ルディ・サーゾ。元オジー・オズボーン、元ホワイトスネイク、元クワイエット・ライオネット。

「工事現場よりもうるさいリズム」を叩き出すドラム担当のジョン・デッテ。元スレイヤー、元テスタメント。今アルバムより参加。

「工事現場よりもうるさいリズム」を叩き出すドラム担当のジョン・デッテ。元スレイヤー、元テスタメント。今アルバムより参加。

■ アニメタルUSAにとって2012年は、今年世界進出元年となる!

――では、2012年4月にリリースされたシングル『NARUTO-ナルト- SD ロック・リーの青春フルパワー忍伝』についてもお伺いします。こちらの制作はどのように進んだのでしょうか?

マイク:マーティ・フリードマンにアレンジしてもらい、上がって来たデモを自分たちで再度練り直したんだ。この曲がOPテーマになっている『NARUTO-ナルト-SD「ロック・リーの青春フルパワー忍伝」』では、主人公のロック・リーはスーパーパワーを持っていない忍者なんだ。それでもすごく頑張って、努力しているよね。「その姿を曲に反映させたい」と思って作っていったんだよ。

――ジャケット写真やプロモーションビデオなど、可愛らしいイメージで驚きました。

マイク:本当に新鮮だよね(笑)

ルディ:ロック・リーにもアニメタルUSAのメイクをしてほしいね!

――さらに進化を遂げたアニメタルUSAのステージも楽しみです!

ルディ:たくさんのサプライズを仕込んでいるから、きっと楽しんでもらえると思う。こんなに楽しいライブはそうそう無いと思うよ(笑)!

ジョン:ライブの後にはミート&グリートもあるから、すごく楽しみだね。


――では最後に、これからアニメタルUSAとして挑戦したいことは何でしょう?

クリス:今、世界ツアーを計画しているんだ。世界中にアニソンの魅力を伝えて行けたら嬉しいね!

ルディ:『Give Lee Give Lee ロック・リー』のように、もっとたくさんのアニメのテーマソングを歌っていきたいと思ってるよ!



◆『アニメタルUSA W』/アニメタルUSA
発売日:2012年6月6日(水)
価格:
<初回生産限定盤CD+DVD>SICP-3505~6 ¥3,360(税込) 
<通常版CD>SICP-3507 ¥2,730(税込)

1. タッチ (アニメ 『タッチ』 OP)
2. CAT’S EYE (アニメ 『キャッツ□アイ』 OP)
3. ヒーロー・メドレー
4. ドラゴンボールメドレー
5. 銀河鉄道 999 (映画版 『銀河鉄道 999』 主題歌)
6. ウィーアー! (アニメ 『ONE PIECE』 OP)
7. ゆずれない願い (アニメ 『魔法騎士レイアース』 OP)
8. 女子アニメドレー
9. 愛・おぼえていますか (アニメ映画 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』 主題歌)
10. JAM Projectメドレー
11. Give Lee Give Lee ロック・リー [extended version]

<DVD収録予定内容>
・「宇宙戦艦ヤマト」ビデオクリップ
・「残酷な天使のテーゼ」ビデオクリップ
・1stアルバム「アニメタルUSA」発売記念イベントダイジェスト映像
・LOUD PARK’11 出演時ライヴダイジェスト映像


◆アニメタルUSA × JAM Project 「日米 ANI-SON サミット」 JAPAN TOUR 2012
2012/06/12(火) Zepp Diver City(東京)
2012/06/13(水) Zepp Diver City(東京)
2012/06/15(金) Zepp Nagoya(愛知)
2012/06/16(土) Zepp Namba(大阪)

>>アニメタルUSA

セカンドアルバム『アニメタルUSA W』/2012年6月6日発売/2730円(税込)

セカンドアルバム『アニメタルUSA W』/2012年6月6日発売/2730円(税込)

ファーストアルバム『アニメタルUSA』/2011年10月12日発売/2730円(税込)

ファーストアルバム『アニメタルUSA』/2011年10月12日発売/2730円(税込)

シングル『Give Lee Give Lee ロック・リー』/2012年4月25日発売/1223円(税込)

シングル『Give Lee Give Lee ロック・リー』/2012年4月25日発売/1223円(税込)

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