『100万人の遙かなる時空の中で』がモバゲーに登場！　完成発表会の様子と高橋直純さんと保志総一朗さんによるキャストトークを紹介

　異世界の「京」へ飛ばされ「龍神の神子」となったヒロインが、「京」の支配をたくらむ鬼の一族の首領・アクラムに立ち向かいながら、八人の魅力的な男性「八葉」と恋をする『遙かなる時空の中で』シリーズ。「和」「幻想」「優美」がコンセプトの恋愛アドベンチャーゲームが『100万人の金色のコルダ』に続き、ついにモバゲーに登場しました！

　イベント「ネオロマンス・フェスタ１３」と同じ日に行われた『100万人の遙かなる時空の中で』の完成発表会で行われた内容をご紹介していきます。また後半は、イノリ役の高橋直純さんと永泉役の保志総一朗さんのインタビュートークもあるので、お楽しみに！

携帯で手軽に時空を飛べる『100万人の遙かなる時空の中で』。

　8月16日にMobageにてサービスを開始した『100万人の遙かなる時空の中で』は、すごろく形式のカードゲーム。異世界の「京」で、八葉たちと絆や愛を深めていきます。
　コーエーテクモゲームスの取締役名誉会長メディア・ライツ事業部事業部長襟川恵子氏は、「より美しく、より楽しくなった」と力説。その宣言通り、ゲーム内の立ち絵やイラストは、従来のものをブラッシュアップ！　12年の時を経て、今風にアレンジされた美麗なイラストが楽しめます。

　また、新たに書き下ろしたのは、イラストだけではありません！　ストーリーやキャラクターボイスも新規のものをご用意。カードイラストに合わせた甘い台詞は、昔から『遙かなる時空の中で』を愛し続けているユーザーも、これから始めてみるユーザーも、どちらにも嬉しい要素です！

　八葉との会話を楽しめる恋愛イベントは、随時新たなものを配信予定。とくにシーズン限定のイベントでは、秋に紅葉を楽しむ頼久や、クリスマスシーズンにサンタコスチュームに身を包む天真が見られる可能性も！？　今までとは違ったシチュエーションでの恋愛イベントに、期待大です!!

　そして、本作から登場する新キャラクター。新たな風となるキャラクターは、ユーザー自身の投票によって決定されます。提供されるのではなく、一緒に作り上げるというSNS企画で、はたしてどんなキャラクターが生まれるのか……。予想のできない展開にワクワクしそうです！

　発表された情報はこれだけではありません！　『100万人の遙かなる時空の中で』のあとは、ネオロマンスの新作のPVがチラリとお披露目されました！　軽快な音楽と共に、目に飛び込んできたのは、「忍び」「惑わせ」「乱世を翔る」のフレーズ。推測すると、今度の新シリーズは、戦国時代の忍たちとの物語なのでしょうか……？　こちらの情報は、2012年9月15日～16日に行われるイベント『ネオロマンス・フェスタ～遙かなる時空の中で＆金色のコルダ～』にて詳しく発表されます。今後の情報にご期待ください。

コーエーテクモゲームスの取締役名誉会長メディア・ライツ事業部事業部長の襟川恵子氏。

サイコロを振って、京を散策。止まったマス目によってはイベントやバトルが発生します！

ユーザー参加型の企画で、新キャラクターが決まります！

新作のティザー映像は、ほの暗く赤い色が印象的！

●イベント後半は、ゲストを交えのインタビュートーク

　本イベントの後半では、司会者の進行のもと、高橋さんと保志さんのキャストトークが行われました。12年という長い月日を重ねたおふたりのトークをインタビュー形式で紹介します。作品を愛する暖かい想いを感じることができるコメントに、キュンとすること間違いなしです！

――それぞれ担当しているキャラクターについてお願いします。

イノリ役・高橋直純さん（以下、高橋）：イノリは鍛治氏見習い15歳の少年で、大変明るくヤンチャです。家族や弟分たちの面倒をみたりして、真っ直ぐなヤツです。感じたことをそのまま言っちゃうタイプなんで、空気が読めなかったりするときもたまにあります……。でも、それが潤滑油になって、明るさに繋がっているので、僕は好きですね。

永泉役・保志総一朗さん（以下、保志）：永泉は心のやさしい少年で、身分は高いんですけど、出家してお坊さんになってます。気の弱いところ、繊細すぎるところがあって、非情に後ろ向きな性格。でも、その分『遙か』の中では、かわいいマスコット組として女性をギュッとさせる役割かな。

　彼は本当にマイナス思考で、僕は若い頃、あまり考えずにっていうタイプだったんで、「なんでこんなに考え込むんだろう？」と思ってたんです。けど、年を重ねるうちに大変なことも出てきて、ついついネガティブな気持ちになったり。そういうときに「ああ、こういう気持ちなのか」と共感できるようになりました。後ろ向きなんだけど、いじらしく頑張ってるところを見習いたいなと思います。今は自分の子どものようにカワイイですね。

――新しく取った音声収録で、何か演じる上で感じたところや意識したことはありますか？

高橋：基本は変わらないんですけど、毎回新しいドラマCDやお話をさせていただくたびに「イノリってこういうときは、こんなことを考えるんだ」っていう発見があります。今回の新しい収録では、今まではとにかくガムシャラっていう言葉がピッタリなキャラだと思っていたイノリが、恋をしてしまっている自分に気づき、相手を思ってキュンとする顔をしているんです。

　その表情がですね、今までになく大人っぽいというか、「えぇ？？」って感じで新鮮でした！　ちょっと成長してるかなって思います。

保志：『1』『2』『3』『4』とやってきて、また『1』に戻るということで、当時もけっこう「雅に！」と意識していたんですけど、あのとき以上に差に気をつけなきゃなと思いました。シリーズの中でも、永泉はもわりと幼い、純粋さをメインに押し出すキャラクターなので、今の自分がピュアな声を出せるかなって思ったりで……。でも、やってみて、すごく戻ってきた感じがします。展開的には、あのときよりもさらにラブ感がセリフに増したかなと思います。

――『遙かなる時空の中で』シリーズで初のソーシャル版となりますが、このお話を聞いたときどう思われましたか？

高橋：『遙か』とは12年の付き合いになるのですが、だいぶ前なので、もしかしたらまったく知らないような方も多いのではと思います。逆に、今だからこそ携帯で簡単にやっていただけるんじゃないかな。

　あと、今まで好きでいてくださっている方も大変多いので、いつでも一緒にいるぞっていう携帯のツールで、好きなキャラから「がんばれ」とか言ってもらったり、力をもらったりできるのかと思うと、すごい時代になったなぁと思いました。

保志：僕はゲームとかも携帯メインでやっていたりするので、今考えると「まだ出てなかったんだ」っていう部分もありました。来るべくして来たみたいな。でも、ソーシャルは声が入ってないものも多いので、そういうところで難しいのかなって。『100万人の遙かなる時空の中で』は、声つきで手軽に楽しめるので、身近にできて嬉しいです。このあとの展開も気になります。

――もしも『100万人の遙かなる時空の中で』の八葉とお話ができるとしたら、誰と仲よくなれそうですか？

高橋：みんなと会ってみたいって言えば、会ってみたいんですけど……頼久かな。堅物ですので、すぐ斬られたりするかもしれないのですけど、ごはんでも食いに行き、お酒でも飲んでくれたら、心の内をトツトツとしゃべってくれるのではと。そういうのを聞いてみたい感じはしますかね。でも、やっぱりみんなとガチャガチャと遊びたいですよね。

保志：『遙か』は、やってる声優さんのイメージが強い作品なので、実際のキャラクターたちはどう違うのかなとか気になります。本当に天真はあんな性格なんだろうか、頼久はあんなに堅物なんだろうかとかが気になる。イノリとは、直ちゃんのイメージがあるので、すごく親しみがあるから仲よくできそうな気はするんだけど、でもウザがられるかもしれないし……。

高橋：そ、そんなことはないと思いますよ（笑）。イノリはみんなと仲よくできる、潤滑油的なキャラですから、いろんな人としゃべれるし、好きになっていくタイプだと思います。保志くん、好きだぜって言ってくれるよ！

保志：イノリ、言ってくれるかなぁ……（笑）。

――おふたりの『遙かなる時空の中で』への想いを聞かせてください。

高橋：10年前に『アンジェリーク』のステージで『遙か』の紹介という形でイベントに出させていただいて、『遙か』がなかったら、僕の人生はどうなっていたのかなっていうくらいに、いろんなきっかけになった作品だと思います。これだけ付き合いが長く、いろんなことをさせていただいて、いろんな場所に行かせていただいた作品はあまりないので。本当に身の一部というか、体の半分くらいにはイノリがいるんじゃないかっていうくらい大事です。

保志：語るには時間が短すぎるくらいですね。本当に想いがありすぎるし、これだけ『遙か』シリーズとして、深く付き合っていける作品やキャラクターはないので。僕も「ない」というのは考えられないです。『遙か』は、新しいシリーズが作られると、また新たな世界ができるので、子どもが増えていくような感覚があって。新しいキャラクターや出演者も含めて、大家族なっていく。切っても切り離せないくらいの大きな存在なので、想いは語り尽くせないくらいあります。

――最後にこれから『100万人の遙かなる時空の中で』をプレイされるファンの方々にメッセージをお願いします。

高橋：時空を越えて、いろんな場所に行く体験をするわけですが。そんな非日常という設定ではあると思うんですけど、まるですぐ側にいてくれるようなキャラクターと作品だと思いますので、「気持ちがいいな」「元気が出るな」「ときめいたな」なんて、日頃ちょっと何かが足りないときに触れあっていただけると、日常がより華やかな彩りを増すのではないかと思います。やっぱり、12年前とちょっと違うことが自分の中でも「おもしろいな、時代の流れって！」なんて思ったりするので、ぜひ手にして、触れてみてください。どんなことやってくれるのかなって、楽しみにプレイしていただけたらと思います。

保志：ソーシャルゲームで新しくなったということで。より手軽に楽しめて、八葉との恋愛的な展開も増えて、しかもちょっと昔よりスピーディーな展開で、より恋愛を楽しめる。それでいて、カードゲームという今流行りのゲームになって帰ってきたぞ！　12年経ちましたから、そのときからのファンの方は「ようやく来たか」って思っていただけると思います。新しい子たちもこれで出会って、遊んで、今までの『遙か』シリーズには「こんな展開があって、こんなキャラクターもいるんだ」と、より『遙か』の世界を遊んでいただけたら嬉しいなと思います。ぜひ今後共、長くお願いします。

●データ
機種（フィーチャーフォン）：docomo、au、SoftBank：Flash Lite 1.1 以上対応機種(一部機種を除く)
機種（スマートフォン）：Android：Android2.2 以上の、FlashPlayer 搭載機種
（一部機種を除く）、iOS：iOS4.3 以上の、iPhone4S/iPhone4 または iPhone3GS
価格：基本プレイ無料（アイテム課金制）
キャラクターデザイン／水野十子

>>『100万人の遙かなる時空の中で』公式サイト