『2.5次元てれび』に金田朋子さんが登場! 抱腹絶倒のカネトモ地獄を見よ!!
毎月第2/第4木曜日に生放送でお届けしているインターネット番組『2.5次元てれび』。この番組は毎回豪華声優をゲストに招き、アニメやイラスト、オタク文化などをおもしろく紹介するバラエティー。司会は声優の岩田光央さんと南條愛乃さんで、番組リポーター兼アシスタントは、南條愛乃さん。リポーター兼アシスタントを務めるのは、新人声優の持月玲依さんと村川梨衣さん、綾瀬有さん。2013年最初の放送は、1月10日(木)21:00スタートとなり、ゲストは浅野真澄さん。
そんな『2.5次元てれび』だが、今回の記事は2012年最後の放送となった12月13日の番組をレポートする。当日のゲストはアニメ『おしりかじり虫』や、『トリコ』のユンを演じている金田朋子さん。司会の岩田光央さんと交流が深いゲストだったので、放送前からスタジオは大盛り上がり。そして20:00になると、最高のテンションのまま番組がスタートした。
金田朋子さんは番組冒頭から大暴れ! リポーターに扮してめちゃくちゃなトークを繰り広げたかと思えば、カメラの前でキテレツな動きまで披露。これにはスタジオは大爆笑。岩田光央さんは番組を進行させようと気を張るが、ついに「番組が進まないから!」と金田朋子さんを制止させる場面も。なんとも説明が難しいので、ぜひ番組アーカイブをご覧ください。カオスすぎて笑いをこらえるのが苦しいくらいです!
●声優・金田朋子さんの再現VTRにスタジオ大爆笑の連続
番組中盤の金田朋子さんの再現VTRコーナーは、当日最大のみどころだった! いままで数々の伝説を作ってきている金田朋子さんだが、それらの奇行を持月玲依さんと村川梨衣さん、綾瀬有さんが演じた。
再現された内容は、「金田朋子さんの声には超音波が混ざっている」とか、「コンビーフがなんの肉かわからない」とか、常人には理解不能な珍伝説がたくさん紹介された。これらのVTRを見た後、スタジオの金田朋子さんに直接聞いて検証をしたのだが、すべて実話のようだった。
さらに、続いて始まった「クリごはん」のコーナーでは、金田朋子さんは「かっぱ寿司」を紹介。家族で食事に行く際に、金田家で儀式のように行なわれるダンスを披露したのだが、これを見た出演者はお腹を抱えて笑い転げた! 司会の岩田光央さんは仕事を全うさせるために必死で番組進行を続けたのだが、南條愛乃さんは完全に笑ってしまってトークどころではない。スタジオの荒れっぷりはココでなにを書いても伝わらないので、いますぐアーカイブを見て!
●延長線でも自由度マックスの金田朋子ワールドは続く
番組が一旦終了し、当番組の特徴でもある延長戦のコーナーがスタート。こちらは出演者とゲストのゆる~いトークを見られるおもしろコーナーだ。ここでは金田朋子さんに番組の感想を聞いたり、出演前に行ったアンケートの珍回答を紹介。当然、金田朋子さんの解答はユニークなものばかり。番組出演者はもちろん、スタジオのスタッフまで笑いの渦に巻き込む金田朋子さん、さすがです! アーカイブをご覧の読者のみなさん、最後の最後まで見どころたっぷりなので最後まできちんと見るように!
●放送終了後の金田朋子さんに突撃インタビュー!
放送終了後、スタジオで大暴れした直後の金田朋子さんにインタビューを行ないました。本番とまったく同じテンションで答えてくださる金田朋子さん、とてもステキな声優さんでした。おもしろおかしいカネトモインタビューをどうぞ!
――番組に出演されて、とても楽しんでいたようでしたが、金田朋子さんは緊張することはないですか?
金田朋子さん(以下、金田):緊張っていうのはなんなんだろう? あ、そうだ! こないだ舞台やったときに、セリフを忘れちゃったときはどうしようかと思いましたよ!(笑)
――セリフを忘れちゃったって、本番中ですか? 「どうしようか」じゃ済まないですよね。
金田:そうなんですよ! でも、台本はなんとなく覚えておけばいいよーって言われていたので~。でも、そのときは「緊張」とは違うかな~。じゃ、緊張することはナシですかね? 「緊張の夏、日本の夏」、なんちゃって。アハハハハ!
――あの、すみません……ちょっとよくわからないんですが(笑)。
金田:アハハハハ! そうなんですよね。よくわかんなくなっちゃう。なにが成功で、なにが失敗かって、わからないんです。
――では改めまして、番組に出演した感想をお聞かせください。
金田:緊張はしなかった! 楽しかった! 最初のオープニングからテンション上っちゃって。
――番組のイメージキャラクターの「てれび」を「掃除機」っておっしゃってましたよね?
金田:あれ? だって掃除機に見えるじゃないですか! 『2.5次元てれび』なのにイメージキャラクターが「掃除機」って、ちょっと謎めいていてよくないですか? 私、似てる掃除機を知ってるんですよ。でも「てれび」なんですよね? ま、どっちでもいっか(笑)。だけどかわいいですよね。目と鼻と口があって。あれ? 鼻はないか?(笑)
――イラスト関係でもうひとつ伺います。この番組はpixivとの連動企画でイラストをたくさん紹介していますが、金田朋子さんはイラストに興味はありますか? サインの横にかわいいイラストが入っていますね。
金田:あれは「ハチ」なんですけど、あのイラストは思い出があるんです。ちっちゃいころに18cmの赤い靴でお気に入りの靴があって、毎日履いていたんです。あまりにも好きすぎて、「私、これ以上絶対に足を大きくしない」って思っていたくらい。そんな大好きな靴だったのに、あるとき崖から飛び降りたときにウンチを踏んじゃって! 一生懸命洗ったんだけどウンチがゼンゼン取れなくて、あまりにも臭いから捨てられちゃったんです。その靴に描いてあったイラストが、サインの横に書いてあるハチのイラストなんです。
――すみません……いい話だか悪い話だか、よくわからないです(笑)。サイン以外でイラストは描かないですか? よく台本の横に落書きを描いたりする人、いますよね?
金田:うーん。あ、でも、小学生のときに、ウシの絵で賞をもらったことはありますよ。ウシが並んでて、ウシの向こう側にもウシが見えたので、50本くらいいっぱい足を描いたんです。そうしたら賞をもらいました。
――ウシの足をたくさん描いたら賞をもらえたんですか?
金田:わかんないです! 「なんでこんなに足がいっぱいあるの?」って聞かれました。で、「隙間からたくさん見えたから」って答えたら賞をもらえました。そういう意味では、イラストを描きますね。
――おいくつのときですか?
金田:小学校2年生のころですね。
――え? かなり前ですね。じゃあそのころは得意だった?
金田:だって賞をもらってますからね!
――ちょいちょい「賞」を推してきますね(笑)。よっぽど嬉しかったのでしょうか? 褒められるのはお好きですか?
金田:褒められるのは好きですね~。だから私、トラの気持ちがよくわかんないんです。
――トラの気持ち?
金田:ほら、トラって赤ちゃんを崖から突き落とすらしいじゃないですか? あれはよくわかんないです。だから私は「豚タイプ」ですね。
――「豚タイプ」?
金田:豚はおだてりゃ気に登るタイプ!
――あぁ……なるほど! では次の質問です。岩田光央さんはの司会はいかがだったですか? とてもたくさん突っ込まれていましたね。
金田:岩田光央さんはおもしろいですよね~。もう付き合いが古いのですが、とても楽しい方です。でも、こうやって番組でご一緒させてもらうことは少ないんです。すごく楽しかったので、また来たいです。1時間じゃ足りないんで、もっと長くやりたいですね。3時間くらいいけると思います。『2.5次元てれび』って言うのに、なんで放送は2.5時間じゃないんですかね?
――えっと、「次元」と「時間」は違うので……。
金田:あそっか~。アハハハ!
――すみませんが、インタビューの時間もそろそろになってしまいました。最後にファンのみなさんにひとことお願いします。
金田:テレビのようなインターネットのような、なんかすごい自由度がありつつ、ちゃんとしてるって言うか。「ちゃんとしてる」って失礼ですね(笑)。ぜひまた来たいなって思えるくらい、やり残したことがたくさんあったんです。再現ビデオも自分がやりたいですね。私がロケに行って、「ではVTRを見てください。どうぞ!」みたいな。
――それ、完全に金田朋子さんの番組になっちゃってますよ(笑)。
金田:あそっかー。上手に乗っ取ろうかなと思ったんだけどダメか(笑)。じゃあ、ちゃんと普通にまた呼んでもらわないといけませんね。これは誰に言ったら呼んでもらえるんですか?
――社長に言ってください!(笑) 今日はありがとうございました。