2年ぶりのフルオーケストラライブ「NANA MIZUKI LIVE GRACE 2013 -OPUS II-」が開幕! 最後には水樹奈々さん自身によるアルパ演奏も披露!!
水樹奈々さんにとって約2年ぶりに、2回目となるフルオーケストラライブ「NANA MIZUKI LIVE GRACE 2013 -OPUS II-」を開催した。
1月19日(土)・20日(日)両日ともに会場はさいたまスーパーアリーナ。前回の「NANA MIZUKI LIVE GRACE 2011 -ORCHESTRA-」が開催された横浜アリーナよりも規模を拡大したにも関わらず、会場は満員御礼! もちろん、神奈川フィルハーモニー管弦楽団による演奏陣やコーラス隊もパワーアップしており、本人含めてその数なんと188人!! 合計20曲を歌い上げた。
●直径13mのシャンデリアから華々しく登場!
外では強風が吹き荒れるなか、会場内にはチャイコフスキーの『くるみ割り人形』より「花のワルツ」が流れ出し、黄色のドレスに身を包んだ水樹さんが直径13mのシャンデリアから約10mの塔の上に乗って登場! 開幕からライブでは定番曲となっている『残光のガイア』。イントロが流れた瞬間、キラキラとさざ波を打つように輝いていた青いサイリウムの光が一転、眩いオレンジに色を変えて会場を一色に染め上げた。続く『SCARLET KNIGHT』ではサイリウムの色が赤に変わり、歌のワイルドな雰囲気と絶妙な一体感を発揮!
●フルオーケストラライブながら会場はいつものライブ模様!?
フルオーケストラライブということはあの人物が……。それは、水樹さん曰く「炎の指揮者」として前回も熱い指揮を披露してくれた藤野浩一氏。しかも、前回のライブの公約どおり「S.C. NANA NET」会員番号24XXXとしてナナイズムに染まっていた藤野さんは 「オーケストラライブですが、いつものライブと同じようにハジけていってください!」と言葉を向け、ファンも青いサイリウムで答えていた。
MCから『ジュリエット』、『リプレイマシン -custom-』と続き、5曲目はライブ初披露となる『理想論』へ。フルオーケストライブでありながら、いつもの水樹さんのライブ模様と変わらず、攻撃的な場面は攻撃的に、しっとりと落ち着く場面では落ち着きを見せていた。
●水樹さんのハッピーバースデーで特製ケーキが登場!
実はライブ2日目が明けた21日は水樹さんの誕生日! サプライズで会場全体からバースデーソングで祝福されながら、特製ケーキが登場。なんと、ケーキには水樹さんの最強ソングであろう『ETERNAL BLAZE』の譜面があしらわれる豪華仕様に仕上がっていた。みんなで水樹さんを祝福した後は、衣装も一新でお返しにとばかりに『Lovely Fruit』、『星屑シンフォニー』を2曲続けて熱唱。
曲と曲の合間に流れるショートムービーではなんと“glee”の吹き替え担当声優が勢揃い!もちろん先生役は声優の森川智之さん。そして黒板に書かれた文字はなんと! 「CHULU-PAYA」。水樹さんの曲で“ちゅるぱや”といえば、そう『DISCOTHEQUE』!! 映像内で水樹さんや森川さん、小野大輔さんまで踊りだし、会場内もピンクのサイリウム一色に染まり大盛り上がり。映像だけでここまで盛り上がれるのも水樹さんのライブの特徴だ。
『アヴァロンの王冠』では2010年に開催された「LIVE ACADEMY」に登場した水樹さんの愛馬“お奈々キャップ”が“お奈々キャップ-GRACE FORM-”に進化を遂げて再登場。会場の中央に設けられた特設ステージへ水樹さんを送り届ける場面も。ここからは水樹さんのライブには欠かせないバックバンド「Cherry Boys」とアコースティックコーナーへ突入。『好き!』、『deep sea』と懐かしい楽曲から最新アルバム「ROCKBOUND NEIGHBORS」に収録されている『ダーリンプラスティック』をしっとりとしたサウンドとともに披露した。
●終盤に向けてステージも激熱にヒートアップ!
ライブもいよいよ終盤に差し掛かり、落ち着いた曲が増えてくる、と思いきや水樹さんのライブは終盤こそ熱く! 攻撃的な曲が増えていく。それはフルオーケストラライブでも変わらず、『TRANSMIGRATION』や『Pray』、『奇跡のメロディア』などファンが持っているウルトラオレンジのサイリウムが足りないのでは? と思えるほど熱い楽曲のオンパレードで会場のボルテージも100%を超えてまさに限界突破!!
「2年前のLIVE GRACEが革命的なライブでした。触れたことのないようなダイナミックな音の渦に抱かれ、手作りの温かみがある空間に感動して、1曲目から鳥肌がたって、毛穴が開きっぱなしの状態でした。さらにお誕生日をお祝いしていただき本当に本当に幸せ者です」と水樹さん自身の気持ちをファンに伝え、最後の曲『BRIGHT STREAM』をファンが掲げるウルトラオレンジのサイリウムで光に満ち満ちた会場で歌い上げた。
●奈々コールに応え、水樹さんが再び会場へ!
最後の曲を終えた会場は静まり返る……、と思いきやファンのみんなからはすぐさま熱い熱い激熱の“奈々コール”が! その声が水樹さんにも届き、再びステージへ。水樹さんがフルオーケストラで一番聞きたかった曲『innosent starter』を歌い、アンコールステージに突入!
と、その前にここで水樹さんから嬉しい告知をお届け! ひとつ目は今回開催された「NANA MIZUKI LIVE GRACE 2013 -OPUS II-」のパッケージ化(Blu-ray&DVD)。なんと! このパッケージには昨年9月8日(土)、千葉QVCマリンフィールドにて開催されたライブツアー「NANA MIZUKI LIVE UNION 2012」最終日の模様も収録と超ボリューミィな仕上がりになりそうだ! なお、発売日は正式には決まっていないが、今春とのことなので詳細をお待ちあれ!
さらに嬉しい報告は続き、今年の夏にライブツアー(名称未定)が決定! ツアーの初日は水樹さんの名前にちなんで7月7日(日)。場所は水樹さんの出身地、愛媛にある愛媛県武道館となっている。そのほかの場所はまだ未定となっているが、「今年もいろんば場所に行けそうな気配がしております」と水樹さんの口から語られたので更なる続報を期待しよう!
●今年の目標を早速有言実行! 自らアルパの演奏を披露!!
大事な告知をファンに届けた水樹さんから「めちゃくちゃ熱い曲をお届けしたいと思います。まだあの曲がきていないことを感じていますか?」との声がかかり、会場中ではざわめきが……! この一言にファンのみんなは自然とウルトラオレンジのサイリウムに手を伸ばし、イントロが流れると会場には眩いオレンジ色の地平線が一瞬で広がり、火柱の演出も合わさってミステリアスな雰囲気で水樹さんは『ETERNAL BLAZE』を大熱唱! ファンのみんなとシンクロ率120%の一体感で包まれていた。
ダブルアンコールにはもはや水樹さんのライブでは必須となった楽器“アルパ”が登場。ということは、奏者には水樹さんの親友である上松美香さんの登場!? かと思いきや、水樹さんが奏者用のイスに着席。なんと、中盤のMCで今年の目標に「何か楽器を挑戦したい」と語った水樹さんは早速それを有言実行!「頑張って弾きたいと思います。みんなへ感謝の気持ちとこれからもずっと歌い続けます、という気持ちを込めて私の作った曲を聴いてください」とアルパの弾き語りで『夢の続き』を初披露。中盤では思わず演奏が止まってしまう場面も見られたが、ファンの応援もあり、最後まで演奏を達成。
約3時間半、20曲もの曲を歌い上げた水樹さんの目には最後、思わず涙がこぼれる場面も。ファンのみんなの熱い奈々コールで再び笑顔を見せた水樹さんは最後まで「ありがとうございました!」と応え、「これからも水樹奈々にかかってこーい!」と恒例の掛け合いをファンと送りあって「NANA MIZUKI LIVE GRACE 2013 -OPUS II-」は無事、幕を閉じた。
◆アニメロミックス presents NANA MIZUKI LIVE GRACE 2013 -OPUS II- supported by JOYSOUND Calbeeポテリッチ
開催日:2013年1月19日(土)・20日(日)
場所:埼玉・さいたまスーパーアリーナ
/////SET LIST/////
01 残光のガイア
02 SCARLET KNIGHT
-MC-
03 ジュリエット
04 リプレイマシン -custom-
05 理想論
-MC-
06 Lovely Fruit
07 星屑シンフォニー
-SHORT MOVIE~DISCOTHEQUE~-
08 アヴァロンの王冠
-MC-
09 好き!
-SHORT MC-
10 deep sea
-SHORT MC-
11 ダーリンプラスティック
-MC-
12 TRANSMIGRATION
13 BRAVE PHOENIX
-MC-
14 pray
15 奇跡のメロディア
16 恋の抑止力 -type EXCITER-
-SHORT MC-
17 BRIGHT STREAM
【ENCORE】
18 innocent stater
-SHORT MC-
19 ETERNAL BLAZE
【W/ENCORE】
20 夢の続き
>>水樹奈々 公式サイト NANAPARTY
[写真・上飯坂一]