人気声優がライトノベルを朗読する話題企画『桃キュン剣(ソード)』がクライマックス! ヒロイン・桃子役の竹達彩奈さんにインタビュー!!
『桃太郎』を基にしたライトノベル作品を、毎回違う人気声優が朗読するWEB企画『桃キュン剣(ソード)』の第1期シリーズが遂に最終回! クライマックスの3月8日(金)に配信される26話、翌15日(金)配信の27話は豪華声優陣が掛け合うスペシャルバージョン! その2話でヒロインの桃子役を演じるのは竹達彩奈さんです。
そんな竹達さんに収録後、独占インタビュー! 『桃キュン剣』の魅力と最終回の聴きどころ、現在配信中のWEBラジオなどについてお話ししていただきました。
●毎回、一人の声優が全キャラ、ナレーション、効果音まで朗読する『桃キュン剣』
――竹達さんは今回の朗読の前に9、10回で朗読を担当されていますが、桃子だけでなく、男性キャラすべてに、ナレーション、効果音までやられていて、大変そうだなと。
竹達彩奈さん(以下、竹達):一人の朗読自体あまり機会がないんですけど、さらに私が担当させていただいた回は女性の登場キャラが少なくて、男性のほうが多くて。しかも猿神とその友達、あとカニ男とか、ちょっと個性的で(笑)。
――『桃キュン剣』は各回で朗読する声優が変わって、回ごとに雰囲気が違うのがおもしろいですね。11回で今井麻美さんが担当された時は雉神がセクシーだったり。
竹達:そうですね。桃子ちゃんほか、同じキャラでも演じる人によって個性が出るし、ライトノベルの朗読だけあってボリューム感もあって、いろいろ登場するキャラをどう演じ分けするのか、など毎回飽きずに聴いてもらえると思います。
また回によってお話の雰囲気も違ったり、私の時はコミカルなお話やほっこりするお話だったけど、最近録った浅野真澄さんの回はお色気満載とスタッフさんが言ってました(笑)。作品のカラーやテイストが回ごとに変化があるのも聴きどころかも。
●『桃太郎』が一大スペクタクルに! なんと犬、猿、雉が合体も!?
――毎回長めの物語なのに、朗読だけでイメージが頭に浮かんでくるのはさすが声優だなと思いました。
竹達:ありがとうございます! うれしいんですけど、まだ聴いてない方にはハードルが上がってしまったような。
――きっと期待以上だと思いますよ。そんな『桃キュン剣』の物語や設定などについての印象、感想は?
竹達:桃子ちゃんがお供の犬神、猿神、雉神と一緒に、各地で暴れる邪鬼王率いる鬼の軍団を退治しながら、奪われた宝を取り戻すお話です。昔話の『桃太郎』がベースになっていますが、笑いあり、感動あり、ちょっとお色気あり(笑)、という超スペクタクルな作品になるなんて正直、驚きました。また、ほかの日本昔話のかぐや姫なども登場したりして。誰もが知っている昔話が元になっているからこそ、どのキャラも親しみやすいし、すぐに作品の世界に入っていけるのも素敵ですね。
――お供達との三神憑依には驚きました。「えっ、ロボットもの?」と。
竹達:「犬と猿と雉が合体して何になるんだろう?」って思いますよね。アニメ化が実現したら一番見たいシーンかも(笑)。公式サイトではOPとED映像が見られますが……それ自体もすごいんですけど、やっぱり本編のアニメ化も希望します!
●最終回は豪華声優陣の掛け合い! 感動の結末に竹達さんも涙!!
――ぜひ見たいです! 実は今回、収録したのは26話と27話で、27話が1期シリーズの最終回なんですよね。収録を終えての感想は?
竹達:前回は一人で全役を担当する形でしたが、今回はヒロインの桃子ちゃんやスイカちゃんなど女の子を演じられたのがうれしくて。前回が男性キャラを演じることが多かったから(笑)。
また今回、皆さんとの掛け合いができて……抜き録りにはなりましたけど(笑)、楽しい収録でした。皆さんと掛け合いができるとにぎやかになるし、ストーリー的にも深みが出て、ドラマCDみたいに聴いていただけるんじゃないかなと思います。あと最終回なのに新キャラがたくさん出てきたのにもビックリしました(笑)。
――前回朗読した時との違いは感じましたか?
竹達:いよいよクライマックスということで、キャラがみんな、シリアスモードに入ってて。私が知っている猿神はアホっぽいコミカルなキャラだったのに、カッコよく見えて(笑)。桃子も戦っているシーンがあって、天然っぽさが少なくて、すごく新鮮でした。最終回らしい涙なしでは聴けない、いいお話で、私もお芝居した時に泣いてしまったほどです。
――演じたなかで印象的なシーンは?
竹達:全体的にドラマティックなお話だったので大事なシーンが詰まっていましたが、特に印象に残っているのは最後の戦いが終わった後の桃子ちゃんのシーンで、読んでいる時にも感極まりました。うまく伝えたいと思いながら演じました。
●パーソナリティの楽しいトークで作品のにぎやかな雰囲気を体現する『桃キュンRADIO』も配信中!
――現在、WEBラジオ『桃キュンRADIO~お供してください~』も配信中ですが、竹達さんもゲスト出演されたことがあるそうですね。
竹達:『桃キュン剣』で朗読を担当された浅野真澄さん、そして三上枝織ちゃんと津田美波ちゃんが交互にパーソナリティをされている番組で、私は浅野さんと枝織ちゃんの時におジャマしました。浅野さんの斬りかかるような鋭いトーク(笑)と、それをフォローしようとする枝織ちゃんの関係が絶妙で、すごくおもしろかったです。あと2人がヒジを桃の形にして写真を撮ってTwitterに上げているのを見て、「何で?」とか(笑)。お2人の楽しいトークに私も参加できてうれしかったです。
――『桃キュン剣』の魅力はしっかり伝わる番組になっていましたか?
竹達:えっ……はい……。『桃キュン剣』にちなんだコーナーもあるし、キャラ達がきゃっきゃっしたり、楽しい雰囲気は残しつつ、お2人の個性が出ている番組だったので、一度でも聴いたら「『桃キュン剣』に触れてみようかな」と関心を持ってくれると思います。
――では次にまたゲストのお話があった時には……。
竹達:もちろん! きびだんごをごちそうになったので、またおいしいものが食べられるのであれば(笑)。前回いただいたきびだんごが半生状態だったので、次は最高級のきびだんごをお願いします。
●1話から全話アーカイブ公開中! 決定した2期にも期待!!
――既に2期シリーズの制作も決定しました!
竹達:桃子ちゃんがモテるお話がいいです。犬神や猿神が擬人化されてイケメンになって桃子を取り合う。いわゆるラブバトルまたは逆ハーレム状態。もちろん男性キャラにはいい声の人にやってもらって。私的にもうれしいし、女子のファンもゲットです! 「猿神って、こんなにカッコよかったっけ? キュン」みたいな。タイトル通り、“桃キュン”になります(笑)。
――では、改めて『桃キュン剣』の魅力と、皆さんへのメッセージをお願いします。
竹達:『桃キュン剣』は本格的なライトノベル作品を、毎回、違う声優さんが朗読するという画期的な試みだと思います。声優さんによって代わる作品の雰囲気だったり、普段は聴けないキャラを演じる声優さんのお芝居が聴けるし、再登場した時の変化を楽しめたりして。さらに終盤では掛け合いでドラマCDみたいになったりと聴きどころが多い作品です。この記事で『桃キュン剣』を知った方は公式サイトで1話からアーカイブが聴けますので、ぜひ試しに触れてみてください。一気に聴きたくなっちゃいますよ!
そして第1話から応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございます。第1話から桃子ちゃんと共に作品自体もどんどん進化・成長しているなと感じました。そんな部分を感じてもらえたり、楽しんでもらえたらうれしいです。2期も決まっていますが、『桃キュン剣』への応援、声援が大きくなればなるほど、今後の展開も広がっていくといます。そしてまた私が『桃キュン剣』に参加できるように声援を(笑)。これからも『桃キュン剣』を一緒に楽しんでいきましょう!
――ありがとうございました!
>>『桃キュン剣』公式サイト ※毎週金曜日更新! 1話からのアーカイブも公開中!!
>>WEBラジオ『桃キュンRADIO~お供してください~』 ※隔週月曜更新