ついに6枚目のDJCDをリリース!!　今回はオトナなあの人がゲスト!?　携帯ラジオ番組「谷山紀章のMr.Tambourine Man」DJCD第6弾3月リリース記念、谷山紀章独占インタビューをお届け！

　谷山紀章さんが7年にも渡ってパーソナリティを務めている、大人気携帯ラジオ番組「谷山紀章のMr.Tambourine Man」(配信元：携帯サイト「声優アニメイト」)。2008年から毎年、DJCDをリリースし続けている本番組から6枚目となるDJCDの発売が決定！

　DJCD第6弾「谷山紀章のMr.Tambourine Man ～心頭滅却～」には、2009年7月から約1年間の配信ダイジェストパートに加え、CDだけの新規録り下しトークも収録。今回はスペシャルゲストに岩田光央さんを迎えてのオトナなトークを繰り広げています。

　また、DJCDとしては初のオリジナルおまけドラマにも挑戦!!　おまけドラマにはうわさの「あの人」が出演しているとか…？　笑いにエロスに、きーやんの魅力たっぷりのDJCDを堪能してくださいね。

　今年も新規収録とジャケット撮影を終えた直後の谷山さんにインタビューを敢行！　岩田さんとの新規収録の様子や、2012年10月に達成した「あること」についてもお聞きしました!!

●ゲストの岩田光央さんとの思い出＆新録パート「紀章と妄想バ・ト・ル」について語る！

――今回のDJCDのタイトル「心頭滅却」はさきほど決まったそうですね？

谷山紀章さん(以下、谷山)：今までのDJCD同様、僕がぱっと思いついたものをそのまま採用していただきましたが、今回は、新録パートの収録直前に浮かびました。いつも通り、これといっての意味はありませんよ(笑)。


――新録パートの収録はいかがでしたか？

谷山：今回のゲストは岩田光央さんでした。ラジオ番組ではありませんでしたが、ラジオ番組風トークで絡むのは久しぶりだったので、とても楽しかったです。新録部分は毎回、自由というか、下ネタとかひどいことを言ってなんぼという感じでやっているので岩田さんはおあつらえむきでしたね(笑)。岩田さんは自由にしよう、面白くしようと考えて計算でやる方なんですよ。そのうえで僕のテンション、番組のノリにあわせてくださって…。オトナだなと思いました(笑)。


――久しぶりというのはどれくらいぶりだったんですか？

谷山：6年くらい前に2人でラジオをやっていたとき以来です。ネオロマンス系の番組で、女性ファンの方にキュンとしていただくための内容だったので、何でも好きなように話すというわけにはいきませんでしたが、今回は僕の番組ということで自由なトークを楽しめました。


――岩田さんとはどれくらいのお付き合いになるんですか？

谷山：岩田さんと初めてお会いしたのは、TVアニメ「勇者王ガオガイガー」のアフレコ現場です。僕が22歳くらいのときで、そこからご一緒する機会が増えて、親しくしていただくようになりました。ネオロマンスのイベントでお会いすることも多かったですしね。


――その頃から、結構お話はしていたんですか？

谷山：いやいや(笑)。初めて現場でお会いしたときは憧れの人ということもあって、緊張してお話はできませんでした。でも、今は憧れていませんし、尊敬もしていないので…(笑)。むしろ軽蔑しているので…というのはもちろん嘘ですが(笑)。今はフランクに接することができますし、いろいろお話もします。それは岩田さんが後輩に対しても気を遣ってくださるおかげなので、とても感謝しています。

――ちなみに、今回の新録パートはのような内容でしたか？

谷山：岩田さんと一緒におなじみの「紀章と妄想バ・ト・ル」に挑戦しました。何をどんな風にしゃべったかはCDを聴いていただければわかりますが、リスナーの女性の方から耳だけのアップの写真を募って、それを見てああでもない、こうでもない、この耳の持ち主はこんな女性だというのを妄想しながらトークしました。


●DJCD初のおまけドラマには「あの人」が…!?

――そういえば今回は、初めておまけドラマCDが付くそうですね。

谷山：ラジオでのエピソードを盛り込んだ、語りかけのドラマCDになっています。岩田さんにはナレーションとして参加していただいていますし、おまけドラマだけのゲストもいます。あと、分岐ルートがある形式になっていますね。「Aを選ぶならトラック2に、Bを選ぶならトラック3に」というような感じです。


――おまけドラマだけに参加しているゲストも豪華な方ですよね。

谷山：それはどうでしょう(笑)。収録中は本当に大変でしたよ。相手が相手だから台本通りにはいきませんしね。基本、主人公であるリスナーさんに対して語りかけているので、そういうシーンでは僕もまじめに演じています。でも、ある方が登場することで爆笑ドラマに変化してしまうという(笑)。僕の真剣な演技と笑いしかないシーンと、そのコントラストはなかなか聴き応えがあると思いますよ。


●ジャケット撮影では背景と衣装のミスマッチに困惑!?

――話は変わりますが、DJCDのジャケット撮影や各ショップでの特典写真の撮影についても教えてください。

谷山：カメラマンさんもメイクさんも、これまでのDJCDと同じスタッフでやっているので、勝手知ったるという感じでお任せしながらやりました。撮影スタジオにはアンティーク調な部屋もあり、真っ白な部屋もあり、アラビアンな部屋もありと、長時間撮影しましたね(笑)。


――印象に残っている撮影場所はどこでしたか？

谷山：アラビアンな部屋ですね。これまでのDJCDでも自分の服をいくつか用意して、場所ごとに着替えて撮っていましたけど、さすがにアラビアンな部屋にあう服を用意していなかったので(苦笑)。この服で大丈夫かな？　と思いながら撮影しました。いろいろ仕掛けもあるので、ちょっとした遊び心のある写真になっていると思います。

●2012年10月にGRANRODEOとして達成した「あること」とは？

――ダイジェストパートは2009年に配信されたものを一部収録しているということですが、2009年からこれまでの4年の間に、谷山さん自身、変わったなということはありましたか？

谷山：僕は自分が変わったというよりも、周りの環境が変わったと思います。特に番組とほぼ同タイミングで活動を開始したGRANRODEOについて言うと、僕は今でも昔と同じくらいしか歌えないし、歌詞も似たようなものを書くことしかできません。でも、それを続けてきたことで聴いてくださる方が増えていって、日本武道館でライブができたり、気付けばリリースしたCDがオリコンチャートで上位に入ったり。


――周りの環境が変わったと感じた出来事はありますか？

谷山：2012年10月に5枚目のアルバムとしてリリースした「CRACK STAR FLASH」が、オリコンデイリーアルバムチャートで1位を獲得したことですね。「絶対に1位になるぞ」という気持ちを抱いていたわけではなく、「1位になれたらいいな」くらいに思っていただけだったので、びっくりしましたし、同時にファンの方に感謝しています。声優もGRANRODEOの活動も僕が好きでやっていることなので、そのなかで行けるところまで行けたらいいなと思っています。


――チャートで1位を獲ったことを記念して、渋谷でハグ会をやったんですよね？

谷山：もともと、アルバムの発売を記念したハイタッチ会をやることになっていたんです。ハイタッチ会の数日前にデイリーアルバムチャート1位になった、という話を聴きまして、それならハイタッチ会とあわせてハグ会もやろう、ということになったんですよ。あまりに急な話だったのですが、GRANRODEOショップなどでお世話になっている渋谷PARCOさんに協力をお願いをしたところ、スペイン坂のサテライトスタジオを借りることができまして。そこでハグ会をやることになったんです。


――告知する期間はほとんどなかったのでは？

谷山：急遽決まったことなので、告知できたのはハグ会の前々日だったんです。それでも、1,200人くらい一気に集まってくれて…。


――それだけファンの支持があるということですね。

谷山：ありがたいことです。そういうのを見ると、GRANRODEOのファンが増えたんだなというのを実感します。ものすごく嬉しいです。


●7年目に突入する大人気番組！　のはずが……？

――さて、番組は2013年で7年目に突入します。今後、番組としてやりたいことや挑戦したいことはありますか？

谷山：特に何もありません(笑)。需要があるのであれば、続けていけるだけ続けていきたいなとは思いますが…。ラジオをお聴きの方はご存じでしょうけれど、僕が好きにしゃべらせてもらっているだけですからね。でも、僕はもうほっといてほしいんです！　スタッフに需要があるからと言われて番組もDJCDも続けさせていただいていますが、本当かなぁと疑っています(笑)。まだ終わらないんだ…と、いやいやながら続けていますが(笑)、そういうテイストの番組です。内心、ありがたいなと思っていますよ？　でも、この先の野望があるわけではないので、平和にのんびり続けていければと。去年くらいから、なんならいけるところまでいってやろうと思うようになりましたけど。


――ぜひ、いけるところまでいっていただきたいです。では、最後にファンヘのメッセージをお願いします。

谷山：この番組は僕の恥部だと思っています。「DARK SHAME」です(笑)。だからこれまで1度も「ぜひ、DJCDを買ってください！」と言ったことはないんですけど、みなさん、どうして買うんでしょうか。僕が買うな、と言うことが逆に惹きつけている要因なのだとしたら非常に皮肉ですが、この番組に関しては、僕は言い続けます。DJCDは買わなくていいです！


――ものすごく力が入っていますね(笑)。

谷山：(笑)。きっとスタッフはDJCDを買うように勧めるメッセージを僕に期待しているんだと思いますが、僕はラジオすらも聴かなくていいと思っています(笑)。谷山紀章という声優に興味がある人はアニメを見るでしょうし、ほかのラジオ番組を聴くでしょう。僕の音楽が好きな方は、GRANRODEOに興味を持ってくれるでしょう。でも、僕の恥部には興味を持たなくていいよ、と(笑)。本当に手を出さなくていいところだと思っているので、どうしても谷山紀章を知りたいという人だけラジオやDJCDを聴いてください。新規の人はDJCDを聴いて、僕を嫌いになっても知らないよ？



＜DJCD「谷山紀章のMr.Tambourine Man～心頭滅却～」＞
CD2枚組
発売日：2013年3月27日
定価：3,675円(税込)
FFCV-0019
発売元・販売元：フロンティアワークス
(C)賢プロダクション／フロンティアワークス

【出演】
谷山紀章
岩田光央

【特典】
店舗別複製サイン&コメント入りフォトカード(L版ブロマイド仕様)
※対象店舗 アニメイト、アニメイト通信販、ステラワース、コミコミスタジオ



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