人気小説家・森見登美彦氏による『有頂天家族』が、今夏7月にテレビアニメ化決定!キャラクター原案は久米田康治氏! アニメーション制作はP.A.WORKSの布陣で登場!
2008年本屋大賞第3位、累計20万部突破の人気小説家・森見登美彦氏による『有頂天家族』が、待望のテレビアニメ化決定!
キャラクター原案には、『さよなら絶望先生』『じょしらく』の久米田康治氏が担当。自身の作品以外としては、初のキャラクター原案提供となる。
そして、アニメーション制作は富山を拠点に、『true tears』『花咲くいろは』『TARI TARI』といった、数々の名作を世に送り出してきた実力派スタジオ・P.A.WORKSが担当!
更に監督には、P.A.WORKSの旗揚げ時からのメンバーであり、『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』の演出や、『東のエデン』にて副監督を務めた吉原正行氏が担当。今作がテレビアニメーションシリーズ初の監督作品だ。
今回は、久米田康治氏によるティザーキービジュアル&キャラクター原案イラスト、スタッフコメント(吉原正行監督、P.A.WORKS代表・堀川憲司氏)、スタッフ&キャスト情報、イベント情報が到着したので、ここに紹介しよう!なお、「有頂天家族」公式サイトも本日オープンしているので、こちらも要チェック♪
●番組情報を紹介!
<放送情報>
2013年7月テレビアニメ化決定
【ストーリー】
京都には人間と狸と天狗が住んでいる。
下鴨神社・糺(ただす)ノ森に暮らす下鴨家。狸界の頭領であった父・総一郎は、ある日何の前触れもなく狸鍋にされたのだが、その経緯は今も謎に包まれていた。
残された四兄弟のなかでも偉大な父の「阿呆の血」を色濃く継いだ三男・矢三郎は「面白きことは良きことなり」をモットーに、生真面目だが土壇場に弱い長兄・矢一郎、蛙の姿で井戸にこもっている次兄・矢二郎、臆病ですぐに尻尾を出してしまう末弟・矢四郎、そしてタカラヅカ命の母に囲まれて暮らしていた。
隠居中の大天狗・赤玉先生の世話を焼いたり、神通力を得た人間の美女・弁天に振り回されたり、はたまた五山送り火の夜空で宿敵・夷川家と空中決戦を繰り広げる日々の果てに、突如下鴨家を襲う絶体絶命の危機!
父が鍋にされた真相が明らかになるなか、固い絆で結ばれた一家の運命はいかに!
【スタッフ】
原作:森見登美彦『有頂天家族』(幻冬舎文庫)
監督:吉原正行
キャラクター原案:久米田康治
シリーズ構成:菅正太郎
キャラクターデザイン:川面恒介
美術監督:竹田悠介、岡本春美
音楽:藤澤慶昌
アニメーション制作:P.A.WORKS
【キャスト】
下鴨矢三郎:櫻井孝宏
下鴨矢一郎:諏訪部順一
下鴨矢二郎:吉野裕行
下鴨矢四郎:中原麻衣
弁天:能登麻美子
母:井上喜久子
ほか
●本作の監督はこの人!
【監督・吉原正行 プロフィール】
1968年生まれ。アニメーターとしてスタジオライブに入社後フリーに。
原画参加作品は「幽☆遊☆白書」、「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」等。
「THE 八犬伝~新章~」参加中に美術監督を担当していた神山健治氏(攻殻機動隊S.A.C.シリーズ監督)と出会い、徐々に演出にシフトしていく。
2001年、P.A.WORKS立ち上げ時よりP.A.WORKSの演出となる。
「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」の演出や「東のエデン」にて副監督を務め、「マイの魔法と家庭の日」や「万能野菜ニンニンマン」ではキャラクターデザインと監督を兼任。
今作で満を持してTVアニメーションシリーズ初の監督を務める。
●スタッフコメントを大紹介!
──本作への意気込みをお願いします。
監督・吉原正行さん:(以下、吉原監督)プッと笑ってしまう登場人物達の何気ない会話や兄弟個々の事情に目が潤んだり、原作を読んで面白いと感じたソレを同じように感じる事が出来る映像にしたい…。ただただそんな思いで作品を作っています。
アニメーションプロデューサー・堀川憲司さん(P.A.WORKS代表):(以下、堀川P):この作品が転がり出すまでには長い年月を要しました。この作品を世に送り出すにはそれだけの準備が必要だったのです。僕の覚悟にも、吉原監督を中心とした制作チームを構築するのにも。今ここに挑戦の機は熟したり!
──本作の見所を教えて下さい。
吉原監督: 狸である主人公達の様々な想いは、私たち人間にも共通する事ばかりだと思います。
一生懸命生きる、生きようとするこの家族を自身と照らし合わせてみてみたりして欲しい。
堀川P:街を転げ回るふわふわ毛玉の狸と、下界を睥睨し天空を飛び回る天狗と、狸鍋を囲む謎の倶楽部面々が、京都の主役の座を巡って繰り広げる様々な愛の物語なのです。これをアニメーションにして面白くないわけがないのです。
●放送前にプレミアイベント開催!
<イベント情報>
6月16日 原作者、そして作品縁の地である京都 南座でアニメーションとして初となる先行プレミアイベント開催が決定!
京都 南座は、およそ四百年前から発祥の地で、歌舞伎を上演し続ける日本最古の歴史と伝統をもつ歌舞伎劇場です。
文化都市・京都の歴史的景観に溶け込んだ建造物は「登録有形文化財」にも登録され、ランドマークとしても多くの方に愛されています。
原作者、森見登美彦氏がこよなく愛し、多数の森見作品の舞台である京都、さらには作中に印象的に登場する南座。
歴史と風格を兼ね備えたこの南座の舞台で、アニメーションとして初の先行プレミアイベントを開催します。
イベントの内容、募集方法等についてはアニメ公式サイトで随時発表します。
◆◆◆キャラクター紹介◆◆◆