紐育星組が西部劇の有名なガンマンになってガンファイト! 「サクラ大戦 紐育星組ショウ 2013~ワイルド・ウエスト・希望~」公演中!
『サクラ大戦』夏の風物詩が今年も始まった! 回を重ねるごとに物語性を強めていた紐育星組の舞台だが、今回は従来の「ライブ」から「ショウ」へと名前も変更。ドラマはさらに濃密になり、この舞台用に書き下ろした新曲も6曲と、帝都花組の歌謡ショウを今や完全に引き継ぐ規模になっている。
またサクラシリーズ史上初の西部劇も見どころ! 劇中レビュウではジェミニが自身のキャラクターモチーフである『アニーよ銃をとれ』のアニー・オークレーに扮するのをはじめ、スターファイブが実在の伝説的ガンマンとなってガンファイトを披露する。歌のほうでもミュージカルとオペラの対決という、非常に意欲的な試みがなされている。
本公演は2012年7月26日~28日まで、東京・日本青年館大ホールにて開催中。今回も「ニコニコ生放送」での独占生中継が、7月27日と28日の公演にて行われる。本編を完全収録したDVD・Blu-rayは2013年11月28日発売予定。DVD:9,000円、Blu-ray:11,000円(各税込)
出演は紐育星組から、小林沙苗さん(ジェミニ・サンライズ)、皆川純子さん(サジータ・ワインバーグ)、齋藤彩夏さん(リカリッタ・アリエス)、松谷彼哉さん(ダイアナ・カプリス)、園崎未恵さん(九条昴)、菅沼久義さん(大河新次郎)。
ほかに内田直哉さん(マイケル・サニーサイド)、麻生かほ里さん(プラム・スパニエル)、本名陽子さん(吉野杏里)、田村連さん(ボブ・ラッシー)、笠原留美さん(大河双葉)、園岡新太郎さん(ダンディ・団耕助)、西村陽一さん(西村ヤン太郎)、Velo武田さん(ベロムーチョ武田)。ゲストに北原瑠美さん(エマ・シュミットマイヤー)。スペシャルキャストに久野綾希子さん(ラチェット・アルタイル)。
進次郎は近頃、不気味なシャーマンの幻覚に悩まされていた。さらにシャーマンは、今日の紐育星組のショウが中断されたとき、進次郎の命も断たれると予言。不安を抱えながら始まったショウ「ワイルド・ウエスト・希望」は、ラチェットの推薦でゲスト出演したオペラ歌手エマによって掻き回されてしまう。
元々はエマのゲスト参加に猛反対していたサニーサイドが、豹変してエマを中心に勝手に舞台を進め、何も聞かされていなかったスターファイブも対応するので手一杯。ショウの質が低すぎると、ラチェットは中断を提案する。その瞬間、進次郎が急に苦しみ始め、シャーマンの予言がただの幻覚ではない可能性が出てくる。
そこでスターファイブは、ショウを続けるのと並行して、様子がおかしくなったサニーサイドの調査も開始。物語は舞台上と舞台裏、現在と過去を行き来しつつ、サスペンス風味で進む。ところが真相は、進次郎の母・双葉がいつものイタズラ心でサニーサイドに惚れ薬を飲ませ、エマに恋をしてしまったことが原因と発覚。惚れ薬騒動は次第にドタバタコメディへと広がっていく。
一方、舞台裏ではエマが歴史のある欧州のオペラと比べて、紐育星組のミュージカルを「お遊び」と切り捨てたため、本番中だというのに出演者たちは一触即発の緊張状態。いまや崩壊寸前のショウに、サニーサイドが見出した逆転のサプライズとは……!?
<サクラ大戦 紐育星組ショウ 2013~ワイルド・ウエスト・希望~>セットリスト
【第一幕】
ワイルド・ウエスト・希望
ダンディー
恋バナ
シンシナティ・クイーン
魔笛・夜の女王のアリア
ミズーリキャット
ショウは嬉しい
【第二幕】
ワイルド・ウエスト・希望
ポアゾン~「クレオパトラ」より~
BON-PSY
愛してるって
ショウは嬉しい VS 魔笛・夜の女王のアリア
ショウは嬉しい
KIRAKIRAと星を瞳に、また明日
ここはパラダイス~リトルリップ・シアターのテーマ~
地上の戦士
なお『サクラ大戦奏組』の舞台化第2弾「サクラ大戦奏組 ~薫風のセレナーデ~」が、2013年9月19日(木)~23日(月・祝)の日程で天王洲・銀河劇場にて上演。7月28日(日)から8月4日(日)までの期間、この公演のチケット先行抽選予約をサクラ大戦公式サイト「サクラ大戦.com」にて受付。