梶裕貴さんと代永翼さんが七夕前夜に！　『ゆうきとつばさのひよこ～明日は七夕★飼育員さん！～』イベントレポート

　声優専門サイト『声優アニメイト』にて配信中の梶裕貴さんと代永翼さんのラジオ番組の公開録音イベント『ゆうきとつばさのひよこ～明日は七夕★飼育員さん！～』が7月6日(土)、東京・日本教育会館にて開催！　笑いあり、胸キュンあり、感動ありのイベントの模様をお届け！

●イベントOPは赤ジャージ姿で即興コントを披露!?

　イベント名をコールした後、番組テーマ曲が流れ、梶さんと代永さんが上下、赤いジャージ姿で登場。「僕達はひよこの設定で、皆さんが飼育員さんですが、今日はなぜか僕らが飼育員さんに近づいてみました」(梶)、「これ(台本のバインダー)持つと体育の先生みたいだけど(笑)」(代永)。

　早速、「ぴよ～っす！」のごあいさつ。たくさんの女子の声に紛れて、男性ファンから太い「梶く～ん！」の声に、二人は爆笑。

　ここで、いきなり梶さんが「ではリハ中に思いついたショートコントをやります！」、代永さんが「猿カニ合戦！」と言い放つとステージが暗くなり、梶さんが後ろを向き、両手のひらをクロス。「お猿さん、僕もその柿が食べたいな」。どうやらカニらしい。「いいよ」と答える代永さんは猿で、手を使った影絵風のコント。カニが食べると渋柿で「だましたな！」。猿は笑いながら拳を放ち、「じゃあ今度はお前を食べちゃうぞ！」。客席は「？」状態だったが、「あまり簡単に野生の猿を信じてはいけないという教訓です」と誇らしげに話す梶さん。なぜこれを冒頭でやろうと思ったの？(笑)

●公開録音で代永さんに課せられた過酷な罰ゲームとは？

　このイベントのメインは番組の公開録音で、8月2日から5週分を一気に収録。1週目、改めて今までの公録では最大の会場から聴こえる「ぴよ～っす！」に「圧力もすごいね」(代永))、「もはや、ひよこじゃなくて、シャモだね(笑)。我々もシャモ目指して頑張りましょう！」(梶)。1週目は二人へのえさ(メール)紹介で、あるメールで、「内緒だよ？」と優しい声で、人気声優らしからぬ行動をする梶さん、女子の気持ちを察した発言に会場からの「女子！」コールが送られた代永さんがおもしろかった。

　2週目の”ひよこ・ぴよぴよショッピング　罰ゲームスペシャル！”は、二人で対決してきた結果、6月に勝敗が決着。敗者の代永さんへの罰ゲームをステージ上で行おうというもの。”うぃんぐ　体力の限界に挑戦！？”と題し、スクワット10回、腹筋10回、ステージの両端を3往復に挑戦。ラジオ的には地味だが、本人はキツイ。「何でこんな競技入れたの？」と息を切らせる代永さんに、「そんなことじゃ、全国大会には行けないぞ」と熱血教師みたいな梶さん。会場の声援を受けて、頑張る代永さんの雄姿をぜひラジオで。どこまで伝わるのか、わからないけど(笑)。

　ちなみに上履きが大きめで運動しにくかったそうで、二人の足のサイズは25.5センチだったが、代永さんは25.5センチ、梶さんは26センチでオーダーしたらしい。また翌週放送分では二人の黄色と白の上履きのつま先側にひらがなで共に名前を入れているが、代永さんの左足側が”さばつ”と書かれていることに言及。「左右対称にしたかった」と答える代永さんに「もし拾った人がいたら、『さばつって誰？』になるでしょ？」と梶さん。会場からも「さばつ」コールも起き、代永さん思わず「うれしくないから！」。

　「乳酸がたまって、明日ヤバそう」と言いながら「暑い」と上着を脱ごうとする代永さんに「キャー！」。「梶君も！」のリクエストに、ファスナーを下げて、誇らしげに胸を張って両手を広げる梶さん。会場から拍手。

●イケメンホストとかわいいメイド、どっちが好み？

　3週目は”ホストクラブ・BRAVE WING”。代永さんがナンバー1ホスト、梶さんが新人ホストに扮して、メールを読むコーナー。この週の聴きどころは急にオネエ化する二人、そして代永さんに向けられる、ある疑惑。これ以上は書けません。

　4週目の”漢をみがけ！目指せシャモ”は男性として高みを目指す二人がそのために何をしたかを写真と一緒に報告するコーナー。梶さんの写真は一国一城の主気分を味わった1枚。代永さんは6月にTrignalと岡本信彦さんが札幌でイベント出演した前夜の写真。ちなみに梶さんからTrignalにまつわる衝撃発言が!?　

　最後は5週目がある月にしかない貴重な企画。あまり乗り気じゃない二人がしたタイトルコールは”メイド喫茶ぶれいぶうぃんぎゅ★”。メイドになった二人が高いキーの女子声で「おかえりなさいませ」。語尾に”ぎゅ“を付けるのがかわいい。「お姉ちゃん、こんにちは！」と呼びかけられ、この日一番の「キャー！」。「今日は(のどの)調子がいい」と張り切っていた梶さんだったが、やっぱり途中で息切れ。代永さんいわく「ヘリュームガスが切れちゃったみたい」。一方、代永さんは絶好調。梶さんも思わず「つばたん、かわいい」。こんな二人の姿は他では絶対聴けませんよ！　詳しくは8月2日からの配信をチェック！

●お客さんを巻き込んだ対決企画で二人が感動の抱擁!?

　イベント限定の特別コーナー”飼育員さんのお・ね・が・い”では翌日の七夕にちなんで、お客さんの願い事を書いた短冊を紹介。笹に結ばれた短冊を「桃を浴びるほど食べたい」に「わかる！　俺らも梨好きだから」(代永)。「これが読まれますように」の願いは梶さんが読み上げて成就。「唐揚げをたらふく食べたい」が2本。「唐揚げがすごい好きな男を1人知ってるので伝えておきます」と梶さん。一体誰のことなのやら…(笑)。

　次は二人の対決コーナー、”クイズ・飼育員さんの実態”。客席のあるブロックをランダムで引き、その人達に考えた条件を出題し、あてはまった人数がそのままポイントになる企画。梶さんは「肉より野菜が好き！」を2度に渡って出題したが、1回目は3票、リベンジの2回目はまさかのゼロ票。会場から「ドンマイ！」と励ましが。代永さんの「男性に料理をしてもらいたい」は10人中8人という好結果。さすが女子的思考がわかる代永さん(笑)。

　某夢の国のキャラのモノマネなども飛び出したが4回戦で代永さんが勝利……のはずが、梶さんが土下座しながら「もう1回お願いします」と泣きを入れる。「なめなさい」と言いながら代永さんがつま先を差し出すと、梶さんが顔を突き出そうとして逆にあわてる代永さん。

　延長戦の結果、1点差で梶さんの逆転勝利！　勝者へのご褒美に小さな箱が運ばれる。開けると手紙が入っていて、「敗者に渡してください」と。代永さんの手に渡り、その手紙を開くと「何これ？」。実は梶さんへのご褒美は代永さんからの感謝のメッセージ。しかもほとんどアドリブという企画なのだった。手紙の中で紹介された梶さんの好きな点は、1つは素敵な笑顔、2つ目はいつもフォローしてくれること、3つ目は「全部！」。一番大好きなところは「こうやってそばにいてくれることです」。

　梶さんは照れながらも徐々に距離を縮め、最後は二人で抱擁。「これからも仲良くしていこうね。大好きだよ！」と読み終わると「うぃんぐと一緒のラジオではいつもそのままの自分でいられます。これからもよろしく」と返答する梶さん。感動的なシーンでした。

●七夕をテーマにした朗読ドラマ&二人の願い事

　最後は朗読コーナー”ホストクラブ・BRAVE WING～僕達の七夕”。いきなり織姫と彦星役を演じる二人。短冊の「織姫と彦星のコントが見たい」の願い事がここで叶った。それにしても代永さんの織姫はかわいい(笑)。舞台は変わってホストクラブへ。ツバサとユウキが七夕の願い事の話をしている中、「どんな願い事をしたいですか？」とユウキに聞かれたツバサが「若い頃に戻って遊びたい」と答える。すると二人が赤ちゃんに。

　何とか大人に戻り、今度はユウキが「学校の先生になってみたい」と願いを言うと、ユウキが熱血教師、ツバサが不良生徒に。更に抜き打ちの漢字テストも出題。スクリーンには「飛蝗」の文字。「二代目・浪川大輔を継ぐのは俺だから」とヒントを拒否して出した答えは「カエル」で不正解(正解は「バッタ」)。今度の願いは「二人で宇宙に行きたい」。宇宙遊泳を楽しむ二人だったが急に酸素切れで苦しむ。梶さんの「もう食べられないよう」はちょっと違うような(笑)。

　エンディングトークでは二人が書いた願い事を紹介。梶さんは「ビアガーデンに行きたい。」代永さんが「番組で海外進出！」と声を大きく叫んだ。終演後には二人がお客さん1人ひとりをお見送りするサプライズのプレゼント。今年の10月には5周年を迎えるこの番組。二人の着実な成長と飼育員さん達との距離が確実に縮まっているのがわかったイベントでした。