怪談作家・木原浩勝氏と監督・FROGMAN氏が初コラボ! 島根県松江市を舞台にしたオリジナル怪談のアニメ化が決定!
このたび、『新耳袋』『九十九怪談』シリーズの作家・木原浩勝氏と、『秘密結社 鷹の爪』でお馴染みの映像クリエイター・FROGMAN氏の初コラボが実現! 新作怪談のアニメ化が決定しました!
本作は、島根県松江市を舞台にし、原作となる新作怪談を木原氏が書き下ろし、FROGMAN氏が監督を務め、アニメ作品『平成松江怪談』としてまとめています。
松江観光大使でもあるこの2人から、どんな作品が生まれるのか? 気になる詳細をお伝えしていきましょう!
◆「怪談のふるさと 松江」PRの新たな展開
島根県松江市は、かつて小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が暮らし、代表作『怪談 KWAIDAN』の舞台となった土地です。松江市は2013年11月に「怪談のふるさと 松江」を宣言し、東京・日本橋にある「にほんばし島根館」(島根県アンテナショップ)での「怪談」をテーマにしたイベントを皮切りに、小泉八雲の記した怪談や関連史跡を中心としたさまざまなPRを実施しています。今回、松江市を舞台とした新作怪談のアニメ化によって、新たな松江ファンの創出を図ります。
◆木原浩勝×FROGMAN 「松江観光大使」の2人による異色の初コラボ!
代表作『新耳袋』『九十九怪談』シリーズなど、現代の怪談を書き続ける作家の木原浩勝氏、そしてアニメ『秘密結社 鷹の爪』の映像クリエイターのFROGMANが、共に島根県松江市の「松江観光大使」という縁で初のコラボプロジェクトを発足、“松江の怪談のアニメ化”を実現しました。
今回、木原浩勝氏とFROGMANは新たな怪談・怪異体験を収集すべく松江市で取材を敢行しました。現地の飲食店店主や会社員、主婦などから広く体験談を集め、厳選したエピソードをベースにした新作の怪談を木原氏が原作書き下ろし、FROGMANが監督しアニメ作品『平成松江怪談』としてまとめました。木原氏の怪談を原作としてアニメ化するのは今回が初となり、本編中には同じく初アニメ化された木原氏ご本人も登場します。
◆11月9日(日)東京・日本橋のイベントで初上映! WEB・書籍も展開予定!
アニメ『平成松江怪談』は、11月9日(日)にTOHOシネマズ日本橋で開催する松江市のイベント「松江市プレゼンツ2014 吉田の晴れときどき怪談 怪談のふるさと松江1周年」で初お披露目となります。また、イベント後にはWeb上での期間限定公開や、『九十九怪談 第八夜』(2015年夏 刊行予定)への収録、その他さまざまなメディア展開を予定しています。
■イベント概要
日時:11月9日(日)12:30開場、13:00開演、14:30終演予定
会場:TOHOシネマズ日本橋
司会者:出雲阿国
出演者:木原浩勝、FROGMAN、松江の吉田くん
※イベントの詳細、参加方法は特設サイト「吉田の松江大作戦」(http://xn--u9j429qiq1a.jp/matsue/)などの関連ページで順次発表します。
■木原浩勝プロフィール
大阪芸術大学芸術学部映像計画学科を卒業。 創立時スタジオジブリ入社。宮崎駿監督の下で制作進行として『天空の城ラピュタ』、制作デスクとして『となりのトトロ』『魔女の宅急便』を手がける。退社後、現在のJホラーや「実話」怪談ブームの原点となった現代の百物語『新・耳・袋』(扶桑社)により作家デビュー。累計130万部を超えるミリオンセラーとなり、TVドラマ・映画化(BS-TBS)、DVD(キングレコード)、舞台・朗読会(タンバリン)、ゲーム(メトロ)、携帯サイト(NTTドコモ、au、SoftBank、Willcom)、コミック(ホーム社)とマルチメディア展開を図る。また、コンセプトライターとして企画・構成ブレーンを務めた『空想科学読本』(宝島社)シリーズは300万部、他、漫画原作、特撮映像研究、イベントの司会を行うなど幅広いジャンルで活躍。近著に『九十九怪談 第七夜』『隣之怪 第六夜 白刃の盾』(角川書店刊)、『道玄坂怪異サブライン707』(松田朱夏共著 主婦の友刊)など。2013年より小泉八雲曾孫小泉凡氏との「松江怪談談義」イベントを機に、『怪談四代記』(小泉凡著 講談社刊)の出版プロデュースをする他、2014年夏に松江観光大使に任命され「怪談のふるさと松江」のPRを行っている。
■FROGMANプロフィール
1971年、東京生まれ。映画やドラマの制作スタッフとしてキャリアを積んだ後、映画『白い船』(2002年、錦織良成監督)の制作をきっかけに2001年に島根県出雲市(旧平田市)に移住。2004年に初めて作ったWEBアニメ『菅井君と家族石』を発表、全国にその名が知れ渡るようになる。2006年4月から6月に「秘密結社 鷹の爪」を含む『THE FROGMAN SHOW』がテレビ放送される。作品を監督・脚本・キャラクターデザイン・録音・編集・声の出演などを一人でこなす独自のスタイルでトップクリエイターとしての地位を確立。
また、『秘密結社 鷹の爪』内のキャラクター「吉田くん」は島根県吉田村(現在の島根県雲南市吉田町)出身という設定で、アニメの中で島根県を勝手にPRをしていたところ、2008年5月に島根県より吉田くんが「しまねSuper大使」という名誉ある任命を受ける。さらにFROGMAN自身も2012年に、コンテンツ産業振興アドバイザーである「しまね だんだん★メディア アドバイザー」を、2013年には島根県松江市より松江観光大使を任命される。
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