小野友樹さんやKENNさん、豊永利行さんら男性声優陣が多数出演した「Rejet Fes.2014 DISCOVERY」10月12日夜の部レポート
2014年10月11日(土)・12日(日)、パシフィコ横浜において『DIABOLIK LOVERS』シリーズをはじめ、数多くの人気乙女ゲームを排出しているブランドRejetの人気作品が一堂に会する大型イベント「Rejet Fes.2014 DISCOVERY」が開催!
二日間に亘り、昼・夜の全4公演で行われた今回のイベント。本稿では、各作品のオリジナルドラマに出演者全員での連想ゲーム、そしてイベント限定アニメーションの上映と盛りだくさんのイベントとなった10月12日(日)夜の部の模様をレポートしよう。
<10月12日(日)夜の部 出演者>
●『ALICE=ALICE』
裏ありす役・緑川光さん
チェシャ猫役・高橋直純さん
黒うさぎ役・近藤隆さん
●『剣が君』
九十九丸役・小野友樹さん
螢役・KENNさん
縁役・置鮎龍太郎さん
●『BAD MEDICINE』
志奴 要役・高橋広樹さん
柳 遼太役・伊藤健太郎さん
●『VANQUISH BROTHERS』
ミツナリ役・野島健児さん
●『−8(マイナスエイト)』
佐伯郁沙役・野島健児さん
宇多野准役・小野友樹さん
倉持青葉役・KENNさん
樹茉莉男役・宮田幸季さん
●『MARGINAL#4』
桐原アトム役・増田俊樹さん
藍羽ルイ役・高橋直純さん
野村エル役・KENNさん
野村アール役・鈴木裕斗さん
牧島シャイ役・豊永利行さん
緋室キラ役・大河元気さん
●ヒトクセもフタクセもあるキャラクターたち
マスコットキャラ『クマD』によるイベントにおける諸注意が終わると、いよいよステージが始まるカウントダウン。客席の声は徐々に大きくなる。キャストが登場になると今までの思いを爆発したかのような歓声が会場を包む。キャストも今日という特別の日に登場するとポーズを決めて歓声に答えてくれる。ここで『クマD』から野島健児さんと小野友樹さんに今日のMCとして任命される。今回の公演のテーマは「Discovery&Cool」だとMCの二人から確認され、キャスト全員からの「スタート!!」の合図とともに銀テープが宙を舞いイベントが始まった。
トップバッターは『−8(マイナスエイト)』のオリジナルドラマから。今回の出演キャストは、佐伯郁沙役・野島健児さん、宇多野准役・小野友樹さん、倉持青葉役・KENNさん、樹茉莉男役・宮田幸季さんの4人。残念なイケメンたちが織りなすドラマは今までの乙女ベームにはなかったアプローチでおもしろい。
続いてLOVEメッセージ。会場に来たお嬢様方に愛を囁くコーナー。『BAD MEDICINE』から志奴 要役・高橋広樹さんと柳 遼太役・伊藤健太郎さん。高橋さんが優しく甘く囁くと、伊藤さんは全く逆のドSな愛の告白を披露。最後の高笑いが会場中に響いていた。
次は、『ALICE=ALICE』のオリジナルドラマがスタート。出演は、裏ありす役・緑川光さん、チェシャ猫役・高橋直純さん、黒うさぎ役・近藤隆さん。特に、近藤さん演じる黒うさぎと、高橋直純さんが演じるチェシャ猫のやりとりは漫才のよう。そこにたまにボソっと鋭いツッコミをする緑川さん演じる裏ありす。それにしても罵倒されると喜ぶチェシャ猫のドMっぷりが清々しい。
ここでまた、LOVEメッセージのコーナー。今回は『VANQUISH BROTHERS』からミツナリ役の野島健児さんが登場。相手の女性を罵倒しているときはドSなのかなと思わせながら、フライパンで殴ってくれたらご褒美をくれるというドMだったのにはビックリ!しかもその後甘えるように「クソムシ!」と罵る言葉にレポート書いている私までドキドキしてしまうほど。これは新しいジャンルなのかもしれないと思った瞬間だ。
ここからは、『剣が君』のオリジナルドラマ。出演キャストは九十九丸役・小野友樹さん、螢役・KENNさん、縁役・置鮎龍太郎さんのお三方。主人公を巡って3人のやりとりがおもしろい。さらに、小野さん演じる九十九丸が握り飯を口いっぱいに頬張ってセリフをしゃべる場面はもはや、何を言っているか全く分からず会場を笑いで包んだ。それとは一変して甘い言葉を囁く場面では会場を一瞬にして雰囲気を変えてお客さんを夢の世界へ連れて行ってしまうのはさすがだ。
●キャストたちのゲームコーナー、イベント限定アニメの上映はイベントに来た人だけの特権!
ここでMC野島健児さん、小野友樹さんが再び登場。今日の出演キャスト全員によるゲームコーナー“RejetFes2014 いくつDiscoveryできるかな?”がスタート。連想ゲームになっており、チーム分けは出演者の名前の順。Aチームは伊藤さん、大河さん、置鮎さんKENNさん。Bチームは近藤さん、鈴木さん、高橋直純さん、高橋広樹さん。Cチームは豊永さん、増田さん、緑川さん、宮田さん。答えはスクリーン表示され、代表者以外はヒント出すことが出来る。しかしヒントカードがあり、それに順したものそれぞれ引いたものしか言えないという答えによっては過酷なもの。ちなみにお客さんはジェスチャーで参加できる。みなさん代表者に伝えようと必死。どうやらヒントカードが命運を左右するようだ。勝敗は……。2015年3月18日に発売予定のDVDで確認して欲しい。
いよいよRejetFes.2014 でのスペシャルタイム。ネッド役・鈴木達央さん、カル役・神谷浩史さん、ウラン役・小野大輔さん、メイサ役・梶裕貴さん出演のイベント限定アニメーション『ZEPHYR(ゼファー)』が上映された。本作は、イベント参加型のアニメーションとなっており、劇中で描かれるライブシーンでは席を立ってサイリウムを振り、キャラクターたちに声援を送ることができる斬新な内容となっている。もちろんライブパートでは、入場時に配られたZEPHYR用のサイリウムが会場を埋め尽くし、大いに盛り上がった。
イベント限定アニメーションの上映後、LIVEパートへ! 『剣が君』から九十九丸のキャラクターソング「鴉羽の彩(からすばのさい)」を小野友樹さんが熱く歌い、縁のキャラクターソング「黄金色(こがねいろ)に包まれて」を置鮎龍太郎さんが優しく歌い上げる。そして最後にジョベット・リベラさんが登場して、好評発売中のカレと48時間逃亡するCD『クリミナーレ』の主題歌「NIGHTSHADE」を熱唱した。
イベントの最後を締めくくるのは、『MARGINAL#4』のオリジナルドラマ。MARGINAL#4のメンバーは桐原アトム役・増田俊樹さん、藍羽ルイ役・高橋直純さん、野村エル役・KENNさん、野村アール役・鈴木裕斗さん。LAGRANGE POINTのメンバーは牧島シャイ役・豊永利行さん、緋室キラ役・大河元気さん。メンバーが登場すると割れんばかりの歓声に驚く。テンションが高いMARGINAL#4と落ち着いているLAGRANGE POINTの対比がおもしろい。2組のコール&レスポンスをし、そのままLAGRANGE POINT&MARGINAL#4のライブへ。LAGRANGE POINTはダークで魅惑的だ。背徳的な世界観が観客を魅了する。そして、MARGINAL#4はポップなサウンドとトキメキがおもちゃ箱にしきつめられたような素敵な世界観。両極端な世界観が会場を包む。
再びMCに野島健児さんと小野友樹さんが登場。キャスト全員を呼びこみ、最後にキャストみなさんからひとりずつご挨拶としてコメントを残してくれた。
今回のRejetFes.2014で扱われなかった作品もまだまだたくさん残っている。これからもさらに多くの作品が発表されるだろう。これからのRejet作品が楽しみで仕方ない。