真面目過ぎて、一周回ってちょっと変な子みたいな…… 『グリモア~私立グリモワール魔法学園~』連続インタビュー第12回【名塚佳織さん編】
魔法使い養成学校「私立グリモワール魔法学園」を舞台に、突如として現れた魔物との戦いを描いたゲーム『グリモア~私立グリモワール魔法学園~』(以下、グリモア)が現在好評配信中だ。個性豊かなキャラクターたちとの学園ライフもさることながら、豪華声優陣を起用したキャスティングにも定評がある本作。
随時、キャンペーンやイベントも開催されており、今回新たに年末年始のストーリーが追加されることが決定している。そんな『グリモア』の追加ストーリーを収録したばかりの声優陣にインタビューする機会を得た。本稿では、連続インタビュー第12回となる名塚佳織さん(氷川紗妃 役)のインタビューをお届けする。
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■氷川紗妃プロフィール
校内の治安に責任を負う風紀委員の一人。わずかな違反も見逃さない苛烈な取り締まりで生徒達から恐れられている。校則違反さえしなければ無害で優しいお姉さんなのだが、違反のハードルが低すぎる…怒られたい人向け。
クラス:ローズ
誕生日:1月29日
身長:159cm
体重:50kg
血液型:A型
スリーサイズ:B/83 W/57 H/86
部活:なし
好きな食べ物:スコーン
嫌いな食べ物:生魚
趣味:規則正しい生活
特技:観察
在校年数:3年
●真面目過ぎて、ちょっと変な子?
──収録を終えての感想をお聞かせください。
名塚佳織さん(以下、名塚):真面目な子なんですけれども、やっぱり学生らしさ・子どもらしさもあって、そんなところがすごくかわいいなと思います。久しぶりに紗妃のことを演じられて、楽しかったです(笑)。紗妃は真面目過ぎて、一周回ってちょっと変な子みたいな……言っていることが面白いですよね。不思議なもので、文字を読んでる時はあまり違和感のない言葉でも、発してみると普段言わないようなことも多くて。真面目だからこそ、本に書いてあったことをそのまま自分の言葉として使っている感じが彼女らしいというか。収録していて面白いですね。
──難しい言葉をいっぱい使っていましたよね。
名塚:そうですね。でもやっぱり、会話としては成立しているような、していないような、ちょっとおかしな風になってしまいますね(笑)。そこがこのキャラクターの面白いところだなと思っています。
──演じるキャラクターの紹介をお願いします。
名塚:風紀委員で副会長を務めている、真面目な女の子です。とにかく男女交際に厳しく、風紀とは言いつつも、主に男女交際について取り締まってるみたいなところがあるんですけど(笑)。彼女自身はそういうものに疎いというか……多分興味はあるんだけれど、自分の立場的にそういう行為に走っちゃいけないという気持ちと「学生は学生らしく!」みたいな思いがあるのかなと。
魔法に目覚めた人がこの学園に入学してくるっていう世界観で、紗妃も「育ちがいい人間ばかりではない」と言っていますし、ルールを守ってくれない生徒もいっぱいいるから、自分がしっかり更正していかなきゃいけないなという使命感を持っている子ですね。学園生活で規律を学んでもらって、皆で社会にでていきたいと思ってるようなところがあり、学校に対してすごく真面目です(笑)。
──キャラクターの注目ポイントはどこでしょうか?
名塚:基本的には、お姉さんっぽいニュアンスだったりだとか、大人びた感じを入れつつも、学生らしさも混ぜていきたいと思っています。その両方が見えたらいいなという風に考えながら演技をしているので、たまに見せる子どもっぽさとかかわいらしさに気付いて頂けたら嬉しいですね。
──キャラクターとの共通点などはありますか?
名塚:私自身、自分のことを真面目だと思ったことがないんですよね。すぐ遊ぶことばっかり考えちゃうし。この間、別のイベントでたまたま似たような話になって、お客さんやスタッフさんから「名塚さん真面目だ」ってすごい言われて(笑)。「私って真面目なのか!」みたいな。だから、もしかすると紗妃も自分では真面目すぎるとは思ってないかも知れないですね。私も、確かにルールからはみ出すことはしないですし、仕事はしっかりやろうと思っているので、そういう部分はもしかすると似ているかも知れないですね。
──今回収録したストーリーはどのような内容ですか?
名塚:一番印象に残っているのは豆まきのエピソードですね。豆まきって伝統的な行事だし、伝統に則ればある程度ルールもあるんでしょうけど……豆まきのルール説明をして回るんですよね、紗妃が(笑)。そこが面白いなぁって。雪合戦みたく互いに投げ合ってる子たちを見て、「危ないからダメだよ」って言うのは分かるんですけど、豆まきのルール説明をする子って初めて見たなって思って(笑)。小学生の頃とか、当たり前のように家族で豆まきをしていましたけど、ルール説明をされたことってなかったなって。だから、そのエピソードは自分の中でツボでした(笑)。皆さんにもぜひ、豆まきエピソードは聞いて頂きたいです。
──本作は学園が舞台となっていますが、学生時代の思い出やこんな学園に通ってみたかった、学生時代にこんな魔法を使ってみたかったなどはありますか?
名塚:学校生活は楽しかったですし、幼稚園も小学校も中高も、ずっと自由な学校だったので、とくに規則も厳しくなくて「こういう学校に行ってみたかった」という憧れはそんなになかったですね。通ってきた学校には満足していて、いまだに先生たちと仲良くさせて頂いてます。今でも部活の顧問の先生が舞台を見に来てくださったり、校長先生とは年賀状のやりとりをしています。
学生の頃から声のお仕事をさせて頂いていて、当時から校長先生もそのことを知っていたので、放送部じゃないのに運動会の司会をやらせて頂いたり。校長先生が「せっかくプロの世界でお仕事をしているし、放送部の子たちの勉強にもなると思うから、一緒にやったらいいんじゃないか」と言ってくださって。皆、先生とも仲が良い学校でしたね。今も学校ぐるみの同窓会が開かれたりしますし、すごく満足しています。
──そんな学校に通ってみたかったです(笑)。魔法に関してはどうでしょう?
名塚:学生の頃は、空が飛びたかったですかね。すごく空を見るのが好きで、鳥とかに憧れがあったので……今になると瞬間移動とかの方が欲しいですけど(笑)。当時は満員電車に揺られず、自由に空を飛び回れるっていいなと思っていましたね。
──追加ストーリーを楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
名塚:まずは、プレイしてくださっている方ありがとうございます。紗妃ちゃん以外にも、すごくかわいいキャラクターがいっぱい出てくる作品だと思うので、色んなキャラクターを集めてプレイして頂けたら嬉しいなと思います。今回の追加ボイスも彼女らしいエピソードが盛り沢山なので、そちらもぜひ聞いて頂きたいです。よろしくお願いします。
<グリモア~私立グリモワール魔法学園~とは>
「グリモア~私立グリモワール魔法学園~」は、リアルタイムにその様相を変化させる魔法学園で、個性的なクラスメイトたちと出会い、パーティを組んで切磋琢磨し、絆を深めていくフルボイスの学園ライフアドベンチャーゲームです。
50名以上の豪華声優陣が出演し、初期リリースで約10時間にものぼるボイス量を収録しております。また、人気イラストレーターのCUTEG氏(代表作:「この中に1人、妹がいる!」「彼女がフラグをおられたら」) がメインキャラクターデザインを担当しており、個性豊かな登場人物のイラストもお楽しみいただけるほか、無料で手に入るN(ノーマル)カードを含むすべてのカードにフルボイスのシナリオが搭載されており、進化させるごとに個別のシナリオを楽しむことができます。
<グリモア~私立グリモワール魔法学園~ 概要>
ジャンル:学園ライフアドベンチャーゲーム
配信サイト:
>>App StoreApp
>>Google Play
価格:基本無料 (アプリ内課金あり)
サービス開始:Android / iOS 配信中
メーカー:アプリボット
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