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続編制作決定『K -In this place again』レポ

浪川大輔さん、小松未可子さん、津田健次郎さんらメインキャスト陣が多数出演! クイズで笑い、ライブで沸き、続編発表で盛り上がった『K -In this place again』イベントレポート

 2014年10月18日(土)、パシフィコ横浜にて『K -In this place again-』が開催! 『K』は、2012年10月から12月まで放送されていたアニメ作品であり、2014年7月には『劇場版 K MISSING KINGS』が公開された。今回のイベントは、その劇場版のイベントとなる。

 出演者は伊佐那社役の浪川大輔さん、ネコ役の小松未可子さん、周防尊役の津田健次郎さん、八田美咲役の福山潤さん、草薙出雲役の櫻井孝宏さん、御芍神紫役の森田成一さん、平坂道反役の名塚佳織さん、比水流役の興津和幸さんと、そうそうたる顔ぶれ。イベントの進行は、「『K』には一切出演していないのに司会です」と笑いを取りにいく白石稔さんが担当だ。

 イベントが始まると、キャラクターの紹介映像と共に早速キャスト陣が登場。映像と合わせてキャラクターのセリフを生で披露する場面には都度客席から歓声が上がり、テンションの高い幕開けとなった。

●個性的なアイディア盛りだくさん!公式アプリの企画コーナー

 出演者が揃ったところで、最初のコーナー「発売決定!?アプリ企画対決!」が行われることに。これは、現在発売を検討している『K』公式アプリに入れて欲しい機能を、キャスト陣がチームに分かれてプレゼンしていくというもの。

 チーム分けは浪川さんと小松さんの「白銀組」、津田さんと興津さんの「王様組」、福山さんと櫻井さんの「赤組」、森田さんと名塚さんの「緑組」で計4グループ。プレゼンの内容は、『K』のエグゼクティブプロデューサーを務める中西豪さんによって評される。

 トップバッターは白銀組のふたり。コミュニケーションが大事なのでキャッチボールができる、これから冬の時期なのでほかほかになる、冷たくなる、書ける、すっごい気持ちいい、押すとトランスフォームするなどなど、ネタ盛りだくさんの企画が飛び出す。

 続く王様組は、コトサカから「『K』のBD/DVDを10枚買ってきて」などのメッセージが届き、実際に買ってくると比水流の姿が明らかになるという、なかなか興味深い内容だった。さらにこれだけでなく、キャラクターたちと喋れるアプリも考えられていた。

 3番手の赤組は、シンプルなアプリを、そして『K』と言えば抜刀ということから、スマートフォンのセキュリティロックを解除する際、矢印の方向にスライドする部分を「抜刀してください」にするアプリを考案。抜刀するとキャラクターの声が聞け、さらに追加でほかのキャラクターの声もダウンロードできるように、という発売後の展開も用意していた。その一方、キャラクターを積むと消えるパズルゲーム「ほむほむ」という、色んな意味で危険なアプリで笑いを取りにいく場面も。

 最後に緑組は、「待望の胸キュンアプリ」と称して、壁ドンアプリを考案。このアプリは、とてもいい壁を見つけたら壁に背を預けて寄りかかり、スマホをかざして起動することで、画面いっぱいに手のマークが現れて壁ドンの効果音が鳴るというもの。次の画面にはキャラクターの顔が表示される、というのは良い案だったように思えたが、森田さんは壁ドンされる女性「壁女」という言葉を生み出したりと、終始ウケ狙いでプレゼンを行っていた。

 中西さんによる順位発表では、3位が壁ドンをアプリの緑組、2位が抜刀アプリの赤組、そして1位は「キャラクターと喋れるのは嬉しい」とのことから王様組のアプリが選ばれた。会場の笑いを誘うには十分だった白銀組だったが、残念ながらコーナーでは4位という結果に。

●絆が試される!? ジェスチャーゲーム

 次のコーナーは「NINJAジェスチャーゲーム!」。これは『K』に関連したお題を見てひとりがジェスチャーで伝え、ペアを組んだもうひとりが答えを当てる、コーナー名からも想像できるとおりのゲームだ。

 最初に挑戦する緑組の森田名塚ペアで、名塚さんがジェスチャー役を担当。回答者の森田さんは「忍者」「メガネ」と比較的簡単な問題はスムーズに正解していったが、「ドジっ子」では1回だけ使えるパスを使い、その後の「オウム」も鳥など答えに近いところまでたどり着くも時間切れ。1分の制限時間では思ったよりも答えられる数が少ないようで、意外と苦戦を強いられていた。

 福山櫻井ペアの赤組は、いきなり「No Blood, No Bone, No Ash」という難題を見事正解したり、浪川小松ペアの白銀組も序盤は順調ながら「パンチラ」で手間取ったりと、見せ場はあったものの1分という時間のためか、回答数はほぼ横ばい。そんな中、津田興津ペアの王様組は「ダモクレスの剣」「宗像礼司」など表現しづらい問題も次々クリア。1分間で6問を答え、ほかの3チームよりも一歩優勢となった。

 各チームがジェスチャークイズを終えた後は、会場に来られなかった杉田さんから届いたジェスチャーがボーナスクイズとして出題された。映像では抜刀しているような、あるいは飲み物を誰かに渡しているような動きだったが、司会の白石さんいわく、答えが分かっていても動きを見て「ああ!」と納得しないという難易度の高さ。「○○する宗像」をヒントに思いついた答えを乱発するキャスト陣だったが、少しずつ答えに近づき、福山さんが見事正解の「ビンのふたを開けようとしたら固くて空かなかった宗像」にたどり着いていた。

●紫の年齢が明らかに……!? 生アフレコによるクイズ対決

 生アフレコのコーナーは、社が司会、ネコがアシスタントのもと、第2回クイズ大会が開かれるという設定のドラマが繰り広げられた。《赤のクラン》と《青のクラン》が対決するはずだったが、《青のクラン》に偽の事件の情報を流した《緑のクラン》が急遽参戦。《緑のクラン》から出題されたのは「平坂道反はどうみても忍者ですが、彼女が好きな食べ物はなんでしょうか?」「紫の年齢はいくつでしょう」など、内輪ネタ的なものばかり。

 特に紫の年齢では盛り上がり、「ヒントは意外と若作り」「スキンケアは私(道反)よりも入念」「意外と若作りってことはあれできっと四十いってるんですよ!四十五!」「殺すわ…」といったやり取りが飛び交うカオスっぷり。そんな中、尊が静かに「30ぴったりだろ?」と答えると、正解の効果音が鳴り響く。紫は「秘密よ…」と白を切っていたが、どうやら……。

 最後は「《緑の王》の野望は一体何か」と重要な問題が出題されたが、《青のクラン》に流した情報が偽者だと気付かれた、とのことで《緑のクラン》は撤退。答えは次に会ったら、との展開でクイズ大会はお開きとなった。

●まるで大喜利大会!? バリエーション豊かなクイズ対決

 最後のコーナーは「秋のリアルクイズ対決!!」。ここでは、アニメで放送された内容を見返し、そのシーンでキャラクターが喋っていたセリフを当てる問題や、とあるシーンの画像が20秒かけて変化し、どこが変化したかを当てるアハ体験問題などが用意されていた。

 また、劇場公開前のプロモーションで使われた100Days×Visualsを活用した、セリフの穴埋め問題も。ここが一番のカオスっぷりを見せ、最初の問題「キャット・ザ・○○○○ーーー○!」では、答えを知っているにも関わらず「マジ○ガーZ!」とボケた小松さんが櫻井さんに突っ込まれる。

 その後も「この世界はあまりに○○○だ」では「この世界はあまりにエッチだ」(浪川さん)、「浪川君はあまりにエッチだ」(津田さん)、「後輩から見てもそう思う」(福山さん)と答えるフリをして会話が繰り広げられることに。そして最後の問題「○○○○○は見た」では、「芝公園の次は三田(みた)」「振り込んでみた」など上手いと思わせてくれるボケが連発し、観客も爆笑。終始笑いの絶えないコーナーとなった。ちなみに答えは「キャット・ザ・マウンテーーーン」「この世界はあまりに無防備だ」「お掃除ロボは見た」となっている。

●笑いの次は歌! angelaによるライブコーナー

 イベントの締めくくりは、angelaによるライブコーナー。劇場版主題歌の『Different colors』をはじめ、『K』をイメージして作られた『いつかのゼロから』を歌い、登場から一気に会場を盛り上げていく。続く『KINGS』では、ジャンプやウェーブといったライブでお馴染みのパフォーマンスだけでなく振り付けも用意されているため、自ら振り付けの練習を行い、会場と一体となってライブを楽しむ姿を見せてくれた。

 最後の曲『To Be with U!』が流れ始めると、会場のスクリーンには続編制作決定の文字が映し出され、会場のテンションは最高潮に。アニメの最後に流れた思い出深い曲、そしてその曲中に大きな発表をするというサプライズにより、今後の展開が楽しみな締めくくりとなった。

>>K WORLD WIDE PREMIERES 公式サイト
>>K MISSING KINGS 公式サイト
>>アニメ「K」公式Twitter

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