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「dビデオ新戦略発表会」&「ドラマ『進撃の巨人』制作発表会」レポ

『進撃の巨人』新ストーリーはハンジが主人公!? 石原さとみさんら出演陣が登場した「dビデオ新戦略発表会」&「ドラマ『進撃の巨人』制作発表会」をレポート!

 2015年4月2日(木)・舞浜アンフィシアターにて、エイベックス通信放送株式会社、株式会社NTTドコモの両社はdビデオ戦略発表会「dビデオ MIKATA Conference 2015 映像のミカタを考える。」を開催。現在、運営提供されている動画配信サービス「dビデオ」から、4月22日に「dTV」と名称を変更すると共に、サービスの大幅リニューアルが行われることが発表された。映画やドラマの他、アニメのラインナップを大幅強化することも予定中だ。

 さらに、このイベントでは今夏公開予定の実写版映画『進撃の巨人』と連動したドラマがdTVで独占配信されることが発表。主人公ハンジを演じる石原さとみさんをはじめとした豪華出演陣も登場し、ドラマ配信へ向けた意気込みや視聴者に対するメッセージなどを語った。本稿では、各発表内容に加え、『進撃の巨人』出演者達のコメントなどを中心にレポートでお伝えしていこう。

【ドラマ『進撃の巨人』制作発表会登壇者】
・石原さとみさん(ハンジ 役)
・平岡祐太さん(イズル 役)
・桜庭ななみさん(サシャ 役)
・渡部秀さん(フクシ 役)
・武田梨奈さん(リル 役)
・水崎綾女さん(ヒアナ 役)


●『七つの大罪』全話一挙配信に、『アルスラーン戦記』の配信も!

 会場が暗転すると、エイベックス通信放送・代表取締役社長の千葉龍平さん、NTTドコモ・取締役常務執行役員の中山俊樹さんらが登壇。これまで提供されていた「dビデオ powered by BeeTV」が新サービス「dTV」へとリニューアルされることが発表された。まるでテレビのチャンネルを変えるかのように動画を探すことができる「ザッピングUI」という機能や、視聴者の好みや年代等を視聴したコンテンツと掛け合わせることで自分だけのチャンネルを作ることができる機能など、様々な改革が行われるようだ。

 また、「dTVターミナル」というデバイスが4月22日より発売されることも明かされた。「dTVターミナル」は、テレビに接続することによって動画配信が楽しめるデバイスで、スマホやPC、タブレットなど、様々なシチュエーションで動画配信を楽しむことができる。

 コンテンツについては、海外ドラマやオリジナルドラマ等の配信で強化が行われる他、アニメ作品の充実も予定されている。エイベックス・ピクチャーズ、講談社、集英社、小学館の4社が共同出資を行い設立された、アニメタイムズ社と提携することで、多くのアニメ作品を配信が実現されるとのこと。今回、新たに配信が決定したのは『七つの大罪』(4月5日より全24話一挙公開)、『アルスラーン戦記』(4月より見逃し配信)の2作品。dTVでは、『ドラゴンボール改』や『銀魂』、『ポケットモンスター ベストウィッシュ』の配信も開始されている。これから追加していくラインナップにも目が離せない。

 
●豪華キャスト陣が勢揃い! 石原さとみさん「ハンジがとても愛おしい」

 そして、プレミアムコンテンツとしてdTVでしか見ることのできないドラマ『進撃の巨人』が発表! こちらは、実写版映画『進撃の巨人』のスピンオフとして、前篇の公開日に合わせ8月より配信される。制作陣はなんと映画と同じスタッフ・出演陣が集結と、映画さながら! “立体起動装置”に隠された秘話や、主人公・ハンジの“巨人研究”など、キャラクターに焦点を当てた作品内容が展開される。映画では描ききれなかったエピソードや、兵士達の日常などが作品の中心になるそうだ。また、ある“秘密”も明かされるとの事だが……? 映画とどのようなリンクをしていくのかにも注目だ。

 そして、舞台上には発表会二日前にクランクアップしたばかりの出演者5人が登壇。主演の石原さんは初めて『進撃の巨人』について話す機会との事で、緊張を感じさせつつも「1年間と、とても長くハンジを演じることが出来た喜びと同時に、ハンジというキャラクターがとても愛おしくなりました」と、にこやかに挨拶していた。「本編よりも、キャラクターの内面などを演じるのがとても難しく、アニメでハンジを演じてらっしゃる朴王路美さんに、相談してアドバイスを頂きました」(石原さん)と役作りについての裏話も。「電話をかけたら、朴さんが稽古中にも関わらずハンジの叫び方を伝授してくれました。留守電にも残してくれたんです」と石原さとみさんと、朴さんの意外な師弟関係も明らかに!

 映画『サマーウォーズ』や映画『ドットハック セカイの向こうに』などで、声優としても活動されている桜庭さんは「サシャという役をやらせてもらって本当に幸せでした」とコメント。「ドラマ版では、サシャの過去を描いています。いっぱい犬を抱いたりかわいらしい面も演じることができました」(桜庭さん)と、戦闘中のサシャとはかけ離れたギャップが楽しかったと語った。

 『仮面ライダーオーズ』などで知られる渡部さんは、映画オリジナルキャラクターのフクシを演じている。「映画版ではフクシとリルは恋人同士として描かれているのですが、ドラマではどういった経緯でカップルになったのか、などが描かれているので、楽しみにしていてください」(渡部さん)と、気になる内容について触れていた。

 そのフクシの相手役のリルも映画版オリジナルキャラクター。武田さんは「良い意味で進撃の巨人ファンを裏切るような作品になっているので、期待していてください」と語っていた。フクシとリルは激しいアクションシーンがあるそうで、「みぞおちに渡部さんの蹴りが入ってしまった事があります(笑)」(武田さん)、「お返しにハイキックが顔に入ったりもしました(笑)」(渡部さん)というエピソードも聞かせてくれた。

 『特命戦隊ゴーバスターズ』などに出演してた水崎さん演じるヒアナも実写版オリジナルキャラクターでシングルマザーという難しい役どころ。「ドラマ版でしか描かれないキャラクターや、原作から派生したキャラクターなどが盛りだくさんなので、是非楽しみにしていてください!」(水崎さん)と元気いっぱいに挨拶。「役どころとしては、みんなの母親として母性を出したり、セクシーな所を出したりと、ドキドキの内容となっていますよ! dTVのdは“ドキドキ”のdですから!」と、水崎さんからはヒアナのキャラクターが垣間見えるコメントを披露していた。

 そして、ドラマ『進撃の巨人』オリジナルキャラクター・イズル役の平岡さんは「まずセットに驚きましたね。映画の、いや原作の世界観そのままのセットで思わず、dTVスゲー! と思いました」とセットにも言及。「映画にも原作にも出てこないキャラクターですが、ファンの皆様に、原作に登場してもおかしくないと思われるくらい、世界観を大切に演じました」(平岡さん)と思い入れの強さを語る。さらに平岡さんは「ピョンピョン飛び回って楽しかったですよ!」と、ドラマでも注目の立体起動装置のアクションシーンの思い出についてコメントしていた。

 キャスト陣が期待の高まるコメントの数々を披露してくれたところで、ステージも終了の時間へ。最後には思い思いのメッセージをファンに届け、発表会が幕を閉じた。

 dTVでは、ドラマ『進撃の巨人』の他にも、dビデオで現在人気を博している「Beeマンガ」シリーズより、新たに『進撃の巨人』のムービーコミックが8月より配信開始予定。出演声優には梶裕貴さん、石川由依さん、井上麻里奈さんら、アニメと同じ声優陣がズラリ。8月までにdTVに加入し、新たに広がる“『進撃の巨人』ワールド”を、楽しんでみてはいかがだろうか?
 
>>dTVオリジナル「進撃の巨人」公式サイト

(C)諫山創・講談社/BeeTV
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