美味しいうどんが作れて、本当によかったです！　『WEBラジオ隔週配信野崎くん』DJCD発売記念イベント【1回目】レポート＆独占インタビュー

　2015年5月10日(日)、アニメイト新宿にてアニメ『月刊少女野崎くん』のイベント“WEBラジオ隔週配信野崎くんDJCD～小澤製麺所～発売記念イベント”が全2回開催。同番組のアシスタントを務める佐倉千代役の小澤亜李さんが登壇し、アットホームな雰囲気でトークショーを行った。今回の記事では、第1回目のイベントレポート＆イベント後のインタビューを掲載する。

　
●千代仕込みの鋭いツッコミが炸裂!?

　MCからの要望で「亜李ちゃ～ん！」という観客たちの大きな掛け声で呼び込まれた小澤さん。想定以上の大歓声に対して「今日、私だけなんですけど……大丈夫ですか？　シークレットゲストとかいないですよ？」と不安な気持ちを漏らしながら登場するが、それに観客たちは大きな声援で答え、小澤さんも笑顔に。

　オープニングトークでは、CDの収録で“お手製うどんを作ったときの話し”で盛りあがり、その感想を聞かれた小澤さんは「うどんが自分で作れるなんて凄いと思いました！」とコメント。

　イベントの会場には“うどんを作った時の衣装”も展示されており、これを見た小澤さんは「おぉ！　ちゃんとまだ汚れてますね！」と当時を振り返る。また、これを聞いたMCが「あの時から洗ってないですからね」とボケると、小澤さんがすかさず「汚いよッ！　洗って！」と鋭くツッコむという『月刊少女野崎くん』らしいやり取りも繰り広げられ、会場は笑いで包まれた。

　
●沢城さんには“千代ちゃん”で覚えられている？

　そんなトークで小澤さんの緊張がほぐれてきたところで、最初のコーナー“プレシャスなトーク”へ。ここでは『隔週配信野崎くん』で小澤さんが体験してきたプレシャス(貴重)なエピソードを紹介していくことに。

　まずは、一番最初の収録について「めっちゃくちゃ緊張してました！」と当時の心境を明かした小澤さん。声が低い、ぼそぼそ喋っているなど、自分で自分の放送を聞いたダメ出しをしながら「この子、大丈夫かな……なんて、聞いていてハラハラしてしまいました(笑)」と他人ごとのように当時のことを語る。

　そんな小澤さんがド緊張で臨んだプレ放送＆第1回放送でパーソナリティを務めていたのは野崎梅太郎役の中村悠一さんと、御子柴実琴役の岡本信彦さん。このおふたりについては「やっぱり、あの3人は安心します！」とコメントしたほか、現場では中村さんが気を利かせていろいろな話題を振ってくれたと話し、「あの時に教えてくれたポテトの話は、私も後輩に受け継いできたいです(笑)」と冗談を交えながらも頼れる先輩へ感謝の気持ちを言葉にする。

　また、放送当時のトークで中村さんが岡本さんに放った「御子柴役をいくらで買ったのか」というひとことについて、小澤さんは「役がお金で買えるなんて、あそこで始めて聞きました(笑)」と感想を語る一幕もあった。

　その後のエピソードも番組のゲストパーソナリティに関する話題が中心となり、名だたる声優陣と番組を収録したことについて小澤さんは「内心では、此処に自分が居ていいのか不安でした！」と心境を語る。さらには、瀬尾結月役の沢城みゆきさんに関しては「ほかの現場でも、いまだに“千代ちゃん”って呼ばれるんですよ(笑)」といった裏話も飛び出した。


●リアルすぎる解答に会場は大爆笑！

　お次の“インスピレーションお絵かき”コーナーでは、出題されるお題を「少女漫画家・野崎梅太郎ならこう描くはず！」と想像し、野崎くんを一番近い所で見てきた千代ちゃん……もとい、小澤さんが制限時間1分でイラストを描いて答えていくことに。

　最初のお題は「通学の朝、遅刻しそうになり走って曲がった角の先で運命の子とぶつかる」。このお題に小澤さんは“ピザトースト食べる少女”をササッと描き「私は朝ごはんを食べない派でわからないのですが、友達は朝にピザトーストを食べると話していたので！」とコメント。

　続いての「女子同士の友情」というお題では“お互いに友達と確かめ合っている女子たち(セリフ付き)”を描き、「これが一番わかりやすい友情です！」と言い放った小澤さんに観客は大爆笑。また、「男性の方々は、こうやって友情を確かめ合ったりしますか？」と小澤さんが観客へ質問する場面もあり、多くの男性陣が「しない」と解答。MCから「映画とか見に行きますよ」という意見があがると、「男性同士が見に行くんですか……!?」と何か意味深な反応を示し、観客を再度沸かせていた。

　
●アンケートへの一問一答で、最後まで話題は尽きず！

　イベントの終盤では“小澤さんへのアンケート”コーナーが行われ『月刊少女野崎くん』関する質問に、小澤さん提示される4択３択の中から解答。「野崎くんのキャラクターの中で、女装が似合いそうなのは？」には「やっぱりみこりん。フィギュアのポーズをよく見てるし！」と答えたり、「サバイバル無人島にで一緒に行くのは？」という質問の選択肢にあった前野蜜也に対して「やつだけはダメでしょう！」と話したりと、次々と出題される質問に楽しそうに答えていく小澤さん。

　「年下の男の子が好きそうなのは？」という質問の際には、小澤さんが女性への接し方について客席に逆アンケートを取る場面もあり、和気あいあいとした雰囲気で、残りの時間をめいいっぱい使っていった。

　かくして、約1時間ものイベントはあっという間にエンディングとなり、最後に観客へ向けてメッセージを送って幕を閉じる。今回の取材では、イベント終了直後の小澤さんに感想を伺ったので、合わせて掲載する。


●イベント後　独占インタビュー

──本日のイベントはいかがでしたか？

小澤：「お客さんが少ないかも！」「面白いことが言えず、シーンとしっちゃったらどうしよう！」なんていろいろ考えて、始まるまではすごく怖かったです。ただ、集まったお客さんたちはたくさんの声援をくれて、ずっと笑顔で私を見守ってくれていたので、今日はとっても楽しく、落ち着いて喋ることができました！　……恥ずかしくて、なかなかお客さんの目は見ることができなかったですけど(笑)。


──ステージに立ってみて、印象的だったことは有りますか？

小澤：想像以上に女性の方が多かったことです！　今日は中村さんや岡本さんもいらっしゃらないので「女子はなかなか来づらいかも……」と思っていたのですが、たくさんの方が応援に来てくださって、とっても心強かったです！


──本日のイベントタイトルにも入っている小澤製麺所の「うどん作り」についてですが、実際に作ってみてどうでしたか？

小澤：最初にうどん作りをすると聞いた時は「野崎くんのCDでうどん作って、本当にいいんですか!?　本当に!?」とスタッフの方に質問したんですが、「いいんです！」と言われて驚きました(笑)。

──声優の仕事でうどんを作ることになるのは、予想外だったのではないでしょうか(笑)。

小澤：もちろんですよ！　食べるんじゃなくて、まさか作ることになんて……。実は、もっとうまく出来ないと思っていたのですが、完成してみたらコシもあって、のどごしもよい、すごく美味しいうどんができてしまって逆に驚いてしまいました(笑)。上手に作れて、本当によかったです！


──いつか視聴者のみなさんにが食べれる日が来るといいですね(笑)。では最後に、読者の方へのメッセージをお願いします。

小澤：アニメ『月刊少女野崎くん』の放送が終わってから約1年となりますが、「この放送回の千代ちゃんがかわいい！」といった感想はもちろん、千代ちゃんの誕生日にみなさんからのお祝いメッセージまで頂いたりと、まだまだたくさんのファンの方々が楽しんでくださっていて、私も嬉しく思っています。私もまだまだ頑張って行きますので、大好きな『月刊少女野崎くん』を、みなさんも応援し続けてください！


──本日はお疲れ様でした！


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