話題沸騰のゲームアプリ『戦乱のサムライキングダム』で、前田慶次、本願寺蓮如などを演じる浅沼晋太郎さんインタビュー!!
500人以上の武将と美麗なイラスト、20人VS.20人の合戦、ドット絵も数十通りに成長するなどで話題の新感覚リアルタイム合戦ゲームアプリ『戦乱のサムライキングダム』(iOS&Android対応)。
歴女の間でもブームとなっているこのゲームですが、このたび前田慶次、本願寺蓮如、松平元康役のボイスを浅沼晋太郎さんが担当することになりました。そのボイス収録後に、演じるキャラやゲームの魅力についてお話をうかがいました!
■こんなに有名な人物を一度に3役も演じるのは初めて!?
――歴史ものや戦国ものの作品はお好きですか?
浅沼晋太郎さん:日本史が苦手で、自分が携わる舞台の脚本を書くときなどはその時代だけ猛勉強するので知識が偏ってます(笑)。歴史上の人物が登場する舞台の脚本を書く時は一般的なイメージを守りつつ、オリジナリティを入れるというさじ加減を測るのがおもしろい反面、難しいですね。
――好きな武将はいますか?
浅沼さん:岩手出身で学校が仙台だったので、伊達政宗や藤原家は親近感があります。また、自分が命を吹き込んだことがある武将は思い入れがありますね。あと源義経。『遊☆戯☆王シリーズ』でクロウ・ホーガンを演じさせていただいていますが、義経をイメージしたようなキャラなので。また4歳から15歳まで日本舞踊をやっていて、「五条橋」という演目で牛若丸をやった経験があるので。
――この『戦乱のサムライキングダム』で前田慶次、本願寺蓮如、松平元康の3役演じています。
浅沼さん:歴史上の人物は何度か演じさせていただきましたが、1つの作品でこんなに有名な人達を一度に演じる機会はなかなかないですね。プレッシャーを感じつつも、どう演じ分けようかなと考えながらやるのは楽しかったです。あと武将ごとに特別なスキルがあるそうで気になります。慶次は酔拳ですか?(笑)
担当:残念ながら違います(笑)。でも慶次はこつこつ頑張れば誰でも獲得できるようになっていますので、ぜひゲットして実際に体感してみてください。
浅沼さん:良かった。手に入らなかったらどうしようと思っていたから(笑)。
■演じる慶次・蓮如・元康の印象は?
――まず前田慶次の印象と演じる上で心がけたことは?
浅沼さん:前田慶次と言えば、まず原哲夫さんのマンガ作品『花の慶次』を連載当時から読んでいた時のイメージがあって、また、その他のアニメやゲームに出てくる慶次もどれも豪快で破天荒で。そして今回のビジュアルを見て、すごいなと(笑)。
僕は高校生くらいの役を演じることが多くて、慶次のような体格が大柄で豪快なキャラは数えるほどしかありません。それにお酒もあまり飲めないし、ケンカっぱやくもないし(笑)。彼のイメージを崩さず、派手好きな感じをどう表現しようかと考えながら演じさせていただきました。自分と真逆のキャラを演じるのは役者冥利に尽きるし、楽しいですね。
台本のセリフと一緒にキャラのカードも見られるようにしてくださって、そのうちの1つが限界突破して慶次が進化した後のビジュアルと聞いて興味津々です。
――同じく本願寺蓮如の印象と演じる時に心がけたことは?
浅沼さん:歴史に詳しくない僕でも知っていました。僧侶だから言葉使いも丁寧で落ち着いていて、ビジュアルから中世の騎士のようなスマートさや洋風っぽさも感じました。あと術とか使いそうなので妖しさも入れて、2つの“よう”を意識して演じました。
――もう1人の松平元康は後の徳川家康ですね。
浅沼さん:『信長協奏曲』という作品で前田利家を演じさせていただいた時に、徳川家康だと知りました。将軍になる前のまだ若い頃で、今回のビジュアルとセリフに寄せて、皆さんが想像する家康よりも熱くエネルギッシュに表現させていただきました。
■500人以上の武将、20人同士の壮大バトルが魅力!
――本作で今後、演じてみたい武将は?
浅沼さん:お墓まであるのに実在していないのでは? と言われる石川五右衛門とか、想像上の人物と言われている猿飛佐助や霧隠才蔵、風魔小太郎などを演じてみたいですね。
担当:このゲームには500人以上のキャラが登場するので、伊達政宗を含め、今挙げられたキャラは全部います。まだボイスは入れていないですけど。
浅沼さん:よろしければ僕を(笑)。あと戦いそうにないけど、千利休をやってみたいです。
担当:実は千利休も……。
浅沼さん:すごい! じゃあ松尾芭蕉は?
担当:芭蕉はまだですね。
浅沼さん:よし! でもそのうち登場したりして(笑)。
――500人のキャラがいて、更に20人VS.20人の合戦もできるのはすごいですね。
浅沼さん:へえ!? 夢が広がりますね。真田十勇士を組んで戦うことも?
担当:そうですね。お友達と共闘したり、知らない人と戦友登録して同じ敵を倒すこともできます。ランキング上位に入るような強い軍団で活躍されている女性ユーザーさんもいらっしゃいます。
浅沼さん:楽しそう! 光秀は天海に限界突破するんですか? 細川たまがガラシャになったりとか?
担当:キャラの名前はそのままで、絵柄だけ変わっていくようになっています。簡単に言うと、元康も家康も併存するわけです。ちなみに限界突破というシステムは、ガチャなどでカードを引いて既に持っているものが出た時、その同じカード同士が合わさって進化できるようになっています。同じカードを持っていなくても限界突破のための素材カードを使えば進化できます。
浅沼さん:今まではカードがダブると「何だよ!」とがっかりしていたけど、この作品では「イエー!!」になるんですね。
■圧倒的なビジュアルの美麗さと迫力。今作であなたも歴史好きに!
――それぞれのキャラのカードの絵がきれいですね。
浅沼さん:今日、大きな慶次の絵を用意していただきましたが迫力がありますね。大きな画面で見たくなります。武将それぞれがいろいろな武器を持っているし、進化するたびにバージョンアップするそうなので、そこも楽しみです。
担当:カッコよさに寄せて、史実と違う甲ちゅうを着たりしてます。ドット絵も進化しますし、男の織田信長、女の織田信長がいたり。そんなお楽しみもいっぱいあります。
浅沼さん:なるほど! 上杉謙信女性説もありますからね。ビジュアルもきれいだし、システムもわかりやすいので、男性だけでなく、女性も楽しめそう。
担当:歴女ブームもあってか、女性ユーザーさんも多いです。ゲーム内でバレンタインデーイベントをしたら男性ユーザーさんが盛り上がって。女性ユーザーさんから「ホワイトデーのイベントはないんですか?」という要望が多数届いて、急きょやることになりました(笑)
浅沼さん:キリシタンを迫害していた武将もいるのにバレンタインを祝うのはなかなか複雑ですね(笑)。
浅沼さん:タイトルに戦国時代と入れていないということは後々、違う時代バージョンも出せそうですね。
担当:そうですね。本作ではサムライと言われる人物や日本に関係あるザビエルなども出しています。新選組も今年、出しました。
浅沼さん:今後、どんな歴史上の人物が登場するのか楽しみです。
――今後も広がる『サムライキングダム』の世界、楽しみですね。では最後に皆さんへメッセージをお願いします。
浅沼さん:まずビジュアルの美しさや迫力に圧倒されました。500人以上のキャラがいて、それぞれに進化したバージョンがあるということで、お好きなキャラの絵を見るとか、声を聴くという目的だけでも楽しめると思います。よろしければ、僕が今回演じた慶次、蓮如、元康でもプレーしてみてください。歴女の方だけでなく、この作品がきっかけで歴史好きになってもらえたらいいですね。僕も舞台やアニメなどでその時代や人物をより深く知るきっかけになったように。ロボットが出たり、史実と違うことも作品によってはあったりしますけど(笑)。どんなきっかけでもいいので、この『戦乱のサムライキングダム』に触れてもらって、どんどん「好き」を増やして、楽しんでいただけたら嬉しいです。
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