『おそ松さん』キャラクターデザイン・浅野直之氏が語る「6つ子の中で一番描くのが難しいキャラクター」は?
小学館の看板誌、よい子のための『小学○年生』と、おバカな6つ子とまさかの公式コラボを果たしたスペシャルBOOK『おそ松六年生』。
発売日まで残すところ約1か月となりましたが、みなさま予約はお済でしょうか?
今回はなんと! 発売が待ち遠しい松ガールズの為に「おそ松六年生」掲載予定の、TVアニメ「おそ松さん」キャラクターデザイン・浅野直之氏インタビューの未公開内容を独占でお届けしちゃいます!
――6つ子の中で一番描くのが難しいキャラクターは誰ですか?
6つ子の中だと、一松が難しいですね。
なぜなら、表情をつけづらいから。まぶたが半分閉じているというのが一松なので、あれを変えると一気に誰だかわからなくなってしまうんです。
あと、アニメの場合、眉毛で表情をつけることが多いのですが、一松はここぞというときにしか眉毛を描かないから、微妙なニュアンスがつけづらいというのもあります。
「ちょっと悲しい」とか、「ちょっと怒っている」といったニュアンスが難しいんです。完全に怒っていたり、笑っているというのは口元で差がつけることができたりするんですけれど……微妙なニュアンスが出しづらいです。
それと、アホ毛の毛羽立ち具合も難しいです。
多すぎたり少なすぎたりすると、1人だけ“6つ子”ではなくなっちゃうんです。最初の設定だともっともっとボサボサにしていたんですけれど、だんだん2~3本にするようになりました。
あくまでも、ほかと兄弟たちと同じ“6つ子”に見える範囲で、ボサボサをおさえつつ描くのが難しいですね。
――では逆に、作画的に動かしやすいキャラクターは誰ですか?
描きやすいのは十四松かな……? いや、違う! トド松です。トド松が一番描きやすいです!
目でかいから、たいてい可愛くなるんですよ。輪郭をちょっとくらい失敗しても、大抵可愛くなるんです(笑)
それに、6つ子がそろっているイラストを描くときって、おそ松から順番に描いていくようにしているので、トド松のときは手が慣れているんですよ。最初はちょっと緊張しつつ描くけれど、トド松にたどり着く頃にはリラックスしているっていうのはありますね。だからすごい描きやすいのかな。
おそ松から最初に描くようにしているのは……やっぱり彼が“基準”だから、最初におそ松のポーズがあって、そこから差をつけていくと自分で決めています。
もはや自分的には、おそ松から描かないと気持ち悪いというか……「試合に勝ちたいときは、グラウンドには右足から入る」みたいな験担ぎですね。
そんなこんなで、常におそ松が一発目なので、実はちょこっと失敗しているものもあるんですよ~(笑)
(※「おそ松六年生」には掲載されなかった内容を掲載しております。)
5月24日には、表紙イラストに込められた秘話を公開予定、お楽しみに♪
この他にも、本誌では6つ子それぞれを描くときのポイントやモデルとなった人物、浅野氏のひいきのキャラクターなどのぶっちゃけインタビューを掲載予定!
本誌の情報は以下の記事をチェック!
【ニュース】あの6つ子とまた会える、遊べる、着せ替えられる! 小学館の看板誌、よい子のための『小学○年生』がおバカたちとまさかのコラボ!!スペシャルブック『おそ松六年… #おそ松さん https://t.co/HzVThWOw3M pic.twitter.com/S50gGJtFzV
— アニメイトタイムズ公式_旧アニメイトTV (@animatetimes) 2016年4月28日
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【ニュース】「おそ松六年生」表紙に隠された、カラ松の新たな一面とは!? #おそ松さん https://t.co/jUM8klXMrH pic.twitter.com/41yR2sZYyH
— アニメイトタイムズ公式_旧アニメイトTV (@animatetimes) 2016年5月24日
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