ポケドラで配信中の『けだものオネエ男子-甘美な誘惑、過激な独占欲-』出演声優の花簪囲ろ葉さん、小宅悠一さん、島田友樹さん、内藤大樹さんらの座談会!
ポケット★ドラマCD(以下、ポケドラ)にて配信中の新作音声ドラマ『けだものオネエ男子-甘美な誘惑、過激な独占欲-』に出演中の花簪囲ろ葉さん、小宅悠一さん、島田友樹さん、内藤大樹さんの4名によるスペシャルな座談会の様子が到着しました。
収録を終えての感想や新キャラクターの印象を始め、盛り沢山な内容です! インタビューの最後には大事なお知らせもあるので、そちらにも注目です。
――演じられたキャラクターと収録を終えての感想をお聞かせください。
花簪囲ろ葉さん(アキ役/以下、花簪):こんにちは、アキさん役の花簪囲ろ葉です。とにかく勢いと申しますか、視聴者の皆様方のおかげで、第二弾にたどり着きました。まずはこちら、ありがとうございます。収録の感想は……もう、パワーアップしています。すべてがパワーアップしいてます!! 久々にアキさんをやらせていただいたのですが、演じながら「そういえばアキさんこんなキャラだったな」と思い返しつつ、収録が進んでいくうちに僕とアキさんとシンクロ率が高まっていったのではなかろうかと思います!
島田友樹さん(カズマ役/以下、島田):カズマ役の島田友樹です。人数が一人増えたらやることとやられることが増え、同時並行でいろんなことをやっているので、聴いている側としては四方八方からみんなの声が聞こえてくるなという気がします。「どこを」・「何を」されているのか人それぞれ違い、同時に聞き取るのは難しいと思うので何度も聞いてください!
小宅悠一さん(ハルト役/以下、小宅):ハルトをやらせて頂きました小宅悠一です。内藤君以外の我々3人は2回目の物語でしたが、今回の話は前回から一年経っていて、その時間の流れが楽しかったですね。それぞれがよりその役……特にアキは彼の物語なので、彼の成長と言いますか花簪の成長といますか……(笑)そういった部分が見られるのではないかなと思います。ハルトの話はあとで……諸々……ね!
内藤大樹さん(ナギサ役/以下、内藤):今回初登場のナギサを演じさせて頂きました内藤大樹です。収録の感想は、今日の僕大丈夫だったかな……ってそれが一番思いますね。というのも、女性向けでオネエというのをあんまり聞かないので。もしかすると実際にはちょこちょこあるかもしれませんが、僕自身こういうキャラクターは初めて演じさせていただいたので、聴いているリスナーさんがどう思ってくれるか不安になる部分もあります……!
――花簪さん、島田さん、小宅さんは今作で登場した新たなオネエ「ナギサ」に対してどんな印象を持たれましたか?
花簪:筋金入りの男好き!!!!
島田:まぁ、悪い人ではないけれど、身体だけの関係かな!
一同:(笑)
小宅:アキと違って気持ち的な面では見えにくいというか、いろいろとアキ以上の「ベテラン臭」を匂わせるものの、キャラを掘り下げる描写があまりなかったので、どんな人物かというのは謎ですよね。
花簪:つかみどころがない感じですかね。
島田:だからアキとどう差別化をするんだろうというのが気になりましたね。
小宅:演じ方の部分で?
島田:立場だったりキャラクターだったりかな。アキと同じようなオネエではないので。
花簪:ナギサは本物のオネエですもんね。
――実際にナギサと絡んでみていかがでした?
島田:なんでしょう……かなり一方的な感じですね、カズマに対して。同意なしに犯されていますからね!
小宅:ハルトは誰にとか関係なく人の言うことに流されているので、そういう意味ではナギサにリードしてもらい「ハルトくんがこうしたいんだからしてあげたら」と、上手くハルトとリスナーの関係を取り持ってくれる存在でしたね。
――内藤さんの演技はやりやすかったですか?
島田:わりと良く絡んでいたんですが、収録中もマイクのすぐ近くでこちらに話しかけてくれるので、かけあいはやりやすかったです。リアルな距離感が出ているかもしれません。まぁ……なるべく顔は見ないようにしました(笑)!
一同:(笑)
――内藤さんは今作で初登場となるナギサですが、アキ、ハルト、カズマに対する印象を教えてください
内藤:ナギサを演じてみての視点ですが、この三人からするとナギサが上にいるような……掌の上で転がしているような感じがしましたね(笑)。
小宅:急に出てきたくせにね!
花簪:欲望に忠実な人ですよね、ナギサさん。
内藤:といいつつも実は皆さんのことを良く見ていて、たとえばアキとリスナーのケンカの原因というかアキのヤキモチにいち早く気付いてフォローいれるとか!
小宅:全員をこう、可愛がってくれていますよね。
内藤:演じていて楽しかったですね……!
――ご自身が演じたキャラクターとの共通点や相違点はありますか?
花簪:共通点…アキさんと僕の共通点は、ヤキモチ焼きなところですかね。僕にモチを焼かせたら北陸では結構有名ですね! モチ焼き花ちゃんといったら僕のことですからね!
島田:共通点は目的のために手段を選ばないことかな。あとオブラートが常に品切れなところ。相違点は、見返りがないとわかっているのに人を愛せる部分ですかね。カズマからアキへの想いはおそらくもう叶うことはないと思うのですが、それでも諦めない辺りが非効率だなと。生活に支障がでそうです(笑)!
小宅:(少し話がずれますが)今回頂いたハルトのキャラ紹介の最後に「ただの変態」っていう部分があって、「あれ、こんなにひどかったっけな?」と(笑)。
島田:「変態」って前回の座談会でうまれた設定だよね!
花簪:公式設定なら仕方ない!!
小宅:(笑)。やっぱり彼は直情的で、その場その場なんですよね。たとえばリスナーのことが大事なのかなと思ったら、リスナーを泣かせたアキに文句を言いに行くとか……リスナーのそばにいなくていいんかい! みたいな。そういった思ったらすぐに行動したり、何か言われたりすると「そっか、そういうのいいな」って変わってしまうところは僕と違うかなって思います。ただ、僕けっこう短気なんですよ。
花簪:えっ!
小宅:そうなの、気が長いように装っているけど、内心イライラしてることがあるのね。だから「感情」が直接表に出ることはなくても、結びつきやすいっていうのはあるかもしれませんね。
内藤:共通点としては物事を楽しみたいところですかね。といっても女性関係まで乱れるというわけではないんです(笑)その辺に関してはどちらかというとアキさんよりですかね。嫉妬心とか……! 相違点は、もうほとんど違いますからね(笑)クールビューティーでもなければオネエでもない。あとは人との輪の溶け込み方ですかね。ナギサはムードメーカーで自分から輪を作っていけるタイプですが、僕はどちらかというと元々ある輪にスーッと入り込むというか(笑)。
演じてるときは共通点である「物事を楽しみたい」という部分は出しやすくて、「そこ笑顔になりすぎなんでもうちょっと抑えてください!」と何度か言われてしまいました。楽しみつつもクールビューティーであることを演じるのは、僕自身もストーリーの「場」を楽しんでしまい難しかったです。
――収録の際、意識した点や演じていて楽しかったところはありますか?
小宅:物語は一年経っているわけですが、人間関係的にハルトはなんかまた元に戻っちゃった感じですよね。まだリスナーとのワンチャン狙うライバルとして、アキに対して何かにつけてからかったり食って掛かってみたりとか。逆にみんなはどうなんだろう? 成長している部分とか出した?
花簪:僕はアキさんとリスナーが結ばれてからの後日談という感じなので、ラブラブっぷりは意識して出しました!
カズマくんが一作目でボスキャラの位置でしたが、今回はナギサさんがボスの位置にいる……あのときボス面していたカズマくんがナギサさんに翻弄されている姿がとても楽しかったです! 上には上がいたなと。
内藤:なるほど! 前作を知っているとそういう楽しみ方ができるんだ!!
花簪:そうなんですよ!
島田:……(笑)。全員で同時に収録しているため、自分がメインのセリフを話している間に他のキャラが後ろで喘いでいるのですが、その間のシーンは間違えられない……という部分に注意しました。なかなか切れ目がなく、一ヶ所ミスをするとすべて録り直しになってしまうので!
内藤:話す相手によって声のかけ方とかベクトルとかを意識しました。今回はバイノーラル収録だったので、下手に小細工せず、演じている人の方を向いてみるとかが出来たので、十分な距離感が出せているんじゃないかなと思います。
――作品中の「ここに注目してほしい!」というポイントを聞かせてください。
花簪:(即答で)5Pです!! 5P本当にすごいんですよ!!!!
小宅:カオスですよね。
内藤:注目してほしいというより「せざるを得ない」かもしれませんね!
小宅:物語のなかでは最終トラックがアキの大事なシーンでもあるのでもちろん聴いていただきたいのですが、5Pは今回の醍醐味でもありますからね。
島田:ぜひヘッドホンで聴いていただきたい。あとストーリー的には全体を通してのアキの心理状態の変化と、ナギサがアキの嫉妬心を煽る部分ですかね。
花簪:アキさんのヤキモチ!
島田:アキの1トラック目の幸せそうな感じから中盤でドタバタし、最後どうなるの?というその心情の変化ですね。
花簪:全編を通して聴いていただいて、違いを楽しむと。あと誰の立場になって聴くのかによってまた一味違うかもしれませんね!リスナーがリスナーとして聴くのか、アキを始めとした各々のキャラクターの立場で聴くのか……。
小宅:一人ひとりのキャラクターの声を追うのもいいかもしれないね!
――前作(あいまいな四角関係!?)から一年後という設定の今作でしたが、キャラクターの印象は変わりましたか?
島田:アキの独占欲が強くなりましたよね。愛する人を手に入れたにもかかわらず余裕がないというか。
小宅:いや……やっぱりそんなものなんじゃないですか?
島田:ナギサがツンツンと突けば割れちゃいそうな。
花簪:やっぱり不安なんでしょうね、他に行かないか……とか。
小宅:なんだろう……そういうのって、やっぱり「信頼」と、もしかしたら離れていっちゃうんじゃないかという「不安」は別というか、好きだったら常に信じろというのもわかるんだけど、好きであるからこそ失う怖さというのがあるんじゃないですかね。アキの周りには変なのがいっぱいいるし(笑)。
だからアキのそういうところが可愛いなっていう感じはしますよね。出かけるときの「男じゃないでしょうね」っていうやりとりとか。
――全体的にみんな少しずつ可愛さが増しましたよね
小宅:いや、僕(ハルト)は一人だけ可愛くなってないですけどね(笑)!
島田:アホさが増したような気がするよね!カズマがなんかしてるのを見てじぶんもしたくなっちゃうとか(笑)。カズマはずいぶん丸くなりましたよね。
小宅:ハルトはナギサからも相手にしてもらえないんですよね。カズマは襲われるのに! ナギサは男が好きっていう設定なのに見向きもされない!! そういう人にも愛されない……。
島田:筋金入りの男好きって言ってるのにね。
花簪:ナギサ査定があったんでしょうね!
一同:(笑)
――かけあい部分が前作よりもパワーアップしていますが、終えてみていかがでしょうか。
島田:今回はエッチじゃないシーンもたくさんあって、リスナーも交えて他のキャラクターがアキについて喋ったり談笑したりしている部分が増えています! なのでリスナーの皆さんが聴きながら、自分も会話の輪に入って喋っている感覚になってもらえたらいいなと思います。
小宅:前のトラックと次のトラックの後ろがつながっている部分があって、ハルトがリスナーに大事なことを言っているときにカズマが入ってきちゃうんです。伝えたいことも伝えられない……(笑)そういうかけあいもパワーアップしているので、聴いてみて頂きたいです!
花簪:コメディっぽい、ラブコメ要素も増えているかと思います!ドロドロした胃が重たくなるような展開はないので!
あとはアキとナギサのオネエコンビのかけあいが楽しかったです!ふだん(内藤さん)は真面目な方なので、オネエ役をされているときのギャップがすごかったです!
小宅:行為中にたまに聞こえてくる野太い声が嫌いじゃなかった!
一同:(笑)
内藤:本当はもうちょっと出したかったのですが、さすがに怒られてしまいそうだったのでオネエを忘れないようにはしました!
――それでは最後に、視聴者の皆様へメッセージをお願いします。
花簪:オネエ男子第二弾、前作よりもすべてがパワーアップしております!冒頭でも話しましたが、視聴者の皆様のおかげで続編ができました。ぜひ、1作目を聴かれた方は、2作目はどんなふうになっているのだろ……と楽しみにして頂き、前作をまだ聴かれていない方はこれを機に1・2と合わせて聴いていただけますと、より一層楽しめるのではなかろうかと思います。どうかひとつ、よろしくお願い致します!
島田:今回はアキの話なので、アキの精神状態があたふたして調子に乗ったり嫉妬深くなったりいろいろ変化するさまを我々と一緒に観察して楽しむ話だと思います。
小宅:まずは、前作を皆さんに愛していただけたことを大変感謝しております。
あとはアキの物語の結末と、新キャラナギサの絡みと、角が取れて少し丸くなったカズマと、そして……時々でいいのでハルトのことを思い出してあげてください(笑)! ありがとうございました!
内藤:言いたいことを全部言われてしまいました……(笑)。5Pのカオス空間を聴いても怒らないでください……!
――ありがとうございました!
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番組パーソナリティに花簪囲ろ葉さん、小宅悠一さん、ゲストに島田友樹さん、内藤大樹さんが登場します! なんと「けだものオネエ男子-甘美な誘惑、過激な独占欲-」に出演中の4名が勢ぞろい!
収録秘話やシナリオの一部生朗読が聴けるかも……? どうぞお楽しみに!!
>>『けだものオネエ男子-甘美な誘惑、過激な独占欲-』
>>ポケット★ドラマ公式サイト
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